Linux向けCitrix Workspaceアプリの新機能

1903の新機能

暗号化の更新

この機能は、安全な通信プロトコルにとって重要な変更です。接頭辞がTLS_RSA_の暗号の組み合わせは、Forward Secrecyを提供せず、強度が低いと見なされています。これらの暗号の組み合わせは、Citrix Receiverバージョン13.10では廃止されています。以前のバージョンでの使用はオプションです。

このリリースでは、TLS_RSA_暗号の組み合わせが完全に削除されました。代わりに、より高度なTLS_ECDHE_RSA_暗号の組み合わせがサポートされています。環境がTLS_ECDHE_RSA_暗号の組み合わせで構成されていない場合、暗号化の強度が低いため、クライアントの起動はサポートされません。このリリースでは、クライアント認証用に1536ビットのRSAキーがサポートされています。

以下の高度な暗号の組み合わせがサポートされています:

  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384(0xc030)
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384(0xc028)
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA(0xc013)

詳しくは、「暗号の組み合わせの構成」を参照してください。

注:

バージョン1903以降では、DTLSはCitrix Gateway 12.1以降でサポートされています。Citrix GatewayでDTLSがサポートする暗号の組み合わせについては、「DTLSプロトコルのサポート」を参照してください。

Bloombergのオーディオのリダイレクト

この機能を使用することで、複数のセッションでBloomberg v4オーディオインターフェイスを使えるようになります。セッションのオーディオは、最適化されたチャネル経由でBloombergのインターフェイスに送信されます。フィンガープリントインターフェイスは、以前と同様に単一のセッションにリダイレクトされます。

注:

デフォルトでは、この機能はx86、x64、ARMHFプラットフォームで無効になっています。

Bloombergのオーディオのリダイレクトを構成する方法について詳しくは、「汎用USBおよび選択的リダイレクトのサポートによるBloomberg v4キーボードのリダイレクト」の手順に従ってください。

サインオンページ

このリリースでは、セルフサービスユーザーインターフェイスに新しいサインオンページが導入されました。

切断時間

このリリースでは、切断時間に関する問題が対応されています。

1901の新機能

Citrix Analyticsのサポート

Linux向けCitrix Workspaceアプリには、アプリによって特定のイベントがトリガーされたときに、ログをCitrix Analyticsに安全に送信する機能があります。この機能を有効にすると、ログはCitrix Analyticsサーバーに送信され保存されます。Citrix Analyticsについて詳しくは、「Citrix Analytics」を参照してください。

Citrix GatewayでのWorkspace Launcherの使用

Workspace Launcher(WebHelper)は、バージョン1809で導入されました。バージョン1901では、Citrix Workspace LauncherはStoreFrontとの直接接続だけでなく、Citrix Gateway経由でも機能します。これによって、ICAファイルを自動的に起動したり、Citrix Workspaceアプリがインストールされているか検出することができます。

リテールログ機能の強化

リテールログ機能は、ログ機能の拡張と機能向上によって強化されました。さまざまなモジュールでリテールログ機能を使用することができ、ログ収集プロセスも簡単になりました。これはユーザーのトラブルシューティングに役立つだけでなく、問題が複雑な場合は、解決のヒントとなる詳細なログをサポートに提供できます。

リテールログ機能を有効にする方法については、「リテールログ機能の有効化」を参照してください。

クライアントとVDA間のキーボードレイアウトの同期

以前は、WindowsまたはLinux VDAのキーボードレイアウトとクライアントデバイスのキーボードレイアウトは同じでなければなりませんでした。たとえば、キーボードレイアウトがクライアントデバイスで英語からフランス語に変更され、VDAでは変更されなかった場合、キーマッピングの問題が発生し、VDAのキーボードレイアウトがフランス語に変更されるまで問題が継続する可能性がありました。

このリリースから、VDAのキーボードレイアウトとクライアントデバイスのキーボードレイアウトを自動的に同期させることで、Citrixはこの問題に対処しています。クライアントデバイスのキーボードレイアウトが変更されるたびに、VDAのレイアウトも自動的に変更されます。

注:

この機能では、バージョン7.16以降のVDAが必要です。

詳しくは、『クライアントとVDA間のキーボードレイアウトの同期』を参照してください。

1810の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1809の新機能

このバージョンのLinux向けCitrix WorkspaceアプリのCitrix Workspaceサービスへの接続は、試験段階の機能です。

Workspace Launcherの導入

以前は、Linux向けCitrix Workspaceアプリとともに提供されていたブラウザーのプラグインを使用して、公開デスクトップおよびアプリケーションを起動できました。このプラグインは、Netscape Plugin Application Programming Interface(NPAPI)をベースにしていました。

ただしMozilla Corporationは、Firefoxブラウザーのバージョン52以降でNPAPIのサポートを廃止することを発表しました。他のブラウザーでも、NPAPIのサポートは廃止されています。

解決策として、Workspace Launcher(WebHelper)が導入されました。この機能を有効にするには、Citrix Workspaceアプリのインストールを検出するための要求をWorkspace Launcherに送信するようにStoreFrontを構成します。

StoreFrontの構成について詳しくは、Knowledge CenterのCTX237727Solution – 2a) Administrator configurationを参照してください。

注:

Citrix Workspace Launcherは現在、StoreFrontへの直接接続でのみ機能します。Citrix Gateway経由の接続など、その他の場合はサポートされていません。

新しいワークスペースWeb UIモードの無効化

サードパーティのシンクライアントベンダーによるセルフサービス実行可能ファイルを使用してLinux向けCitrix Workspaceアプリを起動すると、CPU使用率が100%になるため、アプリケーションが応答しなくなることがあります。

この問題を回避するために、古いUIモードに戻すには:

  1. 次のコマンドを使用して、キャッシュされたファイルを削除します:

    rm -r ~/.ICAClient

  2. $ICAROOT/config/AuthManconfig.xmlファイルに移動します。
  3. CWACapableEnabledキー値を「false」に変更します。
  4. Linux向けCitrix Workspaceアプリを起動します。セルフサービス実行可能ファイルが古いUIを読み込みます。

1808の新機能

Citrix Workspaceアプリ

Citrix ReceiverはCitrix Workspaceアプリに名称変更されました。 Citrix Workspaceアプリでは、Citrix Receiverのユーザーエクスペリエンスがさらに進化しているため、より簡単に生産性を向上できます。Citrix WorkspaceアプリにはCitrix Receiverのすべての機能が組み込まれており、包括的なCitrix Workspaceに加えて、Citrix Virtual Apps and Desktopsの今後のリリースで提供される新機能の基礎を築きます。

Citrix Workspaceアプリではバージョン管理が簡素化され、YYMM(年月)形式に基づいているため、Citrix Workspaceアプリのこのリリースは1808になります。以前のリリースには、ファイルのバージョン番号13.10.0.20が付けられていました。

Citrix Receiver for Linuxの既存のユーザーやエンドポイントは、インプレースアップグレードを実行することで、Linux向けCitrix Workspaceアプリの新しいバージョンにシームレスに移行できます。

Citrix Workspaceアプリへのアップグレード:

Citrix Workspaceアプリの新しいアイコンは、青のテーマに設定されています。この新しいアイコンによって、黒のテーマに設定された以前のCitrix Receiverのアイコンが置き換えられます。

アプリの初回起動時、またはアプリをアップグレードしたり、アプリをアンインストールしてから再インストールしたりした場合、Citrix Workspaceの画面オーバーレイが表示されて移行について通知されます。Workspaceアプリを引き続き使用する場合は [了解] をクリックします。詳細を表示する場合は [詳細の表示] をクリックします。

このバージョンのLinux向けCitrix WorkspaceアプリのCitrix Workspaceサービスへの接続は、試験段階の機能です。

Bloomberg v4キーボードの選択的リダイレクトのサポート

この機能を使用することで、複数のセッションでBloomberg v4キーボードインターフェイスを使えるようになります。これにより、フィンガープリントおよびオーディオインターフェイスを除くすべてのリモートセッションでキーボードを柔軟に使用できます。フィンガープリントおよびオーディオインターフェイスは、以前と同様に単一のセッションにリダイレクトされます。

注:

デフォルトでは、この機能はx86およびx64のプラットフォームでは有効、ARMHFプラットフォームでは無効になっています。

詳しくは、Bloomberg v4キーボードの選択的リダイレクトのサポートを参照してください。

Linux向けCitrix Workspaceアプリの新機能