StoreFront

システム要件

インストールを計画する時に、サーバーにインストールされているその他の製品の要件に加えて、StoreFront用に少なくとも2GBのRAMを使用できるかどうかを確認してください。サブスクリプションストアサービスでは、5MB以上の空きディスク領域が必要です。さらに、アプリケーションのサブスクリプション1000個について約8MBが必要になります。他のすべてのハードウェア仕様は、インストールされているオペレーティングシステムの要件を満たしている必要があります。

注:

製品終了(EOL)になった古い最新リリースから最近の最新リリースへのアップグレードはサポートされていません。詳しくは、CTX200356を参照してください。

Citrix社では、以下のプラットフォームへのStoreFrontのインストールがテストされており、サポートが提供されます。

  • Windows Server 2019のDatacenter、およびStandardエディション
  • Windows Server 2016のDatacenter、およびStandardエディション
  • Windows Server 2012 R2のDatacenter、およびStandardエディション

StoreFrontが動作するサーバー上のオペレーティングシステムをアップグレードすることはサポートされていません。新しくインストールしたオペレーティングシステムにStoreFrontをインストールすることをお勧めします。複数サーバーの展開環境の各サーバーでは同じバージョンのオペレーティングシステムが動作しており、ロケール設定が同一である必要があります。

StoreFrontサーバーグループ内でオペレーティングシステムのバージョンやロケール設定が異なるサーバーを混在させることはサポートされていません。StoreFrontサーバーグループには最大で6つのサーバーを追加できますが、シミュレーションでは4つ以上のサーバーをグループに追加しても顕著なキャパシティの向上は確認されていません。理想的には、サーバーグループ内のすべてのサーバーは同じ場所(データセンター、アベイラビリティゾーン)に存在する必要がありますが、グループ内のサーバー間のリンクが遅延の最小基準を満たしていれば、サーバーグループは同じリージョン内の場所に分散できます。「スケーラビリティ」を参照してください。

StoreFrontをインストールする前に、Windows PowerShell(バージョン4.0以降)およびMicrosoft管理コンソール(バージョン3.0以降)をWebサーバーにインストールする必要があります。これらは両方ともWindows Serverのデフォルトのコンポーネントです。

StoreFrontインストーラーは、StoreFrontをインストールする前に次の前提条件がインストールされ有効になっていることを確認します。デフォルトでは、これらの前提条件はOSごとの機能パッケージとして提供されます。StoreFrontインストーラーがこれらの前提条件のいずれかが満たされていない、または無効になっていることを検出した場合、自動的にインストールされ有効になります。

  • Microsoft .NET Framework(バージョン4.5.1以降)
  • Microsoft ASP.NET(バージョン4.5以降)
  • Microsoft Visual C++ 2017(x64)ランタイム(v141)
  • Microsoftインターネットインフォメーションサービス(IIS)

    IISはWebサーバーの「Windows Server」役割によって追加されます。バージョンは選択したオペレーティングシステムによって異なります。StoreFrontインストーラーは次のIIS役割を追加します:

    • Web-Static-Content
    • Web-Default-Doc
    • Web-Http-Errors
    • Web-Http-Redirect
    • Web-Http-Logging
    • Web-Mgmt-Console
    • Web-Scripting-Tools
    • Web-Windows-Auth
    • Web-Basic-Auth
    • Web-AppInit
    • Web-Asp-Net45
    • Net-Wcf-Tcp-PortSharing45

    StoreFrontのIISでの相対パスが、サーバーグループ内のすべてのサーバーで同じである必要があります。

StoreFrontでは、以下の通信ポートが使用されます。ファイアウォールやほかのネットワークデバイスで、これらのポートへのアクセスが許可されることを確認してください。

  • TCPポート80および443は、それぞれHTTPおよびHTTPS通信で使用されます。これらのポートは、社内ネットワーク内部および外部からアクセスできる必要があります。
  • TCPポート808は、StoreFrontサーバー間の通信で使用されるため、アクセスできる必要があります。
  • サーバーグループ内のStoreFrontサーバー間の通信では、すべての未割り当てTCPポートからランダムに選択されるポートが使用されます。StoreFrontのインストール時に構成されるWindowsファイアウォール規則により、StoreFrontの実行可能ファイルへのアクセスが有効になります。ただし、その時に使用されるポートはランダムに選択されるため、内部ネットワーク上のファイアウォールやほかのネットワークデバイスで、すべての未割り当てTCPポートへのトラフィックがブロックされないことを確認する必要があります。
  • HTML5向けCitrix WorkspaceアプリまたはCitrix ReceiverおよびCitrix Workspaceアプリのサポート対象バージョンが有効な場合、内部ネットワーク上のローカルユーザーからデスクトップやアプリケーションを提供するサーバーへの通信でTCPポート8008が使用されます。

StoreFrontでは、ピュアIPv6ネットワークおよびデュアルスタックIPv4/IPv6環境の両方がサポートされます。

Microsoft SQL Serverを使用したサブスクリプションデータの保存

必要に応じて、Microsoft SQL Serverを使用したサブスクリプションデータの保存を行うこともできます。StoreFrontでこのオプションがサポートされるMicrosoft SQL Serverバージョンは、Citrix Virtual Apps and Desktopsでデータベースに関してサポートされるMicrosoft SQL Serverバージョンと同じです。Citrix Virtual Apps and Desktopsの「システム要件」の「データベース」セクションを参照してください。

インフラストラクチャの要件

Citrixでは、以下のCitrixインフラストラクチャ製品でのStoreFrontの使用がテストされており、サポートが提供されます。

Citrixサーバー製品の要件

StoreFrontストアでは、以下の製品で提供されるデスクトップやアプリケーションを集約できます。

  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1912 LTSR
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1909
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1906
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1903
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1811
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808
  • XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR *
  • XenAppおよびXenDesktop 7.6 LTSR *

*長期サービスリリース(LTSR)環境でのこの最新リリース(CR)の使用について、およびその他のよくある質問については、Citrix Knowledge Centerの記事を参照してください。

Citrix Gatewayの要件

公共のネットワーク上のユーザーがStoreFrontにアクセスできるようにする場合、以下のバージョンのCitrix GatewayおよびNetScaler Gatewayを使用できます。

  • Citrix Gateway 13.0
  • Citrix Gateway 12.1
  • NetScaler Gateway 12.0
  • NetScaler Gateway 11.1

HTML5向けCitrix Workspaceアプリの要件

Citrix Receiver for Webサイト上で動作するHTML5向けCitrix Workspaceアプリを使用したデスクトップやアプリケーションへのアクセスをユーザーに提供する場合、以下の追加要件があります。

内部ネットワーク接続では、HTML5向けCitrix Workspaceアプリを使用して、以下の製品で提供されているデスクトップやアプリケーションにアクセスできます。

  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1912 LTSR
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1909
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1906
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1903
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1811
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808
  • XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR
  • XenAppおよびXenDesktop 7.6 LTSR

注:

HTML5向けCitrix Workspaceアプリは、リソースをホストするVDAへの安全な接続が構成されている場合にのみ、内部ネットワーク接続を使用してデスクトップとアプリを起動します。アプリとデスクトップをホストするVDAへのHTTP接続は使用できません。

社内ネットワーク外のリモートユーザーがHTML5向けCitrix Workspaceアプリを使用する場合、以下のバージョンのCitrix GatewayおよびNetScaler Gatewayを介してデスクトップおよびアプリケーションにアクセスできます。

  • Citrix Gateway 13.0
  • Citrix Gateway 12.1
  • NetScaler Gateway 12.0
  • NetScaler Gateway 11.1

Citrix Gatewayを介した接続では、HTML5向けCitrix Workspaceアプリを使用して、以下の製品で提供されているデスクトップやアプリケーションにアクセスできます。

  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1912 LTSR
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1909
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1906
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1903
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1811
  • Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808
  • XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR
  • XenAppおよびXenDesktop 7.6 LTSR

ユーザーデバイスの要件

StoreFrontには、ユーザーがデスクトップおよびアプリケーションにアクセスするためのさまざまなオプションが用意されています。Citrix Workspaceアプリのユーザーは、Citrix Workspaceアプリを使用してストアにアクセスしたり、WebブラウザーからCitrix Receiver for Webサイトにログオンしたりできます。Citrix Workspaceアプリをインストールできず、HTML5互換のWebブラウザーがあるユーザーの場合、Citrix Receiver for WebサイトでHTML5向けCitrix Workspaceアプリを有効にして、Webブラウザー内でのデスクトップおよびアプリケーションへの直接アクセスを有効にできます。

Citrix Desktop Lockを実行しているPCのユーザーおよびアップグレードできない古いバージョンのCitrixクライアントのユーザーは、ストアのXenApp Servicesサイト経由で接続する必要があります。

Microsoft Application Virtualization(App-V)シーケンスをユーザーに配信する場合は、適切なバージョンのMicrosoft Application Virtualization Desktop Clientも必要です。詳しくは、「ストリーム配信されるアプリケーションの管理」を参照してください。Citrix Receiver for WebサイトからオフラインアプリケーションやApp-Vシーケンスにアクセスすることはできません。

Citrix Workspaceアプリを使用してStoreFrontストアにアクセスする

現在サポートされているすべてのバージョンのCitrix Workspaceアプリで、内部ネットワーク接続とCitrix Gatewayの両方からStoreFrontストアにアクセスできます。Citrix WorkspaceアプリとCitrix Receiverのライフサイクル日程については、https://www.citrix.com/support/product-lifecycle/milestones/receiver.htmlを参照してください。

Citrix Gateway経由のStoreFrontストアへの接続は、Citrix Gateway Plug-in、ICAプロキシ、またはクライアントレスVPN(cVPN)を使用して実行できます。「統合ユーザーエクスペリエンス」を参照してください。

Citrix Receiver for Webサイト経由でストアにアクセスする

内部ネットワーク接続とCitrix Gatewayの両方からCitrix Receiver for Webサイトにアクセスするには、次のブラウザーの最新バージョンを使用します:

Windowsの場合

  • Internet Explorer 11
  • Microsoft Edge
  • Google Chrome
  • Mozilla Firefox

Macの場合

  • Safari
  • Google Chrome
  • Mozilla Firefox

Linuxの場合

  • Google Chrome
  • Mozilla Firefox

Citrix Gateway経由の接続は、Citrix Gateway Plug-in、ICAプロキシ、またはクライアントレスVPN(cVPN)を使用して実行できます。さらに、社内ネットワークの外から接続できるようにするには、特定のバージョンのCitrix Gatewayが必要です。詳しくは、「インフラストラクチャの要件」を参照してください。

Citrix Receiver for Webサイトを介してリソースを起動する

Citrix Receiver for Webサイトは、ネイティブにインストールされたCitrix Workspaceアプリ経由で、またはHTML5向けCitrix Workspaceアプリ経由での起動をサポートします。上記のブラウザーはすべてHTML5に準拠しており、HTML5リソースを起動できます。Receiver for Webの構成によっては、エンドユーザーが2つの起動方法を切り替えることができます。

XenApp ServicesのURL経由でストアにアクセスする

XenApp ServicesのURLを使用すると、機能が限定された状態でStoreFrontストアにアクセスできます。XenApp ServicesのURLは、PNAgent経由の接続のみをサポートするCitrix Receiver 3.4 Enterpriseおよびそれ以前のクライアントによる接続に対して、後方互換性のあるレガシーサポートを提供します。Citrix Gateway経由の接続(サポートされる場合)は、Citrix Gateway Plug-inおよびクライアントレスアクセスを使用して実行できます。

スマートカードの要件

Citrix Receiver for Windows 4.x、およびWindows向けCitrix Workspaceアプリ1808以降でスマートカードを使用する

Citrixは、National Institute of Standards and Technology Personal Identity Verification(NIST PIV)カード、および一部のUSBスマートカードトークンを対象として、互換性をテストします。USB Chip/Smart Card Interface Devices(CCID)仕様に準拠し、German Zentraler Kreditausschuss(ZKA)によりClass 1スマートカードリーダーとして分類される接触型カードリーダーを使用できます。ZKA Class 1接触型カードリーダーを使用するには、ユーザーがリーダーにスマートカードを挿入する必要があります。Class 2リーダー(PINを入力するためのテンキー付属)を含むそのほかの種類のスマートカードリーダー、非接触型リーダー、およびTrusted Platform Module(TPM)チップに基づく仮想スマートカードはサポートされません。

Receiver for Windowsのスマートカードのサポートは、MicrosoftのPC/SC(Personal Computer/Smart Card)標準仕様に基づいています。最小要件として、スマートカードおよびスマートカードリーダーがオペレーティングシステムでサポートされており、「Windowsハードウェア認定」を取得している必要があります。

Citrix互換のスマートカードとミドルウェアについて詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「スマートカード」およびhttp://www.citrix.com/readyを参照してください。

Citrix Gatewayで認証する

公共のネットワーク上のユーザーがスマートカードでStoreFrontにアクセスできるようにする場合、以下のバージョンのCitrix Gatewayを使用できます。

  • Citrix Gateway 13.0
  • Citrix Gateway 12.1
  • NetScaler Gateway 12.0
  • NetScaler Gateway 11.1

Citrix Analytics Serviceの要件

Citrix StoreFrontを構成して、Citrix WorkspaceアプリがCitrix Analytics Serviceにデータを送信できます。構成の詳細は、「Citrix Analytics Service」で説明されています。この機能は、次のシナリオでサポートされています:

  • HTML5対応WebブラウザーでCitrix Receiver for Webサイトに移動してアクセスされるストア。ネイティブのCitrix WorkspaceアプリまたはHTML5を使用してリソースを起動すると、Citrix Analyticsサービスデータが提供されます。
  • Windows向けCitrix Workspaceアプリ1903以降からアクセスされるストア。
  • Linux向けCitrix Workspaceアプリ1901以降からアクセスされるストア。