Linux Virtual Delivery Agent

DTLSによるユーザーセッションの保護

DTLS暗号化機能は、7.18リリースから完全にサポートされます。この機能はLinux VDAではデフォルトで有効になっています。詳しくは、「Transport Layer Security」を参照してください。

DTLS暗号化の有効化

アダプティブトランスポートが有効になっていることを確認する

Citrix Studioで、[HDXアダプティブトランスポート] ポリシーが [優先] または [診断モード] に設定されていることを確認します。

Linux VDAでSSL暗号化を有効にする

Linux VDAで、/opt/Citrix/VDA/sbinにあるenable_vdassl.shツールを使用して、SSL暗号化を有効または無効にします。このツールで使用できるオプションについては、/opt/Citrix/VDA/sbin/enable_vdassl.sh –hコマンドを実行してください。

注:

Linux VDAは、DTLS 1.0、DTLS 1.2、DTLS 1.3をサポートし、デフォルトでDTLS 1.2を使用します。Citrix Workspaceアプリで使用されているDTLSのバージョンを確認してください。Linux VDAとCitrix Workspaceアプリの両方で同じバージョンのDTLSが使用されている必要があります。Citrix WorkspaceアプリがDTLS 1.0のみをサポートしている場合(Citrix Receiver for Windows 4.11の場合など)は、enable_vdassl.shツールを使用して、SSLMinVersionTLS_1.0に、SSLCipherSuiteCOMまたはALLに設定します。

DTLSによるユーザーセッションの保護

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