Profile Management

プロファイルの割り当て

Windowsでプロファイルをユーザーに割り当てる方法

ここでは、Citrix Profile ManagementではなくMicrosoft Windowsでのプロファイルの割り当てについて説明します。

プロファイルは、以下の複数の方法でユーザーに割り当てることができます:

  • Active Directory(AD)のユーザーアカウントプロパティを使用する。
  • グループポリシー(GP)を使用する。
  • これらの方法を使って、リモートデスクトップサービス(以前はターミナルサービス)セッション固有のプロファイルを割り当てます。

一部の方法は、特定のオペレーティングシステムでのみ実行できます:

  • リモートデスクトップサービス。Windows Server 2008 R2でリモートデスクトップサービスプロファイルを割り当てるには、GPO設定の[リモートデスクトップサービスの移動ユーザープロファイルのパスを設定]を使用します。移動ユーザープロファイルは、コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windowsコンポーネント\リモートデスクトップサービス\リモートデスクトップセッションホスト\プロファイルにあります。これより以前のマルチセッションオペレーティングシステムでは、コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windowsコンポーネント\ターミナルサービスにあるGPO設定の[TS移動プロファイルのパスを指定する]を使用します。

    個々のユーザーのプロファイルを構成するには、ADのユーザーアカウントのプロパティページで、個々のアカウント上の[TS移動プロファイルのパスを指定する]で設定することもできます。ただし、一般的にはGPを使った割り当ての方が効果的です。

    [ターミナルサーバー上の固定プロファイルを使用する]設定を使って、固定プロファイルの使用を強制できます。

  • Windows 7、Windows 8、およびWindows Server:ユーザーアカウントのプロパティページを使用して、個々のアカウント上で移動プロファイルを設定します。また、Windows Server 2008 ADおよびWindows 7デバイスの場合、GPO設定の[このコンピューターにログオンしているすべてユーザーの移動プロファイルパスを設定する]を使用できます。これは、コンピューターの構成\管理用テンプレート\システム\ユーザープロファイルにあります。Windows 8またはWindows Server 2012コンピューターにログオンするユーザー向けに、Windows Server 2012のActive Directoryを使用してユーザーのホームフォルダーを設定することもできます。

複数の方法でドメインユーザーにプロファイルを割り当てる場合の優先順位

Profile Managementを使用してユーザーのプロファイルを管理する場合は、そのほかのプロファイル割り当て方法よりも優先されます。Profile Managementにより管理されていないプロファイルデータを持つユーザーは、複数の方法でプロファイルが割り当てられる場合があります。実際のプロファイルは、以下の優先順位で使用されます:

  1. Citrixユーザープロファイル(つまり、Profile Managementにより作成されたプロファイル)
  2. GPOにより割り当てられたリモートデスクトップサービスプロファイル
  3. ユーザープロパティにより割り当てられたリモートデスクトップサービスプロファイル
  4. GPOにより割り当てられた移動プロファイル(Windows Server 2008 ADおよびWindows 7のみ)
  5. ユーザープロパティにより割り当てられた移動プロファイル
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