Citrix Workspaceの利用を開始する

Citrix Cloudは、Citrix Workspaceをすぐに使い始めることができるように、段階的なガイド付きチュートリアルを提供します。チュートリアルでは、以下について学習します:

  • サポートされているIDプロバイダーを構成する
  • Citrix Cloudアカウントに管理者を追加する
  • 組織のワークスペースURLを構成する
  • エンドユーザー(ワークスペース利用者とも呼ばれます)のワークスペース認証方法を選択する
  • 新しいワークスペースにサービスを追加する

ここでは、チュートリアルの各手順で必要となる技術情報とリソースについて説明します。

手順1:ワークスペースチームを構築する

ワークスペースの展開を成功させるには、組織内の適切な人員とチームを関与させることが不可欠です。次の推奨される役割を使用して、エンドユーザーにワークスペースリソースを提供するための技術要件に対応できる人員を特定します。

  • セキュリティおよびネットワークのスペシャリスト:インターネット接続、Citrix Cloud Connectorの展開、ワークスペースへの安全なアクセス、エンドユーザー認証の要件が満たされていることを確認します。また、ワークスペースのテストでもこれらの役割を含めることで、エンドユーザーが正常に認証され、リソースにアクセスできることを確認できます。
  • ワークスペースおよびサービス管理者:Citrix Cloudにサインインし、ワークスペース構成設定を管理し、購入したサービスを管理する権限があります。また、ワークスペースのテストでもこれらの役割を含めることで、エンドユーザーが必要なリソースにアクセスできることを確認できます。
  • コミュニケーションマネージャー:Citrix Workspaceについて、およびワークスペースによって作業方法をどのように向上できるかについてエンドユーザーを教育します。
  • トレーニングコーディネーター:組織のエンドユーザーがワークスペースを日常業務の一部として使用できるようにトレーニングします。これには、非公式のトレーニングセッションやメールによるセルフサービスリソースが含まれる場合があります。
  • サポートスペシャリスト:ワークスペースリソースを提供するために使用しているインフラストラクチャを維持し、必要に応じてエンドユーザーをサポートし、展開後に問題をトラブルシューティングします。また、ワークスペースのテストでもこれらの役割を含めることで、エンドユーザーがリソースにアクセスできることを確認できます。

手順2:IDプロバイダーを構成する

Citrix Cloudは、ワークスペースリソースにアクセスするエンドユーザーを認証するために、さまざまなIDプロバイダーをサポートしています。チュートリアルのこの手順を完了すると、構成されたIDプロバイダーを「手順4:ワークスペースをカスタマイズする」のワークスペース認証方法として選択できます。

Citrix Workspaceで使用できるIDプロバイダーについて詳しくは、次の記事を参照してください:

  • IDプロバイダー:サポートされているIDプロバイダーと、それぞれの要件と構成手順へのリンク一覧。
  • 安全なワークスペース (Citrix Workspace):サポートされている各ワークスペース認証方法でのエンドユーザーのエクスペリエンスに関する概要。
  • Citrix Cloud Connector:IDプロバイダーとしてActive Directory、Citrix Gateway、またはOktaを選択した場合の要件、展開ガイダンス、および環境をCitrix Cloudに接続するための手順。

手順3:管理者を追加する

この手順では、手順1:ワークスペースチームを構築するで特定した技術担当者をCitrix Cloudアカウントの管理者として招待します。この手順では、ワークスペース構成へのアクセスや購入した個別サービスの管理など、各管理者のアクセスレベルを定義します。

Citrix Cloudへの管理者の追加とサービスのアクセスレベルについて詳しくは、次の記事を参照してください:

手順4:ワークスペースをカスタマイズする

この手順では、エンドユーザーがワークスペースへのアクセスに使用するワークスペースURLを確認します。必要に応じて、ワークスペースURLの最初の部分を変更して、会社名を適切に反映させることができます。手順については、「ワークスペースURL」を参照してください。

また、エンドユーザーがワークスペースにサインインするときに使用するワークスペース認証方法を選択します。認証方法のIDプロバイダーは、「手順2:IDプロバイダーを構成する」で構成済みです。Citrix Cloudメニューで [ワークスペース構成]>[認証] を選択し、使用するワークスペース認証を選択します。

手順5:サービスを統合する

これで、購入したサービスをCitrix Workspaceに追加する準備が整いました。最初に、エンドユーザーが必要とするリソースを提供できるようにサービスが構成されていることを確認します。詳細と手順については、次の記事を参照してください:

購入したサービスの構成後、「サービスの有効化と無効化」の手順に従って、エンドユーザーがワークスペースでこれらのリソースを表示してアクセスできることを確認します。

ワークスペースをテストする

ワークスペースURLを使用してワークスペースにサインインし、正常に認証できることを確認して、エンドユーザーが日常の作業を行うために必要なリソースにアクセスします。購入したサービスによっては、手順1:ワークスペースチームを構築するで特定した技術担当者が次のテストを行う場合があります:

  • Webブラウザーを使用して、およびコンピューターまたはモバイルデバイスでWorkspaceアプリを使用して、管理者および実際のエンドユーザーとしてワークスペースにサインインする
  • エンタープライズWebアプリやSaaSアプリを含む、アプリやデスクトップを起動して使用する
  • 登録済みモバイルデバイスを介してエンドポイントリソースにアクセスする
  • ワークスペースのCitrix Filesペインからフォルダーやファイルにアクセスする
  • ワークスペースの[操作]ペインを確認すると、マイクロアプリ統合によりエンドユーザーが利用できるアクションが表示される
  • ワークスペースの[操作]ペインから操作を完了して、マイクロアプリが組織のデータソースで機能していることを確認する

ワークスペースをエンドユーザーにロールアウトする

おめでとうございます。ワークスペースを実稼働させる準備が整いました。エンドユーザーは、Citrix Workspaceを使用して作業をより効果的に進める方法を次のリソースを通して学習できます:

手順1:ワークスペースチームを構築するで特定したコミュニケーションおよびトレーニングのスペシャリストは、これらのリソースを使用して認知度を高め、ワークスペースの価値を伝え、組織全体で支持者を確保し、Workspaceアプリに関するすぐに使えるガイドと使用手順を提供できます。また、企業内のテクニカルスペシャリストと協力して、エンドユーザーのフィードバックに対応し、ロールアウトプロセス全体で学んだ教訓を記録することもできます。