セッションの録画

Directorの [ユーザーの詳細][マシンの詳細] 画面から、Session Recording制御を使って、ICAセッションを録画することができます。この機能はPlatinumライセンスを持つユーザーが使用できます。

動的なセッション録画

[ユーザーの詳細] 画面から、Session Recording制御を使って、現在アクティブなセッションを録画することができます。動的なセッション録画について詳しくは、「Session Recordingサービス」の記事を参照してください。

ポリシーベースのセッション録画

DirectorConfigツールを使ってDirectorでポリシーベースのSession Recordingを構成するには、「Session Recordingポリシーの構成」の「Directorを構成してSession Recordingサーバーを使用する」を参照してください。 ログインユーザーにSession Recordingポリシーを変更する権限がある場合のみ、DirectorのSession Recording制御を使用できます。この権限は、「ユーザーの承認」で説明されているように、Session Recording承認コンソールで設定できます。

注: DirectorまたはSession RecordingポリシーコンソールによるSession Recordingの設定の変更は、次のICAセッションの起動時から有効になります。

DirectorでのSession Recording制御

[ユーザーの詳細]>[Session Recording] の次の操作で、現在のまたは以降のセッションを録画できます。

  • 動的なセッション録画をオンにする - 現在のセッションが録画されます。
  • オンにする(通知あり) - 以降のセッションが録画され、ICAセッションへのログオン時にセッションが録画されていることがユーザーに通知されます。
  • オンにする(通知なし) - 以降のセッションが録画され、セッションは、ユーザーに通知されることなく録画されます。
  • オフにする - ユーザーのセッションの録画を無効にします。

[ポリシー] パネルには、アクティブなSession Recordingポリシーの名前が表示されます。

ユーザーの詳細 - セッションの録画

[マシンの詳細] パネルには、そのマシンのSession Recordingポリシーの状態が表示されます。

ライブセッションと録画されたセッションを再生する

録画されたユーザーセッションやライブのユーザーセッションを再生することで、ユーザーが遭遇した問題を確認できます。Directorコンソール内で録画およびセッション関連のメトリックに簡単にアクセスできるため、複数のセッション録画サーバー間で録画を検索したり、録画を表示するためのサードパーティアプリを探したりする必要がなくなります。これは、録画で検出された問題をパフォーマンスメトリックと関連付けるのに役立ちます。

この機能には、以下が必要です:

  • VDAおよびSession Recordingサーバーがバージョン2308以降である。
  • Delivery ControllerとDirectorがバージョン2311以降である。

Directorは、セッションの録画を集中リポジトリに保存します。セッションのセレクタモーダル>[録画のあるセッション] リンクをクリックすると、そのユーザーに属する録画の一覧が表示されます。

Session recording-play back

過去24時間または過去2日間にアクティブだったセッションの録画を表示することを選択できます。現在アクティブなセッションのライブ録画には、[セッション終了時間][実行中] としてマークされます。

Session recording-play back

[表示] リンクをクリックし、Citrix Session Recording再生サーバーを使用して新しいタブで録画を再生します。

セッションの録画