構成ファイルを使ったCitrix Receiver for Webサイトの構成
ここでは、Citrix StoreFront管理コンソールを使用して実行できない、Citrix Receiver for Webサイトの付加的な構成タスクについて説明します。
重要:
複数サーバーによる展開環境では、複数のサーバー上で同時にサーバーグループの構成を変更しないでください。展開内のほかのサーバー上でCitrix StoreFront管理コンソールを同時に実行していないことを確認してください。変更が完了したら、 構成の変更をサーバーグループに反映させて、展開内のほかのサーバーを更新します。
ユーザーに対するリソースの表示方式の構成
Citrix Receiver for Webサイトからデスクトップとアプリケーションの両方にアクセスできる場合、デフォルトでデスクトップとアプリケーションが別々のビューで表示されます。サイトにログオンすると、最初にデスクトップビューが表示されます。ユーザーがアクセスできるデスクトップが1つのみの場合、アクセス可能なアプリケーションがあるかどうかにかかわらず、ユーザーのログオン時にそのデスクトップが自動的に起動します。これらの設定を変更するには、サイトの構成ファイルを編集します。
-
テキストエディターを使ってCitrix Receiver for Webサイトのweb.configファイルを開きます。このファイルは通常、C:\inetpub\wwwroot\Citrix\storenameWeb\ディレクトリにあります。ここで、storenameはストアの作成時に指定した名前です。
-
ファイル内で次の要素を検索します。
<uiViews showDesktopsView="true" showAppsView="true" defaultView="desktops" /> <!--NeedCopy-->
-
デスクトップとアプリケーションが(サイトから使用可能な場合でも)ユーザーに表示されないようにするには、それぞれshowDesktopsView属性とshowAppsView属性の値をfalseに変更します。デスクトップビューとアプリケーションビューの両方が有効な場合は、defaultView属性の値をappsに設定すると、ユーザーがサイトにログオンしたときに最初にアプリケーションビューが表示されます。
-
ファイル内で次の要素を検索します。
<userInterface ... autoLaunchDesktop="true"> <!--NeedCopy-->
-
デスクトップの自動起動を無効にするには、autoLaunchDesktop属性の値をfalseに変更します。これにより、ユーザーがアクセスできるデスクトップが1つのみの場合でも、ログオン時にCitrix Receiver for Webサイトによりデスクトップが自動的に起動しなくなります。
autoLaunchDesktop属性がtrueの場合、使用可能なデスクトップが1つのみのユーザーがログオンしてもアプリケーションには再接続されません(ワークスペースコントロールが有効になっていても再接続されません)。
注:
Citrix Receiver for Webサイトによるデスクトップの自動起動を有効にするには、Internet Explorerでサイトにアクセスするユーザーは[ローカルイントラネット]または[信頼済みサイト]のゾーンにサイトを追加する必要があります。
[マイアプリケーション]フォルダービューの無効化
-
テキストエディターを使ってCitrix Receiver for Webサイトのweb.configファイルを開きます。このファイルは通常、C:\inetpub\wwwroot\Citrix\storenameWeb\ディレクトリにあります。ここで、storenameはストアの作成時に指定した名前です。
-
ファイル内で次の要素を検索します。
<userInterface enableAppsFolderView="true"> <!--NeedCopy-->
-
enableAppsFolderView属性の値をfalseに変更します。これにより、Citrix Receiver for Webの[マイアプリケーション]フォルダービューが無効になります。