App Layering

MS Hyper-V

このセクションでは、Hyper-V でレイヤーを作成したりイメージを公開したりする際の考慮事項と要件について説明します。

プラットフォームレイヤー

プラットフォームレイヤーで Hyper-V 設定を構成し、他のレイヤー化されたアプリケーションが Hyper-V でシームレスに実行されるようにします。

OS レイヤーの作成に使用した OS イメージが別のハイパーバイザーで作成されたものである場合、プラットフォームレイヤーが必要です。OS イメージが Hyper-V で作成されたものである場合、プラットフォームレイヤーは不要です。Hyper-V 設定はすでに OS レイヤーで構成されています。

次のセクションで説明するように、第2世代マシンを使用し始める場合もプラットフォームレイヤーが必要です。

第2世代マシン

既存のマシンが第1世代である場合に、Hyper-V で第2世代マシンを使用し始めるには:

  • オフロードコンポジティング機能が有効で、第2世代が選択されている Hyper-V コネクター構成を作成します。
  • 第2世代プラットフォームレイヤーを作成します。
  • このプラットフォームレイヤーと既存の第1世代アプリレイヤーを使用して、第2世代イメージを公開します。

Hyper-V で新規展開を開始する場合は、次のいずれかの方法で第2世代 OS レイヤーを作成できます。

  • 第1世代 OS イメージから OS レイヤーを作成します。次に、
    • オフロードコンポジティング機能が有効で、第2世代が選択されている Hyper-V コネクター構成を作成します。
    • OS レイヤーに第2世代バージョンを追加します。
    • 第2世代アプリレイヤーを作成します。
    • 新しいコネクターが選択されたイメージテンプレートを作成し、イメージを公開します。
  • 管理コンソールをバイパスし、OS インポートスクリプトを使用して、第2世代 OS イメージから OS レイヤーを作成します。
    • OS Machine Tools のダウンロードに含まれている ImportOSLayer.ps1 スクリプトを見つけます。
    • スクリプトを使用して OS をインポートします。このスクリプトは UEFI マシンのインポートをサポートしており、管理コンソールよりも高速にインポートを完了します。
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