Google Cloud Platform (GCP) 上の Citrix Gateway サービス
Google Cloud Platform (GCP) での Citrix Gateway サービスサポートにより、Google Cloud 上でワークロードを実行しているお客様は、Citrix Gateway の最適なルーティング機能を使用して、Google Cloud の高性能なグローバルネットワークを活用できます。最適なゲートウェイルーティング機能は、クライアントを最も近い GCP Citrix Gateway サービス POP に誘導します。また、Google Cloud 上の Citrix Gateway サービスは、Citrix Workspace クライアントと仮想化リソース間のセキュアな接続を提供し、最小の遅延と最高のユーザーエクスペリエンスでセッションを配信します。
現在、GCP 向け Citrix Gateway サービスは以下のリージョンで利用可能です。
- 米国
- ロサンゼルス
- オレゴン
- サウスカロライナ
- ヨーロッパ
- ロンドン
- チューリッヒ
注記:
- GCP POP は、Google Cloud Marketplace からサブスクリプションを購入し、Google Cloud 上でワークロードを実行している Citrix DaaS のお客様のみが利用できます。
- Citrix Gateway サービスアカウント - Citrix DaaS の利用資格があるお客様は、Citrix Gateway サービスがデフォルトで有効になります。お客様は別途 Citrix Gateway サービスの試用版をリクエストする必要はありません。詳細については、「サービスのサインアップ」を参照してください。
前提条件
- Citrix Cloud アカウント。詳細については、「Citrix Cloud のサインアップ」を参照してください。
Citrix Gateway サービスでサポートされる機能
以下は、GCP 向け Citrix Gateway サービスでサポートされる機能の一部です。
TCP HDX プロキシ - 現在、TCP HDX プロキシのみがサポートされています。Virtual Apps and Desktops の起動は、TCP プロトコル経由でのみサポートされます。
Rendezvous V1 - Citrix Gateway サービスを使用する場合、Rendezvous プロトコルバージョン V1 では、VDA が Citrix Cloud Connector をバイパスして、データパスのトラフィックのためにゲートウェイ POP に直接接続できます。詳細については、「Rendezvous V1」を参照してください。
Rendezvous V2 - Rendezvous プロトコルバージョン V2 は、制御トラフィックと HDX セッショントラフィックの両方で Citrix Cloud Connector のバイパスをサポートします。詳細については、「Rendezvous V2」を参照してください。
重要:
EDT のサポートは、GCP ではまだ有効になっていません。
Citrix Gateway サービスの有効化
Citrix DaaS の利用資格があるお客様は、Citrix Gateway サービスがデフォルトで有効になります。お客様は別途 Citrix Gateway サービスの試用版をリクエストする必要はありません。詳細については、「サービスのサインアップ」を参照してください。
制限事項
現在、GCP は米国とヨーロッパのリージョンでのみ利用可能です。他のリージョンのお客様は、高遅延の問題が発生する可能性があります。
参照
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Citrix Cloud Connector の接続要件 – 詳細については、「Cloud Connector の共通サービス接続要件」を参照してください。
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Cloud Connector のスケールとサイズに関する考慮事項。詳細については、「Cloud Connector のスケールとサイズに関する考慮事項」を参照してください。