構成

Citrix WorkspaceアプリでのContent Collaborationサービスの統合

このリリースでは、Citrix Content Collaboration ServiceがCitrix Workspaceアプリに統合されました。Citrix Content Collaborationを使用すると、ドキュメントを簡単かつ安全に交換したり、メールで大容量のドキュメントを送信したり、サードパーティへのドキュメント転送を安全に処理したり、コラボレーションスペースにアクセスすることができます。また、Webベースのインターフェイス、モバイルクライアント、デスクトップアプリ、Microsoft OutlookやGmailとの統合など、さまざまな方法で作業できます。

Citrix Content Collaboration機能には、Citrix Workspaceアプリの [ファイル] タブからアクセスできます。[ファイル] タブは、Citrix Cloudコンソールのワークスペース構成でContent Collaborationサービスが有効になっている場合にのみ表示できます。

:オペレーティングシステムでセキュリティオプションが設定されているため、Citrix WorkspaceアプリでのCitrix Content Collaborationの統合は、Windows Server 2012およびWindows Server 2016ではサポートされていません。

次の図は、新しいCitrix Workspaceアプリの [ファイル] タブの例です:

[ファイル]タブ

制限事項

  • Citrix Workspaceアプリをリセットしても、Citrix Content Collaborationはログオフされません。
  • Citrix Workspaceアプリでストアを切り替えても、Citrix Content Collaborationはログオフされません。

Citrix Virtual Apps and DesktopsでホストされているリソースにユーザーがWebブラウザーでアクセスできるようにするには、StoreFrontストアを作成し、HTML5向けCitrix Workspaceアプリを有効にする必要があります。また、必要に応じて、Citrix Gateway、Citrix Virtual Apps、およびCitrix Virtual Apps and DesktopsでWebSocket接続を有効にする必要があります。さらに、デスクトップやアプリケーションを提供しているマシン上にオプションのコンポーネントをインストールして、ユーザーエクスペリエンスを強化できます。

マルチモニター表示の構成

マルチモニター表示では、接続しているデスクトップまたはアプリケーションセッションのセカンダリウィンドウを作成し、作成したウィンドウをセカンダリモニターにドラッグすることができます。

デスクトップとアプリケーションの両方のセッションで、マルチモニター表示を使用できます。

マルチモニターモードに切り替えるには、ツールバーの [マルチモニター] をクリックします。これにより、解像度1024x768のセカンダリウィンドウが作成されます。また、サーバーの情報をデュアルモニターに更新します。セカンダリウィンドウをドラッグしてサイズを変更したり、一方または両方のモニターで全画面モードにすることもできます。ウィンドウのサイズを変更するたびに、サーバー上でセカンダリウィンドウの解像度が更新されます。マルチモニターモードを終了するには、セカンダリウィンドウを閉じます。

マルチモニターの画像

Citrix Workspaceは、セカンダリモニターの解像度の詳細を認識しませんが、マルチモニターモードでは、目的の解像度に合わせて柔軟にサイズを変更できます。

セッションにフォーカスするには、ツールバーの [マルチモニター] をクリックします。

この機能はデフォルトで有効になっています。

この機能を無効にするには、configuration.jsファイルを編集し、multiMonitorプロパティの値をfalseに設定します。

'ui' : {
      'toolbar' : {
          'multiMonitor' : true
  },

制限事項:

  • この機能は、Internet ExplorerとEdge以外のデスクトップブラウザーでサポートされています。

  • Macでは、セカンダリウィンドウがChromeの新しいタブとして開きます。このセカンダリウィンドウをセカンダリモニターに直接ドラッグしてサイズを変更すると、Chromeタスクバーにエントリが表示される一方で、ウィンドウが非表示になることがあります。 回避策:ウィンドウを一度プライマリモニターにドラッグしてから、セカンダリモニターに戻します。

カスタムカーソルの構成

HTML5向けCitrix Workspaceアプリは、Microsoft Internet Explorer(IE)でカスタムカーソルをサポートするようになりました。この機能強化により、ブラウザー間で一貫した操作環境を実現します。この機能は、デフォルトで有効になっています

configuration.jsを使用してMicrosoft IEまたはEdgeでカスタムカーソルを無効にするには

configuration.jsファイルは、HTML5Clientフォルダーにあります。以下の手順でこのファイルを編集して、HTML5向けCitrix Workspaceアプリを構成します:

configuration.jsファイルを開き、uiの下の‘handleMouseCursorUsingDivForIE’の値をfalseに設定します。

‘ui’: { ‘handleMouseCursorUsingDivForIE’ : false }

CEIPの構成

メモ

  • CEIPを無効にすると、インストールされたHTML5向けCitrix Workspaceアプリのバージョンを含む最小限の情報が、毎週アップロードされます。この最小限の情報は、お客様が使用されているさまざまなバージョンの分布状況を把握する上で、大変に貴重です。
  • HTML5向けCitrix Workspaceアプリをパブリックセッションモードで起動すると、CEIPデータは収集されません。

CEIPが、ユーザーを識別できる情報を顧客環境から収集することはありません。次のような情報が収集されます:

  • システム情報には、オペレーティングシステムのバージョン、インストールされたCitrix Workspaceアプリのバージョン、言語、ブラウザーのバージョンなどの詳細が含まれます。
  • 使用状況の追跡には、過去1週間のアプリケーションの起動に関する統計、モニターの解像度、グラフィックモード、デコーダー、レンダラーなどの詳細が含まれます。
  • 品質に影響を与える要素には、接続および起動の失敗や、セッション接続時間に関する統計の詳細が含まれます。
  • 構成の追跡には、機能が有効か無効かをチェックするデータポイント追跡の詳細が含まれます。

configuration.jsを使用してCEIPを無効にするには

HTML5向けCitrix Workspaceアプリでは、configuration.jsファイルはHTML5Clientフォルダーにあります。このファイルを編集してHTML5向けCitrix Workspaceアプリを構成します。

メモ

  • configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。
  • Chrome向けCitrix Workspaceアプリをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この方法を使用することをお勧めします。
  • configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。
  1. configuration.jsファイルを開いて、ceipのenabled属性をfalseに設定します。

ceipの画像

CEIPグラフィカルユーザーインターフェイスを無効にするには

メモ

管理者かconfiguration.jsファイルで有効にした場合のみ、ユーザーはグラフィカルユーザーインターフェイスを使用してCEIP設定を変更できます。

  1. HTML5向けCitrix Workspaceアプリの起動
  2. ツールバーで [基本設定] をクリックします。
  3. [匿名の使用統計情報を送信してCitrix Workspaceの機能向上に協力する] をオフにします。

メモ

変更を保存するには、セッションを再起動します。

選択的なH.264を構成する

configuration.jsファイルを使用して選択的なH.264を構成する

メモ

  • configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。
  • HTML5向けCitrix Workspaceアプリをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この方法を使用することをお勧めします。
  • configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。

デフォルトでは、selectiveH264はtrueに設定されています。

configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。このファイルを編集して、次のようにselectiveH264falseに変更します。

h264のスニペットの画像

PDF印刷の設定

PDF印刷を設定するには

Citrix PDFユニバーサルプリンタードライバーによりユーザーは、ホストされているアプリケーションまたはXenAppおよびXenDesktopバージョン7.6で配信された仮想デスクトップ上で実行中のアプリケーションで開かれているドキュメントを印刷できます。ユーザーが[Citrix PDF Printer]オプションを選択すると、ドライバーがファイルをPDFに変換して、これをローカルデバイスに転送します。その後、PDFを新しいブラウザータブで表示したり、ローカルに接続されたプリンターで印刷したりできます。

ホストされているアプリケーションまたはXenDesktop 7.6およびXenApp 7.6で配信された仮想デスクトップ上で実行中のアプリケーションで開かれているドキュメントを印刷できるようにするには、次の手順に従います。

  1. Citrix PDF Printing Feature Packをダウロードして、HTML5向けCitrix Workspaceアプリユーザーにデスクトップまたはアプリケーションを提供する各マシンにCitrix PDFユニバーサルプリンタードライバーをインストールします。プリンタードライバーをインストール後、マシンを再起動します。
  2. Citrix Studioの左側のペインで[ポリシー]ノードを選択し、新しいポリシーを作成するか、既存のポリシーを編集します。Citrix Virtual Apps and Desktopsポリシーの構成について詳しくは、「ポリシー」を参照してください。
  3. ポリシーの [PDFユニバーサルプリンターの自動作成] 設定を [有効] にします。

強化されたPDF印刷機能

以前のリリースでは、PDFを印刷しようとすると、[続行] ダイアログが表示され、印刷を確認するメッセージが表示されました。

このリリースでは、Citrix Workspaceセッション内に [印刷] ウィンドウが表示され、[印刷] ウィンドウから直接文書を印刷することができます。

この機能強化はChromeおよびFirefoxで完全にサポートされ、デフォルトで有効になっています。この機能をChromeおよびFirefoxで無効にするには、configuration.jsファイルでsupportedBrowsersの値をfalseに設定します。configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。

この機能強化はInternet Explorer 11で部分的にサポートされ、デフォルトでは無効になっています。Internet Explorerでこの機能を有効にするには、configuraton.jsファイルでIEの値をtrueに設定します。configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。

'pdfPrinting' : {
             'directPrint' : {


'supportedBrowsers':true,


                                      'IE':false
                                  }
                                }

制限事項:

  • Internet Explorerでは、印刷されたPDFの内容が縮小され、ページに適合しません。
  • Internet Explorerでは、大きなファイルまたは多数のページを含むファイルを印刷すると、ブラウザーが応答を停止するか、印刷操作が断続的に失敗することがあります。

印刷の[続行]ダイアログを非表示にするには

強化された印刷機能が無効になっている場合、印刷の [続行] ダイアログを非表示にしてPDFを印刷できます。

デフォルトでは、「hide」オブジェクトの「printDialog」プロパティがfalseに設定されています。

configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。

ダイアログを非表示にするには、「hide」オブジェクトの「printDialog」プロパティをtrueに設定します。

メモ

  • configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。
  • HTML5向けCitrix Workspaceアプリをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この方法を使用することをお勧めします。
  • configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。
{


  'ui' : {


    "hide":{


       'printDialog': true


    }


  }


}

セッション画面の保持

セッション画面の保持機能を有効にすると、データを損失することなく、サーバー上のセッションがアクティブのまま保持されます。ネットワークが中断されると、セッション画面が停止するため、ユーザーにもネットワークが切断されていることがわかります。この時、セッションウィンドウが閉じたりエラーメッセージが表示されたりする代わりに画面表示が保持され、バックグラウンドで再接続が試行されます。ネットワーク接続が回復すると、自動的にセッションでの作業を再開できるようになります。また、セッションに再接続するときに再認証用のログオン画面が表示されないため、ユーザーは即座に作業を再開できます。

メモ

HTML5向けCitrix Workspaceアプリのユーザーは、サーバー側の設定を上書きできません。

セッション画面の保持機能とともに、TLS(Transport Layer Security)を使用できます。

メモ

TLSは、ユーザーデバイスとCitrix Gateway間で送信されるデータのみを暗号化します。

セッション画面の保持の構成について詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「セッション画面の保持のポリシー設定」を参照してください。

モビリティサポート

自動ソフトキーボードポップアップを有効にするには

この機能を有効にするには、編集可能な領域をクリックした時にソフトウェアキーボードが表示されるように、自動キーボードポリシーを構成します:

  1. DDCでCitrix Studioを開きます。
  2. [ポリシー] を選択します。
  3. [ポリシーの作成] をクリックします。
  4. [キーボードの自動表示] を検索し、[許可] を選択します。