プロファイルについて

Windowsユーザープロファイルとは、フォルダー、ファイル、レジストリ設定、および特定のユーザーアカウントでログオンするユーザーの環境を定義する構成設定のコレクションです。これらの設定は、管理者の構成によってはユーザーがカスタマイズできる場合があります。カスタマイズできる設定例としては次の項目があります:

  • 壁紙やスクリーンセーバーなどのデスクトップ設定
  • ショートカットや[スタート]メニュー設定
  • Internet Explorerのお気に入りやホームページ
  • Microsoft Outlookの署名
  • プリンター

一部のユーザー設定やデータはフォルダーのリダイレクト機能によりリダイレクトすることができます。フォルダーのリダイレクト機能を使用しない場合は、ユーザープロファイル内にこれらの設定が格納されます。

プロファイルの種類

Windowsには、次のような複数の種類のプロファイルがあります:

プロファイルの種類 ストレージの場所 構成場所 アプリケーション 変更の保存の可否
ローカル ローカルデバイス ローカルデバイス ローカルデバイスのみ
移動 ネットワーク Active Directory アクセスされる任意のデバイス
固定(固定移動) ネットワーク Active Directory アクセスされる任意のデバイス 不可
一時 該当なし 該当なし ローカルデバイスのみ 不可

一時プロファイルは、特定の種類のプロファイルを割り当てられない場合にのみ使用されます。固定プロファイルを除き、通常はユーザーごとにプロファイルが存在します。また固定プロファイルでは、ユーザーはカスタム設定を保存できません。

リモートデスクトップサービスのユーザーの場合、特定の移動プロファイルまたは固定プロファイルを割り当てて、リモートデスクトップサービスセッションやローカルセッション内でユーザーに同じプロファイルが割り当てられる場合に発生する問題を避けることができます。

プロファイルのバージョン

Microsoft Windowsユーザープロファイルのバージョンは次のとおりです:

  • Version 5 - Windows 10
  • Version 4 - Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2
  • Version 3 - Windows 8およびWindows Server 2012
  • Version 2 - Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、およびWindows Server R2
  • Version 1 - Windows VistaおよびWindows Server 2008以前のオペレーティングシステム

MicrosoftのVersion 1プロファイルのフォルダー構造(または名前空間)はほぼ相互交換可能です。たとえば、Windows XPおよびWindows Server 2003上のフォルダーはほとんど同じです。同じように、Version 2プロファイルのフォルダー構造は、ほぼ相互交換可能です。

ただし、Version 1と以降のプロファイル間では名前空間が異なります。プロファイルのフォルダー構造は後継のオペレーティングシステムで変更されており、ユーザーデータおよびアプリケーションデータに対して分離されたユーザー特定のフォルダーが使用されます。Version 1プロファイルはデータをルートフォルダーのDocuments and Settingsに保存します。Version 2プロファイルは、データをUsersというより直感的な名前のフォルダーに保存します。たとえば、Windows VistaのAppData\Localフォルダーの内容は、Windows XPのDocuments and Settings\<username>\Local Settings\Application Dataフォルダーの内容と同じです。

Version 1プロファイルと以降のプロファイルの違いについて詳しくは、Managing Roaming User Data Deployment Guideを参照してください。

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