Session Recording Web Player

概要

試験段階の機能であるWeb PlayerではWebブラウザーを使用して録画を表示および再生し、再生中に録画を保存するキャッシュメモリを構成できます。Web Playerを使用すると、以下のことを実行できます:

  • ホスト名、クライアント名、ユーザー名、アプリケーション、クライアントIPアドレス、イベントテキスト、イベントの種類、時刻などのフィルターを使用して、録画を検索できます。詳しくは、このページの「録画の表示」セクションを参照してください。

  • 録画をライブで、または録画後に右ペインにタグ付きイベントを表示して再生できます。詳しくは、このページの「録画の表示」セクションを参照してください。

注:

Internet ExplorerとMicrosoft Edgeはサポートされていません。

Web Playerの有効化

Web Playerはデフォルトで無効になっています。

  • Web Playerを有効にするには、Windowsコマンドプロンプトを起動して、<Session Recording Server installation path>\Bin\TestPolicyAdmin.exe -enablewebplayerコマンドを実行します。

  • Web Playerを無効にするには、Windowsコマンドプロンプトを起動して、<Session Recording Server installation path>\Bin\TestPolicyAdmin.exe –disablewebplayerコマンドを実行します。

ログオンとパスワード

Web PlayerのWebサイトのURLはhttp(s)://<FQDN of Session Recording Server>/WebPlayerです。HTTPSを確実に使用するには、IIS上のWebサイトにSSLバインドを追加し、SsRecWebSocketServer.exe.config構成ファイルを更新します。詳しくは、このページの「HTTPS構成」セクションを参照してください。

注:

Web PlayerのWebサイトにログオンする場合、ドメインユーザーは資格情報を入力する必要はありません。ドメインユーザー以外は入力が必要です。

Web PlayerのWebサイトにログオンすると、すべての録画が一覧表示されます。左のナビゲーションバーで [すべての録画] をクリックするとページが更新され、新しい録画が存在する場合は表示されます。

[すべての録画]ページの画像

インストール

他のSession Recordingのコンポーネント同様、Citrix Virtual Apps and Desktopsインストーラーを使用してWeb Playerをインストールできます。

インストール中に [コアコンポーネント] ページで [Session Recording Administration] を選択すると、Session Recordingサーバーと同じマシン上にWeb Playerをインストールします。Session Recordingについて詳しくは、「インストール、アップグレード、およびアンインストール」を参照してください。

Web Playerのインストール後、SessionRecordingRestApiServiceおよびWebPlayerアプリケーションがIISでホストされていることが表示されます。

IISでホストされるアプリケーションの画像

HTTPS構成

HTTPSを使用してWeb PlayerのWebサイトにアクセスするには:

  1. IISにSSLバインドを追加します。

    1. 信頼できる認証機関(CA)からPEM形式のSSL証明書を取得します。

      注:

      Google ChromeやFirefoxなどのほとんどの一般的なブラウザーは、証明書署名要求(CSR)の共通名のサポートを停止しました。すべての信頼された機関からの証明書にはサブジェクトの別名(SAN)が適用されます。HTTPS接続でWeb Playerを使用するには、以下を実行する必要があります(Web Playerは現在負荷分散シナリオでサポートされていません):

      1. SAN証明書を使用できるようにSession Recordingサーバーを更新します。
      2. 証明書のサブジェクトの別名にlocalhostを追加します。例:san:dns=<FQDN>&dns=<IP address>&ipaddress=<IP address>&dns=localhostSAN証明書の画像
    2. IISでWebサイトを右クリックして [バインドの追加] を選択します。[サイトバインド] ダイアログボックスが表示されます。

      [サイトバインド]ダイアログボックスの画像

    3. 右上隅の [追加] をクリックします。[サイトバインドの追加] ダイアログボックスが表示されます。

    4. [種類] ボックスの一覧からhttpsを選択し、SSL証明書を選択します。

      httpsを選択する画像

      画像

    5. [OK] をクリックします。

  2. SsRecWebSocketServer.exe.config構成ファイルを更新します。

    1. SsRecWebSocketServer.exe.config構成ファイルを見つけて開きます。

      SsRecWebSocketServer.exe.config構成ファイルは通常、<Session Recording Server installation path>\Bin\フォルダーにあります。

    2. TLSEnable=1を編集してTLSを有効にし、SSL証明書と証明書のキーへの各パスを入力します。

      注:

      PEM形式のSSL証明書とキーファイルのみがサポートされています。
      ServerPortフィールドは、Web Playerが録画ファイルを収集するために使用するポート番号を表示します。次のスクリーンショットでは、デフォルト値(22334)に設定されています。

      websocketサーバー構成ファイルの更新の画像

      WebSocketサーバー構成で使用される個別の証明書とキーファイルを抽出するには:

      1. SSL証明書を含むSession RecordingサーバーにOpenSSLがインストールされていることを確認してください。

      2. SSL証明書を.pfxファイルとしてエクスポートします。.pfxファイルには、証明書と秘密キーの両方が含まれています。

      3. コマンドプロンプトを開き、.pfxファイルを含むフォルダーに移動します。

      4. OpenSSL\binフォルダーからOpenSSLを開始します。

      5. 次のコマンドを実行して、証明書を抽出します:

        openssl pkcs12 -in [yourfile.pfx] -clcerts -nokeys -out [aSRS2.pem]
        

        .pfxファイルをエクスポートするときに作成したインポートパスワードを入力します。

      6. 次のコマンドを実行して、秘密キーを抽出します:

        openssl pkcs12 -in [yourfile.pfx] -nocerts -out [newaSRS2keyWithPassword.pem]
        

        .pfxファイルをエクスポートするときに作成したインポートパスワードを入力します。PEMパスフレーズの入力を求められたら、キーファイルを保護するための新しいパスワードを入力します。

      7. 次のコマンドを実行して、秘密キーの暗号化を解除します:

        openssl rsa -in [newaSRS2keyWithPassword.pem] -out [newaSRS2key.pem]
        
    3. 変更を保存します。

    4. ファイアウォールの設定を確認します。SsRecWebSocketServer.exeがTCPポート(デフォルトでは22334)を使用できるようにし、Web PlayerのURLへのアクセスを許可します。

    5. TestPolicyAdmin –stopwebsocketserverコマンドを実行します。

録画の表示

Web Playerにログオンすると、表示可能なすべての録画が一覧表示されます。Webページを下にスクロールして表示する録画を選択するか、フィルターを使用して検索結果をカスタマイズできます。ライブ録画の場合、[継続時間] 項目に [ライブ] と表示され再生ボタンが緑に変わります。

ライブ録画の画像

録画項目の説明については、次の表を参照してください。

項目 説明
開始日時 録画の開始時間。上矢印や下矢印をクリックして、録画を時系列順に表示できます。
ユーザー セッションが録画されたユーザー。上矢印や下矢印をクリックして、ユーザーごとに録画をまとめて表示し、ユーザーをアルファベット順に並べることができます。
ホスト 録画されたセッションがホストされているVDAのホスト名。上矢印や下矢印をクリックして、VDAホスト名をアルファベット順に並べることができます。
クライアント セッションが実行されているクライアントデバイスの名前。上矢印や下矢印をクリックして、クライアントホスト名をアルファベット順に並べることができます。
イベント 録画内のイベントの量。上矢印や下矢印をクリックして、一覧の録画をイベントの量で並べることができます。
経過時間 録画の時間の長さ。上矢印や下矢印をクリックして、一覧の録画を時間の長さで並べることができます。

フィルターを使用した録画の検索

フィルターを使用して録画を検索できます。ホスト名、クライアント名、ユーザー名、アプリケーション、クライアントIPアドレス、イベントテキスト、イベントの種類、時刻などのフィルターを使用できます。

録画フィルターの画像

たとえば、ホスト名フィルターを選択すると、次のダイアログボックスが表示されます。録画されたセッションがホストされたVDAのホスト名を入力して [検索] をクリックし、関連しない録画を検索結果から除外して関連する結果のみを表示できます。

ホスト名フィルターの選択の画像

以下のスクリーンショットのように、現在選択されている [ホスト名] をクリックすると、別のフィルターに変更できます。[ホスト名] のクリック後、すべてのフィルターが一覧表示されます。必要に応じてフィルターを選択します。

表示されているすべてのフィルターの画像

[+] をクリックしてフィルターを追加することもできます。

プラス記号の画像

たとえば、[時間] フィルターを以下のスクリーンショットのように追加できます。

[時間]フィルターの追加の画像

[時間] フィルターには録画の開始日、開始日時、経過時間があります。

録画の再生

録画ページの各録画には [経過時間] 項目の右側に再生ボタンがあります。

再生ボタンの画像

再生ボタンをクリックします。再生ページが表示されます。メモリキャッシュの後に再生が開始されます。

録画再生ページの画像

プレイヤーウィンドウの説明については、次の表を参照してください:

プレーヤーウィンドウのボタン 説明
再生ボタンの画像 選択した録画ファイルを再生します。
一時停止ボタンの画像 再生を一時停止します。
進行状況バーの画像 再生中に進行状況バーをドラッグできます。
7秒前にシークの画像 7秒前へシークします。
録画再生の現在位置の画像 録画再生の現在位置と合計録画時間を示します。時間の形式はHH:MM:SSです。
再生速度の画像 現在の再生速度を示します。アイコンをクリックして、X0.5、X1、X2、X4などのオプションを切り替えます。
全画面ボタンの画像 全画面で再生を表示します。
[狭い]ボタンの画像 Webページ内で再生を表示します。

再生ページの右ペインでは、次の録画データ、イベントフィルター、クイック検索ボックスを使用できます:

イベントやその他の情報の画像

  • Web Playerマシンの日付と時刻。この例では、2019年7月23日19時14分24秒です。
  • 再生中の録画の時間。この例では、00時間13分41秒です。
  • 録画内のイベント数。この例では、9イベントです。
  • セッションが録画されたユーザー名。
  • 録画されたセッションがホストされているVDAのホスト名。
  • セッションが実行されているクライアントデバイスの名前。
  • イベントフィルター。複数のフィルターを選択して、現在の録画内のイベントを検索できます。

    イベントフィルターの画像

    アイコンをクリックして、折りたたまれたイベントの表示を展開します。

    折りたたまれたイベントの表示を展開する画像

  • イベント一覧。一覧のイベントをクリックすると、録画内のイベントの位置に移動します。
  • クイック検索ボックス。[イベントを検索] クイック検索ボックスによって、現在の録画でイベント一覧をすばやく絞り込むことができます。

再生中に録画を保存するためのキャッシュメモリを構成する

Web Playerの [構成] ページでスライダーをクリックして再生中に録画を保存するためのキャッシュメモリをセットアップできます。

再生中に録画を保存するためのキャッシュメモリを構成する画像