Citrix Cloud

Cloud Connectorのインストール

Cloud Connectorソフトウェアは、インタラクティブにインストールすることも、コマンドラインを使用してインストールすることもできます。

インストールは、インストールを開始するユーザーの権限で行われます。Cloud Connectorは、次のことを行うためにクラウドにアクセスする必要があります:

  • インストールを実行するユーザーを認証する
  • インストーラーの権限を確認する
  • Cloud Connectorサービスをダウンロードして構成する

インストール前に確認する情報

インストールの考慮事項とガイダンス

  • Active Directoryドメインコントローラーや、リソースの場所のインフラストラクチャにとって重要なマシンにCloud Connectorをインストールしないでください。Cloud Connectorの定期的な保守では、これらの追加リソースの停止を引き起こすマシン操作を実行します。
  • Cloud Connectorをホストしているマシンに他のシトリックス製品をダウンロードしたりインストールしたりしないでください。
  • 他のシトリックス製品展開に属するマシン(たとえば、Citrix Virtual Apps and Desktops展開のDelivery Controller)にCloud Connectorをダウンロードまたはインストールしないでください。
  • 以前にインストールしたCloud Connectorを新しいバージョンにアップグレードしないでください。古いCloud Connectorをアンインストールしてから、新しいバージョンをインストールしてください。
  • Cloud Connectorのインストーラーは、Citrix Cloudからダウンロードします。そのため、ブラウザーが実行可能ファイルをダウンロードできるようにする必要があります。
  • インストール後、Cloud Connectorをホストしているマシンを別のドメインに移動しないでください。マシンを別のドメインに参加させる必要がある場合は、Cloud Connectorをアンインストールしてから、マシンを別のドメインに参加させた後に再インストールしてください。
  • インストールしたら、すべてのCloud Connectorの電源をオンのままにして、Citrix Cloudへの常時接続を確保します。

クローンマシンに関する考慮事項

Cloud Connectorをホストする各マシンには、一意のSIDとコネクタIDが必要です。これにより、Citrix Cloudがリソースの場所内のマシンと確実に通信できるようになります。リソースの場所の複数のマシンでCloud Connectorをホストし、クローンマシンを使用する場合は、次の手順を実行します:

  1. 使用環境に合わせてマシンテンプレートを準備します。
  2. Cloud Connectorとして使用する数のマシンをプロビジョニングします。
  3. 手動またはサイレントインストールモードを使用して、各マシンにCloud Connectorをインストールします。

(複製前に)Cloud Connectorをマシンテンプレートにインストールすることはサポートされていません。Cloud Connectorをインストールしたマシンを複製すると、Cloud Connectorサービスは実行されず、マシンはCitrix Cloudに接続できなくなります。

インタラクティブインストール

グラフィカルインストーラーインターフェイスを使用して、Cloud Connectorをダウンロードしインストールできます。これを行う前に、Citrix Cloud管理コンソールで1つまたは複数のリソースの場所を作成して、Cloud Connectorを展開する必要があります。リソースの場所について詳しくは、「リソースの場所」を参照してください。

リソースの場所を作成するには

  1. Citrix Cloud Connectorをインストールする予定のマシンに、Windows管理者としてサインインします。
  2. https://citrix.cloud.comにアクセスして、管理者アカウントにサインインします。
  3. Citrix Cloudコンソールで、メインメニューから [リソースの場所] に移動する、またはページ上部の [リソースの場所] にある [編集または新規追加] を選択します。

    リソースの場所

  4. [リソースの場所]ページの上部にある [+ リソースの場所] を選択し、わかりやすい新しい名前で保存します。

    新しいリソースの場所の追加

  5. Cloud Connectorに使用する各マシンで、これらの手順を繰り返します。

Citrix Cloud Connectorソフトウェアのダウンロード

  1. 管理するリソースの場所を見つけて [+ Cloud Connectors] を選択します。

    Connectorがない状態の新しいリソースの場所

  2. 開いたウィンドウで [ダウンロード] を選択します。cwcconnector.exeファイルをコネクタマシンのローカルファイルの場所に保存します。 Cloud Connectorウィンドウの追加

Citrix Cloud Connectorソフトウェアのインストール

  1. cwcconnector.exeインストーラーファイルを右クリックして、[管理者として実行] を選択します。インストーラーは、最初の接続性チェックを実行して、Citrix Cloudに接続できることを確認します。
  2. メッセージが表示されたらCitrix Cloudにサインインします。
  3. Cloud Connectorをインストールして構成するには、ウィザードの指示に従います。インストールが完了すると、インストーラーは最終的な接続性チェックを実行して、Cloud ConnectorとCitrix Cloud間の通信を検証します。
  4. Citrix Cloud Connectorとして使用する他のマシンで、これらの手順を繰り返します。可用性を高めるため、リソースの場所ごとにCloud Connectorを2つ以上インストールすることをお勧めします。

Citrix Cloudでは、リソースの場所の [Connectors] ページに、新しくインストールしたCloud Connectorが表示されます。

Connectorがある状態の新しいリソースの場所

2つのConnectorがある状態の新しいリソースの場所

インストール後、Citrix Cloudの [IDおよびアクセス管理]>[ドメイン] にも管理者のドメインが登録されます。詳しくは、「IDおよびアクセス管理」を参照してください。

複数の顧客および既存のリソースの場所でのインストール

複数の顧客アカウントの管理者である場合、Citrix Cloudは、Cloud Connectorに関連付ける顧客アカウントを選択するよう要求します。

顧客アカウントに複数のリソースの場所が既に存在する場合、Citrix Cloudに関連付けるリソースの場所を選択するように求められます。

コマンドラインインストール

サイレントまたは自動インストールがサポートされています。ただし、同じインストーラーで繰り返しインストールしないでください。Citrix Cloudコンソールの[リソースの場所]ページから新しいCloud Connectorをダウンロードします。

要件

Citrix Cloudでコマンドラインを使用してインストールするには、次の情報を入力する必要があります:

  • Citrix Cloud ConnectorをインストールするCitrix Cloudアカウントの顧客ID。このIDは、[IDおよびアクセス管理][APIアクセス] タブの上部に表示されます。
  • Cloud Connectorのインストールに使用するセキュアAPIクライアントのクライアントIDとシークレット。これらの値を取得するには、まずセキュアクライアントを作成する必要があります。クライアントIDとシークレットにより、Citrix Cloud APIへのアクセスが適切に保護されます。セキュアクライアントを作成すると、クライアントは、作成するユーザーと同じレベルの管理者権限で動作します。Cloud Connectorをインストールするには、フルアクセス権限を持つ管理者によって作成されたセキュアクライアントを使用する必要があります。これは、そのセキュアクライアントにもフルアクセス権限があることを意味します。
  • Cloud Connectorに関連付けるリソースの場所のID。この値を取得するには、[リソースの場所]ページのリソースの場所の名前の下にある [ID] ボタンを選択します。この値を指定しない場合、デフォルトのリソースの場所のIDが使用されます。

セキュアクライアントの作成

セキュアクライアントを作成する場合、Citrix Cloudにより一意のクライアントIDとシークレットが生成されます。コマンドラインからAPIを呼び出すときに、これらの値を指定する必要があります。

  1. Citrix Cloudメニューから、[IDおよびアクセス管理] を選択し、次に [APIアクセス] を選択します。
  2. [セキュアクライアント] タブから、クライアントの名前を入力し、[クライアントの作成]を選択します。セキュアクライアントのクライアントIDとシークレットが生成されて表示されます。
  3. [ダウンロード] を選択して、クライアントIDとシークレットをCSVファイルとしてダウンロードし、安全な場所に保存します。または、[コピー] を選択して、それぞれの値を手動で取得します。完了したら [閉じる] を選択してコンソールに戻ります。

サポートされているパラメーター

セキュアクライアントのセキュリティの詳細を確保するには、インストーラーにJSON構成ファイルを提供する必要があります。このファイルは、インストールの完了後に削除する必要があります。構成ファイルでサポートされている値は次のとおりです:

  • customerName:必須。[IDおよびアクセス管理]のCitrix Cloudコンソールの[APIアクセス]ページに表示される顧客ID。
  • clientId:必須。管理者が作成できるセキュアクライアントIDで、[APIアクセス]ページにあります。
  • clientSecret:必須。セキュアクライアントが作成された後にダウンロードできるセキュアクライアントシークレット。[APIアクセス]ページにあります。
  • resourceLocationId:推奨。既存のリソースの場所の一意の識別子。Citrix Cloudコンソールの[リソースの場所]ページで、IDボタンを選択してリソースの場所のIDを取得します。値を指定しない場合、Citrix Cloudはアカウント内の最初のリソースの場所のIDを使用します。
  • acceptTermsOfService:必須。trueに設定する必要があります。

サンプル構成ファイル:

{
"customerName": "\*CustomerID\*",
"clientId": "\*ClientID\*",
"clientSecret": "\*ClientSecret\*",
"resourceLocationId": "\*ResourceLocationId\*",
"acceptTermsOfService": "true"
}
<!--NeedCopy-->

パラメーターファイルを使用してインストールするサンプルコマンドライン:

CWCConnector.exe /q /ParametersFilePath:c:\cwcconnector_install_params.json
<!--NeedCopy-->

エラーが発生した場合に可能性のあるエラーコードを調べるには、「Start /Wait CWCConnector.exe /ParametersFilePath:value」を使用します。インストール完了後は、標準的なメカニズムである「echo %ErrorLevel%」を使用できます。

注:

パラメーターを使用したクライアントIDとクライアントシークレットの指定はサポートされなくなりました。自動インストールには構成ファイルを使用する必要があります。

次の手順

  1. Citrix Cloud Connectorの更新スケジュールを設定します。Citrix Cloud Connectorの更新と更新スケジュールの管理については、「Connectorの更新」を参照してください。
  2. ワークスペース利用者を認証するためのIDプロバイダーを設定します。**[IDおよびアクセス管理]コンソールで、デフォルトのCitrix IDプロバイダーをActive DirectoryなどのIDプロバイダーに変更できます。詳しくは、「Active DirectoryをCitrix Cloudに接続するには」を参照してください。

インストール問題のトラブルシューティング

このセクションでは、インストール中に発生する可能性がある問題を診断および修正するいくつかの方法について詳しく説明します。インストール問題のトラブルシューティングについて詳しくは、「Citrix Cloud Connectorトラブルシューティングガイド」を参照してください。

インストールログ

利用可能なログファイルを最初に調べることで、インストール時に発生した問題のトラブルシューティングを行うことができます。

インストール中に発生したイベントは、Windowsイベントビューアーで確認できます。%LOCALAPPDATA%\Temp\CitrixLogs\CloudServicesSetupにあるCloud Connectorのインストールログを確認することもできます。 また、インストール後は%ProgramData%\Citrix\WorkspaceCloud\InstallLogsにもログが追加されます。

終了コード

インストールプロセスの成功または失敗に応じて、次の終了コードが返されることがあります:

  • 1603 - 予期しないエラーが発生しました
  • 2 - 前提条件チェックが不合格でした
  • 0 - インストールが正常に完了しました

インストールエラー

インストーラーをダブルクリックしてCitrix Cloud Connectorソフトウェアをインストールすると、次のエラーメッセージが表示される場合があります:

Can't reach this page.

このエラーは、管理者としてマシンにログインしてCitrix Cloud Connectorをインストールする場合でも発生することがあります。このエラーを回避するには、インストーラーを右クリックして[管理者として実行]を選択し、Citrix Cloud Connectorソフトウェアを管理者として実行します。

接続エラー

Cloud ConnectorがCitrix Cloudと通信できていることを確認するには、以下のCitrixサービスが [開始] 状態になっていることを確認します:

  • Citrix Cloud AD Provider
  • Citrix Cloud Agent Logger
  • Citrix Cloud Agent System
  • Citrix Cloud Agent Watchdog
  • Citrix Cloud Credential Provider
  • Citrix Config Synchronizer Service
  • Citrix High Availability Service
  • Citrix NetScaler Cloud Gateway
  • Citrix Remote Broker Provider
  • Citrix Remote HCL Server
  • Citrix Session Manager Proxy

これらのサービスについて詳しくは、「インストールされているサービス」を参照してください。

接続エラーが引き続き発生する場合は、Citrix Support Knowledge Centerで入手できるCloud Connector接続チェックユーティリティを使用してください。詳しくは、Knowledge Center Webサイトの「CTX260337」を参照してください。

このツールを使用して、次のタスクを実行できます:

  • Citrix Cloudとその関連サービスにアクセスできるかどうかのテスト。
  • 誤って構成されがちな設定のチェック。
  • Citrix Cloud Connectorのプロキシ設定の構成。

失敗した接続性チェックを解決する方法について詳しくは、「CTX224133:Cloud Connector接続性チェックエラー」を参照してください。

Cloud Connectorのインストール