Profile Management

導入計画

Profile Management展開を計画するためには、自分の環境やユーザーに適した構成を形成する一連のポリシー設定を決定します。自動構成機能を使用すると、このCitrix Virtual Desktops展開に関する意思決定が一部簡素化されます。あらゆる展開環境でこの重要なタスクを実行する手順については、「構成上の判断」を参照してください。

構成を決定したら、それをレビューおよびテストします。一般的に、展開は次の操作を実行することで構成されます:

  1. ユーザーストアの作成
  2. Profile Managementのインストール
  3. Profile Managementの有効化

INIファイルによるパイロットスタディの計画

以下の情報は、パイロットスタディまたは評価においてProfile ManagementのINIファイルを使用するときに役立つ情報を提供することを目的としています。

重要:評価目的でINIファイル(UPMPolicyDefaults_all.ini)を使用する予定である場合は、実稼働環境でグループポリシー(GP)を使用する前にファイルの名前を変更します。たとえば、ファイルの名前をUPMPolicyDefaults_all_old.iniに変更します。ファイルの名前を変更することにより、評価目的で使用したときに指定した設定を適用せずに、実稼働設定のみを確実に適用できます。

ファイルの名前を変更しない場合、Profile Managementがグループポリシーで構成されていない設定に対してファイルを調査し、またデフォルトではない設定が見つかるとそれを採用します。つまり望まない設定が適用されるという危険性を取り除くには、実稼働環境で使用するすべての設定についてはINIファイルではなくグループポリシーを使って構成します。

INIファイルにはADMおよびADMXファイルと同じポリシーが含まれていますが、それらのポリシーには別の名前が付いています。GP内のポリシーの名前に詳しく、INIファイルを使用したパイロットスタディを計画している場合は、「Profile Managementのポリシー」の表を使用してポリシー名を比較します。

INIファイルの展開について詳しくは、「Profile Managementのアップグレード」および「ローカルのグループポリシーオブジェクトによるProfile Managementのテスト」を参照してください。

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