Active Directoryとサンプルのスタートアップスクリプトを使用した展開

Active Directoryのグループポリシースクリプトを使用して、Active Directoryの組織構造に基づいてシステムにWindows向けCitrix Workspaceアプリを事前に展開することができます。.msiファイルを抽出するよりもスクリプトを使用することをお勧めします。スクリプトで展開すれば、インストール、アップグレード、およびアンインストールを1か所から実行し、[プログラムと機能]に表示されるCitrixエントリを統合し、展開済みのWindows向けCitrix Workspaceアプリのバージョンを簡単に検出することができます。グループポリシー管理コンソール(GPMC)の[コンピューターの構成]または[ユーザーの構成]で、[スクリプト]設定を使用します。スタートアップスクリプトの概要については、Microsoft社のドキュメントを参照してください。

CitrixWorkspaceApp.exeのインストールとアンインストールを実行する、サンプルのコンピューター単位のスタートアップスクリプトが収録されています。スクリプトは、Windows向けCitrix Workspaceアプリのダウンロードページにあります。

  • CheckAndDeployWorkspacePerMachineStartupScript.bat
  • CheckAndRemoveWorkspacePerMachineStartupScript.bat

Active Directoryのグループポリシーを使用してコンピューターの起動時またはシャットダウン時にスクリプトを実行する場合、カスタム構成ファイルがシステムのデフォルトのユーザープロファイルに作成されることがあります。これらの構成ファイルにより、一部のユーザーがCitrix Workspaceのログディレクトリにアクセスできなくなる場合があります。Citrixのサンプルスクリプトには、これらの構成ファイルを正しく削除するための機能が含まれています。

スタートアップスクリプトを使用してActive DirectoryでCitrix Workspaceアプリを展開するには

  1. 各スクリプトの組織単位を作成します。
  2. 新しく作成した組織単位のグループポリシーオブジェクトを作成します。

サンプルスクリプトを変更する

各ファイルのヘッダーセクションにある次のパラメーターを編集して、スクリプトを変更します。

  • CURRENT VERSION OF PACKAGE(パッケージの現在のバージョン):ここに指定するバージョン番号が検証され、そのバージョンが存在しない場合は展開(インストール)が開始されます。たとえば、DesiredVersion= 3.3.0.XXXXに、展開するバージョンの番号を指定します。バージョンの一部(たとえば3.3.0)を指定すると、その接頭辞を持つすべてのバージョン(3.3.0.1111、3.3.0.7777など)に一致します。
  • PACKAGE LOCATION/DEPLOYMENT DIRECTORY(パッケージの場所/展開ディレクトリ):パッケージを格納するネットワーク共有を指定します。この共有にアクセスするための認証はスクリプトで実行しません。共有フォルダーにEveryoneの読み取りアクセス許可を設定する必要があります。
  • SCRIPT LOGGING DIRECTORY(スクリプトのログディレクトリ):インストールログをコピーするネットワーク共有を指定します。この共有にアクセスするための認証はスクリプトで実行しません。共有フォルダーにEveryoneの読み取り/書き込みアクセス許可を設定する必要があります。
  • PACKAGE INSTALLER COMMAND LINE OPTIONS(パッケージインストーラーのコマンドラインオプション):インストーラーに渡すコマンドラインオプションを指定します。コマンドライン構文については、「コマンドラインパラメーターを使用したWindows向けWorkspaceの構成とインストール」を参照してください。

コンピューター単位のスタートアップスクリプトを追加するには

  1. グループポリシー管理コンソールを開きます。
  2. [コンピューターの構成][ポリシー][Windowsの設定][スクリプト(スタートアップ/シャットダウン)] の順に選択します。
  3. グループポリシー管理コンソールの右ペインで [スタートアップ] を選択します。
  4. [プロパティ]ダイアログボックスで [ファイルの表示] をクリックし、表示されるフォルダーに適切なスクリプトをコピーしてダイアログを閉じます。
  5. [スタートアップのプロパティ]ダイアログボックスで [追加] をクリックし、[参照]をクリックして新しく作成したスクリプトを検索し追加します。

Windows向けCitrix Workspaceアプリをコンピューター単位で展開するには

  1. 作成した組織単位に展開対象のユーザーデバイスを移動します。
  2. ユーザーデバイスを再起動してログオンします。
  3. 新しくインストールしたパッケージが[プログラムと機能]に表示されることを確認します。

Windows向けCitrix Workspaceアプリをコンピューター単位で削除するには

  1. 作成した組織単位に削除対象のユーザーデバイスを移動します。
  2. ユーザーデバイスを再起動して任意のユーザーでログオンします。
  3. 新しくインストールしたパッケージが[プログラムと機能]に表示されることを確認します。

サンプルのユーザー単位のスタートアップスクリプトの使用

通常、サーバー単位のスタートアップスクリプトを使用することをお勧めします。ユーザー単位で展開するWindowsの場合は、Windows向けCitrix WorkspaceアプリのCitrix Virtual Apps and DesktopsメディアおよびPlug-ins\Windows\Workspace\Startup_Logon_Scriptsフォルダーには、以下の2つのユーザー単位のスタートアップスクリプトが含まれています。

  • CheckAndDeployWorkspacePerUserLogonScript.bat
  • CheckAndRemoveWorkspacePerUserLogonScript.bat

ユーザー単位のスタートアップスクリプトをセットアップするには

  1. グループポリシー管理コンソールを開きます。
  2. [ユーザーの構成]、[ポリシー]、[Windowsの設定]、[スクリプト]の順に選択します。
  3. グループポリシー管理コンソールの右ペインで [ログオン] を選択します。
  4. [ログオンプロパティ]ダイアログボックスで[ファイルの表示]をクリックし、表示されるフォルダーに適切なスクリプトをコピーしてウィンドウを閉じます。
  5. [ログオンのプロパティ]ダイアログボックスで[追加]をクリックし、[参照]をクリックして新しく作成したスクリプトを検索し追加します。

Windows向けCitrix Workspaceアプリをユーザー単位で展開するには

  1. 作成した組織単位に展開対象のユーザーを移動します。
  2. ユーザーデバイスを再起動して特定のユーザーでログオンします。
  3. [プログラムと機能](以前のオペレーティングシステムでは[プログラムの追加と削除])に、新しくインストールしたパッケージが表示されていることを確認します。

Windows向けCitrix Workspaceアプリをユーザー単位で削除するには

  1. 作成した組織単位に削除対象のユーザーを移動します。
  2. ユーザーデバイスを再起動して特定のユーザーでログオンします。
  3. [プログラムと機能](以前のオペレーティングシステムでは[プログラムの追加と削除])から、以前にインストールしたパッケージが削除されていることを確認します。