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シナリオ2 - 複数のフォルダーターゲットおよびレプリケーション

Feb 26, 2018

「ローカルNUSを使用できない場合、ユーザーがプロファイルデータを社内ネットワークのどこかにあるバックアップの場所から取得できるようにする」 ユーザーがバックアッププロファイルに変更を加えた場合は、優先NUSを再度使用できるようになった際にその変更をそこに適用する必要があります。

このシナリオの基本要件は、ネットワーク上のプロファイルに対する代替の場所を提供することです。 ユースケースには、ネットワークインフラストラクチャの部分的な障害や、またはフェールオーバークラスターなどフォルダーターゲットを全く使用できないケースがあります。

考慮すべきオプションとしては、複数フォルダーターゲットの使用およびDFSレプリケーションの使用があります。

オプション1 - 複数のフォルダーターゲットに対する照会

参照が必要な情報

DFS名前空間の調整については、 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc771083(WS.10).aspxを参照してください。

このオプションについて

照会は、ユーザーデバイスにより順番に試されるターゲットを順序指定した一覧です。 これはソフトウェアライブラリなど、ターゲットが読み取り専用となっているシナリオを対象に設計されています。 ターゲット間にはリンケージがないため、プロファイルでこの手法を使用すると、同期できない複数のプロファイルが作成されことがあります。

ただし、順序の指定方法と照会内のターゲットに対するターゲットの優先順位の両方を定義することができます。 適切な順序の指定方法を選択すれば、すべてのユーザーセッションにおいて一貫性のあるターゲットの選択が実行されるように思われます。 しかし実際には、ユーザーデバイスのすべてが同じサイト内にある場合でさえも、サイト内ルーティングの問題は異なるセッションにより選択されている異なるターゲットに帰着するという結果になります。 この問題は、デバイスキャッシュ照会時にさらに悪化することとなります。

重要:このオプションはProfile Management展開には適しておらず、また一般的にはサポートされていません。 しかしながら、単一セッションのみ実行が保障され、 [アクティブライトバック]が無効となっている一部の特殊な展開ではファイルの複製が使用されています。このような特殊なケースについては、Citrix Consulting Serviceまでご連絡ください。

オプション2 - 分配ファイルシステムレプリケーション

参照が必要な情報

このオプションの実装

DFSレプリケーションにより、制限された帯域幅ネットワーク接続間でのフォルダー同期が実行されます。 これにより、単一の名前空間フォルダー定義が参照する複数のフォルダーターゲットを同期するため、オプション1の問題が解決されるように見えます。 実際、フォルダー定義にターゲットとしてフォルダーを追加すると、レプリケーショングループに属するものとしてそれを指定できます。

考慮すべきレプリケーションの形式には次の2つがあります:
  • 一方向レプリケーション(またはアクティブ/パッシブレプリケーション)は、安全なレポジトリに重要データをバックアップします。 これは、たとえば障害復旧サイトのメンテナンスに適しています。 これはパッシブターゲットが照会に対して無効である限りはProfile Managementと連携させることでき、障害復旧計画が実行される際にのみ呼び出されます。
  • 双方向レプリケーション(アクティブ/アクティブレプリケーション)は、グローバルな共有データ間に対するローカル読み取り/書き込みアクセスを提供します。 ここでは、即時レプリケーションは必須ではありません。 共有データはあまり変更されることがありません。
    重要: アクティブ/アクティブDFSRはサポートされません。

データが複製される頻度はスケジュールで定義します。 頻度スケジュールは、CPUおよび帯域幅の両方により集中していますが、速やかな更新を保証するものではありません。

操作における様々な点において、(共有)ユーザーストアへ更新を統合するために、Profile Managementでは特定のファイルがNUSでロックされる必要があります。 一般的に、これらの更新はセッションの開始時と終了時、またアクティブライトバックが有効な場合はセッションの途中に実行されます。 分配ファイルロックはDFSレプリケーションによりサポートされないため、Profile ManagementはNUSとしてターゲットを1つしか選択できません。 これにより双方向レプリケーション(アクティブ/アクティブレプリケーション)の利点が大幅に損なわれるため、Profile Managementには適しておらず、またサポートされていません。 一方向レプリケーション(アクティブ/パッシブレプリケーション)は、障害復旧システムの一部としてのみProfile Managementに適しています。 そのほかの使用には適していません。