XenCenter

サーバープロパティの変更

[リソース] ペインで任意の接続済みのサーバーを選択して [全般] タブを選択すると、そのプロパティと状態が表示されます。サーバーのプロパティを変更するには、[プロパティ] をクリックします。

全般プロパティ - 名前、説明、フォルダー、タグ

プロパティの編集アイコン - 灰色の矩形の中に線が引かれている。

[プロパティ] ダイアログボックスの [全般] ページでは、サーバーの名前、説明、フォルダー、およびタグを表示したり変更したりできます。

  • サーバー名を変更するには [名前] ボックスに新しい名前を入力します。
  • 説明を変更するには、[説明] ボックスにテキストを入力します。
  • サーバーのフォルダーを変更するには、[フォルダー] ボックスの [変更] を選択して、移動先を指定します。詳しくは、「フォルダーの使用」を参照してください。
  • サーバーのタグ付け、タグ解除、タグ作成、タグ削除については、「タグの使用」を参照してください。

iSCSI IQN([全般]タブ)

プロパティの編集アイコン - 灰色の矩形の中に線が引かれている。

サーバーのiSCSI IQNは、iSCSIストレージリポジトリ(SR)に接続するときに、そのサーバーを識別するために使用されます。Citrix Hypervisorホストでは、ホストのインストール時にランダムなIQNで自動的に作成される単一のiSCSIイニシエータがサポートされます。この単一のイニシエータを使用して、同時に複数のiSCSIターゲット(SR)に接続できます。Citrix HypervisorでのiSCSIストレージのサポートについて詳しくは、「ストレージ」を参照してください。

重要:

iSCSIターゲット(ストレージリポジトリ)およびリソースプール内のすべてのサーバーで、異なるIQNが設定されている必要があります。IQNが重複していると、データが破損したりアクセスが拒否されたりする場合があります。

サーバーのiSCSI IQN値を変更するには

注:

サーバーのiSCSI IQN値を変更する前に、既存のすべてのストレージリポジトリの接続を解除しておく必要があります。IQNの変更によりサーバーが新規または既存のストレージリポジトリに接続できなくなる場合があります。この場合、ストレージリポジトリ側でも適切な変更が必要です。

  1. [リソース] ペインでサーバーを選択して、[全般] タブの [プロパティ] をクリックします。
  2. [プロパティ] ダイアログボックスの [全般] タブで、[iSCSI IQN] ボックスに新しい値を入力します。
  3. [OK] をクリックして変更を保存し、ダイアログボックスを閉じます。

フィールドアイコン カスタムフィールド

カスタムフィールドを使用すると、管理対象のリソースに情報を追加して、リソースを簡単に検索したり分類したりできます。詳しくは、「カスタムフィールドの使用」を参照してください。

アラート

アラートアイコン

このタブでは、サーバーのCPU、メモリ、およびネットワークの使用状況に関するパフォーマンスアラートを設定します。詳しくは、「パフォーマンスアラートの設定」を参照してください。

メールオプション(スタンドアロンサーバー)

メールアイコン

このタブでは、スタンドアロンサーバーで生成されるシステムアラートのメールでの送信先を設定します。リソースプール内のサーバーでは、この機能をリソースプールレベルで設定します。詳しくは、「XenCenterの通知」を参照してください。

マルチパス

ストレージリポジトリです。

ファイバチャネルおよびiSCSIのストレージリポジトリでは、動的なストレージマルチパスがサポートされます。この機能は、サーバーの [プロパティ] ダイアログボックスの [マルチパス] タブで有効または無効にできます。

詳しくは、「ストレージのマルチパス」を参照してください。

電源投入(スタンドアロンサーバー)

電源投入アイコン - 緑の円の上に白い電源アイコンが重ねて表示されます。

このタブでは、サーバーの電源をリモートから制御するためのCitrix Hypervisorホスト電源投入機能について設定します。この機能の設定について詳しくは、「ホスト電源投入の設定」を参照してください。リソースプールに属するサーバーの場合は、プールのプロパティで設定します。

ログの説明

ログの記録先アイコン

Citrix Hypervisorのシステムログメッセージは、ローカルサーバーに保存されます。また、これらのログをリモートサーバーに転送することもできます。

リモートサーバーでログを受信し正しく集約するには、syslogdデーモンを実行する必要があります。syslogdデーモンは、すべてのLinuxおよびUnixインストールの標準的な機能です。Windowsやそのほかのオペレーティングシステムで使用できるサードパーティ製のバージョンもあります。リモートサーバーは、プール内のサーバーから接続できるように、適切なファイアウォール設定をしておきます。

リモートCitrix Hypervisorログの記録先を指定するには

  1. [リソース] ペインでサーバーを選択して、[全般] タブの [プロパティ] をクリックします。
  2. [プロパティ] ダイアログボックスの [ログの記録先] タブを選択します。
  3. [システムログをリモートサーバーにも保存する] を選択します。
  4. [サーバー] フィールドに、syslogd daemonを実行しているサーバーのIPアドレスまたはホスト名を入力します。
  5. [OK] をクリックして変更を保存し、ダイアログボックスを閉じます。

GPUアイコン GPU

[GPU] タブでは次のことを実行できます:

  1. GPUの割り当てポリシーの設定
  2. Windows VMに対するIntel GPUパススルーの有効化

配置ポリシー

[GPU] タブによりホスト全体のポリシーを設定して仮想マシンを使用できるGPUに割り当て、密度の最大化またはパフォーマンスの最大化を設定できます。環境に適したオプションを選択してください。

GPUの割り当てポリシー

GPUグループごとに異なる設定が指定されている場合、[GPU] タブには [混在] 設定が表示されます。[混在] 設定では、あるGPUグループには密度の最大化が構成されている場合、残りのGPUグループにはパフォーマンスの最大化が構成されていることになります。

XenCenterを使って [混在] 設定の設定または編集は実行できません。GPUグループごとに異なる設定を使用するには、xe CLIを使用します。

注:

GPU仮想化は、Citrix Hypervisor Premium Editionのユーザー、またはCitrix Virtual Apps and Desktops権限によりCitrix Hypervisorにアクセスするユーザーが使用できます。サーバーがライセンス要件を満たし、さまざまな仮想GPUの種類をサポートするGPUがある場合は [GPU] タブが表示されます。詳しくは、「Citrix Hypervisorのライセンスについて」を参照してください。

統合されたGPUパススルー

Intel Server上のIntel GPUにCitrix Hypervisorサーバーが接続されると、サーバーのコントロールドメインが統合されたGPUデバイスに接続されます。このような場合、GPUではパススルーが無効になります。[このサーバーは統合されたGPUを使用しません] を選択してコントロールドメインとGPU間の接続を無効にし、ホストを再起動して変更を有効にします。

詳しくは、「GPU」を参照してください。

注:

dom0とGPU間の接続を無効にした後はCitrix Hypervisorサーバーの外部コンソール出力(たとえば、VGA、HDMI、DP)は利用できません。

サーバープロパティの変更