Linux Virtual Delivery Agent

新機能

2204の新機能

Linux VDAのバージョン2204には、次の新機能と強化された機能があります。

選択的コーデックを追加したハードウェアエンコーディング拡張

H.264ハードウェアエンコーディングで、以前はアクティブな変更の適用範囲が画面全体に対してのみでしたが、[領域をアクティブに変更]を選択的に使用できるようになりました。この機能は、CPUビデオ圧縮の消費をハードウェアにオフロードし、画質と1秒あたりのフレーム数(FPS)を向上させます。この機能を有効にする方法については、「グラフィック構成と微調整」を参照してください。

一時的なホームディレクトリを使用したログオンのサポート

今回のリリースから、Linux VDAのマウントポイントに障害が発生した場合に備えて、一時的なホームディレクトリを指定できるようになりました。一時的なホームディレクトリを指定すると、セッションログオン中、マウントポイントに障害が発生したときにプロンプトが表示されます。その後、ユーザーデータは一時的なホームディレクトリに保存されます。詳しくは、「一時的なホームディレクトリでログオンする」を参照してください。

Rendezvous HDXトラフィックのSOCKS5プロキシサポート

Linux VDAで、Rendezvous接続を確立するためのSOCKS5プロキシがサポートされるようになりました。詳しくは、「Rendezvous V1」および「Rendezvous V2」を参照してください。

Rendezvousの透過プロキシサポート

透過HTTPプロキシがRendezvousでサポートされるようになりました。ネットワークで透過プロキシを使用している場合、VDAで追加の構成は必要ありません。

GNOME Classicデスクトップのサポート

今回のリリースで、ctxsetup.shのCTX_XDL_DESKTOP _ENVIRONMENTで指定できるデスクトップオプションとして、GNOME Classicが追加されました。詳しくは、ディストリビューションごとのLinux GNOME Classic VDAのインストールに関する記事を参照してください。

アプリのタスクバーボタンのグループ化

以前は、同じセッション内で実行されている公開アプリケーションのすべてのタスクバーボタンが1つのグループにまとめられていました。今回のリリース以降、アプリの複数のウィンドウが開いている場合であっても、各アプリは1つのタスクバーボタンとして表示されます。

以前のリリースの新機能

1912 LTSR~2203 LTSRの後に販売されたリリースの新機能については、「新機能の履歴」を参照してください。

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