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ログオン時の除外チェックを有効にする
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ログオン時の除外チェックを有効にする
ログオン時の除外チェックを有効にする機能は、ユーザーのログオン時に除外ファイルやフォルダーがユーザーストアのプロファイルに含まれている場合の、Profile Managementの挙動を制御します。デフォルトでは、この機能は無効になっています。
除外されたファイルとフォルダーは、[除外の一覧 - ファイル] ポリシーと [除外の一覧 - ディレクトリ] ポリシーにそれぞれ追加したファイルとフォルダーを参照します。ユーザーがログオフすると、Profile Managementは除外されたファイルとフォルダーをユーザーストアに同期しません。ただし、除外の一覧に追加する前に、除外されたファイルとフォルダーがユーザーストアに存在する場合があります。[ログオン時の除外チェックを有効にする] ポリシーにより、Profile Managementでこれらのファイルとフォルダーを無視したり、ユーザーがログオンしたときにそれらをユーザーストアから削除したりできます。
この機能を使用するには、次の手順を実行します:
- グループポリシー管理エディターを開きます。
- [コンピューターの構成]>[ポリシー]>[管理用テンプレート:ポリシー定義(ADMXファイル)]>[Citrixコンポーネント]>[Profile Management]>[ファイルシステム] で、[ログオン時の除外チェック] ポリシーをダブルクリックします。
- [有効]をクリックします。
- ドロップダウンメニューのオプションを選択します。デフォルトでは、[除外されたファイルまたはフォルダーを削除] が選択されています。
- [OK]をクリックします。
この機能には、次の3つのオプションがあります:
- 除外されたファイルまたはフォルダーを削除。ユーザーのログオン時に、除外されたファイルとフォルダーをユーザーストアから削除します。
- 除外されたファイルまたはフォルダーを無視。ユーザーのログオン時に、ユーザーストアから除外されたファイルとフォルダーを無視します。
- 除外されたファイルまたはフォルダーを同期。ユーザーのログオン時に、ユーザーストアから除外されたファイルとフォルダーをローカルプロファイルと同期します。
警告:
[除外されたファイルまたはフォルダーを削除] を選択すると、Profile Managementは除外されたファイルやフォルダーをユーザーストアから完全に削除します。除外されたファイルおよびフォルダーを再び含めると、Profile Managementはユーザーがログオンした時に、これらのファイルやフォルダーをローカルでキャッシュしたプロファイルから再度削除します。
変更を適用するには、コマンドプロンプトからgpupdate /force
コマンドを実行します。いったんログオフしてから再度ログオンします。詳しくは、https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/administration/windows-commands/gpupdateを参照してください。
INIファイルを使用してログオン時の除外チェックを有効にするには、以下を行います:
- Profile Management .iniファイルを開きます。.iniファイルについて詳しくは、「Profile ManagementのINIファイルについて」を参照してください。
- [全般設定]セクションで、EnableLogonExclusionCheckアイテムを追加します。
- 以下のようにEnableLogonExclusionCheckアイテムの値を設定します:
- ユーザーストアからの除外一覧に指定されたファイルやフォルダーを無視するには、値を「1」に設定します。次に例を示します:EnableLogonExclusionCheck=1。
- ユーザーストアからの除外一覧に指定されたファイルやフォルダーを削除するには、値を「2」に設定します。次に例を示します:EnableLogonExclusionCheck=2。
- チェックを無効にするには、値を「0」に設定します。次に例を示します:EnableLogonExclusionCheck=0。
- Profile Management .iniファイルを保存して閉じます。
- この変更を有効にするには、
gpupdate /force
コマンドを実行します。
構成の優先順位:
- この設定がグループポリシーオブジェクト(GPO)で構成されていない場合、INIファイルの値が使用されます。
- この設定をGPO内でもINIファイル内でも構成しない場合、このポリシーは無効になります。
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