XenCenter

サーバーの接続状態の保存

すべての管理対象サーバーの資格情報(ユーザー名とパスワード)をXenCenterセッションの終了後も保持して、次回以降のXenCenterセッション開始時に自動的に再接続できます。この機能を有効にすると、各セッションの終了時に、すべての管理対象サーバーの接続状態がXenCenterに記憶されます。XenCenterは、次のセッションの開始時にサーバーの復元を試みます。以前のセッションの終了時にサーバーが接続していた場合は自動的に再接続され、資格情報の入力ダイアログボックスは開きません。以前のセッションの終了時にサーバーが切断していた場合は、自動的に再接続されることはありません。

自動再接続機能を無効にする場合は、XenCenterを開くたびに、すべての管理対象サーバーに再接続する必要があります。次に、各サーバーのユーザー名とパスワードを入力します。

注:

システム管理者は認証情報の保存を無効に設定することができます。そのため、この機能を使用できない場合があります。

マスターパスワードを設定すると、資格情報を保護できます。各セッションの開始時にこのマスターパスワードを入力すると、管理対象サーバーへの接続が復元されます。

自動再接続を有効または無効にするには

  1. XenCenterで[オプション]ダイアログボックスを開きます。これを行うには、[ツール]メニューの[オプション]を選択します。
  2. [保存と復元]タブをクリックします。
  3. [接続状態を保存してセッション開始時に復元する] チェックボックスをオンまたはオフにします。

マスターパスワードの使用

XenCenterにログイン資格情報を保存する場合は、マスターパスワードを設定することもできます。管理対象サーバーへの接続が自動的に復元される前に、このマスターパスワードを入力する必要があります。マスターパスワードの設定、削除、変更は、XenCenterの [オプション] ダイアログボックスの [保存と復元] タブで行います。

紛失したり忘れたりしたマスターパスワードは、復元できません。各管理対象サーバーにもう一度接続し、新しいマスターパスワードを設定する必要があります。

マスターパスワードを設定するには:

  1. XenCenterで[オプション]ダイアログボックスを開きます。これを行うには、[ツール]メニューの[オプション]を選択します。
  2. [保存と復元]タブをクリックします。
  3. [接続状態を保存してセッション開始時に復元する] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
  4. [マスターパスワード] で、[マスターパスワードを要求する] チェックボックスをオンにして、マスターパスワードを入力および確認入力し、[OK] をクリックします。パスワードの大文字と小文字は区別されます。

マスターパスワードを変更するには:

  1. XenCenterで[オプション]ダイアログボックスを開きます。これを行うには、[ツール]メニューの[オプション]を選択します。
  2. [保存と復元]タブをクリックします。
  3. [マスターパスワード] で、[マスターパスワードの変更] をクリックします。
  4. 現在のマスターパスワードを入力し、新しいパスワードを入力および確認入力し、[OK] をクリックします。

マスターパスワードを削除するには:

  1. XenCenterで[オプション]ダイアログボックスを開きます。これを行うには、[ツール]メニューの[オプション]を選択します。
  2. [保存と復元]タブをクリックします。
  3. [マスターパスワード] で、[マスターパスワードを要求する] チェックボックスをオフにします。
  4. 現在のマスタパスワードを入力および確認入力し、[OK] をクリックします。
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