構成

Linux向けCitrix Workspaceアプリを使用する場合、ホストされているアプリケーションやデスクトップにユーザーがアクセスできるようにするには、以下の構成を行う必要があります。

設定

構成ファイル

Citrix Workspaceアプリの構成ファイルを編集すると、高度な設定や一般的ではない設定を変更できます。これらの構成ファイルは、wficaの起動時に毎回読み取られます。変更する内容により、さまざまな構成ファイルを編集できます。

セッション共有が有効な場合は、更新した構成ファイルに基づくセッションが作成される代わりに既存のセッションが使用されることがあります。この場合、更新した構成ファイルの設定はセッションに反映されません。

デフォルト設定

Citrix Workspaceアプリのすべてのユーザーに変更されたデフォルト設定を適用する場合は、$ICAROOT/configディレクトリ内のmodule.ini構成ファイルを編集します。

注:

All\_Regions.iniでエントリが特定の値に設定されていると、module.iniでのそのエントリに対する値は使用されません。All\_Regions.iniの値は、module.iniの値よりも優先されます。

テンプレートファイル

$HOME/.ICAClient/wfclient.iniファイルが存在しない場合、wfica$ICAROOT/config/wfclient.templateをコピーして作成します。このテンプレートファイルに変更を加えると、すべてのCitrix Workspaceアプリユーザーに適用されます。

ユーザー設定

ユーザーの構成変更を適用するには、ユーザーの$HOME/.ICAClientディレクトリにあるwfclient.iniファイルを変更します。この構成ファイルによる設定は、そのユーザーの新しいコネクションに適用されます。

構成ファイルエントリを検証する

wfclient.iniのエントリの値を制限するには、設定可能な値またはその範囲をAll\_Regions.iniで指定します。

値を1つだけ指定すると、その値が使用されます。$HOME/.ICAClient/All\_Regsions.iniファイルは、 $ICAROOT/config/All\_Regions.iniファイルに設定されている可能な値と一致させる、または値を減らすことができますが、制限を取り除くことはできません。

注:

wfclient.iniで設定された値は、module.iniの値よりも優先されます。

パラメーター

各構成ファイルのパラメーターは、セクションでグループ化されています。各セクションの冒頭には、かっこで囲まれたセクション名(クライアント側ドライブのマッピングに関するパラメーターの\[ClientDrive\]など)が記述されています。

特に注記がある場合を除き、記述されていないパラメーターには自動的にデフォルト値が適用されます。パラメーターに値が設定されていない場合も、自動的にデフォルト値が適用されます。たとえば、InitialProgramパラメーターの後に等号(=)が続き、値が記述されていない場合、デフォルト値(ログオン後にプログラムを実行しない)が適用されます。

優先順位

All\_Regions.iniファイルにより、ほかの構成ファイルに設定可能なパラメーターが指定されます。設定可能な値の範囲を指定したり、特定の値を指定したりできます。

構成ファイルは以下の順序でチェックされます:

  1. All\_Regions.ini - この構成ファイルの値は、以下のファイルの値よりも優先されます。
    • コネクションの.ICAファイル
    • wfclient.ini
  2. module.ini - この構成ファイルの値は、All\_Regions.ini、コネクションの.ICAファイル、またはwfclient.iniで設定されていない場合に適用されます。ただし、これらの値はAll\_Regions.iniで制限されません。

いずれの構成ファイルでも設定されていない場合は、Citrix Workspaceアプリのデフォルト設定が適用されます。

注:

上記の優先順位には例外があります。たとえば、セキュリティ上の理由から、一部の値がwfclient.iniから読み取られる場合があります。

ネットワーク要求でのカスタムユーザーエージェント文字列の作成

2109バージョン以降では、ネットワーク要求にユーザーエージェント文字列を追加し、ネットワーク要求の送信元を特定するオプションが、Citrix Workspaceアプリに導入されました。このユーザーエージェント文字列の要求に基づいて、ネットワーク要求の管理方法を決定できます。この機能を使用すると、信頼できるデバイスからのネットワーク要求のみを受け入れることができます。

注:

  • この機能は、Citrix Workspaceアプリのクラウド展開でサポートされています。また、x86、x64、およびARMHFがサポートされているパッケージです。

ユーザーエージェント文字列をカスタマイズするには、次の手順を実行します:

  1. 構成ファイル$ICAROOT/config/AuthManConfig.xmlを見つけます。
  2. 次のエントリに値を追加します:

<UserAgentSuffix> </UserAgentSuffix>

カスタマイズされたテキストにアプリとバージョンを含む例:

<UserAgentSuffix>App/AppVersion </UserAgentSuffix>

AppとAppVersionを追加する場合は、スラッシュ(「/」)で区切ります。

  • ネットワーク要求がUIベースのCitrix Workspaceアプリからのものである場合、次のユーザーエージェントがネットワーク要求に表示されます:

    CWAWEBVIEW/CWAVersion App/AppVersion

  • ネットワーク要求がUIベースのCitrix Workspaceアプリからのものである場合、次のユーザーエージェントがネットワーク要求に表示されます:

    CWA/CWAVersion App/AppVersion

メモ:

  • UserAgentSuffix文字列の最後にAppVersionを付加しない場合、Citrix Workspaceアプリのバージョンがネットワーク要求に追加されます。
  • 変更を保存するには、AuthManagerDaemonServiceRecordを再起動します。

フィーチャーフラグ管理

実稼働環境のCitrix Workspaceアプリで問題が発生した場合、機能が出荷された後でも、影響を受ける機能をCitrix Workspaceアプリで動的に無効にすることができます。無効化するには、フィーチャーフラグと、LaunchDarklyと呼ばれるサードパーティ製サービスを使用します。

ファイアウォールまたはプロキシが送信トラフィックをブロックしている場合を除いて、LaunchDarklyへのトラフィックを有効にするために構成する必要はありません。送信トラフィックがブロックされている場合、ポリシー要件に応じて、特定のURLまたはIPアドレス経由のLaunchDarklyへのトラフィックを有効にします。 LaunchDarklyへのトラフィックと通信は、次の方法で有効化できます:

次のURLへのトラフィックを有効にする

  • events.launchdarkly.com
  • stream.launchdarkly.com
  • clientstream.launchdarkly.com
  • firehose.launchdarkly.com
  • mobile.launchdarkly.com
  • app.launchdarkly.com

IPアドレスの許可リストを作成する

IPアドレスの許可リストを作成する必要がある場合、現在のすべてのIPアドレス範囲については、LaunchDarklyのパブリックIP一覧を参照してください。この一覧を使用すると、インフラストラクチャの更新に合わせてファイアウォールの構成が自動的に更新されます。インフラストラクチャの変更の状態について詳しくは、LaunchDarkly Statusのページを参照してください。

LaunchDarklyのシステム要件

Citrix ADCの分割トンネリングが[オフ]に設定されている場合、公開アプリが以下のサービスと通信できることを確認します:

  • LaunchDarklyサービス
  • APNsリスナーサービス

サービス継続性

注:

この機能は、Citrix Workspaceアプリで一般的に利用できます。

サービス継続性により、接続プロセスに関与するコンポーネントの可用性に依存することがなくなるか、最小限に抑えられます。ユーザーは、クラウドサービスのヘルス状態に関係なく、Citrix Virtual Apps and DesktopsおよびCitrix DaaS(Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスの新名称)を起動できます。

Citrix Workspaceアプリでサービス継続性をサポートする要件については、「システム要件」を参照してください。

Citrix Workspaceアプリでのサービスの継続性のインストールについて詳しくは、「サービス継続性のインストール」を参照してください。

詳しくは、Citrix Workspaceドキュメントの「サービス継続性」セクションを参照してください。

マルチモニター画面レイアウトの固定

バージョン2103以降、マルチモニター画面レイアウトの選択を保存できます。このレイアウトは、デスクトップセッションの表示方法です。固定すると、選択したレイアウトでセッションを再開できるため、ユーザーエクスペリエンスが最適化されます。

前提条件として、AuthManConfig.xmlファイルでこの機能を有効にする必要があります。$ICAROOT/config/AuthManConfig.xmlに移動し、次のエントリを追加します:

     <key>ScreenPinEnabled</key>
     <value> true </value>
<!--NeedCopy-->

上記のキーを追加して初めて、アプリインジケーターアイコンに [画面レイアウト] オプションが表示されます。アプリインジケーターアイコンについて詳しくは、「アプリインジケーターアイコン」を参照してください。

画面レイアウトを選択するには、タスクバーのアプリインジケーターアイコンをクリックし、[画面レイアウト] を選択します。[画面レイアウト] ダイアログボックスが開きます。

または、Self-ServiceウィンドウでCtrl+mキーを押して [画面レイアウト] を起動できます。

画面レイアウト

ドロップダウンメニューから仮想デスクトップを選択します。レイアウトの選択は、選択したデスクトップにのみ適用されます。

1つまたは複数のタイルを選択して、長方形のレイアウトを形成します。レイアウトの選択に従って、セッションが表示されます。

制限事項:

  • 画面の固定を有効にすると、セッションのレイアウト保存機能が無効になります。
  • この機能は、お気に入りのマークが付けられているデスクトップにのみ適用できます。

アプリケーションカテゴリ

アプリケーションカテゴリを使用すると、ユーザーはCitrix Workspaceアプリ内のアプリケーションのコレクションを管理できます。次のアプリケーショングループを作成できます:

  • 異なるデリバリーグループ間で共有されているアプリケーション
  • デリバリーグループ内のユーザーのサブセットが使用するアプリケーション

詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「デリバリーグループの作成」セクションを参照してください。

アプリ保護

免責事項

アプリ保護ポリシーはオペレーティングシステムの必要な機能へのアクセスをフィルタリングできます。画面のキャプチャまたはキーボードの操作には、特定のAPI呼び出しが必要です。つまりこの機能は、カスタムの目的別に構築されたハッカーツールに対しても保護を提供できます。ただし、オペレーティングシステムの進化によって、画面のキャプチャやキーのログ記録には新しい方法が出てきます。引き続きこうした方法に対応していきますが、特定の構成や展開では完全な保護を保証することはできません。

アプリ保護は、Citrix Virtual Apps and Desktopsの使用時にセキュリティを強化する機能です。この機能により、キーロガーや画面キャプチャマルウェアによりクライアントが侵害される可能性が制限されます。アプリ保護では、画面に表示されるユーザーの資格情報や個人情報などの機密情報の流出を防ぎます。この機能を使うと、ユーザーおよび攻撃者がスクリーンショットを撮る、またはキーロガーを使用することにより機密情報を収集、悪用することを防ぐことができます。

メモ:

  • この機能は、tarball、Debian、Red Hat Package Manager(RPM)パッケージを使用してCitrix Workspaceアプリがインストールされている場合にサポートされます。また、サポートされているアーキテクチャはx64とARMHFの2つだけです。
  • この機能は、オンプレミスのCitrix Virtual Apps and Desktops環境でサポートされます。また、StoreFrontでCitrix Virtual Apps and Desktopsサービスを使用する環境でもサポートされます。

アプリ保護では、ライセンスサーバーにアドオンライセンスをインストールする必要があります。Citrix Virtual Desktopsライセンスも必要です。ライセンスについて詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsの「構成」セクションを参照してください。

バージョン2108以降、アプリ保護機能が完全に機能するようになりました。アプリ保護機能はアプリとデスクトップセッションをサポートし、デフォルトで有効になっています。ただし、AuthManConfig.xmlファイルでアプリ保護機能を構成して、認証マネージャーとSelf-service Plug-inインターフェイスで有効にする必要があります。

このバージョン以降、Mozilla Firefoxの実行中に、保護されたリソースをCitrix Workspaceアプリから起動できます。

前提条件:

アプリの保護は、Gnome Display Managerと併せて、次のオペレーティングシステムで最適に機能します:

  • 64ビットUbuntu 18.04以降(Ubuntu 21.10を除く)。
  • 64ビットDebian 9以降
  • 64ビットCentOS7.5以降
  • 64ビットRHEL7.5以降
  • ARMHF 32ビットRaspbian 10(Buster)以降

注:

アプリ保護機能は、glibc 2.34以降を使用するオペレーティングシステムをサポートしていません。

glibc 2.34以降を使用するOSでアプリ保護機能を有効にしたCitrix Workspaceアプリをインストールした場合、システムの再起動時にOSの起動に失敗することがあります。OSの起動エラーから回復するには、次のいずれかを実行します:

  • OSを再インストールします。ただし、glibc 2.34以降を使用するOSではアプリ保護機能はサポートされていません。
  • OSのリカバリモードに移動し、ターミナルを使用してCitrix Workspaceアプリをアンインストールします。
  • ライブOSから起動し、既存のOSからrm -rf /etc/ld.so.preloadファイルを削除します。

アプリ保護コンポーネントのアンインストール:

tarballパッケージを使用してCitrix Workspaceアプリをインストールすると、次のメッセージが表示されます。

「アプリ保護コンポーネントをインストールしますか? 警告:この機能を無効にすることはできません。無効にするには、Citrix Workspaceアプリをアンインストールする必要があります。詳しくは、システム管理者に問い合わせてください。[default $INSTALLER_N]:」

Yを入力して、アプリ保護コンポーネントをインストールします。

デフォルトでは、アプリ保護コンポーネントはインストールされていません。

変更を保存するには、マシンを再起動します。アプリ保護は、マシンを再起動した後にのみ正常に機能します。

RPMパッケージへのアプリ保護コンポーネントのインストール:

バージョン2104以降、Citrix WorkspaceアプリのRPMバージョンでアプリ保護がサポートされています。

アプリ保護をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Citrix Workspaceアプリをインストールします。
  2. Citrix Workspaceアプリインストーラーからアプリ保護 ctxappprotection<version>.rpm パッケージをインストールします。
  3. 変更を保存するには、システムを再起動します。

Debianパッケージへのアプリ保護コンポーネントのインストール:

バージョン2101以降、Citrix WorkspaceアプリのDebianバージョンでアプリ保護がサポートされています。

アプリ保護コンポーネントをサイレントインストールするには、Citrix Workspaceアプリをインストールする前に、端末から次のコマンドを実行します:

export DEBIAN_FRONTEND="noninteractive"
sudo debconf-set-selections <<< "icaclient app_protection/install_app_protection select yes"

sudo debconf-show icaclient
* app_protection/install_app_protection: yes

sudo apt install -f ./icaclient_<version>._amd64.deb
<!--NeedCopy-->

Citrix Workspaceアプリではバージョン2106以降、Authentication ManagerインターフェイスとSelf-service Plug-inインターフェイスの両方で、キーロガー対策および画面キャプチャ対策機能を個別に構成できるオプションが導入されます。

Authentication Managerのアプリ保護の構成:

$ICAROOT/config/AuthManConfig.xmlに移動し、次のようにファイルを編集します:


/opt/Citrix/ICAClient/config$ cat AuthManConfig.xml | grep -i authmananti -A 1
    <key>AuthManAntiScreenCaptureEnabled</key>
    <value>true</value>
    <key>AuthManAntiKeyLoggingEnabled</key>
    <value>true </value>

<!--NeedCopy-->

Self-service Plug-inインターフェイスのアプリ保護の構成:

$ICAROOT/config/AuthManConfig.xmlに移動し、次のようにファイルを編集します:


/opt/Citrix/ICAClient/config$ cat AuthManConfig.xml | grep -i protection -A 4
<!-- Selfservice app protection configuration -->
    <Selfservice>
      <AntiScreenCaptureEnabled>true</AntiScreenCaptureEnabled>
      <AntiKeyLoggingEnabled>true</AntiKeyLoggingEnabled>
    </Selfservice>

<!--NeedCopy-->

既知の問題:

  • 保護された画面を最小化すると、アプリ保護は引き続きバックグラウンドで実行されます。

制限事項:

  • Snap Storeからインストールされたアプリケーションの実行中に、保護されたリソースを起動できない場合があります。回避策としては、Citrix Workspaceアプリのログファイルから問題の原因となっているアプリケーションを特定し、そのアプリケーションを終了します。
  • 保護されたウィンドウのスクリーンショットを撮影しようとすると、バックグラウンドの保護されていないアプリを含む画面全体が灰色に表示されていました。

バッテリー状態インジケーター

デバイスのバッテリー状態が、Citrix Desktopセッションのシステムトレイに表示されるようになりました。

注:

2111バージョン以降、サーバーVDAのバッテリー状態インジケーターも表示されます。

バッテリー状態インジケーターはデフォルトで有効になっています。

バッテリー状態インジケーターを無効にするには:

  1. <ICAROOT>/config/module.iniフォルダーに移動します。
  2. ICA 3.0セクションに移動します。
  3. MobileReceiver= Offを設定します。

カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)

収集データ 説明 使用目的
構成および使用状況データ Ctrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)では、Linux向けCitrix Workspaceアプリの構成および使用状況データが収集され、Google Analyticsに自動的に送信されます。 このデータは、Citrix Workspaceアプリの品質、信頼性、およびパフォーマンスを向上させる目的で使用させていただきます。

追加情報

Citrixは、お客様のデータをCitrixとの契約条件に従って処理します。また、Citrix Trust Centerで利用できるCitrix Services Security Exhibitで指定されているとおりにお客様のデータを保護します。

また、CEIPの一環として、Google Analyticsを使用してCitrix Workspaceアプリから特定のデータを収集します。Google Analyticsのために収集されたデータのGoogleの取り扱い方法についてもご確認ください。

次の方法で、CitrixおよびGoogle AnalyticsへのCEIPデータの送信をオフにします(ただし、以下の2番目の表で*が付けられたデータは除きます):

  1. <ICAROOT>/config/module.iniフォルダーのCEIPセクションに移動します。
  2. エントリEnableCeipを選択してDisableに設定します。

注:

EnableCeipキーをDisableに設定すると、Google Analyticsによって収集された最後の2つのCEIPデータ要素の送信を無効にできます。これらのデータ要素は、オペレーティングシステムのバージョンとWorkspaceアプリのバージョンです。このアクションでは、次のセクションに移動し、推奨されている値を設定します:

場所: <ICAROOT>/config/module.ini

セクション: GoogleAnalytics

エントリ: DisableHeartBeat

値: True

Google Analyticsが収集する特定のCEIPデータ要素は次のとおりです:

       
オペレーティングシステムバージョン* Workspaceアプリバージョン* アプリ名 クライアントID
セッションの起動方法 コンパイラバージョン ハードウェアプラットフォーム  

アプリインジケーターアイコン

Citrix Workspaceアプリを起動すると、アプリインジケーターが起動します。システムトレイに表示されるアイコンです。アプリインジケーターの導入により、Linux向けCitrix Workspaceアプリのログオンパフォーマンスが向上しました。

パフォーマンスの向上は、以下の動作で確認できます:

  • Citrix Workspaceアプリの最初の起動
  • アプリを閉じて再起動
  • アプリの終了と再起動

注:

アプリインジケーターを表示するには、libappindicatorパッケージが必要です。使用するLinuxディストリビューションに適したlibappindicatorパッケージをWebサイトからインストールします。

ICA-to-Xプロキシ

Citrix Workspaceアプリを実行しているワークステーションをサーバーとして使用し、出力を別のX11対応デバイスに転送できます。Citrix Workspaceアプリを使用できないX端末またはUNIXワークステーションにMicrosoft Windows用アプリケーションを配信する場合などに、このタスクを実行できます。

注:

Citrix Workspaceアプリソフトウェアは多くのXデバイスで使用できるので、このデバイスへのソフトウェアのインストールはこの方法を使用することをお勧めします。Citrix WorkspaceアプリをICA-to-Xプロキシとして実行することを、サーバー側ICAとも呼びます。

この方法では、実行するCitrix WorkspaceアプリをICAからX11へのコンバーターとして使うことで、X11の出力をローカルのLinuxデスクトップ画面に転送します。また、その出力をさらに別のX11コンピューターの画面に転送できます。1つのシステムでCitrix Workspaceアプリの追加コピーを同時に実行できます。この場合、各Citrix Workspaceアプリはその出力を異なるデバイスに送信します。

この図は、Linux向けCitrix WorkspaceアプリがICA-to-Xプロキシとして動作するシステムを示しています。

ICA-to-Xプロキシ

この方法を使うようにシステムを設定するには、LinuxサーバーをICAからX11へのプロキシサーバーとして機能させる必要があります。

  • X端末が既にある場合は、XアプリケーションをX端末に供給するLinuxサーバーでCitrix Workspaceアプリを実行できます。
  • Citrix Workspaceアプリを使用できないUNIXワークステーションにアプリケーションを配布する場合は、プロキシサーバーとして機能するサーバーが1台必要です。たとえば、Linuxを実行しているPCをサーバーとして使用できます。

アプリケーションは、ICAプロトコルの機能を使用して、X11の最終デバイスに提供されます。デフォルトで、プロキシサーバー上のドライブにアクセスするには、ドライブマッピング機能を使う方法しかありません。(通常はローカルドライブがない)X端末を使用している場合は、この設定で問題ありません。ほかのUNIXワークステーションにアプリケーションを配布する場合は、次のいずれか実行できます:

  • ローカルのUNIXワークステーションをNFSを使ってプロキシサーバーにマウントし、プロキシサーバー上のNFSマウントポイントをクライアントドライブとしてマップしてアクセスする。
  • SAMBAなどのNFSからSMBへのプロキシサーバー、またはMicrosoft Services for UNIXなどのサーバー上のNFSクライアントを使用する。

次の機能は、最終デバイスに提供されません:

  • USBリダイレクト
  • スマートカードリダイレクト
  • COMポートリダイレクト
  • プロキシとして機能するサーバーがオーディオをサポートしている場合でも、X11デバイスではオーディオを使用できません。
  • クライアントプリンターは、X11デバイスでは使用できません。LPD印刷機能を使ってサーバーからUNIXプリンターに手動でアクセスするか、ネットワークプリンターを使用します。
  • マルチメディア入力のリダイレクトはサポートしていません。これは、Citrix Workspaceアプリを実行しているマシン上でサーバーがプロキシとして機能するためにはWebカメラが必要なためです。GStreamerがインストールされたサーバーがプロキシとして機能する場合、マルチメディア出力のリダイレクトをサポートします(未テスト)。

X端末またはUNIXワークステーションからCitrix Workspaceアプリをサーバー側ICAとして起動するには:

  1. sshまたはtelnetを使って、プロキシとして動作しているデバイスに接続します。

  2. プロキシデバイスのシェルで、DISPLAY環境変数をローカルデバイスに設定します。たとえば、Cシェルでは、次のように入力します:

    setenv DISPLAY <local:0>

    注:

    コマンドssh -Xを使ってプロキシとして動作するデバイスに接続する場合は、DISPLAY環境変数を設定する必要はありません。

  3. ローカルデバイスのコマンドプロンプトで、次のように入力します:xhost <proxy server name>

  4. Citrix Workspaceアプリがデフォルトのインストールディレクトリにインストールされているかどうかを確認します。インストールされていない場合、環境変数ICAROOTに実際のインストール先ディレクトリが指定されているか確認します。

  5. Citrix Workspaceアプリがインストールされているディレクトリを探します。コマンドプロンプトで「selfservice &」と入力します。

サーバーからクライアントへのコンテンツリダイレクト

公開アプリケーションで使用しているファイル内に埋め込まれている特定のURLを、ローカルのアプリケーションで開くように指定できます。たとえば、セッションで実行するMicrosoft OutlookでWebページへのリンクをクリックすると、そのWebページがユーザーデバイス上のWebブラウザーで開きます。

管理者は、この機能を使ってサーバーのCitrixリソースをより効率よく配分し、ユーザー側のパフォーマンスを向上させることができます。次の種類のURLをクライアントにリダイレクトできます。

  • HTTP
  • HTTPS
  • RTSP(Real Player)
  • RTSPU(Real Player)
  • PNM(従来のReal Players)

URLは、次の場合にサーバーアプリケーションを使用して開かれます:

  • Citrix Workspaceアプリに適切なアプリケーションがない
  • Citrix Workspaceアプリがコンテンツに直接アクセスできない

サーバーからクライアントへのコンテンツのリダイレクトはサーバー上で構成されています。この機能は、Citrix Workspaceアプリでは、RealPlayerとWebブラウザー(Firefox、Mozilla、またはNetscapeのいずれか)がパスに指定されている場合は、デフォルトで有効になります。

RealPlayerとWebブラウザーがパスにない場合に、サーバーからクライアントへのコンテンツリダイレクト機能を有効にするには:

  1. 構成ファイルwfclient.iniを開きます。

  2. [Browser]セクションで、次の設定を変更します。

    Path=<path>

    Command=<command>

    ここで<path>は、Webブラウザーの実行ファイルのディレクトリです。また、<command>はリダイレクトされるURLを処理する実行ファイルの名前で、サーバーから送信されるURLに追加されます。次に例を示します。

    $ICAROOT/nslaunch Netscape, Firefox, Mozilla

    このコマンドにより、以下が実行されます:

    • 既存のWebブラウザーウィンドウにURLを渡すnslaunchユーティリティが起動します。
    • リストで指定された各Webブラウザーを順番に試行して、コンテンツを表示します。
  3. [Player]セクションで、次の設定を変更します:

    Path=<path>

    Command=<command>

    ここで<path>は、RealPlayerの実行ファイルのディレクトリです。また、<command>はリダイレクトされるマルチメディアURLを処理する実行ファイルの名前で、サーバーから送信されるURLに追加されます。

  4. ファイルを保存して閉じます。

注:

どちらのパス設定においても、WebブラウザーおよびRealPlayer実行ファイルが利用可能なディレクトリを指定する必要があります。実行ファイルのフルパスは必要ありません。たとえば、[Browser]セクションではパスの値は/usr/X11R6/bin/netscapeではなく、/usr/X11R6/binとなります。また、追加のディレクトリ名をコロンで区切って指定できます。この値を指定しない場合、$PATHが使用されます。

Citrix Workspaceで、サーバーからクライアントへのコンテンツリダイレクト機能を無効にするには:

  1. module.ini構成ファイルを開きます。
  2. CREnabled設定をOffに変更します。
  3. ファイルを保存して閉じます。

接続

接続の構成

デバイスのプロセッサの処理能力や接続に使用する帯域幅が限られている場合は、使用する機能とパフォーマンスのバランスを考慮する必要があります。ユーザーおよび管理者は、パフォーマンスを低下させずに多くの機能を利用できるように、構成を変更することができます。サーバーまたはユーザーデバイスで次の変更を行うと、接続に必要な帯域幅を減らしてパフォーマンスを向上させることができます。

  • SpeedScreenの有効化 - SpeedScreenを有効にすると、遅延時間の長いネットワーク接続のパフォーマンスが向上し、ユーザーの入力やマウスのクリックに対する反応時間が短くなります。この構成は、サーバー上でSpeedScreen管理ツールを使用して行います。Citrix Workspaceアプリにおいてデフォルトでは、この機能はキーボード操作に対しては無効になっており、遅延時間の長いネットワーク接続のおけるマウス操作に対してのみ有効です。詳しくは、『Citrix Workspace app for Linux OEM’s Reference Guide』を参照してください。
  • データ圧縮の有効化 - データを圧縮すると、接続を介して転送されるデータ量が減少します。この構成にはデータの圧縮と展開を行うためのプロセッサリソースがさらに必要になりますが、低帯域幅接続でのパフォーマンスを向上させることができます。この機能を有効にするには、Citrixポリシーの[音質]および[イメージ圧縮]設定を使用します。
  • ウィンドウサイズの縮小 - ウィンドウサイズを必要最小限に抑えます。ファームでセッションオプションを設定します。
  • 表示色数の変更 - 表示色数を256色に変更します。Citrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaSサイトで、[セッションオプション]を設定します。
  • 音質の変更 - サウンドのサポート機能を使用する場合は、Citrixポリシーの[音質]設定で音質を下げます。

トラブルシューティングについて詳しくは、トラブルシューティングのセクションの「接続」を参照してください。

フォント

ClearTypeフォントスムージング

ClearTypeフォントスムージング(サブピクセルのフォントレンダリング)は、従来のフォントスムージングやアンチエイリアスに比べて表示フォントの質を向上させます。この機能は、有効または無効にできます。または、適切な構成ファイルの[WFClient]セクションで次の設定を編集してスムージングの種類を指定できます:

FontSmoothingType = <number>

<number>に以下のいずれかの値を設定します:

動作
0 デバイス側の設定が適用されます。この値は、FontSmoothingTypePrefで定義します。
1 スムージング処理なし
2 標準のスムージング
3 ClearType(水平サブピクセル)スムージング

標準スムージングまたはClearTypeスムージングを使用すると、Citrix Workspaceアプリで消費される帯域幅が増加することがあります。

重要:

サーバー側の設定は、ICAファイルのFontSmoothingTypeで定義できます。この値は、[WFClient]の設定よりも優先されます。

サーバーがこの値を0に設定する場合、[WFClient]の次の設定によりローカルの動作が決定されます: FontSmoothingTypePref = number

<number>に以下のいずれかの値を設定します:

動作
0 スムージング処理なし
1 スムージング処理なし
2 標準のスムージング
3 ClearType(水平サブピクセル)スムージング(デフォルト)

フォルダー

ユーザーフォルダーのリダイレクトの構成

この機能では、ユーザーごとに個別に設定される以下の2つのユーザーフォルダー(特殊フォルダー)が対象になります。

  • ユーザーのデスクトップフォルダー
  • ユーザーのドキュメントフォルダー(Windows XPではマイドキュメント)

ユーザーフォルダーのリダイレクトを使用すると、ユーザーの特殊フォルダーの場所を指定できます。その結果、サーバーの種類やファーム構成が異なってもこれらのフォルダーに一貫してアクセスできるようになります。たとえば、異なるサーバーファームのサーバーにログオンする必要があるモバイルユーザーなどにとって便利な機能です。常に同じサーバーファーム内のサーバーにログオンする静的な社内ワークステーションの場合、この機能はあまり必要ではありません。

ユーザーフォルダーのリダイレクトを構成するには:

module.iniファイルにエントリを追加してユーザーフォルダーのリダイレクトを設定し、次のようにフォルダーの場所を指定します:

  1. 次の文字列をmodule.ini($ICAROOT/config/module.iniなど)に追加します。

    [ClientDrive]

    SFRAllowed = True

    DocumentsFolder = <documents>

    DesktopFolder = <desktop>

    ここで<documents>と<desktop>は、それぞれユーザーのDocumentsフォルダーおよびDesktopフォルダーとして使用するディレクトリのUNIXファイル名(フルパス)です。次に例を示します。

    DesktopFolder = $HOME/.ICAClient/desktop

    • $HOMEなどの環境変数として、パスで任意のコンポーネントを指定できます。
    • 両方のパラメーターの値を指定します。
    • 指定するディレクトリは、クライアントデバイスのマッピングで使用可能なディレクトリです。つまり、マップされたクライアントデバイスのサブツリーに存在する必要があります。
    • ドライブ文字として、Cまたはそれ以降を使用します。

クライアント側ドライブのマッピング

クライアント側ドライブのマッピング機能により、Citrix Virtual Apps and DesktopsサーバーおよびCitrix DaaSサーバーのドライブ文字をローカルユーザーデバイスにあるディレクトリにリダイレクトできます。たとえば、Citrixユーザーセッション内で表示されるHドライブにアクセスしたときに、Workspaceアプリを実行するローカルユーザーデバイスの特定のディレクトリにリダイレクトされるように設定できます。

クライアントドライブマッピングは、ローカルユーザーデバイスに任意のディレクトリをマウントできます。ローカルユーザーデバイスには、セッション中にユーザーが使用できるCD-ROM、DVD、またはUSBメモリスティックが含まれます。また、ローカルユーザーには、ローカルユーザーデバイスにアクセスする権限があります。サーバーがクライアントドライブマッピングを許可するように構成されている場合:

  • ユーザーはローカルに保存されたファイルにアクセスできます
  • セッション中にファイルを使用します
  • 次に、それらをローカルドライブまたはサーバー上のドライブに再度保存します。

Citrix Workspaceアプリは、Citrix Virtual Apps and DesktopsサーバーおよびCitrix DaaSサーバーへの接続に対してクライアントデバイスのマッピングをサポートします。この機能によって、サーバー上で実行しているリモートアプリケーションから、ローカルのユーザーデバイスに接続しているデバイスにアクセスできるようになります。ユーザーデバイスのユーザーには、アプリケーションやシステムなどのリソースがローカルで実行されているように表示されます。クライアントデバイスのマッピングを実行する前に、サーバーでこの機能をサポートしていることを確認します。

注:

SELinux(Security-Enhanced Linux)のセキュリティモジュールにより、クライアント側ドライブのマッピング機能とUSBリダイレクト機能が正しく動作しなくなることがあります。このモデルは、Citrix Virtual Apps and DesktopsとCitrix DaaSの両方に適用されます。これらの機能を使用する場合は、サーバー上でこれらの機能を構成する前にSELinuxを無効にしてください。

2種類のドライブマッピングを実行できます。

  • 静的なクライアントドライブマッピング - ログオン時にユーザーデバイスの任意のファイルシステムがサーバー上の特定のドライブにマップされるように設定できます。たとえば、ユーザーのホームディレクトリの全部または一部または/tmpをマップするために使用できます。また、CD-ROM、DVD、USBメモリスティックなどの大容量記憶装置デバイスのマウントポイントをマップします。
  • 動的なクライアントドライブマッピングでは、CD-ROMドライブ、DVDドライブ、USBメモリスティックなどの大容量記憶装置デバイスがマウントされるユーザーデバイス上のディレクトリが監視されます。セッション内で追加した新しいデバイスが、サーバーで使用可能な最初のドライブ文字に自動的にマップされます。

クライアント側デバイスのマッピングを無効にしない限り、Citrix WorkspaceアプリがCitrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaSに再接続したときに、マッピングが再度確立されます。ポリシーを使用すると、クライアント側デバイスのマッピングを詳細に制御できます。詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントを参照してください。

ユーザーがドライブマッピングを設定するときは、[環境設定] ダイアログボックスを使用します。

注:

デフォルトでは、静的なクライアントドライブマッピングを有効にすると自動的に動的なクライアントドライブマッピングも有効になります。動的なクライアントドライブマッピングを無効にして静的なクライアントドライブマッピングを有効にするには、wfclient.iniDynamicCDMFalseに設定します。

以前は、CDMによるファイルアクセスの設定は、すべての構成済みストアに適用されていました。

バージョン2012以降のCitrix Workspaceアプリでは、ストアごとにCDMファイルアクセスを構成できます。

注:

Web向けWorkspaceを使用する場合、ファイルアクセス設定はセッション間で永続的ではありません。デフォルトのオプションは、[毎回確認する] です。

ファイルアクセス

wfclient.iniファイルを使用して、マップされたパスとファイル名の属性を構成できます。上のスクリーンキャプチャに示されているように、GUIでファイルアクセスレベルを設定します。

デスクトップセッションでは、Desktop Viewerで [基本設定]>[ファイルアクセス] ダイアログに移動して、ファイルアクセスレベルを設定できます。

Desktop Viewerからのファイルアクセス

アプリセッションでは、Citrix Connection Centerから [ファイルアクセス] ダイアログを起動して、ファイルアクセスレベルを設定できます。

Desktop Viewerからのファイルアクセス

[ファイルアクセス] ダイアログには、マップされたフォルダー名とそのパスが含まれています。

Desktop Viewerからのファイルアクセス

アクセスレベルフラグは、wfclient.iniファイルではサポートされなくなりました。

クライアントプリンターのマッピング

Citrix Workspaceアプリは、ネットワークプリンターおよびユーザーデバイスにローカルで接続されているプリンターへの出力をサポートします。デフォルトでは、ポリシーを作成して変更しない限り、Citrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaSにより次のことを実行できます:

  • ユーザーデバイスからアクセス可能なすべての印刷デバイスに出力する
  • プリンターを追加する

ただし、これらの設定は、すべての環境で完全に対応しているとは限りません。たとえば、ユーザーデバイスからアクセスできるすべてのプリンターへの出力が可能なデフォルトの設定は、最も管理しやすい設定です。ただし、この設定は一部の環境ではログオンに時間がかかる要因となる可能性があります。このような状況では、ユーザーデバイス上で構成されたプリンターの一覧に制限するようにします。

このように、組織のセキュリティポリシーによってはローカルプリンターポートのマッピングをやめる必要があります。その場合は、サーバーのICAポリシーで [クライアントCOMポートを自動接続する] 設定を[無効]に設定します。

ユーザーデバイス上で構成されたプリンターの一覧を制限するには:

  1. 次のいずれかの場所にある構成ファイル(wfclient.ini)を開きます。

    • $HOME/.ICAClient(1人のユーザーに対してプリンターを制限する場合)
    • $ICAROOT/config(すべてのWorkspaceアプリユーザーに対してプリンターを制限する場合)。この場合の「すべてのユーザー」は、変更後にself-serviceプログラムを最初に使用したユーザーです。
  2. [WFClient]セクションに、次のパラメーターを入力します。

    ClientPrinterList=printer1:printer2:printer3

    ここでprinter1、printer2などは、選択したプリンターの名前です。各プリンターをコロン(:)で区切って指定します。

  3. ファイルを保存して閉じます。

ローカルプリンターのマッピング

Linux向けCitrix WorkspaceアプリはCitrix PSユニバーサルプリンタードライバーをサポートします。そのため、通常ネットワークプリンターまたはユーザーデバイスにローカルで接続されているプリンターへの出力をユーザーがローカルで構成する必要はありません。ユーザーデバイスのプリントソフトウェアがユニバーサルプリンタードライバーをサポートしていない場合などは、Citrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaS for Windows上でクライアントプリンターを手動でマップすることがあります。

サーバーにローカルプリンターを割り当てるには:

  1. Citrix Workspaceアプリでサーバーへのセッションを開始して起動し、Citrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaSサーバーにログオンします。

  2. [スタート]ボタンをクリックし、[設定]>[プリンター] の順に選択します。

  3. [ファイル]メニューから [プリンターの追加] を選択します。

    プリンターの追加ウィザードが開きます。

  4. ウィザードを使って、クライアントネットワークやクライアントドメインからネットワークプリンターを追加します。通常、この値が標準のプリンター名です。標準のプリンター名とは、ネイティブのリモートデスクトップサービスで使用される「セッション3の(クライアント名からの)HP LaserJet 4」などです。

    プリンターの追加について詳しくは、Windowsオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

オーディオ

バージョン2112以降、module.iniファイルのVdcamVersion4Support属性の名前がAudioRedirectionV4に変更されました。AudioRedirectionV4のデフォルト値はFalseに設定されてい ます。次のような結果になります:

  • ALSAライブラリはオーディオデバイスへのアクセスに使用され、単一のデバイスのみがサポートされます。
  • Citrix HDX Audioという名前のデフォルトのオーディオデバイスのみがセッションに表示されます。
  • Citrix HDX Audioデバイスを一度に使用できるアプリは1つだけです。

AudioRedirectionV4の値をTrueに設定することができます。次のような結果になります:

  • PulseAudioライブラリはオーディオデバイスへのアクセスに使用され、追加のデバイスがサポートされています。
  • 一度に複数のアプリがオーディオデバイスを使用できます。
  • Citrix Workspaceアプリは、セッションで使用可能なすべてのローカルオーディオデバイスを表示します。Citrix HDX Audioの代わりに、それぞれのデバイス名で表示されるようになりました。セッションでは、使用可能な任意のデバイスに動的に切り替えることができます。
  • オーディオデバイスを接続または削除すると、セッションは動的に更新されます。
  • オーディオデバイスのリダイレクトは、HDMIおよびBluetoothオーディオデバイスではサポートされています。

この機能を有効にするには、次の手順を実行します:

  1. <ICAROOT>/configフォルダーに移動し、module.iniファイルを開きます。
  2. [ClientAudio]セクションに移動し、次のエントリを追加します:

    AudioRedirectionV4=True

  3. 変更を保存するには、セッションを再起動します。

メモ:

  • 拡張オーディオリダイレクト機能は、Technical Preview段階です。
  • [設定] ダイアログボックスの [マイクとWebカメラ] オプションは、デフォルトでは無効です。マイクとWebカメラを有効にする方法については、「基本設定」を参照してください。

既知の制限事項:

デフォルトでは、AudioRedirectionV4の値はFalseに設定されています。デフォルト値を変更していない場合、次の既知の制限があります:

  • Windows Server 2016で実行されているVDAでは、セッションでオーディオデバイスの選択を変更することはできません。選択は、デフォルトのオーディオ入力および出力のみに設定されます。この制限は、AudioRedirectionV4の値をTrueに設定すると解消されます。
  • オーディオデバイスのリダイレクトは、Bluetoothオーディオデバイスではサポートされていません。この制限は、AudioRedirectionV4の値をTrueに設定すると解消されます。
  • デフォルトのオーディオデバイスは、Windows 10、Windows 7、およびWindows 8オペレーティングシステムでのみ変更できます。Windows Server 2012、2016、2019などのWindows Serverオペレーティングシステムでは、デフォルトのオーディオデバイスを変更することはできません。この問題は、Microsoftリモートデスクトップセッションの制限によるものです。
  • オーディオデバイスのリダイレクトは、HDMIオーディオデバイスではサポートされていません。この制限は、AudioRedirectionV4の値をTrueに設定すると解消されます。ただし、Citrix Workspaceアプリは、セッションで接続されていないHDMIオーディオデバイスを表示する場合があります。

AudioRedirectionV4の値がFalseの場合、デフォルトのオーディオデバイスは、一般的にはシステムに対して構成されているデフォルトのALSAデバイスです。次の方法を使って、別のデバイスを指定します。

  1. 変更を適用するユーザーの構成ファイルを選択して開きます。ほかのユーザーに適用される特定の設定ファイルを更新する方法については、「デフォルト設定」を参照してください。
  2. 次のオプションを追加して、必要に応じてセクションを作成します:

    
    [ClientAudio]
    
    AudioDevice = \<device\>
    <!--NeedCopy-->
    

このセクションで、デバイス情報は、オペレーティングシステム上のALSA構成ファイルにあります。

注:

この情報の場所は、すべてのLinuxオペレーティングシステムでの標準ではありません。Citrixではこの情報の場所について、使用されているオペレーティングシステムのドキュメントを確認することをお勧めします。

クライアントオーディオのマッピング

クライアントオーディオマッピングにより、Citrix Virtual Apps and DesktopsサーバーまたはCitrix DaaSサーバー上で実行しているアプリケーションのサウンドを、ユーザーデバイスにインストールされているサウンドデバイスで再生できます。管理者はサーバーで接続ごとに音質レベルを設定できますが、ユーザーもユーザーデバイスで音質レベルを設定できます。ユーザーデバイスとサーバーの音質レベルの設定が異なる場合は、低い方の音質レベルが使用されます。

クライアントオーディオマッピングを使用すると、サーバーとネットワークに大きな負荷がかかります。音質を高くすると、オーディオデータの伝送により多くの帯域幅が必要になります。また高音質にするとサーバーのCPUもより多く使用します。

クライアントオーディオマッピングは、ポリシーを使用して構成します。詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントを参照してください。

UDPオーディオの有効化

UDPオーディオ機能を有効にすると、インターネット接続を介した通話品質が向上します。この機能では、TCPの代わりにユーザーデータグラムプロトコル(UDP)が使用されます。

バージョン2109以降、Citrix Workspaceアプリはアダプティブオーディオをサポートします。アダプティブオーディオを使用すれば、VDAでオーディオ品質ポリシーを手動で構成する必要がありません。アダプティブオーディオは環境の設定を最適化し、古いオーディオ圧縮形式を置き換えることで、優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。アダプティブオーディオはデフォルトで有効になっています。詳しくは、「アダプティブオーディオ」を参照してください。

バージョン2112以降、Citrix WorkspaceアプリはUDPオーディオのDTLS(Datagram Transport Layer Security)プロトコルをサポートします。その結果、Citrix Gatewayを介してUDPオーディオにアクセスできます。デフォルトでは、この機能は無効になっています。

バージョン2202以降、Citrix Gatewayを介してUDPオーディオをサポートする拡張機能がCitrix Workspaceアプリで一般提供されます。

UDPオーディオを有効にするには:

  1. module.iniファイルの[ClientAudio]セクションで、以下のオプションを設定します:
    • EnableUDPAudioTrueに設定します。デフォルトでは、この値にはFalseが設定されており、UDPオーディオが無効になります。
    • UDPAudioPortLowおよびUDPAudioPortHighに、UDPオーディオで使用されるポート番号の最小値および最大値をそれぞれ指定します。デフォルトでは、ポート16500〜16509が使用されます。
  2. デフォルトでは、アダプティブオーディオはVDAで有効になっており、UDPオーディオをサポートしています。アダプティブオーディオが無効になっている場合、UDPオーディオをサポートするには、クライアント側およびサーバー側のオーディオ設定を以下のように構成します。その場合、結果として得られるオーディオの品質は中レベルの音質です(つまり、高品質でも低品質でもありません)。
    クライアント側の音質レベル クライアント側の音質レベル クライアント側の音質レベル
    High Medium Low
サーバー側の音質レベル High High Medium Low
サーバー側の音質レベル Medium Medium Medium Low
サーバー側の音質レベル Low Low Low Low

Citrix Gatewayを介してUDPオーディオを有効にするには:

  1. <ICAROOT>/configフォルダーに移動し、module.iniファイルを開きます。
  2. [WFClient]セクションに移動し、次のエントリを設定します:

    EnableUDPThroughGateway=True

  3. [ClientAudio]セクションに移動し、次のエントリを設定します:

    EnableUDPAudio=True

注:

StoreFront default.ica構成を使用する場合、[Application]セクションで設定されたEnableUDPThroughGatewayの値は、module.iniファイルで設定された値よりも優先されます。ただし、module.iniファイルのみを使用して[ClientAudio]セクションのEnableUDPAudio値を設定できます。また、この値がStoreFront default.ica構成で設定された値よりも優先されることはありません。

制限事項:

  • 暗号化されたセッション(TLSまたはICA暗号化を使用するセッション)では、UDPオーディオを使用できません。このようなセッションでは、TCP上でオーディオデータが転送されます。
  • ICAチャネルの優先度により、UDPオーディオの動作が異なります。

クライアント上のUDP

  1. $ICAROOT/config/module.iniファイルに移動します。
  2. [ClientAudio]セクションで次のように設定します:

    EnableUDPAudio=True

    UDPAudioPortLow=int

    UDPAudioPortHigh=int

  3. [WFClient]セクションで次のように設定します:

    EnableUDPThroughGateway=True

  4. $HOME/.ICAClient/wfclient.iniファイルに移動します。
  5. [WFClient]セクションで次のように設定します:

    AllowAudioInput=True

    EnableAudioInput=true

    AudioBandWidthLimit=1

    メモ:

    • [WFClient]セクションのAllowAudioInputEnableAudioInputおよびAudioBandWidthLimit属性に設定された値は、UDPオーディオとTCPオーディオの両方に適用できます。
    • .ICAClientフォルダーがない場合は(初回インストール後の起動のみ)、Citrix Workspaceアプリを開始して、終了します。この操作により、.ICAClientフォルダーが作成されます。
    • AudioBandWidthLimitが1に設定されている場合、クライアント側の音質はMediumです。
  6. Domain Delivery Controller(DDC)で次のポリシーを設定します:

    • 「Windows Media redirection」に「Prohibited」を設定します。
    • 「Audio over UDP」に「Allowed」を設定します。
    • 「Audio over UDP real time transport」に「Enabled」を設定します。
    • 「Audio quality」に「Medium」を設定します。

Citrix Workspaceアプリの使用方法の変更

ICA技術は高度に最適化されているため、通常、処理能力の高いCPUを搭載したクライアントデバイスや広い帯域幅を必要としません。ただし、接続の帯域幅が非常に狭い接続では、適切なパフォーマンスを得るために、次のことを考慮してください:

  • クライアント側ドライブ上のサイズの大きいファイルにはアクセスしない。クライアントドライブマッピングを使ってファイルにアクセスすると、サーバーとの接続でそのファイルのデータが転送されることになります。低速接続では、このファイル転送に時間がかかることがあります。
  • クライアント側のローカルプリンターで大きな文書を印刷しない。クライアント側のローカルプリンターで文書を印刷すると、サーバーとの接続でそのファイルのデータが転送されることになります。低速接続では、このファイル転送に時間がかかることがあります。
  • マルチメディアコンテンツを再生しない。マルチメディアファイルを再生するには、広い帯域幅が必要です。そのため、パフォーマンスが低下する可能性があります。

オーディオ入力の有効化

オーディオの入力を有効にするには:

  1. <ICAROOT>/configフォルダーに移動し、wfclient.iniファイルを開きます。
  2. [WFClient]セクションに移動し、次のエントリを設定します:

    AllowAudioInput=True

注:

AllowAudioInput属性に設定された値は、UDPオーディオとTCPオーディオの両方に適用されます。

USB

USBサポート機能により、ユーザーが仮想デスクトップ上で作業しているときにさまざまな種類のUSBデバイスを使用できるようになります。ユーザーがコンピューターにUSBデバイスを接続すると、仮想デスクトップ内でそのデバイスを操作できるようになります。この機能では、フラッシュドライブ、スマートフォン、PDA、プリンター、スキャナー、MP3プレーヤー、セキュリティデバイス、およびタブレットなどのUSBデバイスがサポートされます。

USBリダイレクトには、Citrix Virtual Apps and Desktops 7.6またはそれ以降が必要です。Citrix Virtual Apps and DesktopsおよびCitrix DaaSは、大容量記憶装置デバイスのUSBリダイレクトをサポートせず、オーディオデバイスをサポートするには特殊な構成が必要です。詳しくは、Citrix Virtual Apps 7.6のドキュメントを参照してください。

Webカメラ、マイク、スピーカー、およびヘッドセットなどのUSBデバイスのアイソクロナス機能は、一般的な低遅延または高速LAN環境でサポートされます。ただし通常は、標準のオーディオやWebカメラのリダイレクトの方が適しています。

以下の種類のデバイスは直接サポートされるため、仮想アプリと仮想デスクトップのセッションでUSBサポート機能は使用されません:

  • キーボード
  • マウス
  • スマートカード
  • ヘッドセット
  • Webカメラ

注:

特殊用途のUSBデバイス(Bloombergキーボードや3Dマウスなど)では、USBサポート機能が使用されるように構成できます。そのほかの特殊用途のUSBデバイスのポリシー規則の構成について詳しくは、 CTX119722を参照してください。

デフォルトでは、特定の種類のUSBデバイスがCitrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaSで動作しないように設定されています。たとえば、内部USBでシステムボードに装着されたNICは、リモートで動作する仮想デスクトップでNICの使用には適しません。次の種類のUSBデバイスは、仮想アプリおよび仮想デスクトップでの使用をデフォルトでサポートしていません:

  • Bluetoothドングル
  • 統合されたNIC
  • USBハブ

リモート操作可能なUSBデバイスのデフォルトの一覧を更新するには、$ICAROOT/フォルダーにあるusb.confファイルを編集します。詳しくは、「リモートで実行できるUSBデバイスの一覧の更新」を参照してください。

エンドポイント側のUSBデバイスを仮想デスクトップ内で使用できるようにするには、USBポリシー規則を有効にする必要があります。詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントを参照してください。

USBサポートのしくみ

ユーザーがエンドポイントにUSBデバイスを接続すると、USBポリシーが照合され、許可されているデバイスであることが認識されると、仮想デスクトップ上で使用可能になります。デフォルトのポリシーで拒否されるデバイスは、ローカルのデスクトップ上でのみ使用可能になります。

デスクトップアプライアンスモードを介してアクセスするデスクトップでは、ユーザーがUSBデバイスを接続すると自動的に仮想デスクトップで使用可能になります。仮想デスクトップはUSBデバイスを制御して、ユーザーインターフェイスに表示します。

デスクトップアプライアンスモードが使用中でない限り、ユーザーがリダイレクトを実行するためユーザーデバイスに接続するとき、セッションウィンドウにフォーカスがある必要があります。

大容量記憶装置デバイス

USB大容量記憶装置デバイスがローカルデスクトップに接続されたままユーザーが仮想デスクトップを切断した場合、再接続してもデバイスはその仮想デスクトップに接続されません。大容量記憶装置デバイスが仮想デスクトップに接続されるようにするには、仮想デスクトップへの再接続後にデバイスを一度取り外してから再接続する必要があります。

注:

USB大容量記憶装置デバイスのリモートサポートを拒否するように構成されているLinuxワークステーションに大容量記憶装置デバイスを接続すると、Citrix Workspaceアプリはデバイスを受け入れず、別のLinuxファイルブラウザーが開くことがあります。そのためユーザーデバイス上では、事前にリムーバブルストレージの [メディアが挿入されたら参照する] 設定を無効にしておくことをCitrixではお勧めします。Debianベースのデバイスでは、Debianメニューバーで [Desktop]>[Preferences]>[Removable Drives and Media] を選択します。[Storage] タブの [Removable Storage][Browse removable media when inserted] のチェックを外します。

クライアントUSBデバイスのリダイレクトについては、次の点に注意してください。

メモ:

  • [クライアントUSBデバイスリダイレクト]サーバーポリシーを有効にすると、クライアントドライブマッピングが有効な場合でも大容量記憶装置デバイスはUSBデバイスとして送信されます。
  • このアプリはUSBデバイスで複合デバイスのリダイレクトをサポートしません。

USBのクラス

次のUSBデバイスのクラスは、デフォルトのUSBポリシー規則により許可されます:

  • オーディオ(クラス01)

    マイク、スピーカー、ヘッドセット、およびMIDIコントローラーがあります。

  • 物理的インターフェイス(クラス05)

    このデバイスはHIDに似ていますが、一般的にはリアルタイムの入力またはフィードバックを提供し、フォースフィードバックジョイスティック、モーションプラットフォーム、およびフォースフィードバックエクソスケルトンなどがあります。

  • 静止画(クラス06)

    このクラスのデバイスとして、デジタルカメラおよびスキャナーがあります。デジタルカメラは、画像転送プロトコル(PTP)またはメディア転送プロトコル(MTP)を使ってコンピューターやほかの周辺機器にイメージを転送する静止画クラスをサポートします。カメラは大容量記憶装置としても機能する場合があります。また、カメラ自体のメニューを使っていずれかのクラスを使用するように構成できます。

    カメラが大容量記憶装置デバイスとして機能する場合はクライアントドライブマッピングが使用され、USBサポートは必要ありません。

  • プリンター(クラス07)

    一部のプリンターではベンダー固有のプロトコル(クラスff)が使用されますが、一般的にはこのクラスにほとんどのプリンターが含まれます。マルチ機能プリンターの場合は、USBハブが内蔵されていたり、混合デバイスであったりする場合があります。いずれの場合も、印刷機能では一般的にプリンタークラスが使用され、スキャナーやFAX機能では静止画などの別のクラスが使用されます。

    プリンターは通常、USBサポートなしで適切に動作します。

  • マスストレージデバイス(クラス08)

    最も一般的なマスストレージデバイス(大容量記憶装置)として、USBフラッシュドライブがあります。そのほかには、USB接続のハードドライブ、CD/DVDドライブ、およびSD/MMCカードリーダーがあります。また、メディアプレーヤー、デジタルカメラ、スマートフォンなど、内部ストレージを持つさまざまな種類のデバイスが大容量記憶装置インターフェイスを使用します。既知のサブクラスには次のものが含まれます:

  • 01 制限付きフラッシュデバイス
  • 02 一般的なCD/DVDデバイス(ATAPI/MMC-2)
  • 03 一般的なテープデバイス(QIC-157)
  • 04 一般的なフロッピーディスクドライブ(UFI)
  • 05 一般的なフロッピーディスクドライブ(SFF-8070i)
  • 06 ほとんどの大容量記憶装置デバイスはこのSCSIのバリアントを使用します

    大容量記憶装置デバイスには、クライアントドライブマッピングを介して頻繁にアクセスすることができ、USBサポートは必要ありません。

    重要:ウィルスプログラムの中には、あらゆる種類の大容量記憶装置デバイスを媒体にして活発に増殖するものがあります。クライアントドライブマッピングまたはUSBサポートのいずれかを介した大容量記憶装置デバイスの使用を許可する業務上の必要性があるか、慎重に検討してください。このリスクを減らすため、クライアントドライブマッピングによりファイルが実行されるのを防ぐようにサーバーを構成することができます。

  • コンテンツセキュリティ(クラス0d)

    通常、ライセンスまたはデジタル権利の管理のためのコンテンツ保護を実行します。このクラスのデバイスとして、ドングルがあります。

  • パーソナルヘルスケア(クラス0f)

    このデバイスには、血圧センサー、心拍数モニター、万歩計、薬剤モニター、肺活量計などの個人用健康器具があります。

  • アプリケーションおよびベンダー固有(クラスfeおよびff)

    多くのデバイスがベンダー独自のプロトコルまたはUSBコンソーシアムで標準化されていないプロトコルを使用しており、これらのデバイスは通常はベンダー固有(クラスff)として分類されます。

USBデバイスのクラス

次のUSBデバイスのクラスは、デフォルトのUSBポリシー規則により拒否されます:

  • 通信およびCDCコントロール(クラス02および0a)

    モデム、ISDNアダプター、ネットワークアダプター、一部の電話およびFAX機器があります。

    仮想デスクトップ自体への接続にこれらのデバイスのいずれかが使用される場合があるため、デフォルトのUSBポリシーではこれらのデバイスのリモートでの実行は許可されていません。

  • ヒューマンインターフェイスデバイス(クラス03)

    さまざまな種類の入出力デバイスを含みます。一般的なヒューマンインターフェイスデバイス(HID)として、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、グラフィックタブレット、センサー、およびゲームのコントローラー、ボタン、およびコントロール機能などがあります。

    Subclass 01は起動インターフェイスクラスと呼ばれ、キーボードおよびマウスで使用されます。

    デフォルトのUSBポリシーはUSBキーボード(クラス03、サブクラス01、プロトコル1)またはUSBマウス(クラス03、サブクラス01、プロトコル2)を許可しません。この設定は、ほとんどのキーボードとマウスがUSBのサポートを必要とすることなく適切に処理できるためです。通常、こうしたデバイスは仮想デスクトップ内だけでなくローカルでも使用する必要があります。

  • USBハブ(クラス09)

    USBハブにより、追加のデバイスをローカルコンピューターに接続できます。これらのデバイスにリモートでアクセスする必要はありません。

  • スマートカード(クラス0b)

    スマートカードリーダーには、非接触式および接触式のスマートカードリーダーがあり、また埋め込みスマートカード同等チップがあるUSBトークンもあります。

    スマートカードリーダーは、スマートカードサポート機能によりアクセスできるため、USBサポートは必要ありません。

  • ビデオ(クラス0e)

    このクラスのデバイスとして、ビデオ、Webカメラ、デジタルカムコーダー、アナログビデオ変換機、一部のテレビチューナー、およびビデオストリーミングをサポートする一部のデジタルカメラなど、ビデオ関連の機器があります。

    デフォルトでは、HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮機能によりWebカメラのパフォーマンスが最適化されます。

  • ワイヤレスコントローラー(クラスe0)

    このクラスのデバイスとして、ウルトラワイドバンドコントローラーやBluetoothなど、さまざまなワイヤレスコントローラーがあります。

    これらのデバイスの中には、重要なネットワークアクセスを提供していたり、Bluetoothキーボードやマウスなどの基幹周辺装置を接続していたりするものがある場合があります。

    デフォルトのUSBポリシーはこれらのデバイスを許可していません。ただし、USBサポートを使ったアクセスに適したデバイスもあります。

USBデバイスの一覧

仮想デスクトップセッション内で使用できるUSBデバイスの範囲を更新できます。範囲を更新するには、$ICAROOT/のユーザーデバイスにあるusb.confファイルでデフォルト規則の一覧を編集します。

新しいポリシー規則を追加して一覧を更新し、デフォルト範囲に含まれないUSBデバイスを許可または拒否します。この方法により管理者が作成した規則は、どのデバイスがサーバーに提供されるかを制御します。次にサーバー上で規則が、どのデバイスを許可するかを制御します。

デバイスのリモートでの実行を許可しないためのデフォルトポリシー構成は次のとおりです:

DENY: class=09 # Hubデバイス

DENY: class=03 subclass=01 # HID起動デバイス(キーボードとマウス)

DENY: class=0b # スマートカード

DENY: class=e0 # ワイヤレスコントローラー

DENY: class=02 # 通信およびCDC制御

DENY: class=03 # UVC (Webカメラ)

DENY: class=0a # CDCデータ

ALLOW: # 完全なフォールバック:すべてを許可

USBポリシー規則

ヒント:ポリシー規則を作成する場合、次のUSB WebサイトでUSBクラスコードを参照してください: http://www.usb.org/。ユーザーデバイス上のusb.confファイルで指定するポリシー規則は、「{ALLOW:|DENY:}」に次のタグの値をベースとした式セットが付いた形式にします:

タグ 説明
VID デバイス記述子のベンダーID
REL デバイス記述子のリリースID
PID デバイス記述子の製品ID
クラス デバイス記述子またはインターフェイス記述子のクラス
SubClass デバイス記述子またはインターフェイル記述子のサブクラス
Prot デバイス記述子またはインターフェイス記述子のプロトコル

ポリシー規則を作成する場合、以下の点に注意してください:

  • 大文字と小文字は区別されません。
  • 規則の末尾に、「#」で始まる任意のコメントを追加できます。区切り文字は不要で、コメントは無視されます。
  • 空白行およびコメントのみの行は無視されます。
  • 区切りとして使用されるスペースは無視されますが、番号または識別子の間にスペースを入れることはできません。たとえば、Deny: Class=08 SubClass=05は有効な規則ですが、Deny: Class=0 8 Sub Class=05は無効です。
  • タグには等号(=)を使用する必要があります。たとえば、VID=1230とします。

次の例は、ユーザーデバイス上のusb.confファイルのセクションを示しています。これらの規則を実装するには、サーバー上に同じ規則のセットがある必要があります。

ALLOW: VID=1230 PID=0007 \# ANOther Industries, ANOther Flash Drive

DENY: Class=08 SubClass=05 \# Mass Storage Devices

DENY: Class=0D \# All Security Devices

開始時のモード

デスクトップアプライアンスモードを使って、仮想デスクトップを開始したときに既に接続されているクライアント側のUSBデバイスを有効にしたり無効にしたりできます。各ユーザーデバイスにある$ICAROOT/config/module.iniファイルのWfClientセクションで、DesktopApplianceMode = Booleanを次のように設定します。

   
TRUE 開始時に接続されているUSBデバイスが使用可能になります。サーバー(レジストリエントリ)またはユーザーデバイス(ポリシールール構成ファイル)のUSBポリシーでデバイスが拒否されていない場合のみ。
FALSE USBデバイスは使用可能になりません。

Webカメラ

デフォルトでは、HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮機能によりWebカメラのパフォーマンスが最適化されます。ただし一部の環境では、ユーザーがUSBサポート機能を使ってWebカメラを接続しなければならない場合があります。USBサポートを使用してWebカメラを接続するには、HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮を無効にします。

Webカメラリダイレクト

Webカメラのリダイレクトについて、次の点に注意してください:

  • Webカメラリダイレクトは、RTMEの有無にかかわらず利用できます。

  • Webカメラリダイレクトは、32ビット版および64ビット版のアプリケーションで機能します。(例:Skype、GoToMeeting)Webカメラリダイレクトをオンラインで確認するには、32ビット版および64ビット版のWebブラウザーを使ってください。(例:www.webcamtests.com)

  • Webカメラの使用は、1つのアプリケーションに限定されます。たとえば、SkypeでWebカメラを使用中にGoToMeetingを起動した場合、GoToMeetingでWebカメラを使用するにはSkypeを終了します。

64ビットアプリのWebカメラリダイレクト(Technical Preview)

2111リリース以降、Webカメラリダイレクトは64ビット版アプリケーションに対応しています。

システム要件

  • システムにインストールされている現在のバージョンに応じて、GStreamerフレームワークバージョン0.1.xまたは1.x。
  • GStreamer 1.xを使用している場合は、ICAClientは2106より後のバージョン。
  • Gstreamerのバージョンとプラグイン:
    • gstreamer1.0-plugins-base
    • gstreamer1.0-plugins-bad
    • gstreamer1.0-plugins-good
    • gstreamer1.0-plugins-ugly
    • gstreamer1.0-vaapi pluginおよびlibvaライブラリ
    • x264ライブラリ

注:

GStreamerプラグインのバージョンは、GStreamerフレームワークのバージョンと一致している必要があります。たとえば、Gstreamer 1.2.4をインストールする場合、Gstreamer 1.xプラグインのすべてのバージョンが1.2.4である必要があります。

Webカメラリダイレクトの構成

Linux向けCitrix Workspaceアプリで64ビットアプリのWebカメラリダイレクト機能をアクティブ化および構成するには、次の手順を実行します。

手順1:ICAClientの構成を確認

AllowAudioInput値をTrueに設定して、Webカメラリダイレクト機能を有効にします。デフォルトでは、この値はICAClientのインストール中にTrueに設定されます。

AllowAudioInput値がFalseに設定されている場合は、次を実行してWebカメラリダイレクト機能を有効にします:

  1. $HOME/.ICAClient/wfclient.iniパスに移動します。
  2. AllowAudioInput値をTrueに設定します。

    AllowAudioInput=True

手順2:Theoraエンコーダーの構成を確認

ICAClientを正常にインストールし、AllowAudioInput値をTrueに設定すると、デフォルトでTheoraエンコーダーが構成されます。このエンコーダーは、許容可能なパフォーマンスが設定されたソフトウェアベースのエンコーダーです。ただし、このエンコーダーはVDAで32ビットアプリのみをサポートします。

Theoraエンコーダーが32ビットアプリをサポートしていることを確認するには、次の手順を実行します:

  1. Firefox 32ビットをVDAにインストールします。
  2. Webカメラテストサイト(https://webcamtests.com/)にアクセスします。

Theoraエンコーダーは、VDA上の64ビットアプリのWebカメラリダイレクト機能をサポートしていません。VDA上の64ビットアプリのWebカメラリダイレクト機能をサポートするようにH264エンコーダーオプションを構成します。

手順3:H264エンコーダーの構成

H264エンコーダーは、VDA上の64ビットアプリのWebカメラリダイレクト機能をサポートします。H264エンコーダーを有効にするには、次の手順を実行する必要があります:

  1. $HOME/.ICAClient/wfclient.iniパスに移動します。
  2. HDXH264InputEnabled値をTrueに設定します。

    HDXH264InputEnabled=True

次の手順を実行して、H264エンコーダーが64ビットアプリをサポートしていることを確認します:

  1. Firefox 64ビットをVDAにインストールします。
  2. Webカメラテストサイト(https://webcamtests.com/)にアクセスします。
手順4:システムの依存関係を確認

H264エンコーダーを構成した後、Webカメラリダイレクト機能がVDAで64ビットアプリをサポートしていない場合は、システムの依存関係を確認してください。

64ビットアプリのWebカメラリダイレクト機能は、GStreamerフレームワークに基づいています。ICAClientは、システムにインストールされている現在のバージョンに応じて、GStreamerフレームワークバージョン0.1.xまたは1.xを使用します。

手順4.1:ICAClientのバージョンの確認

GStreamer 1.xを使用している場合は、ICAClientが2106より後のバージョンであることを確認します。以前のバージョンのICAClientは失敗する可能性があります。

次の手順を実行して、ICAClientのバージョンがシステムにインストールされているGStreamerフレームワークに基づいていることを確認します:

  1. ターミナルを開きます。
  2. /opt/Citrix/ICAClient/utilパスに移動します。
  3. 次のコマンドを実行します:

    ls -alh
    <!--NeedCopy-->
    
  4. 次の図に示すように、gst_read symlinkgst_read1.0またはgst_read0.1.にリンクされているかどうかを確認します。

    gst_read symlinkの画像

utilディレクトリでworkspaceappcheck.shスクリプトを実行し、GStreamer依存関係を参照するセクションの出力を確認することもできます。

ICAClientの2106以降のバージョンおよび GStreamer 1.xを使用することをお勧めします。

手順4.2:Gstreamerのバージョンとプラグインの確認

GStreamer 1.xフレームワークとは別に、次の必要なプラグインをインストールする必要があります:

  • Gstreamer1.0-plugins-base
  • Gstreamer1.0-plugins-bad
  • Gstreamer1.0-plugins-good
  • Gstreamer1.0-plugins-ugly
  • Gstreamer1.0-vaapi plugin
  • ibva library
  • x264 library

上記のpluginsのインストールについて詳しくは、次を参照してください。GStreamerインストールガイド

注:

GStreamerプラグインのバージョンは、GStreamerフレームワークのバージョンと一致している必要があります。たとえば、Gstreamer1.2.4をインストールする場合、Gstreamer1.xプラグインのすべてのバージョンが1.2.4である必要があります。

次のコマンドを実行して、GStreamerフレームワークの現在のバージョンを確認します:

gst-inspect-1.0 --gst-version
<!--NeedCopy-->

トラブルシューティングについて詳しくは、トラブルシューティングのセクションの「Webカメラ」を参照してください。

Xcapture

Citrix Workspaceアプリパッケージには、ヘルパーアプリケーションxcaptureが含まれています。このアプリケーションによって、サーバーのクリップボードと、Xデスクトップ上のICCCMに準拠していないX Windowアプリケーション間で画像をコピーおよび貼り付けできるようになります。xcaptureを使って、次の操作を実行できます。

  • ダイアログボックスや画面領域をキャプチャし、コネクションウィンドウ内で実行中のアプリケーションと、ユーザーデバイスデスクトップ(ICCCMに準拠していないX Windowアプリケーションを含む)間でコピーする。
  • コネクションウィンドウと、グラフィックを編集するX Windowアプリケーションであるxmagまたはxv間で、画像をコピーする。

コマンドラインからxcaptureを起動するには:

コマンドプロンプトで、/opt/Citrix/ICAClient/util/xcaptureと入力し、Enterキーを押します(ここで/opt/Citrix/ICAClientは、Citrix Workspaceアプリをインストールしたディレクトリ)。

ユーザーデバイスのデスクトップからコピーするには:

  1. [xcapture]ダイアログボックスで、[画面から] をクリックします。カーソルが十字型に変わります。
  2. 次のいずれかを選択します。
    • ウィンドウの選択。コピーするウィンドウの上にカーソルを移動し、マウスの中央ボタンをクリックします。
    • 領域の選択。マウスの左ボタンを押したままカーソルをドラッグして、コピーする領域を選択します。
    • 選択の取り消し。マウスの右ボタンをクリックします。ドラッグしているときに中央ボタンまたは左ボタンを押したままマウスの右ボタンをクリックすると、選択が解除されます。
  3. [xcapture]ダイアログボックスで、[ICAへ] をクリックします。ボタンの色が変わり、情報を処理していることが示されます。
  4. 転送が完了したら、コネクションウィンドウから起動したアプリケーションで適切なコマンドを使用して、情報を貼り付けます。

xvから、ICAセッション内のアプリケーションにコピーするには:

  1. xvで情報をコピーします。
  2. [xcapture]ダイアログボックスで、[xvから]、[ICAへ]の順にクリックします。ボタンの色が変わり、情報を処理していることが示されます。
  3. 転送が完了したら、コネクションウィンドウから起動したアプリケーションで適切なコマンドを使用して、情報を貼り付けます。

ICAセッション内のアプリケーションからxvにコピーするには:

  1. ICAセッション内のアプリケーションで、情報をコピーします。
  2. [xcapture]ダイアログボックスで、[ICAから]、[xvへ]の順にクリックします。ボタンの色が変わり、情報を処理していることが示されます。
  3. 転送が完了したら、コピーした情報をxv内に貼り付けます。

カーソル

カーソルの色反転のサポート

以前は、Citrix Workspaceアプリは、テキストの白黒の背景と同じ色を使用した点線のカーソルを表示していました。その結果、カーソルの位置を特定することが困難でした。

バージョン2112以降、カーソルの色はテキストの背景色に基づいて反転します。その結果、テキスト内のカーソルの位置を簡単に見つけることができます。デフォルトでは、この機能は無効になっています。

前提条件:

  • .ICAClientが既に現在のユーザーのホームフォルダーに存在する場合:

    All_Regions.iniファイルを削除します

    または

    All_Regions.iniファイルを保持するには、[Virtual Channels\Thinwire Graphics]セクションの最後に次の行を追加します:

    InvertCursorEnabled=

    InvertCursorRefreshRate=

    InvertCursorMode=

.ICAClientフォルダーが存在しない場合は、Citrix Workspaceアプリの新規インストールです。この場合、機能のデフォルト設定は保持されます。

この機能を有効にするには、次の手順を実行します:

  1. 構成ファイル$HOME/.ICAClient/wfclient.iniに移動します。
  2. [Thinwire3.0]セクションに移動し、次のエントリを設定します:

    InvertCursorEnabled=True

注:

Citrix Studioの [圧縮にビデオコーデックを使用する] の値がDo not use video codecに設定されている場合、カーソルは反転しません。

マウス

相対マウス

相対マウスのサポートでは、マウスの絶対位置ではなく相対位置を読み取るオプションを提供します。この機能は、マウスの絶対位置ではなく相対位置の入力を必要とするアプリケーションに必要です。

注:

この機能は、Citrix Virtual Apps and Desktops 7.8以降またはCitrix DaaSで実行されているセッションでのみ使用できます。デフォルトでは、無効になっています。

この機能を有効にするには:

ファイル$HOME/.ICAClient/wfclient.iniの[WFClient]セクションにエントリRelativeMouse=1を追加します。

この手順で有効にするまでは、機能は無効になっています。相対マウス機能を有効にする方法について詳しくは、「相対マウスのその他の値」のセクションを参照してください。

この機能を有効にするには:

「Ctrl/F12」と入力します。

機能が有効になったら、Ctrl/F12を再度入力して、サーバーポインターの位置をクライアントと同期させます。相対マウスを使用すると、サーバーとクライアントのポインターの位置が同期しません。

この機能を無効にするには:

「Ctrl-Shift/F12」と入力します。

この機能は、セッションウィンドウからフォーカスが失われた場合もオフになります。

相対マウスのその他の値

別の方法として、相対マウスで次の値も使用できます:

  • RelativeMouse=2。機能を有効にし、セッションウィンドウがフォーカスを取り戻すとアクティブになります。
  • RelativeMouse=3。機能を有効にし、アクティブにし、常時アクティブ状態に維持します。
  • RelativeMouse=4。クライアント側のマウスポインターが非表示または表示のときに、機能を有効または無効にします。このモードは、ファーストパーソンゲーム形式のアプリケーションインターフェイスで相対マウスを自動的に有効または無効にする場合に適しています。

キーボードコマンドを変更するには、以下のような設定を追加します。

  • RelativemouseOnChar=F11
  • RelativeMouseOnShift=Shift
  • RelativemouseOffChar=F11
  • RelativeMouseOffShift=Shift

RelativemouseOnCharおよびRelativemouseOffCharでサポートされる値は、Citrix Workspaceアプリインストールツリーのconfig/module.iniファイルの[Hotkey Keys]に一覧があります。RelativeMouseOnShiftおよびRelativeMouseOffShiftの値は、使用される識別子キーを設定し、[Hotkey Shift States]見出しの下に一覧があります。

キーボード

キーボードの動作

Ctrl+Alt+Delキーを送信するためのキーを設定するには:

  1. Ctrl+Alt+Delキー操作を送信するために使用するキーの組み合わせを決定します。
  2. 適切な構成ファイルを開き、[WFClient]セクションのUseCtrlAltEndで、以下の値を設定します:
    • Trueを指定すると、Ctrl+Alt+Endキーを押すことでリモートのデスクトップにCtrl+Alt+Delキー操作が送信されます。
    • False(デフォルト)を指定すると、Ctrl+Alt+Enterキーを押すことでリモートのデスクトップにCtrl+Alt+Delキー操作が送信されます。

汎用リダイレクト

クライアント側で汎用USBリダイレクトを使用してBloomberg v4キーボードを構成します:

前提条件として、Domain Delivery Controller(DDC)でポリシーが有効になっている必要があります。

  1. Bloombergキーボードのvidおよびpidを見つけます。たとえば、DebianとUbuntuでは次のコマンドを実行します:

    lsusb

  2. $ICAROOTに移動し、usb.confファイルを編集します。

  3. usb.confファイルで以下のエントリを追加し、BloombergキーボードのUSBリダイレクトを許可してから、ファイルを保存します。

    ALLOW: vid=1188 pid=9545

  4. クライアント上でctxusbdデーモンを再起動します。たとえば、DebianとUbuntuでは次のコマンドを実行します:

    systemctl restart ctxusbd

  5. クライアントセッションを起動します。リダイレクトを実行するためにBloomberg v4キーボードに接続するとき、セッションにフォーカスがあることを確認します。

選択的なリダイレクト

この機能を使用することで、複数のセッションでBloomberg v4キーボードインターフェイスを使えるようになります。これにより、フィンガープリントおよびオーディオインターフェイスを除くすべてのリモートセッションでキーボードを柔軟に使用できます。フィンガープリントおよびオーディオインターフェイスは、以前と同様に単一のセッションにリダイレクトされます。

以下の方法で、Bloombergキーボードのリダイレクトを実行できます:

  • 汎用USBリダイレクト

  • 汎用USBリダイレクトおよび選択的リダイレクトのサポート

注:

デフォルトでは、この機能はx86およびx64のプラットフォームでは有効、ARMHFプラットフォームでは無効になっています。

この機能を有効にするには:

  1. config/All_Regions.iniファイルのBloombergRedirectionセクションを次のように編集します。

    BloombergRedirection=true

  2. 汎用リダイレクト」に記載されているすべての手順を実行します。

この機能を無効にするには:

  1. config/All_Regions.iniファイルのBloombergRedirectionセクションを編集します。

  2. BloombergRedirectionの値を「false」に設定します。

    BloombergRedirection=false

  3. 汎用リダイレクト」に記載されているすべての手順を実行します。

注:

値を「false」に設定すると、機能が旧バージョンの動作に戻って、すべてのインターフェイスが1つのセッションにリダイレクトされるようになります。

ブラウザーコンテンツのリダイレクト

ブラウザーコンテンツのリダイレクトのChromium埋め込みフレームワーク(CEF)

バージョン1912より前のリリースでは、BCRはWebkitGTK+ベースのオーバーレイを使用してコンテンツをレンダリングしました。ただし、シンクライアントでは、パフォーマンスの問題がありました。バージョン1912以降、BCRはCEFベースのオーバーレイを使用します。これにより、BCRのユーザーエクスペリエンスが向上し、ネットワーク使用量、ページ処理、グラフィックレンダリングをエンドポイントにオフロードできます。

バージョン2106以降、CEFベースのブラウザーコンテンツリダイレクトは完全に機能します。この機能はデフォルトで有効にされています。

必要な場合は、Workspaceアプリパッケージで提供されたlibffmpeg.soファイルを、$ICAROOT/cef/libffmpeg.soパスの必要なコーデックが使用された適切なlibffmpeg.soファイルと置き換えることができます。

注:

この機能は、ARMHFプラットフォームではサポートされていません。

CEFベースのBCRの有効化

CEFベースのBCRを有効にするには、次の手順を実行します:

  1. $ICAROOT/config/All_Regions.iniファイルに移動します。$ICAROOTはCitrix Workspaceアプリのデフォルトのインストールディレクトリです。
  2. [Client Engine\WebPageRedirection]セクションに移動し、次のエントリを設定します:

    UseCefBrowser=True

既知の問題:

  • ~/.ICAClient/All_Regions.iniUseCefBrowserオプションをtrueに設定すると、日本語、中国語(簡体字)、韓国語のIMEで入力フィールドが機能しないことがあります。Linux向けCitrix Workspaceアプリは、Citrix埋め込みブラウザーでセキュアなSaaSアプリを使用する場合、日本語、中国語(簡体字)、韓国語のIMEをサポートしません。

  • CEFベースのBCRを使用してWebページのリダイレクトを開始しようとすると、不明な証明書エラーが発生する場合があります。この問題は、Citrix Workspaceアプリバージョン2106以降で発生します。 この問題を回避するには、ターミナルで次のコマンドを使用して、自己署名証明書をnssdbにインポートします:

     certutil -A -n "badssl.cer" -t "C,," -d ~/.pki/nssdb -i ~/Downloads/badssl.cer
     <!--NeedCopy-->
    

    コマンドの引数は次のとおりです:

    • -A - データベースに証明書を追加します。
    • -n - 証明書の名前。この引数はオプションであり、ニックネームを追加するために使用できます。
    • "badssl.cer" - badssl.com サイトからエクスポートされた証明書の名前。
    • -t "C,," - -t はTRUSTARGS用で、CはCA証明書用です。詳しくは、Googleのドキュメントを参照してください。
    • -d ~/.pki/nssdb - データベースの場所。
    • -i - 入力ファイルを示します。この引数は、証明書ファイルの場所と名前を追加するためのものです。

BCRについて詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「Webブラウザーコンテンツのリダイレクト」を参照してください。

自動再接続

このトピックでは、HDX Broadcastのクライアント自動再接続機能について説明します。この機能は、HDX Broadcastセッション画面の保持機能と組み合わせて使用することをCitrixではお勧めします。

ネットワークの状態が不安定であったり、待ち時間が非常に変わりやすかったりする場合、また、無線デバイスの伝送距離に制限がある場合に、セッションが切断されてしまうことがあります。HDX Broadcastのクライアント自動再接続機能では、ネットワークの問題などによって切断されたセッションをLinux向けCitrix Workspaceアプリが検出すると、そのセッションに自動的に再接続します。

この機能がサーバーで有効になっていると、ユーザーは作業を続けるために手動で再接続する必要がありません。Citrix Workspaceは、セッションへの接続に成功するかユーザーがキャンセルするまで設定した回数再接続を試行します。サーバー側でユーザー認証を要求する設定になっている場合、再接続時にユーザーの資格情報を入力するためのダイアログボックスが開きます。ユーザーがセッションからログオフしないでアプリケーションを終了してセッションを切断した場合、自動再接続は行われません。自動再接続は、ユーザーによる切断以外の理由で切断されたセッションに対してのみ行われます。

デフォルトでは、Linux向けCitrix Workspaceアプリは30秒間待機してから切断したセッションに再接続を実行し、またこれを3回試行します。

AccessGatewayを介して接続すると、ACRは使用できません。ネットワークの障害から保護するため、セッション画面の保持をサーバーとクライアントで有効にし、Access Gateway上で構成しておきます。

HDX Broadcastのクライアント自動再接続の構成手順については、Citrix Virtual Apps and Desktopsのドキュメントを参照してください。

セッション画面の保持

このトピックは、デフォルトで有効になっているHDX Broadcastセッション画面の保持機能について説明します。

HDX Broadcastセッション画面の保持を有効にすると、公開アプリケーションへの接続が中断しても、ユーザーのセッション画面には作業中の画面が保持され、表示されたままになります。たとえば、ワイヤレス接続でのセッション中にトンネルや障害物などの影響で接続に障害が生じた場合、ユーザーデバイス上の画面表示が停止します。トンネルから出るなどして再接続されると、ユーザーはそのまま作業を続行できます。接続が切断している間、ユーザーのデータのすべて、キー入力、およびそのほかの操作は記憶され、アプリケーションは応答しないまま表示されます。接続が再度確立されると、これらすべての操作がアプリケーション内に反映されます。

これで、セッション画面の保持が開始されると画面が変わります。この機能拡張により、セッションウィンドウが灰色表示になり、カウントダウンタイマーに次の再接続が試行されるまでの時間が表示されます。 セッション画面の保持

ヒント

非アクティブなセッションに使用されるグレースケールの明るさは、[再接続UIの透過レベル]ポリシーを使用して変更できます。デフォルト値は、80に設定されています。最大値は100(半透明の画面)より上に設定できません。最小値は0(完全に黒くなった画面)に設定できます。

セッションが正常に再接続されると、カウントダウンのための通知メッセージが消えます。通常どおりデスクトップを操作できます。

2109バージョン以降、セッション画面の保持通知はデフォルトで有効になっています。

この拡張機能を無効にするには:

  1. 構成ファイル/opt/Citrix/ICAClient/config/module.iniに移動します。
  2. [WFClient]セクションで、次の設定を変更します:

SRNotification=False

注:

この機能は、Citrix Virtual Desktopsでのみサポートされています。

クライアント自動再接続とセッション画面の保持が構成されている場合、接続の問題がある場合にはセッションの画面保持が優先して実行されます。セッション画面の保持は既存のセッションへの接続を再度確立しようとします。接続の問題を検出するまでに最大で25秒かかることがあります。また、再接続を試みるための構成可能な期間(デフォルトは180秒)も必要です。セッション画面の保持が再接続に失敗すると、クライアント自動再接続が再接続を試みます。

HDX Broadcastセッション画面の保持を有効にすると、セッションの通信に使用されるデフォルトのポートは、1494から2598に変更されます。

Citrix Workspaceのユーザーには、サーバー側の設定が自動的に適用されます。

重要:

HDX Broadcastセッション画面の保持では、サーバー上で(ポリシー設定を使って)Common Gateway Protocolを有効にする必要があります。Common Gateway Protocolを無効にすると、HDX Broadcastセッション画面の保持も無効になります。

セッション画面の保持ポリシーを使用する

[セッション画面の保持]ポリシー設定により、セッション画面の保持を有効にします。

[セッション画面の保持のタイムアウト] ポリシー設定には、デフォルトで180秒(3分)が設定されています。必要に応じて、セッション画面の保持によってセッションを開いたままにしておく時間を延長できます。その間、ユーザーに再認証を求めるプロンプトは表示されません。

ヒント

必要以上に長い時間を設定すると、接続の再開を待ちきれないユーザーが席を離れることがあります。その間に不正なユーザーがセッションにアクセスしてしまう危険性があります。

セッション画面の保持機能が有効な受信接続ではポート2598が使用されます。このポート番号は[セッション画面の保持のポート番号]ポリシー設定で変更できます。

[セッション画面の保持]ポリシーの設定について詳しくは、「セッション画面の保持のポリシー設定」を参照してください。

注:

セッション画面の保持は、サーバーでデフォルトで有効になっています。この機能を無効にするには、サーバーで管理するポリシーを構成します。

マルチメディアのパフォーマンス

Citrix Workspaceアプリには、メディアリッチな今日のユーザー環境に高品位なユーザーエクスペリエンスを提供する幅広い技術セットが含まれています。これらの技術により、ホストされるアプリケーションやデスクトップでのユーザーエクスペリエンスが向上します。

注:

Linuxバージョン1901以降(GStreamer 0.1)でHDX RealTime Optimization PackとCitrix Workspaceアプリを併用できます。

HDX MediaStream Windows Mediaリダイレクト

HDX MediaStream Windows Mediaリダイレクトを実行すると、Linuxユーザーデバイスでアクセスする仮想Windowsデスクトップでマルチメディア再生時の帯域幅が軽減されます。Windows Mediaリダイレクトは、サーバーではなくユーザーデバイスでメディアランタイムファイルを再生するメカニズムを提供します。その結果、マルチメディアファイルの再生に必要な帯域幅が削減されます。

Windows Mediaリダイレクトは、仮想Windowsデスクトップで実行中のWindows Media Playerおよび互換プレーヤーのパフォーマンスを向上させます。次の形式を含む、さまざまなファイル形式をサポートしています:

  • Advanced Systems Format(ASF)
  • Motion Picture Experts Group(MPEG)
  • Audio-Video Interleaved(AVI)
  • MPEG Audio Layer-3(MP3)
  • WAVサウンドファイル

Citrix Workspaceアプリには、Windows用のメディア形式であるGUIDをGStreamer用のMIMEタイプに変換するためのテキストベースの変換テーブルであるMediaStreamingConfig.tblが含まれています。この変換テーブルは、以下の目的で編集できます:

  • 不明またはサポートされないメディアフィルター/ファイル形式を変換テーブルに追加する。
  • 問題が生じるGUIDをブロックして、強制的にサーバー側でレンダリングされるようにする。
  • GStreamerパラメーターの変更により問題のある形式をトラブルシューティングできるようにするため、パラメーターを既存のMIME文字列に追加する。
  • ユーザーデバイス上のGStreamerによりサポートされているメディアファイルの種類に応じて、カスタムの構成を管理および展開する。

クライアント側でのコンテンツ取得機能を使用すると、<http://><mms://>、または<rtsp://>形式のURLからのストリーム配信メディアを、Citrixサーバーを介さずにユーザーデバイスで直接取得できます。サーバーは、ユーザーデバイスをメディアに接続して、再生、一時停止、停止、音量、シークなどの制御コマンドを送信します。メディアデータの処理は行いません。この機能を使用するには、ユーザーデバイス上に高度なマルチメディアGStreamerライブラリをインストールする必要があります。

HDX MediaStream Windowsメディアリダイレクトを実装するには:

  1. オープンソースのマルチメディアフレームワークであるGStreamer 0.10を各ユーザーデバイス上にインストールします。通常、Citrix Workspaceアプリをインストールする前にGStreamerをインストールして、Citrix WorkspaceアプリがインストールプロセスでGStreamerの使用を構成できるようにします。

    ほとんどのLinuxディストリビューションにはGStreamerが含まれています。または、http://gstreamer.freedesktop.orgからGStreamerをダウンロードできます。

  2. クライアント側でのコンテンツ取得機能を有効にするには、再生するメディアのファイルタイプに対応するGStreamerのプロトコルソースプラグインをインストールします。このプラグインのインストールおよび動作を確認するには、gst-launchユーティリティを使用します。このプラグインが正しくインストールされている場合、gst-launchでURLのマルチメディアを再生できます。たとえば、gst-launch-0.10 playbin2 uri=<http://example-source/file.wmv>を実行してビデオが正しく再生されるかチェックします。

  3. デバイス上でCitrix Workspaceアプリをインストールするときに、Tarballスクリプトを使用している場合、GStreamerオプションを選択します(この手順は.debおよび.rpmパッケージでは自動で実行されます)。

クライアント側でのコンテンツ取得機能を使用する場合は、次のことに注意してください:

  • この機能は、デフォルトで有効になります。無効にするには、All-Regions.iniファイルのMultimediaセクションにあるSpeedScreenMMACSFEnabledオプションを使用します。ここで「False」を指定すると、Windows Mediaリダイレクト機能が使用されます。
  • デフォルトでは、すべてのMediaStream機能でGStreamerのplaybin2プロトコルが使用されます。クライアント側でのコンテンツ取得機能を除くすべてのMediaStream機能を従来のplaybinプロトコルに戻すことができます。クライアント側でのコンテンツ取得機能では、All-Regions.iniファイルのMultimediaセクションにあるSpeedScreenMMAEnablePlaybin2オプションを使用して、常にplaybin2プロトコルを使用します。
  • Citrix Workspaceアプリでは、.asx.nscなどのストリーム構成情報ファイルや再生リストファイルを認識できません。可能な場合は、これらのファイルを参照しない標準的なURLをユーザーが指定する必要があります。URLが有効かどうかは、gst-launchを使用して確認できます。

GStreamer 1.0については、以下のことに注意してください:

  • デフォルトでは、GStreamer 0.10がHDX MediaStream Windows Mediaリダイレクトに使用されます。GStreamer 1.0は、GStreamer 0.10が使用できない場合にのみ使用されます。
  • GStreamer 1.0を使用する場合は、次の手順を使用してください:
  1. GStreamerプラグインのインストール先ディレクトリを検出します。プラグインのインストール先は、ディストリビューション、OSアーキテクチャ、GStreamerのインストール方法によって異なります。一般的なインストールパスは、/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gstreamer-1.0または$HOME/ .local/share/gstreamer-1.0です。
  2. Linux向けCitrix Workspaceアプリのインストールディレクトリを検出します。スーパーユーザー(root)のデフォルトのインストールディレクトリは、/opt/Citrix/ICAClientです。非スーパーユーザーのデフォルトのインストールディレクトリは、$HOME/ICAClient/platform(プラットフォームはlinuxx64など)です。詳しくは、「インストールとセットアップ」を参照してください。
  3. GStreamerプラグインディレクトリでシンボリックリンクを作成することで、libgstflatstm1.0.soをインストールします:-sf $ICACLIENT_DIR/util/libgstflatstm1.0.so $GST_PLUGINS_PATH/libgstflatstm1.0.so。この手順には、権限の昇格(sudo権限など)が必要な場合があります。
  4. gst_play1.0をプレーヤーとして使用する:-sf $ICACLIENT_DIR/util/gst_play1.0 $ICACLIENT_DIR/util/gst_play この手順には、権限の昇格(sudo権限など)が必要な場合があります。
  • HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮でGStreamer 1.0を使用する場合、gst_read1.0をリーダーとして使用します。sf $ICACLIENT_DIR/util/gst_read1.0 $ICACLIENT_DIR/util/gst_read。

GStreamer 1.xの有効化

1912より前のリリースでは、GStreamer 0.10がマルチメディアリダイレクトでサポートされるデフォルトのバージョンでした。1912リリース以降、GStreamer 1.xをデフォルトのバージョンとして構成することができます。

制限事項:

  • ビデオを再生すると、巻き戻しおよび早送りのシークが正常に機能しないことがあります。
  • ARMHFデバイスでCitrix Workspaceアプリを起動すると、GStreamer 1.xが正常に機能しないことがあります。
GStreamer 1.xをインストールするには

GStreamer 1.xフレームワークと以下のプラグインをhttps://gstreamer.freedesktop.org/documentation/installing/on-linux.htmlからインストールします:

  • Gstreamer-plugins-base
  • Gstreamer-plugins-bad
  • Gstreamer-plugins-good
  • Gstreamer-plugins-ugly
  • Gstreamer-libav
バイナリをローカルにビルドするには

SUSEやopenSUSEなどの一部のLinux OSディストリビューションでは、デフォルトのソースリストにGStreamerパッケージが見つからないことがあります。この場合、ソースコードをダウンロードし、すべてのバイナリをローカルにビルドします。

  1. https://gstreamer.freedesktop.org/src/からソースコードをダウンロードします。
  2. コンテンツを抽出します。
  3. 解凍されたパッケージがあるディレクトリに移動します。
  4. 次のコマンドを実行します:

    $sudo ./configure
    $sudo make
    $sudo make install
    <!--NeedCopy-->
    

デフォルトでは、生成されたバイナリは/usr/local/lib/gstreamer-1.0/で利用可能です。

トラブルシューティングについて詳しくは、Knowledge Centerの記事CTX224988を参照してください。

GStreamer 1.xを構成するには

GStreamer 1.xをCitrix Workspaceアプリで使用できるように構成するには、シェルプロンプトを使用して以下の構成を適用します:

  • $ln -sf $ICACLIENT_DIR/util/libgstflatstm1.0.so $GST_PLUGINS_PATH/libgstflatstm1.0.so
  • $ln -sf $ICACLIENT_DIR/util/gst_play1.0 $ICACLIENT_DIR/util/gst_play

各項目の意味は次のとおりです。

  • ICACLIENT_DIR - Linux向けCitrix Workspaceアプリのインストールパスです。
  • GST_PLUGINS_PATH - GStreamerのプラグインパスです。たとえば、64ビットDebianマシンでは、/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gstreamer-1.0/です。

制限事項:

  • バージョン2106より前のリリースでは、GStreamerバージョン1.15.1以降を使用する際に、Webカメラのリダイレクトが失敗し、セッションが切断されることがあります。

HDX MediaStream Flashリダイレクト

HDX MediaStream Flashリダイレクトにより、Adobe Flashコンテンツがユーザーデバイス上でローカルに再生され、帯域幅要件を増やすことなく高品位な音声やビデオの再生機能が提供されます。

  1. この機能に必要な要件をユーザーデバイスが満たしていることを確認します。詳しくは、「システム要件」を参照してください。

  2. wfclient.iniの[WFClient]セクション(特定ユーザーのすべてのコネクションに適用する場合)またはAll\_Regions.iniの[Client Engine\Application Launching]セクション(環境内のすべてのユーザーに適用する場合)に、以下のパラメーターを追加します:

    • HDXFlashUseFlashRemoting=Ask: Never; Always

      ユーザーデバイス上でHDX MediaStream for Flashを有効にします。デフォルトでは、この値は Neverに設定されています。また、このFlashコンテンツを含むWebページに接続したときに、コンテンツを最適化するかどうかを確認するダイアログボックスがユーザーに表示されます。

    • HDXFlashEnableServerSideContentFetching=Disabled; Enabled

      Citrix Workspaceアプリのサーバー側でのコンテンツ取得機能を有効または無効にします。デフォルトでは、この値はDisabledに設定されています。

    • HDXFlashUseServerHttpCookie=Disabled; Enabled

      HTTP Cookieのリダイレクトを有効または無効にします。デフォルト値は、Disabledに設定されています。

    • HDXFlashEnableClientSideCaching=Disabled; Enabled

      Citrix Workspaceアプリにより取得されたWebコンテンツのクライアント側キャッシュを有効または無効にします。デフォルト値は、Enabledに設定されています。

    • HDXFlashClientCacheSize= [25-250]

      クライアント側でのキャッシュのサイズを、MB単位で定義します。この値は、25MB~250MBの間で定義できます。サイズが制限値に到達すると、キャッシュ内の既存のコンテンツが削除され、新しいコンテンツが保存されます。デフォルト値は、100に設定されています。

    • HDXFlashServerSideContentCacheType=Persistent: Temporary; NoCaching

      サーバー側でのコンテンツ取得機能により取得されたコンテンツのCitrix Workspaceアプリでのキャッシュの種類を定義します。デフォルト値は、 Persistentに設定されています。

      注: このパラメーターは、 HDXFlashEnableServerSideContentFetchingEnabledに設定した場合にのみ必要です。

  3. Flashリダイレクトはデフォルトで無効になっています。/config/module.iniファイルで、FlashV2=OffをFlashV2=Onに変更して、この機能を有効にします。

HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮

HDX RealTime機能のWebカメラビデオ圧縮オプションを使用すると、ビデオ会議で消費される帯域幅を効率化できます。このオプションにより、GoToMeeting HDFaces、Skype for Businessなどのアプリケーションを使用するときに最適なパフォーマンスが提供されます。

  1. この機能に必要な要件をユーザーデバイスが満たしていることを確認します。
  2. Multimedia仮想チャネルが有効になっていることを確認します。これを有効にするには、$ICAROOT/config/module.iniファイルを開き、[ICA3.0]セクションのMultiMediaOnに設定されていることを確認します。
  3. オーディオ入力を有効にするには、[環境設定] ダイアログボックスの [マイクとWebカメラ]ページで、[マイクとWebカメラを使用する] をクリックします。

HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮の無効化

デフォルトでは、HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮機能によりWebカメラのパフォーマンスが最適化されます。ただし一部の環境では、ユーザーがUSBサポート機能を使ってWebカメラを接続しなければならない場合があります。この接続を行うには、次のことを実行する必要があります:

  • HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮を無効にする
  • WebカメラのUSBサポートを有効にする
  1. 次のパラメーターを適切なINIファイルの[WFClient]セクションに追加する:

    AllowAudioInput=False

    詳しくは、「デフォルト設定」を参照してください。

  2. usb.confファイルを開きます。通常このファイルは、$ICAROOT/usb.confにあります。

  3. 次の行を削除するか、コメントアウトします:

    DENY: class=0e # UVC(HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮経由のデフォルト)

  4. ファイルを保存して閉じます。

Citrix埋め込みWebブラウザーでのセキュアなSaaSアプリ 試験段階の機能

SaaSアプリへのセキュリティ保護されたアクセス機能によって、統合されたユーザーエクスペリエンスで公開SaaSアプリをユーザーに提供できます。SaaSアプリはシングルサインオンで利用できます。管理者は、マルウェアやデータ漏えいから組織のネットワークやエンドユーザーデバイスを保護できるようになりました。この保護のために、特定のWebサイトやWebサイトカテゴリへのアクセスをフィルター処理できます。

Linux向けCitrix Workspaceアプリは、アクセス制御サービスを使用したSaaSアプリの使用をサポートします。このサービスにより、管理者は一貫したエクスペリエンスを提供し、シングルサインオンを統合し、コンテンツ検査を利用することができます。

前提条件:

libgtkglext1パッケージが利用可能であることを確認します。

SaaSアプリをクラウドで提供する利点は次のとおりです:

  • シンプルな構成 - 操作、更新、使用が簡単です。
  • シングルサインオン - シングルサインオンで簡単にログオンできます。
  • さまざまなアプリの標準テンプレート - 一般的なアプリをテンプレートを使用して構成できます。

注:

Citrix Browserエンジンを使用したSaaSは、x64およびx86プラットフォームでのみサポートされており、ArmHardFloatPort(ARMHF)ハードウェアではサポートされていません。

アクセス制御サービスを使用してSaaSアプリを構成する方法については、アクセス制御に関するドキュメントを参照してください。

SaaSアプリとCitrix Workspaceアプリについて詳しくは、Windows向けCitrix Workspaceアプリのドキュメントで「Workspace構成」を参照してください。

H.264

Citrix Workspaceアプリでは、Citrix Virtual Apps and Desktops 7で配信されるHDX 3D Proグラフィックを含むH.264グラフィックがサポートされます。この機能では、デフォルトで有効になっている深圧縮コーデックが使用されます。これにより、専門的なグラフィック処理アプリケーションをWANネットワークを介して使用する場合でも、既存のJPEGフォーマットよりも高いパフォーマンスが提供されます。

この機能を無効にする(つまりグラフィックをJPEGコーデックで処理する)には、このトピックの手順に従ってください。深圧縮コーデックを有効にしたまま、テキストトラッキングを無効にすることもできます。グラフィックに含まれるテキストが多くないまたは重要でない場合は、テキストトラッキングを無効にすることにより、複雑なグラフィック処理時のCPU負荷を軽減できます。

重要:

この機能を構成する場合は、Citrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaSの[表示品質]設定で無損失品質を指定しないでください。無損失品質を指定するとサーバー側のH.264エンコーディングが無効になり、Citrix Workspaceアプリでこの機能が動作しなくなります。

深圧縮コーデックのサポートを無効にするには:

wfclient.iniファイルで、H264EnabledFalseを設定します。これにより、テキストトラッキングも無効になります。

テキストトラッキングのみを無効にするには:

深圧縮コーデックのサポートを有効にしたまま、wfclient.iniファイルでTextTrackingEnabledFalseを設定します。

画面タイル

Direct-to-Screenビットマップデコード、バッチタイルデコード、およびXSyncの待機機能を使用すると、JPEGエンコードの画面タイルの処理パフォーマンスを最適化できます。

  1. JPEGライブラリがこれらの機能をサポートすることを確認します。

  2. wfclient.iniのThinwire3.0セクションで、DirectDecodeおよびBatchDecodeに「True」を指定します。

    注:バッチタイルデコード機能を有効にすると、XSyncの待機機能が自動的に有効になります。

ログ

以前のバージョンでは、debug.iniおよびmodule.iniファイルがログの構成に使用されました。

バージョン2009以降、次のいずれかの方法を使用してログを構成できます:

  • コマンドラインインターフェイス
  • GUI

また、バージョン2009の時点で、debug.ini構成ファイルはCitrix Workspaceアプリインストーラーパッケージから削除されています。

ログは、Citrix Workspaceアプリ展開の詳細、構成の変更、および管理アクティビティをログデータベースにキャプチャします。サードパーティの開発者は、Citrix WorkspaceアプリのPlatform Optimization SDKの一部としてバンドルされているログSDKを使用して、このログメカニズムを適用できます。

ログ情報を使用して、以下を実行できます:

  • 変更後に発生する問題を診断してトラブルシューティングする。ログではブレッドクラムが示されます。
  • 変更管理の補助および構成の追跡を行う。
  • 管理アクティビティのレポートを生成する。

Citrix Workspaceアプリがルートユーザー権限でインストールされている場合、ログは/var/log/citrix/ICAClient.logに保存されます。それ以外の場合、ログは${HOME}/.ICAClient/logs/ICAClient.logに保存されます。

Citrix Workspaceアプリをインストールすると、ログ機能を処理するためにcitrixlogというユーザーが作成されます。

コマンドラインインターフェイス

  1. コマンドプロンプトで/opt/Citrix/ICAClient/utilパスに移動します。
  2. 次のコマンドを実行して、ログの環境設定を指定します。

    ./setlog help

使用可能なすべてのコマンドが表示されます。

次の表は、さまざまなモジュールと関連するトレースクラス値です。特定のコマンドラインログ値セットについては、次の表を使用してください:

モジュール ログクラス
アサーション LOG_ASSERT
オーディオモニター TC_CM
CEFを使用したBCR TC_CEFBCR
クライアントオーディオマッピング TC_CAM
コネクションセンター TC_CONNCENTER
クライアント通信ポート TC_CCM
クライアントドライブマッピング TC_CDM
クリップ TC_CLIP
クライアント側プリンターのマッピング TC_CPM
クライアント側プリンターのマッピング TC_CPM
フォント TC_FONT
フレーム TC_FRAME
グラフィックの抽象化 TC_GA
Input Method Editor TC_IME
IPC TC_IPC
キーボードマッピング TC_KEY
ライセンスドライバー TC_VDLIC
マルチメディア TC_MMVD`
マウスマッピング TC_MOU
MS Teams TC_MTOP
その他のライブラリ TC_LIB
プロトコルドライバー TC_PD
PNAストア TC_PN
標準イベントログ LOG_CLASS
SRCC TC_SRCC
SSPIログイン TC_CSM
スマートカード TC_SCARDVD
セルフサービス TC_SS
セルフサービスの拡張 TC_SSEXT
StorefrontLib TC_STF
Transport Driver TC_TD
Thinwire TC_TW
透過的なウィンドウインターフェイス TC_TUI
仮想チャネル TC_VD
PAL TC_VP
UI TC_UI
UIDialogLibWebKit3 TC_UIDW3
UIDialogLibWebKit3_ext TC_UIDW3E
USBデーモン TC_CTXUSB
ビデオフレームドライバー TC_VFM
Webキット TC_WEBKIT
WinStationドライバー TC_WD
Wfica TC_NCS
Wficaエンジン TC_WENG
Wfica Shell TC_WFSHELL
Webヘルパー TC_WH
ゼロ遅延 TC_ZLC

GUI

[Menu] > [Preferences] に移動します。[Citrix Workspace-Preferences] ダイアログボックスが開きます。 設定ダイアログ

トレースの詳細レベルを上げると、次の値を使用できます:

  • 無効
  • エラーのみ
  • Normal
  • Verbose

[ログ:] オプションのデフォルト値は [エラーのみ] です。

大量のデータが生成され、トレースがCitrix Workspaceアプリのパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があります。このため、トラブルシューティングの場合を除き、[Verbose] を指定しないことをお勧めします。

必要なログレベルを選択したら、[Save and Close] をクリックします。変更はセッションに動的に適用されます。

[Logging] オプションドロップダウンメニューの横にある設定アイコンをクリックします。[Citrix Log Preferences] ダイアログボックスが開きます。 ログの環境設定ダイアログ

注:

ICAClient.logファイルを削除した場合は、ログサービスctxlogdを再起動する必要があります。

たとえば、systemd対応のセットアップを使用している場合は、次のコマンドを実行します:

systemctl restart ctxlogd

バージョン2006以前でのログの有効化:

バージョン2006以前を使用している場合は、以下の手順を使用してログを有効にします:

  1. LinuxマシンにCitrix Workspaceアプリをダウンロードしてインストールします。
  2. ICAROOT環境変数をインストール場所に設定します。

    例:/opt/Citrix/ICAClient

    デフォルトでは、TC_ALLトレースクラスが有効であり、すべてのトレースが提供されます。

  3. 特定のモジュールのログを収集するには、$ICAROOTdebug.iniファイルを開き、[wfica]セクションに必要なトレースパラメーターを追加します。

    たとえば、次のようにトレースクラスを「+」記号で追加します。例:+TC_LIB

    たとえば、次のようにパイプ記号で区切って異なるクラスを追加できます。 例:+TC_LIB|+TC_MMVD

次の表は、wficaモジュールと関連するトレースクラス値です:

モジュール TraceClasses値
グラフィック TC_TW
EUEM TC_EUEM
WFICA(セッションの起動) TC_NCS
印刷 TC_CPM
接続シーケンス - WD TC_WD
接続シーケンス - PD TC_PD
接続シーケンス - TD TC_TD
プロキシ関連ファイル TC_PROXY
マルチメディア仮想ドライバー/Webカメラ TC_MMVD
仮想ドライバー TC_VD
クライアントドライブマッピング TC_CDM
オーディオ TC_CAM
COM(通信ポート) TC_CCM
シームレス TC_TWI
スマートカード TC_SCARDVD

次の表に、コネクションセンターモジュールと関連するトレースクラス値を示します:

モジュール TraceClasses値
コネクションセンター TC_CSM

次の表に、setWebHelperのトレースクラス値を示します:

TraceClasses値
logSwitchを1(有効)または0(無効)に設定
例:logSwitch = 1

トラブルシューティング:

ctxlogdが応答しなくなった場合、ログはsyslogでトレースされます。

起動のたびに新しいログおよび更新されたログを取得する方法については、「syslog構成」を参照してください。

syslog構成

デフォルトでは、すべてのsyslogログは/var/log/syslogに保存されます。/etc/rsyslog.confファイルの[RULES]セクションで以下の行を編集し、ログファイルのパスと名前を構成できます。例:

user.* -/var/log/logfile_name.log

変更を保存し、次のコマンドを使用してsyslogサービスを再起動します:

sudo service rsyslog restart

確認事項:

  • 新しいsyslogが使用可能であることを確認するには、syslogを削除して、次のコマンドを実行します:sudo service rsyslog restart

  • メッセージが重複しないようにするには、rsyslog.confファイルの最初に$RepeatedMsgReduction onを追加します。

  • ログを受信するには、rsyslog.confファイルの最初の $ModLoad imuxsock.so行がコメント解除されていることを確認します。

リモートログ機能

リモートログ機能を有効にするには:

  • サーバー側の構成: syslogサーバーのrsyslog.confファイルで次の行をコメント解除します:

    $ModLoad imtcp

    $InputTCPServerRun 10514

  • クライアント側の構成: localhostをリモートサーバーのIPアドレスに置き換えて、rsyslog.confファイルに次の行を追加します:

    *.* @@localhost:10514

ログファイルの収集

以前は、Citrix Workspaceアプリでログファイルを収集するために使用できるツールはなく、ログファイルは別のフォルダーにありました。さまざまなフォルダーからログファイルを手動で収集する必要があったのです。

このリリース以降、Citrix Workspaceアプリでは、さまざまなフォルダーからログファイルを収集するためのcollectlog.pyツールが導入されています。このツールは、コマンドラインを使用して実行できます。ログファイルは、圧縮されたログファイルとして生成され、ローカルサーバーからダウンロードできます。

前提条件

  • Python3
  • ログを保存するために追加の容量が必要

バージョン2109以降、collectlog.pyツールを使用してログファイルを収集する、次の2つの新しいファイルが追加されています:

  • logcollector.iniファイル – ログファイルの名前とパスを保存します。
  • collectlog.pyファイル – ログファイルを収集し、cwalog_{timestamp}.tar.gz圧縮ファイルとして保存します。

デフォルトでは、[hdxteams]コンポーネントがlogcollector.iniファイルに追加され、Microsoft Teamsのログファイルを収集します。ただし、次の手順を使用して、logcollector.iniファイルに他のコンポーネントを追加することもできます:

  1. ${HOME}/.ICAClient/logs/ICAClient.log/logcollector.iniファイルに移動します。
  2. 次の例に従って、ログファイルを収集するために必要なコンポーネントを追加します:

[component_name]

log_name1 = “log_path1”

log_name2 = “log_path2”

バージョン2109を使用している場合は、次の手順を使用してログファイルを収集します:

  1. LinuxマシンにCitrix Workspaceアプリをダウンロードしてインストールします。
  2. コマンドラインで/opt/Citrix/ICAClient/utilパスに移動します。
  3. 次のコマンドを実行します: ./collctlog.py -h

    コマンドの使用方法についての情報が次のように表示されます:

    usage: collect_log [-h] [-c CONFIG] [-a ARCHIVE]optional arguments: -h, --help show this help message and exit -c CONFIG, --config CONFIG The logcollector.ini path & file -a ARCHIVE, --archive ARCHIVE The archive path & file

  4. 必要に応じて、次のコマンドを実行します:

    • ./collectlog.py – デフォルトパスから構成ファイルを使用してログファイルを収集し、それらを圧縮ログファイルとしてデフォルトパスに保存します。
    • ./collectlog.py -c /user_specified_path/logcollector.ini – ユーザー指定のパスから構成ファイルを使用してログファイルを収集し、それらを圧縮ログファイルとしてデフォルトのパスに保存します。
    • ./collectlog.py -c /user_specified_path/logcollector.ini -a/another_user_specified_path/ – ユーザー指定のパスから構成ファイルを使用してログファイルを収集し、それらをユーザー定義のパスに圧縮ログファイルとして保存します。

    注:

    構成ファイルlogcollector.iniのデフォルトパスは/opt/Citrix/ICAClient/config/logcollector.iniです。圧縮ログファイルのデフォルトパスは/tmpです。

  5. /tmpフォルダーに移動し、cwalog_{timestamp }.tar.gz圧縮ファイルを収集します。

注:

ログファイルは、cwalog_{timestamp}.tar.gzというファイル名で/tmpフォルダーに保存されます。

Microsoft Teamsの最適化

Citrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaS、およびCitrix Workspaceアプリを通じたデスクトップベースのMicrosoft Teamsの最適化です。Microsoft Teamsの最適化は、Microsoft Skype for BusinessのHDX RealTimeの最適化に似ています。両者の違いは、Microsoft Teams最適化で必要となるすべてのコンポーネントはVDAとLinux向けWorkspaceアプリに付属しているという点にあります。

Linux向けCitrix Workspaceアプリは、Microsoft Teams最適化でオーディオ、ビデオ、画面共有機能をサポートします。

注:

  • Microsoft Teams最適化は、x64 Linuxディストリビューションでのみサポートされます。
  • Microsoftの最適化は、Citrix Virtual Apps and DesktopsとCitrix DaaSの両方でサポートされています。
  • Dell Wyseを使用するシンクライアントの場合、Citrix構成エディターを使用して/var/.config/citrix/hdx_rtc_engine/config.jsonファイルのパラメーターを編集します。詳しくは、Dellのドキュメントを参照してください。

ログを有効にする方法については、「Microsoft Teamsのログ」に記載されている手順に従ってください。

システム要件については、「Microsoft Teamsの最適化」を参照してください。

詳しくは、「Microsoft Teamsの最適化」と「Microsoft Teamsリダイレクト」を参照してください。

オーディオ構成の機能強化

Microsoft Teamsが自動利得制御とノイズ抑制のオプションを構成する場合、CitrixリダイレクトのMicrosoft Teamsは構成された値を優先します。それ以外の場合、これらのオプションはデフォルトで有効になっています。ただし、Citrix Workspaceアプリ2104以降、デフォルトではエコーキャンセルオプションは無効になっています。Citrix Workspaceアプリ2112以降、管理者は以下を実行してデフォルト設定を変更し、オーディオの問題(ロボットのような音声、高いCPU使用率によって音声が途切れるなど)のトラブルシューティングを行うことができます:

  1. /var/.config/citrix/hdx_rtc_engine/config.jsonファイルに移動します。
  2. 次のオプションを設定します。
    • EnableAECの値を1に設定してエコーキャンセルを有効にする、または0に設定して無効にする
    • EnableAGCの値を1に設定して自動利得制御を有効にする、または0に設定して無効にする
    • EnableNSの値を1に設定してノイズ抑制を有効にする、または0に設定して無効にする
mkdir -p /var/.config/citrix/hdx_rtc_engine

vim /var/.config/citrix/hdx_rtc_engine/config.json

{

      "EnableAEC":1,"EnableAGC":1,"EnableNS":1

}
<!--NeedCopy-->

通話が確立されたら、webrpcログ(/tmp/webrpc/<current date>/)で次のエントリを監視して、変更が有効になったことを確認します:

/tmp/webrpc/Wed_Feb__2_14_56_33_2022/webrpc.log:[040.025] Feb 02 14:57:13.220 webrtcapi.NavigatorUserMedia Info: getUserMedia. audio constraints, aec=1, agc=1, ns=1
<!--NeedCopy-->

Microsoft Teamsでのエンコーダーのパフォーマンス見積もりツール

HdxRtcEngineはMicrosoft Teamsのリダイレクトを処理するCitrix Workspaceアプリに組み込まれたWebRTCメディアエンジンです。HdxRtcEngine.exeは、エンドポイントのCPUが過負荷状態になることなく維持できる最適な送信ビデオ(エンコーディング)の解像度を見積もることができます。使用できる値は、240p、360p、720p、1080pです。

パフォーマンス見積もりプロセスでは、特定のエンドポイントで達成できる最適な解像度を決定するためにマクロブロックコードを利用します。通話のセットアップ中のコーデックネゴシエーションには、可能な限り高い解像度が使用されます。コーデックネゴシエーションは、ピア間、またはピアと会議サーバー間で行われることがあります。

次の表に、エンドポイントの4つのパフォーマンスカテゴリを示します。各カテゴリに使用可能な最大解像度が指定されています:

エンドポイントのパフォーマンス 最大解像度 レジストリキー値
Fast 1080p(1920x1080 16:9 @ 30fps) 3
Medium 720p(1280x720 16:9 @ 30fps) 2
Slow 360p(640x360 16:9 @ 30fpsまたは640x480 4:3 @ 30fpsのいずれか) 1
Very slow 240p(320x180 16:9 @ 30fpsまたは320x240 4:3 @ 30fpsのいずれか) 0

たとえば、送信ビデオ(エンコーディング)の解像度値を360pに設定するには、端末から次のコマンドを実行します:

mkdir -p /var/.config/citrix/hdx_rtc_engine

vim /var/.config/citrix/hdx_rtc_engine/config.json

{

    "OverridePerformance":1

}
<!--NeedCopy-->

Microsoft Teamsのログ

Microsoft Teamsのログを有効にするには:

  1. /opt/Citrix/ICAClient/debug.iniファイルに移動します。
  2. 以下のように、[HDXTeams]セクションを変更します:

    [HDXTeams]
    ; Retail logging for HDXTeams 0/1 = disabled/enabled
    HDXTeamsLogSwitch = 1
    ; Debug logging; , It is in decreasing order
    ; LS_NONE = 4, LS_ERROR = 3, LS_WARNING = 2, LS_INFO = 1, LS_VERBOSE = 0
    WebrtcLogLevel = 0
    ; None = 5, Info = 4, Warning = 3, Error = 2, Debug = 1, Trace = 0
    WebrpcLogLevel = 0
    
    <!--NeedCopy-->
    

config.jsonファイルに次の行を追加してログを有効にすることもできます:

{
"WebrpcLogLevel": 0,"WebrtcLogLevel": 0
}
<!--NeedCopy-->

llvm-12にlibunwind-12ライブラリの依存関係を追加

2111リリース以降、llvm-12にlibunwind-12ライブラリと呼ばれる新しい依存関係が追加されました。ただしこれは、デフォルトでは本来のリポジトリに存在しません。次の手順で、libunwind-12ライブラリをリポジトリに手動でインストールします:

  1. ターミナルを開きます。
  2. 次の行を入力して、llvmリポジトリキーファイルをインストールします:

    
     wget -O - https://apt.llvm.org/llvm-snapshot.gpg.key|sudo apt-key add
    <!--NeedCopy-->
    
  3. 次の行を入力して、llvmリポジトリのソース一覧を構成します:

     sudo vim /etc/apt/sources.list
    <!--NeedCopy-->
    
  4. 次の行を追加します:

    deb http://apt.llvm.org/bionic/ llvm-toolchain-bionic-12 main
    deb-src http://apt.llvm.org/bionic/ llvm-toolchain-bionic-12 main
    <!--NeedCopy-->
    
  5. 次のコマンドを実行して、libunwind-12ライブラリをインストールします:

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install libunwind-12
    <!--NeedCopy-->
    

Microsoft Teams最適化の機能強化

  • Citrix Workspaceアプリのバージョン2101以降:
    • Citrix Workspaceアプリのインストーラーは、Microsoft Teamsの着信音をパッケージ化しています。
    • オーディオ出力は、新しく接続されたオーディオデバイスに自動的に切り替わり、適切な音量が設定されます。
    • HTTPプロキシで匿名認証をサポート。
  • Citrix Workspaceアプリのバージョン2103以降、VP9ビデオコーデックはデフォルトで無効になっています。

  • Citrix Workspaceアプリのバージョン2104以降、エコーキャンセル機能はデフォルトで無効になっています。内蔵スピーカーやマイクを通話に使用しないことをお勧めします。代わりにヘッドフォンを使用してください。この修正は、シンクライアントで音声が途切れる問題に対処することを目的としています。

  • Citrix Workspaceアプリのバージョン2106以降:

    • 以前は、[画面共有] をクリックすると、デフォルトまたはメインモニターのプレビューは画面共有でのみ使用できました。

      このバージョンでは、すべての画面のプレビューが画面選択メニューに表示されます。VDA環境で画面を共有するために任意の画面を選択できます。選択したモニターに赤い四角が表示され、選択した画面のコンテンツの小さな画像が画面選択メニューに表示されます。

      シームレスモードでは、すべての画面から1つを選択して共有できます。Desktop Viewerがウィンドウモードを変更(最大化、復元、または最小化)すると、画面共有が停止します。

  • Citrix Workspaceアプリのバージョン2112以降:

    注:

    次の機能は、Microsoft Teamsから今後の更新がロールアウトされてからのみ使用できます。Microsoftによって更新プログラムがロールアウトされたら、ドキュメントのアップデートおよび発表について、CTX253754を確認できます。

    • Microsoft Teamsでの制御の要求

      このリリースでは、参加者が画面を共有している場合、Microsoft Teamsの通話中に制御を要求できます。制御できるようになると、共有画面に対して選択、編集、またはその他の変更を実行できます。

      画面が共有されているときに制御を取得するには、Microsoft Teams画面の上部にある [制御を要求] をクリックします。画面を共有している会議参加者は、要求を許可または拒否できます。

      制御中は、共有画面に対して選択、編集、その他の変更を実行できます。入力が完了したら、[制御を停止] をクリックします。

      制限事項:

      [制御を要求] オプションは、最適化ユーザーと、エンドポイントで実行されているネイティブのMicrosoft Teamsデスクトップクライアントのユーザーとの間のピアツーピア通話では使用できません。この問題を回避するために、ユーザーは会議に参加して [制御を要求] オプションを使用することができます。

    • 動的緊急通報(Dynamic e911)のサポート

      このリリースのCitrix Workspaceアプリは、動的緊急通報をサポートしています。Microsoft Calling Plans、Operator Connect、およびDirect Routingで使用すると、次の機能が提供されます:

      • 緊急通報の構成とルーティング
      • セキュリティ担当者に通知する

      通知は、VDAで実行されているMicrosoft Teamsクライアントではなく、エンドポイントで実行されているCitrix Workspaceアプリの現在の場所に基づいて、提供されます。 Ray Baum法では、911発信者の派遣可能位置情報を、適切な緊急通報受理機関(PSAP)に送信する必要があります。LInux向けCitrix Workspaceアプリ2112以降、HDXを使用したMicrosoft Teamsの最適化はRay Baum法に準拠しています。この機能をサポートするには、LLDPライブラリがシンクライアントのオペレーティングシステムディストリビューションに含まれている必要があります。

  • Citrix Workspaceアプリのバージョン2203以降:

    Microsoft Teamsのマルチウィンドウチャットと会議

    このリリースでは、Citrix Virtual Apps and Desktops 2112以降でHDXによる最適化が行われた場合、Microsoft Teamsでチャットと会議に複数のウィンドウを使用できるようになりました。会話や会議をさまざまな方法でポップアウトできます。ポップアウトウィンドウ機能について詳しくは、「Microsoft Teams Pop-Out Windows for Chats and Meetings」を参照してください。

    古いバージョンのCitrix WorkspaceアプリまたはVirtual Delivery Agent(VDA)を使用している場合は、シングルウィンドウコードが今後Microsoftによって廃止されることに注意してください。ただし、この機能がGA(一般提供)されてから、複数のウィンドウをサポートするバージョンのVDAまたはCitrix Workspaceアプリ(2203以降)にアップグレードされるまでに、最低9か月かかります。

    注:

    この機能は、Microsoft Teamsから以降の更新がロールアウトされた後にのみ使用できます。Microsoftによって更新プログラムがロールアウトされたら、ドキュメントのアップデートおよび発表について、CTX253754を確認できます。

NetScaler App Experience(NSAP)仮想チャネルのサポート

以前は試験段階の機能であったNSAP仮想チャネル機能が、バージョン2006以降完全にサポートされるようになりました。すべてのHDX Insightデータは、NSAP仮想チャネルからのみ圧縮されずに送信されます。このアプローチにより、セッションのスケーラビリティとパフォーマンスが向上します。NSAP仮想チャネルはデフォルトでは有効になっています。無効にするには、module.iniファイルで、VDNSAPフラグNSAP=Offを切り替えます。

詳しくは、Linux Virtual Delivery Agentのドキュメントの「HDX Insight」およびCitrix Application Delivery Managementサービスのドキュメントの「HDX Insight」を参照してください。

マルチモニターレイアウト永続性

この機能は、エンドポイント間でセッションモニターのレイアウト情報を保持します。セッションは、構成済みのモニターに表示されます。

前提条件:

この機能には、以下が必要です:

  • StoreFront v3.15以降。
  • .ICAClientが既に現在のユーザーのホームフォルダーに存在する場合:

    All_Regions.iniファイルを削除します

    または

    All_Regions.iniファイルを保持するには、[Client Engine\Application Launching] セクションの最後に次の行を追加する:

    SubscriptionUrl=

    PreferredWindowsBounds=

    PreferredMonitors=

    PreferredWindowState=

    SaveMultiMonitorPref=

.ICAClientフォルダーが存在しない場合は、Citrix Workspaceアプリの新規インストールです。この場合、機能のデフォルト設定は保持されます。

使用例

  • 任意のモニターをウィンドウモードで起動し、設定を保存します。 セッションを再起動すると、同じモードで、同じモニター上の同じ位置に表示されます。
  • 任意のモニターを全画面モードで起動し、設定を保存します。 セッションを再起動すると、同じモニター上に全画面モードで表示されます。
  • 複数のモニターにまたがってウィンドウモードでセッションを表示させた後、全画面モードに切り替えると、セッションは、すべてのモニターで全画面表示を続けます。セッションを再起動すると、すべてのモニターにまたがって全画面モードで表示されます。

メモ:

  • レイアウトはすべての保存で上書きされ、レイアウトはアクティブなStoreFrontにのみ保存されます。
  • 別のモニターで同じStoreFrontから追加のデスクトップセッションを起動する場合、1つのセッションにレイアウトを保存すると、すべてのセッションのレイアウト情報が保存されます。

レイアウトの保存

この機能を有効にするには、以下の手順に従います:

  1. StoreFront 3.15以降のバージョン(v3.15.0.12以上)を互換性のあるDelivery Controller(DDC)にインストールします。
  2. ダウンロードページからLinux向けCitrix Workspaceアプリ1808のビルドをダウンロードし、Linuxマシンにインストールします。
  3. ICAROOT環境変数をインストール場所に設定します。
  4. All_Regions.iniファイルが .ICAClientフォルダーに存在するかを確認します。存在する場合は削除してください。
  5. $ICAROOT/config/All_Regions.iniファイルで、SaveMultiMonitorPrefフィールドを見つけます。デフォルトでは、このフィールドの値は「true」です(この機能がオンになっていることを意味します)。オフに切り替えるには、このフィールドを「false」に設定します。 SaveMultiMonitorPrefの値を更新する場合は、.ICAClientフォルダーにあるAll_Regions.iniファイルを削除して、値の不一致とプロファイルのロックダウンを防止する必要があります。セッションを開始する前にSaveMultiMonitorPrefフラグを設定または解除します。
  6. 新しいデスクトップセッションを開始します。
  7. Desktop Viewerツールバーの [レイアウトを保存] をクリックして現在のセッションレイアウトを保存します。画面の右下に成功を示す通知が表示されます。 [レイアウトを保存]をクリックすると、アイコンが灰色表示になります。これは、保存が進行中であることを示します。レイアウトが保存されると、アイコンは正常な状態に戻ります。

  8. セッションを切断またはログオフします。 セッションを再起動すると、同じモードで、同じモニター上の同じ位置に表示されます。

制限事項とサポートされていないシナリオ:

  • Linux Display Managerの制限によって、ウィンドウモードセッションのレイアウトを複数のモニターに保存することはできません。
  • このリリースでは、さまざまな解像度でセッション情報をモニターに保存することはサポートされていないため、予期しない動作が発生する可能性があります。
  • 追加のStoreFrontを持つ顧客の展開環境

Citrix Virtual Desktopsをデュアルモニターで使用

  1. Desktop Viewerを選択し、下向き矢印をクリックします。
  2. [ウィンドウ] を選択します。
  3. Citrix Virtual Desktopsの画面を2つのモニターの間にドラッグします。各モニターに画面の約半分が表示されていることを確認します。
  4. Citrix Virtual Desktopsのツールバーで、[フルスクリーン] を選択します。

    画面が両方のモニターに拡張されます。

Workspace Launcher

公開デスクトップおよび公開アプリケーションを起動するためのWorkspace Launcher(WebHelper)がCitrixで導入されました。

以前は、Linux向けCitrix Workspaceアプリとともに提供されていたブラウザーのプラグインを使用して、NPAPIベースの公開デスクトップおよびアプリケーションを起動できました。

解決策として、Workspace Launcher(WebHelper)がCitrixに導入されました。この機能を有効にするには、Citrix Workspaceアプリのインストールを検出する要求をWorkspace Launcherに送信するようにStoreFrontを構成します。

バージョン1901以降、Citrix Workspace LauncherはStoreFrontおよびCitrix Gatewayとの直接接続で使用できます。これによって、ICAファイルを自動的に起動したり、Citrix Workspaceアプリがインストールされているか検出することができます。

StoreFrontの構成について詳しくは、Knowledge CenterのCTX237727Solution – 2a)Administrator configurationを参照してください。

注:

Citrix Workspace Launcherは現在、StoreFrontへの直接接続でのみ機能します。Citrix Gateway経由の接続など、その他の場合はサポートされていません。

新しいワークスペースWeb UIモードの無効化

サードパーティのシンクライアントベンダーによるセルフサービス実行可能ファイルを使用してLinux向けCitrix Workspaceアプリを起動すると、CPU使用率が100%になるため、アプリケーションが応答しなくなることがあります。

この問題を回避するために、古いUIモードに戻すには:

  1. 次のコマンドを使用して、キャッシュされたファイルを削除します: rm -r ~/.ICAClient
  2. $ICAROOT/config/AuthManconfig.xmlファイルに移動します。
  3. CWACapableEnabledキー値を「false」に変更します。
  4. Linux向けCitrix Workspaceアプリを起動します。セルフサービス実行可能ファイルが古いUIを読み込みます。

キーボードレイアウトの同期

キーボードレイアウトの同期によって、クライアントデバイスの優先キーボードレイアウトを切り替えることができます。この機能はデフォルトでは無効になっています。この機能を有効にすると、クライアントのキーボードレイアウトが仮想アプリおよび仮想デスクトップのセッションに自動的に同期されます。

バージョン2203以降、Citrix Workspaceアプリは次の3つの異なるキーボードレイアウトの同期モードをサポートします:

  • セッション起動時に1回だけ同期する - wfclient.iniファイルのKeyboardLayout値に応じて、セッション起動時にクライアントのキーボードレイアウトをサーバーに同期します。KeyboardLayout値が0に設定されている場合、システムキーボードはVDAに同期されます。KeyboardLayout値が特定の言語に設定されている場合、その言語固有のキーボードはVDAに同期されます。セッション中にクライアントのキーボードレイアウトに加えた変更は、すぐに有効になりません。変更を適用するには、アプリからサインアウトしてサインインし直します。[セッション起動時に1回だけ同期する] モードは、Citrix Workspaceアプリ用に選択されたデフォルトのキーボードレイアウトです。
  • 動的な同期を許可する - このオプションは、クライアントのキーボードレイアウトを変更したときに、クライアントのキーボードレイアウトをサーバーに同期します。
  • 同期させない - クライアントがサーバーのキーボードレイアウトを使用することを示します。

前提条件:

  • Windows VDAのUnicodeキーボードレイアウトマッピング機能を有効にします。詳しくは、Knowledge CenterのCTX226335を参照してください。

  • Linux VDAの動的なキーボードレイアウトの同期機能を有効にします。詳しくは、「動的なキーボードレイアウトの同期」を参照してください。
  • キーボードレイアウトの同期はXKB libに依存しています。
  • Windows Server 2016またはWindows Server 2019を使用している場合、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\ICA\IcaImeレジストリパスに移動し、キー名DisableKeyboardSyncでDWORD値を追加して値を0に設定します。
  • .ICAClientが既に現在のユーザーのホームフォルダーに存在する場合:

    All_Regions.iniファイルを削除します

    または

    All_Regions.iniファイルを保持するには、[Virtual Channels\Keyboard]セクションの最後に次の行を追加します:

    KeyboardSyncMode=

    KeyboardEventMode=

キーボードレイアウトの構成

Citrix Workspaceアプリは、3つの異なるキーボードレイアウト同期モードを有効にするために、UIと構成の両方の設定を提供します。

グラフィカルユーザーインターフェイスを使用してキーボードレイアウトの同期を構成するには:

  1. システムトレイのCitrix Workspaceアプリアイコンから [基本設定]選択します。

    または

    ターミナルを開き、インストールパスに移動して、次のコマンドを実行します:

    util/configmgr

    [Citrix Workspace - 基本設定] ダイアログが開きます。

    キーボードレイアウトの同期設定の画像

  2. [キーボード] タブをクリックします。

    [キーボードレイアウトの同期設定] ページが開きます。

  3. 次のいずれかのオプションを選択します:

    • セッション起動時に1回だけ同期する - セッション起動時に1度のみキーボードレイアウトがVDAに同期されます。
    • 動的な同期を許可する - セッション内でクライアントキーボードが変更されると、キーボードレイアウトはVDAに動的に同期されます。
    • 同期させない - クライアントがサーバーのキーボードレイアウトを使用することを示します。
  4. [保存] および [閉じる] をクリックします。

構成ファイル設定を使用してキーボードレイアウトの同期を構成するには:

構成ファイルwfclient.iniを変更して、必要なキーボードレイアウトを有効にします。

セッション起動時に1回だけ同期する:

この機能を有効にした場合、セッションを起動すると、クライアントデバイスのアクティブなキーボードレイアウトがVDAに同期されます。wfclient.iniファイルのKeyboardLayout値に応じて、セッション起動時にクライアントのキーボードレイアウトをサーバーに同期します。KeyboardLayout値が0に設定されている場合、システムキーボードはVDAに同期されます。KeyboardLayout値が特定の言語に設定されている場合、その言語固有のキーボードはVDAに同期されます。

このモードを選択するには、次の手順を実行します:

  1. 構成ファイル$HOME/.ICAClient/wfclient.iniに移動します。
  2. 次のエントリを追加します:

    KeyboardSyncMode=Once
    KeyboardEventMode=Unicode/Scancode
    <!--NeedCopy-->
    

Unicodeキーボードイベントモードは、[セッション起動時に1回だけ同期する] モードを起動するときに推奨されるオプションです。

動的な同期を許可する:

この機能を有効にすると、セッション中にクライアントデバイス上でキーボードレイアウトが変更された場合、セッションのキーボードレイアウトも正しく変更されます。

このモードを選択するには、次の手順を実行します:

  1. 構成ファイル$HOME/.ICAClient/wfclient.iniに移動します。
  2. 次のエントリを追加します:

    KeyboardSyncMode=Dynamic
    KeyboardEventMode=Unicode (or KeyboardEventMode= Scancode)
    <!--NeedCopy-->
    

Unicodeキーボードイベントモードは、[動的な同期を許可する] モードを起動するときに推奨されるオプションです。

同期させない:

この機能を有効にすると、クライアントデバイスで選択されているキーボードレイアウトに関係なく、VDA側のキーボードレイアウトが使用されます。

このモードを選択するには、次の手順を実行します:

  1. 構成ファイル$HOME/.ICAClient/wfclient.iniに移動します。
  2. 次のエントリを追加します:

    KeyboardSyncMode=No
    KeyboardEventMode= Scancode (or KeyboardEventMode= Unicode)
    <!--NeedCopy-->
    

スキャンコードキーボードイベントモードは、[同期させない] モードに推奨されるオプションです。[同期させない] オプションをUnicodeに設定する場合は、クライアントのキーボードレイアウトがVDA側のキーボードレイアウトと同じであることを確認する必要があります。

注:

wfclient.iniファイルでKeyboardSyncMode=""(空)を設定すると、モードは以前の動作に戻ります。以前の動作では、セッションの起動時にキーボードレイアウトが$HOME/.ICAClient/wfclient.iniファイルから読み取られ、他のクライアント情報とともにVDAに送信されていました。

キーボードイベントモード

3つの異なるキーボードレイアウト同期オプションに推奨されるキーボードイベントモードを提供します。

  • [同期させない] に対するスキャンコードキーボードモード。
  • [動的な同期を許可する] および [セッション起動時に1回だけ同期する] に対するUnicodeキーボード

wfclient.iniファイルでKeyboardEventModeの設定を変更できます。ただし、さまざまな使用シナリオ、物理キーボード、およびクライアントデバイスでより適切に機能するために、推奨されるキーボードイベントモードを使用することをお勧めします。

Windows VDAおよびLinux VDAでのキーボードレイアウトのサポート

Linuxクライアントキーボードの説明 Linuxクライアントのキーボードのレイアウト Linuxクライアントキーボードのバリアント 同期先 WindowsロケールID Windows VDAキーボードのレイアウト(ID) Linux VDAキーボードのレイアウト Linux VDAキーボードのバリアント
アラビア語 ara - ar-SA 00000401 ara -
アラビア語(AZERTY) ara azerty ar-DZ 00020401 ara azerty
ドイツ語(オーストリア) at - de-AT 00000407 at -
ベルギー言語(alt. ISO) be iso-alternate fr-BE 0000080c be iso-alternate
ベルギー言語 be - nl-BE 00000813 be -
ブルガリア語 bg - bg-BG 00030402 bg -
ブルガリア語(Phonetic Traditional) bg phonetic bg-BG 00040402 bg phonetic
ブルガリア語(New Phonetic) bg bas_phonetic bg-BG 00020402 bg bas_phonetic
ポルトガル語(ブラジル) br - pt-BR 00000416 br -
ベラルーシ語 by - be-BY 00000423 by -
英語(カナダ) ca eng en-CA 00000409 ca eng
カナダマルチリンガル ca multix fr-CA 00011009 ca multix
フランス語(カナダ、レガシー) ca fr-legacy fr-CA 00000c0c ca fr-legacy
フランス語(カナダ) ca - fr-CA 00001009 ca -
フランス語(スイス) ch fr fr-CH 0000100c ch fr
ドイツ語(スイス) ch - de-CH 00000807 ch -
中国語(簡体字) cn - en-US 00000409 us -
チェコ語 cz - cs-CZ 00000405 cz -
チェコ語(QWERTY) cz qwerty cs-CZ 00010405 cz qwerty
ドイツ語 de - de-DE 00000407 de -
ドイツ語(Macintosh) de mac de-DE 00000407 de mac
デンマーク語 dk - da-DK 00000406 dk -
エストニア語 ee - et-EE 00000425 ee -
スペイン語(ラテンアメリカ) es - es-ES 0000040a es -
スペイン語(Macintosh) es mac es-ES 0000040a es mac
フィンランド語 fi - fi-FI 0000040b fi -
フランス語 fr - fr-FR 0000040c fr -
フランス語(Macintosh) fr mac fr-FR 0000040c fr mac
英語(英国) gb - en-GB 00000809 gb -
英語(Macintosh) gb mac en-GB 00000809 gb mac
英語(英国、拡張、Winキー付き) gb extd en-GB 00000452 gb extd
ギリシャ語 gr - el-GR 00000408 gr -
クロアチア語 hr - hr-HR 0000041a hr -
ハンガリー語 hu - hu-HU 0000040e hu -
アイルランド語 ie - en-IE 00001809 ie -
ヘブライ語 il - he-IL 0002040d il -
英語(インド、ルピー) in eng en-IN 00004009 in eng
イラク語 iq - ar-IQ 00000401 iq -
アイスランド語 is - is-IS 0000040f is -
イタリア語 it - it-IT 00000410 it -
日本語 jp - en-US 00000409 us -
日本語(Macintosh) jp mac en-US 00000409 us mac
韓国語 kr - en-US 00000409 us -
スペイン語(ラテンアメリカ) latam - es-MX 0000080a latam -
リトアニア語 lt - lt-LT 00010427 lt -
リトアニア語(IBM LST 1205-92) lt ibm lt-LT 00000427 lt ibm
リトアニア語(標準) lt std lt-LT 00020427 lt std
ラトビア語 lv - lv-LV 00020426 lv -
ノルウェー語 no - nb-NO 00000414 no -
ポーランド語 pl - pl-PL 00000415 pl -
ポーランド語(QWERTZ) pl qwertz pl-PL 00010415 pl qwertz
ポルトガル語 pt - pt-PT 00000816 pt -
ポルトガル語(Macintosh) pt mac pt-PT 00000816 pt mac
ルーマニア語(標準) ro std ro-RO 00010418 ro std
セルビア語 rs - sr-Cyrl-RS 00000c1a rs -
セルビア語(ラテン) rs latin sr-Latn-RS 0000081a rs latin
ロシア語 ru - ru-RU 00000419 ru -
ロシア語(タイプライター) ru typewriter ru-RU 00010419 ru typewriter
ロシア語(Macintosh) ru mac ru-RU 00000419 ru mac
スウェーデン語 se - sv-SE 0000041d se -
スウェーデン語(Macintosh) se mac sv-SE 0000041d se mac
スロベニア語 si - sl-SI 00000424 si -
スロバキア語 sk - sk-SK 0000041b sk -
スロバキア語(QWERTY) sk qwerty sk-SK 0001041b sk qwerty
タイ語 th - th-TH 0000041e th -
タイ語(Pattachote th pat th-TH 0001041e th pat
タジク語 tj - tg-Cyrl-TJ 00000428 tj -
トルコ語 tr - tr-TR 0000041f tr -
トルコ語(F) tr f tr-TR 0001041f tr f
繁体字中国語 tw - en-US 00000409 us -
ウクライナ語 ua - uk-UA 00000422 ua -
英語(米国) us - en-US 00000409 us -
英語(Macintosh) us mac en-US 00000409 us mac
英語(Dvorak) us dvorak en-US 00010409 us dvorak
英語(Dvorak、左利き) us dvorak-l en-US 00030409 us dvorak-l
英語(Dvorak、右利き) us dvorak-r en-US 00040409 us dvorak-r
英語(米国、国際、デッドキー付き) us intl nl-NL 00020409 us intl
ベトナム語 vn - vi-VN 0000042a vn -

VDAキーボードレイアウト

VDAキーボードレイアウト機能では、クライアントのキーボードレイアウトに関係なくVDAキーボードレイアウトを使用できます。次のキーボードをサポートしています:PC/XT 101、102、104、105、106。

サーバー側のキーボードレイアウトを使用するには、以下の手順を実行します:

  1. wfclient.iniファイルを開きます。

  2. KeyboardLayout属性の値を次のように変更します:

    KeyboardLayout=(Server Default)

    KeyboardLayout属性のデフォルト値は(ユーザープロファイル)です。

  3. 変更を保存するには、セッションを再起動します。

ファイルタイプの関連付け

Citrix Virtual Appsサービスも、アプリケーションやデスクトップではなくファイルを公開します。この処理は、コンテンツの公開と称され、pnabrowseにより公開ファイルを開くことができます。

Citrix Workspaceアプリが認識するファイルのタイプには制限があります。公開されたアプリケーションが公開されたファイルのファイルタイプに関連付けられている場合のみ:

  • システムは、公開されたコンテンツのファイルタイプを認識します
  • ユーザーはCitrix Workspaceアプリからファイルを表示できます

たとえば、公開されたAdobe PDFファイルをCitrix Workspaceアプリで表示するには、Adobe PDFビューアーなどのアプリケーションが公開されている必要があります。適切なアプリケーションが公開されていない場合、ユーザーは公開コンテンツを表示できません。

クライアント側でFTAを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. 関連付けるアプリがお気に入りまたはサブスクライブ済みのアプリケーションであることを確認します。
  2. 公開アプリケーションとサーバーURLの一覧を取得するには、次のコマンドを実行します:

    ./util/storebrowse -l
    
    ./util/storebrowse -S <StoreFront URL>
    <!--NeedCopy-->
    
  3. 次の構文を使用して、./util/ctx_app_bindコマンドを実行します:

    ./util/ctx_app_bind [-p] example_file|MIME-type published-application [server|server-URI]

    例: ./util/ctx_app_bind a.txt BVT_DB.Notepad_AWTSVDA-0001 https://awddc1.bvt.local/citrix/store/discovery

  4. 開こうとしているファイルで、クライアントドライブマッピング(CDM)が有効になっていることを確認します。
  5. ファイルをダブルクリックして、関連付けられたアプリケーションで開きます。

公開アプリケーションのファイルタイプの関連付け

Citrix Workspaceアプリは、管理者がCitrix Studioで構成した設定を読み取り、適用します。

前提条件:

FTAが構成されているストアサーバーに接続されていることを確認します。

ファイル名の拡張子をLinux向けCitrix Workspaceアプリに関連付けるには、次の手順を実行します:

  1. アプリケーションを公開します。
  2. Citrix Studioにログオンします。
  3. アプリケーションを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  4. [場所] を選択します。
  5. [コマンドライン引数(オプション)]フィールドに“%”(二重引用符で囲んだパーセントと2個のアスタリスク記号)を追加してコマンドラインの検証を省略し、[OK]をクリックします。

    FTAの位置情報の画像

  6. アプリケーションを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  7. [ファイルタイプの関連付け] を選択します。
  8. Citrix Workspaceアプリに関連付けるアプリケーションの拡張子をすべて選択します。 FTAの拡張子の画像
  9. [適用][ファイルタイプの更新]の順に選択します。
  10. ファイルタイプの関連付け」に記載されている手順に従って、クライアント側でFTAを有効にします。

注:

StoreFrontのファイルタイプの関連付けが有効になっている必要があります。デフォルトでは有効になっています。

Citrix Analyticsのサポート

バージョン2006以降のCitrix Workspaceアプリは、ブラウザーから起動したICAセッションからCitrix Analytics Serviceにデータを転送できるよう更新されています。

Citrix Analyticsがこの情報を使用する方法については、「パフォーマンスでのセルフサービス」および「Virtual Apps and Desktopsでのセルフサービス検索」を参照してください。

特定のイベントがトリガーされた場合、Linux向けCitrix Workspaceアプリには、Citrix Analyticsにログをセキュアに送信するための機能があります。この機能が有効になっていると、ログは分析され、Citrix Analyticsサーバーに保存されます。Citrix Analyticsについて詳しくは、Citrix Analyticsドキュメントを参照してください。

透過的なユーザーインターフェイス

Citrix ICAプロトコルは、透過的なユーザーインターフェイス仮想チャネル(TUI VC)プロトコルを使用して、Citrix Virtual Apps and DesktopsまたはCitrix DaaSのクライアントとホストサーバー間でデータを送信します。TUIプロトコルは、リモート接続用のユーザーインターフェイス[UI]コンポーネントメッセージを送信します。

Linux向けCitrix WorkspaceアプリはTUI VC機能をサポートしています。このため、クライアントはサーバーから送信されたTUIパケットを受信でき、クライアントはUI関連のコンポーネントにアクセスできるようになりました。この機能は、デフォルトのオーバーレイ画面の表示を制御するのに役立ちます。module.iniファイルでVDTUIフラグを切り替えることができます:VDTUI - On/Off

バージョン1912以降、VDTUIフラグはデフォルトでOnに設定されています。その結果、アプリを起動したときに「\<アプリケーション\>の起動中」ダイアログボックスが表示されなくなりました。代わりに、「\<アプリケーション\>の接続中」ダイアログボックスが進行状況バーとともに表示されます。ダイアログには、アプリの起動の進行状況も表示されます。ただし、フラグをOffに設定すると、「\<アプリケーション\>の起動中」ダイアログボックスは、他のアプリケーションウィンドウの前面にレンダリングされ、ログインプロンプトを隠します。

仮想チャネルについて詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「Citrix ICA仮想チャネル」を参照してください。

構成