導入計画

制限事項

Session Recordingでは、デスクトップコンポジションのリダイレクト(DCR)の表示モードはサポートされません。デフォルトでは、セッションが録画ポリシーで録画される場合にそのセッションのDCRは無効化されます。この動作は、Session Recording Agentのプロパティで設定できます。

Windows VDAのバージョン7.16で導入されたブラウザーコンテンツのリダイレクトポリシーでURLが構成されている場合、Internet ExplorerブラウザーでこれらのURLを参照する画面上のアクティビティは録画できません。

Session Recordingでは、Franehawkの表示モードはサポートされません。このため、Framehawkの表示モードのセッションを正しく録画および再生することはできません。Framehawkの表示モードで録画されたセッションには、セッションアクティビティが含まれない可能性があります。

HDX RealTime Optimization Packを使用している場合、Session RecordingでLync Webカメラの映像を録画することはできません。

環境に応じ、異なるシナリオに基づいてSession Recordingコンポーネントを展開できます。  

Session Recordingを単一のサイトのみに限って展開するという制限はありません。Session Recording Agent以外はすべて、サーバーサイトに依存しないコンポーネントです。たとえば、複数のサイトで単一のSession Recording Serverを使用するように設定できます。

複数のエージェントを展開した大規模なサイトがあり、画像処理にかなりリソースを消費するアプリケーション(AutoCADなど)を数多く録画したり、多数のセッションを録画したりすることが予測される場合、Session Recordingサーバーに非常に負荷がかかる可能性があります。パフォーマンスの問題を軽減するために、複数のSession Recordingサーバーをインストールし、負荷分散機能を有効にして、Session Recordingサーバーを負荷分散プールとして機能させ、別々のVDAの作業負荷を共有できます。

提案されたサーバーサイトの構成

1つまたは複数のサイトのセッションを録画する場合は、この構成を使用します。Session Recording Agentはサイト内の各VDAにインストールされます。サイトはセキュリティファイアウォール内のデータセンターにあります。Session Recording Administrationコンポーネント(Session Recordingデータベース、Session Recordingサーバー、Session Recordingポリシーコンソール)を別の複数のサーバーにインストールし、Session Recording Playerはワークステーションにインストールします。これらのコンピューターはファイアウォール内ですがデータセンターの外部にあります。ワークステーション、モバイルデバイス、ノートブックコンピューターなどのクライアントデバイスにインストールされたCitrix Workspaceアプリは、ファイアウォール外部の保護されていないネットワーク環境にあります。

展開に関する重要な注意事項

  • Session Recordingコンポーネントを有効にして各コンポーネント間で通信できるようにするには、同じドメイン内か、推移的な信頼関係を持つ信頼されているドメイン間にインストールします。ワークグループまたは外部の信頼関係を持つドメイン間にはインストールできません。
  • 映像を処理するアプリケーションであり、サイズの大きな録画を再生するときは多くのメモリが使用されることを考慮し、Session Recording Playerを公開アプリケーションとしてインストールすることはお勧めしません。
  • デフォルトでは、Session RecordingはTLS/HTTPSを使用して通信するように設定されます。Session Recordingサーバーに証明書をインストールし、ルート証明機関(CA)がSession Recordingコンポーネントで信頼されていることを確認します。
  • Session RecordingデータベースをSQL Server 2017 Express Edition、SQL Server 2016 Express Edition、SQL Server 2014 Express Edition、SQL Server 2012 Express Edition、またはSQL Server 2008 R2 Express Editionが動作するスタンドアロンサーバーにインストールする場合は、そのサーバーでTCP/IPプロトコルを有効にしてSQL Server Browserサービスを実行する必要があります。これらの設定はデフォルトでは無効になっていますが、Session Recording Serverとデータベースの間で通信を行うために有効にする必要があります。これらの設定の有効化について詳しくは、Microsoft社の「SQL ServerのTCP/IPネットワークプロトコルの有効化」および「SQL Server Browserサービス」を参照してください。
  • Session Recordingの展開を計画するときは、セッション共有の影響を考慮します。公開アプリケーションのセッションを共有すると、Session Recordingの公開アプリケーションの録画ポリシー規則と競合する可能性があります。Session Recordingでは、アクティブなポリシーとエンドユーザーが最初に開いた公開アプリケーションを照合します。エンドユーザーが最初のアプリケーションを開いた後で、同じセッション上で次のアプリケーションを開くと、最初のアプリケーションに対して有効なポリシーが、次のアプリケーションにも適用されます。たとえば、ポリシーがMicrosoft Outlookでの操作のみを録画する設定になっている場合、エンドユーザーがOutlookを開くと録画が始まります。しかし、Microsoft Outlookの実行中に公開アプリケーションのWordをエンドユーザーが開くと、Wordでの操作も録画されます。逆に、アクティブなポリシーがWordでの操作を録画する設定になっていない場合、エンドユーザーが(ポリシーに従って操作が録画されるべき)Outlookの前にWordを開くと、Outlookでの操作が録画されません。
  • Session RecordingサーバーをDelivery Controllerにインストールすることはできますが、Citrixはパフォーマンスの問題によりこの操作をお勧めしません。
  • Session RecordingポリシーコンソールをDelivery Controllerにインストールできます。
  • Session RecordingサーバーとSession Recordingポリシーコンソールは同じシステムにインストールできます。
  • Session RecordingサーバーのNetBIOS名が15文字を超えないようにしてください。Microsoftにはホスト名長に15文字の制限があります。