Profile ManagementとCitrix Virtual Desktops

重要:Citrix Virtual Desktopsに統合されているProfile Management機能を使用することをお勧めします。詳しくは、 Citrix Virtual Desktopsドキュメントを参照してください。このトピックでは、これとは異なる展開環境、つまりCitrix Virtual Desktopsとは別個にインストールおよび構成されたProfile ManagementコンポーネントをCitrix Virtual Desktopsと組み合わせて使用する環境について説明します。

Citrix Virtual Desktops展開環境でのProfile Managementのインストールとアップグレード

Profile Managementエンドユーザーライセンス契約(EULA)に同意すると、Citrix Virtual Desktops環境でこのバージョンのProfile Managementを使用することができます。このEULAに同意すると、Citrix Virtual Desktops環境でProfile ManagementをCitrix Virtual Appsと一緒に使用することもできます。

Citrix Virtual Desktops展開でProfile Managementをアップグレードする場合、「Profile Managementのアップグレード」で説明されているようにログファイルの場所の影響を考慮します。

Citrix Virtual Desktopsの簡易展開セットアップの場合、推奨事項については「構成上の判断」を参照してください。

Citrix Virtual Desktops展開環境でのProfile Managementの構成

ロールアウトするイメージ上でProfile Managementが適切に構成されていない場合、グループポリシーが適用される前にProfile Managementサービスが起動してしまいます。これを避けるには、実稼働環境にイメージを配置する前に、このドキュメントで説明されている手順に従って構成を実行します。

重要:(複数の仮想デスクトップによって共有できるデータを含んでいるフォルダーなど)複数のユーザーによって共有されているフォルダーの包含および除外はサポートされていません。

Personal vDisk展開環境でのProfile Managementの構成

Citrix Virtual DesktopsのPersonal vDisk機能を使用する場合、デフォルトではCitrixユーザープロファイルはPersonal vDiskのP:ドライブに保存されます。プロファイルはユーザーのC:ドライブに保存されません。しかし、Profile ManagementはC:ドライブ上でプロファイルを検索しようとします。そのため、Virtual Desktop Agentのインストールまたはアップグレード時にマスターイメージ上のレジストリを修正する必要があります。また、Personal vDisk上の領域が解放されたため、マスターイメージ上のアプリケーションに対するデフォルトの割り当てディスクスペースを増やすことをお勧めします。これらの修正方法については、Citrix Virtual Desktopsの管理についてのドキュメントを参照してください。

Personal vDiskにプロファイルのコピーが残っている間は、ユーザーストア内のコピーを削除しないでください。これを削除するとProfile Managementでエラーが発生し、仮想デスクトップへのログオンに一時プロファイルが使用されることになります。詳しくは、「よくある問題のトラブルシューティング」の「ユーザーが新しいまたは一時的なプロファイルを受け取る」を参照してください。

Metroアプリ

Citrix Virtual Desktops環境では、Windowsストアアプリ(「Metroアプリ」とも呼ばれます)は専用デスクトップおよびPersonal vDiskを使用するデスクトップでサポートされ、ほかの種類のデスクトップではサポートされません。

Metroアプリでは、単一ユーザーによる専用デバイス上での使用が想定されています。Citrixユーザープロファイルを含む、いずれの種類の移動プロファイルとも連携するようには設計されてはいません。ユーザーがデスクトップ上のMetroアプリを必要とする場合、専用デスクトップ上でプロファイルを作成して、ログオフ時にそのプロファイルを保持することを推奨します。ユーザーは、このデスクトップ上でのみアプリケーションアクセスするようにする必要があります。ユーザーストアにプロファイルを作成するいずれのほかのデスクトップ上のMetroアプリも使用できません。

次の場合、Metroアプリは動作しません:

  1. (Citrixユーザープロファイルなど)任意の種類の移動プロファイルを含むプールされたマシン(ランダム、静的、またはRDS)にユーザーがアクセスする場合
  2. ユーザーがPersonal vDiskで専用デスクトップにアクセスするが(推奨される解決策)、プロファイルがほかのデスクトップで既に作成されている場合

このような場合、ユーザーが現在のセッションにアプリケーションをインストールできるようにする一時的な修正手段があります。その修正手段とは、Microsoftの推奨事項に従って[Allow deployment operations in special profiles]ポリシーを有効にすることです。このポリシーは、グループポリシー管理エディターの[コンピューターの構成]、[ポリシー]、[管理用テンプレート]、[Windowsコンポーネント]の順に選択すると表示される、[App Package Deployment]にあります。ただし、これによりユーザーがログオンするたびにアプリケーションをインストールしなければならなくなります。

Citrix Virtual Desktopsの設定例

このトピックでは、一般的なCitrix Virtual Desktops展開で使用されるProfile Managementのポリシー設定について説明しています。Windows 7仮想デスクトップはCitrix Provisioning Servicesで作成され、複数のユーザーによって共有されます。この例では、プール(ランダム)カタログから作成されてログオフ時に削除されるデスクトップは静的ワークステーション(非モバイルラップトップ)での使用を目的としており、Personal vDiskは使用されません。

特にポリシーの記述がない箇所については、グループポリシーでの選択またはエントリがないか、デフォルトの設定が適用されます。

以下の点に注意してください:

  • ユーザーストアへのパス - Profile Management変数をユーザーストアへのパスに組み込むことができます。この例では、パスが処理される際にWin7およびx86にそれぞれ拡張する!CTX_OSNAME!および!CTX_OSBITNESS!を使用しています。またユーザー名を指定するため、Active Directory属性の#sAMAccountName#も使用されています。
  • ログオフ時にローカルでキャッシュしたプロファイルの削除 - デスクトップはPersonal vDiskを含まず、ユーザーのログオフ時に削除されるため、このポリシーを無効にしても問題はありません。そのため、ローカルでキャッシュしたプロファイルは保存する必要がありません(デスクトップがログオフ時に削除されなかった場合は、このポリシーを有効にする必要があります)。
  • プロファイルストリーム配信 - この設定を有効にすると、この展開におけるログオン時間が向上します。
  • アクティブライトバック - このポリシーを有効にする理由は、この展開内のプールデスクトップは一時的にユーザーに割り当てられているにすぎないからです。したがって、ユーザーはプロファイルを変更するかもしれませんし、デスクトップセッションを閉じるのを忘れるかもしれません(両方の場合もあります)。この設定を有効にすると、プロファイル内のローカルファイルの変更はログオフ前にユーザーストアにミラー化されます。

:アクティブライトバックポリシーを有効化した場合、1セッションで大量のファイル操作(ファイル作成、ファイルコピー、ファイル削除など)を行うと、システムI/Oアクティビティの増大が引き起こされ、Profile Managementがファイルの変更をユーザーストアに同期させる際に、一時的にパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。

  • ローカル管理者のログオン処理 - ほとんどのユーザーがローカル管理者となるCitrix Virtual Desktops展開に対しては、この設定を有効にすることをお勧めします。
  • 処理グループ - すべてのドメインユーザーのプロファイルはProfile Managementにより管理されます。
  • 除外の一覧 - ディレクトリ(ファイルシステム)および除外の一覧(レジストリ) - これらの設定により、一覧内の一時またはキャッシュされたファイルおよび一覧内のレジストリエントリが処理されるのを防ぎます。これらのファイルおよびエントリは一般的にはユーザープロファイルに保存されます。
  • 同期するディレクトリおよび同期するファイル - ユーザーのアプリケーションデータが保存される場所に関する情報を使ってこの設定を定義します。

重要:Citrix Virtual Desktops の展開は多種多様です。そのため、設定したProfile Managementポリシーは、この例のものとは異なってくる場合があります。設定を計画するには、「 構成上の判断」の説明に従ってください。

Citrix/Profile Management

  • Profile Managementの有効化

有効

  • 処理済みグループ

MyDomainName\Domain Users

ユーザー ストアへのパス

\\MyServer.MyDomain\MyUserStore\#sAMAccountName#\!CTX_OSNAME!_!CTX_OSBITNESS!

  • アクティブライトバック

有効

  • ローカル管理者のログオン処理

有効

Citrix/Profile Management/プロファイル制御

  • ログオフ時にローカルでキャッシュしたプロファイルの削除

無効

Citrix/Profile Management/上級設定

  • ログオフ時にインターネットCookieファイルを処理

有効

Citrix/Profile Management/ファイルシステム

  • 除外の一覧 - ディレクトリ

$Recycle.Bin

AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files

AppData\Local\Microsoft\Outlook

AppData\Local\Temp

AppData\LocalLow

AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu

AppData\Roaming\Sun\Java\Deployment\cache

AppData\Roaming\Sun\Java\Deployment\log

AppData\Roaming\Sun\Java\Deployment\tmp

Citrix/Profile Management/ファイルシステム/同期

  • 同期するディレクトリ

AppData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Dazzle Apps

  • ミラーリングするフォルダー

AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Cookies

Citrix/Profile Management/ストリーム配信されるユーザープロファイル

  • プロファイルストリーム配信

有効