複数のファイルサーバー上のCitrixユーザープロファイルの共有

地理的に同じ場所にいるすべてのユーザーを網羅する単一のファイルサーバー上にユーザーストアがあるというのが、Profile Managementの最も簡素な実装です。このトピックでは、複数ファイルサーバーを伴うより分散された環境について説明します。高度に分散された環境については、「Profile Managementでの高可用性と障害復旧」を参照してください。

注:割り当てによりデータ損失が引き起こされ、プロファイルをリセットする必要があるため、ユーザーストアに対するサーバー側のファイル割り当ては無効にします。サーバー側のファイルの割り当てが有効になっている別のボリュームに対してフォルダーのリダイレクトを実行し、プロファイルで保持する個人データ(ドキュメント、音楽、およびピクチャなど)の量を制限します。

ユーザーストアを複数のファイルサーバーに配置できます。これは多数のプロファイルをネットワーク間で共有する必要がある大規模な展開環境で有用です。Profile Managementはユーザーストアを単一の設定、ユーザーストアへのパスで定義します。この設定に属性を追加して複数ファイルサーバーを定義します。Active Directoryのユーザースキーマで定義されているLDAP属性を使用することができます。詳しくは、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms675090(VS.85).aspxを参照してください。

ユーザーが異なる都市にある学校にいると仮定し、これを示すために#l#属性(locationのLの小文字)が構成されます。都市は、ロンドン、パリ、マドリッドであるとします。次のように、ユーザーストアへのパスを構成します:

\\#l#.userstore.myschools.net\profile\#sAMAccountName#\%ProfileVer%\

パリ(Paris)の場合は、これを次のようにします:

\\Paris.userstore.myschools.net\profile\JohnSmith\v1\

次に使用できるサーバー間でそれぞれの都市に分割します。たとえば、DNSでParis.userstore.myschools.netをセットアップしてサーバー1を指定するようにします。

この方法で任意の属性を使用する前に、その値をすべてチェックします。値は、サーバー名の一部として使用できる文字のみを含む必要があります。たとえば、#l#の値はスペースまたは非常に長いものである可能性があります。

#l#属性を使用できない場合、同様のパーティション化を実行する#company#または#department#などほかの属性に対するADユーザースキームを調べます。

また、カスタム属性を作成できます。システム内部ツールであるActive Directory Explorerを使って、特定のドメインに対してどの属性が定義されているかを見分けます。Active Directory Explorerはhttp://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb963907.aspxで入手できます。

注:プロファイルまたはサーバーの識別には、%homeshare%などの環境変数を使用しないでください。Profile Managementはシステム環境変数を認識しますが、ユーザー環境変数は認識しません。ただし、関連Active Directoryプロパティである#homeDirectory#は使用できます。そのため、ユーザーのHOMEディレクトリと同じ共有上にプロファイルを保存する場合は、ユーザーストアのパスを#homeDirectory#\profilesとして設定します。

ユーザーストアに対するパスでの変数の使用については、次のトピックで説明しています:

複数のファイルサーバー上のCitrixユーザープロファイルの共有

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