Product Documentation

計画の実行

Feb 26, 2018

フェーズ1:新しいファイルサーバーを構成する

クロスプラットフォーム設定(\\FileServ3)を管理し、2k12_Farm(\\FileServ2)のプロファイルを保存するために、NewDomainにファイルサーバーをセットアップします。

この場合、プロファイルおよびクラスプラットフォーム設定に対しては別のファイルサーバーをセットアップするようにします。 このことは必ずしも必須ではありませんが、これによって簡単にクロスプラットフォーム設定のサーバーを使用できるようにできます。たとえばプロファイルサーバーはDFS名前空間を使用するなど設計が異なっているため、実装には時間がかかることがあります。

両方の場合とも、サーバー共有は共有フォルダー上の移動ユーザープロファイルに対する推奨セキュリティに従ってセットアップされます。 詳しくは、 http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc757013(WS.10).aspxを参照してください。

フェーズ2:2k8_FarmのマシンをProfile Management 5.0にアップグレードする

この手順については、 「 Profile Managementのアップグレード」を参照してください。

フェーズ3:展開する定義ファイルを選択する

多数の構成ファイル (つまり、 定義ファイル )がMicrosoft Office、Internet Explorer、Windowsの壁紙に対して供給されています。

重要:Citrixの担当者から指示があるまでは、これらのファイルを更新しないでください。

展開に関連する構成ファイルを選択し、これらのファイルのみを\\FileServ3\CrossPlatform\Definitionsにコピーします。 この例では、Office 2007.xmlだけをコピーします。

フェーズ4:2k8_FarmのマシンをProfile Management 5.0向けに構成する

アップグレードが完了したら、次の構成を変更してクロスプラットフォーム設定機能を(部分的に)有効にします。 この段階では、\\FileServ3\CrossPlatformのみを使用できるようにする必要がある、という点に注意します。
ポリシー
ユーザーストアへのパス \\FileServ1\Profiles\#sAMAccountName#\%ProfVer% 変更なし。 このパスはOldDomainユーザーによってのみ使用されるため、NewDomainユーザーをサポートするために変更する必要はありません。
クロスプラットフォーム設定の有効化 有効  
クロスプラットフォーム設定ユーザー グループ 無効 すべてのユーザーグループが処理されます。
クロスプラットフォーム定義へのパス \\FileServ3\CrossPlatform\Definitions 定義ファイルが置かれている場所です。
クロスプラットフォーム設定ストアへのパス \\FileServ3\CrossPlatform\Store\%USERNAME%.%USERDOMAIN% クロスプラットフォーム設定ストアは両方のドメインのユーザーによって共有されるため、%USERNAME%および%USERDOMAIN%の両方をパスで指定する必要があります。
クロスプラットフォーム設定を作成するためのソース 有効 これにより、NewDomainのリソースに対するアクセスをユーザーに提供する前に、OldDomainからのクロスプラットフォーム設定を使用してクロスプラットフォーム設定ストアを初期化できます。

マシンのログオンスクリプトに対する変更は必要ありません。

フォルダーのリダイレクトポリシーに対する変更は必要ありません。

これでOUの2k8_Farmを実行する準備ができました。 ユーザーがログオンすると、Profile Managementは定義ファイルOffice 2007.xmlで指定された設定をクロスプラットフォーム設定ストアにコピーします。

フェーズ5:2k12_Farmのマシンを準備する

この時点で、ファイルサーバーは2k8_Farmでセットアップされています。次は、XenDesktopサイトを構築します。 Windows 7 XenDesktop仮想デスクトップの実行中に、Profile Management 5.0をインストールします。 これに適した構成は次のとおりです。
ポリシー
ユーザーストアへのパス \\FileServ2\Profiles\%USERNAME%.%USERDOMAIN%\%ProfVer% このファイル共有は両方のドメインのユーザーにより使用されるため、ドメイン情報を含めることも重要となります。
アクティブ ライト バック 無効
クロスプラットフォーム設定の有効化 有効  
クロスプラットフォーム設定ユーザー グループ 無効 すべてのユーザーグループが処理されます。
クロスプラットフォーム定義へのパス \\FileServ3\CrossPlatform\Definitions 定義ファイルが置かれている場所です。 この設定は、2k8_Farmの設定と一致する必要があります。
クロスプラットフォーム設定ストアへのパス \\FileServ3\CrossPlatform\Store\%USERNAME%.%USERDOMAIN% クロスプラットフォーム設定ストアは両方のドメインのユーザーによって共有されるため、%USERNAME%および%USERDOMAIN%の両方をパスで指定する必要があります。 この設定は、2k8_Farmの設定と一致する必要があります。
クロスプラットフォーム設定を作成するためのソース 無効 クロスプラットフォーム設定ストアのプロファイルデータの初期セットアップにNewDomainの設定が使用されるのを防ぎます。 OldDomainの設定を優先させることができます。

システム環境変数%ProfVer%を設定するマシンのログインスクリプトは、OUのすべてのマシン上で実行します。

マシンの種類 %ProfVer%
Windows 2012上のXenAppサーバー Win2012x64 これはこの時点では必要ありませんが、64ビットサーバーを使用するときに必要となります。 詳しくは、「 その他の考慮事項 」を参照してください。
Windows 7デスクトップ Win7 Windows 7の32ビットおよび64ビットの両方のバージョンが展開されている場合、それぞれに個別のプロファイルを設定することをお勧めします。このため、%ProfVer%を各プラットフォームでそれぞれ構成する必要があります。

OldDomainのユーザーのjohn.smithは、Windows 7デスクトップの場合は\\FileServ2\Profiles\ john.smith.OldDomain\Win7に、XenAppサーバーの場合は\\FileServ2\Profiles\ john.smith.OldDomain\Win2012x64にプロファイルがあります。

NewDomainのユーザーのwilliam.brownは、Windows 7デスクトップの場合は\\FileServ2\Profiles\ william.brown.NewDomain\Win7に、XenAppサーバーの場合は\\FileServ2\Profiles\william.brown.NewDomain\Win2012x64にプロファイルがあります。

一方、フォルダーのリダイレクトはグループポリシーを使ってセットアップします。 ドメインは Windows Server 2012をベースとしているので、<グループポリシーオブジェクト名> [ユーザーの構成][ポリシー][Windowsの設定] [フォルダーのリダイレクト]の順に選択して、フォルダーのリダイレクトを設定します。

ポリシー
お気に入り \\FileServ2\Redirected\%USERNAME%.%USERDOMAIN%\Favorites
マイドキュメント \\FileServ2\Redirected\%USERNAME%.%USERDOMAIN%\Documents
フォルダーのリダイレクトのパスに、%USERDOMAIN%が追加されている点に注目します。 このポリシーはNewDomainのユーザーに対してのみ適用されるため、これは必須ではありませんが、後でOldDomainユーザーを同じサーバーに移行するときに役立つ可能性があります。 これでOldDomainのユーザーは、フォルダーを\\FileServ1にリダイレクトするOldDomainのフォルダーのリダイレクトポリシーを引き続き使用します。

フェーズ6:テストを実行する

テストは2つの段階で実行します。

  1. NewDomainのユーザーに対するプロファイルデータが正常に機能しているかテストします。 これらのユーザーは、クロスプラットフォーム設定ストアではデータをセットアップしません。 [クロスプラットフォーム設定を作成するためのソース]ポリシーが無効に設定されているため、プロファイルの変更は、OldDomainには適用されません。
  2. OldDomainの少人数のユーザーでテストを実行します。 最初にユーザーがログオンするときに、クロスプラットフォーム設定データがそのプロファイルにコピーされます。 以降のログオンでは、一方のドメインに対する変更がもう一方のドメインにコピーされます。 OldDomainのユーザーがNewDomainにログオンし、(OldDomainがProfile Management 5.0にアップグレードされて以降、ユーザーがOldDomainのプロファイルを使用していないために)プロファイルデータがない場合は、クロスプラットフォーム設定ストアは更新されません。 ドメイン間で設定を移動する前に、このトピックで説明された構成を使ってユーザーはOldDomainにログオンする必要があります。 これにより、(数年にわたって作成された可能性がある)ユーザー設定がNewDomainのデフォルトの設定によって上書きされることがないようにできます。