Session Recording

診断ログを表示する

概要

メッセージキューのクォータ超過を含むさまざまな診断ログをVDA上で検出し、Session Recordingサーバーに送信して、Session Recording Web Playerに表示できます。

メッセージキューのクォータ超過

以下に示すいずれのシナリオでも、VDA上のMicrosoft Message Queuing(MSMQ)ディレクトリの最大サイズを超える可能性があり、パケットのドロップやプッシュバックが発生する可能性があります。

  • VDA側で、Message Queuingメッセージの受信レートが送信レートを超えている。
  • VDAとSession Recordingサーバー間のネットワーク接続が不良であるため、メッセージがVDA側のキューに残っている。
  • Session Recordingサーバー側のキューのクォータが使い果たされ、メッセージがVDA側のキューに残っている。

診断ログを表示する

  1. Session Recording Web Playerを開き、左側のナビゲーションで[診断ログ]をクリックします。 [診断ログ]ページが表示されます。

    次に例を示します:

    Web Playerで診断ログを表示する

    診断ログが利用できるすべてのVDAが表示され、合計ログ数によって並べ替えられます。 また、各VDAで最新のログが生成された時刻を表示し、[更新]をクリックして、さらに受信したログを確認することもできます。

  2. ターゲットVDAをクリックして、その診断ログを表示します。

    デフォルトでは、ログは種類別にグループ化されます。 次に例を示します:

    VDAの診断ログを表示する

    ログの種類によるグループ化を無効にして、代わりにすべてのログを時系列順に一覧表示することもできます。

    次に例を示します:

    種類別のログのグループ化を無効にする

  3. 時間フィルターを使用して、指定した期間中に生成されたログを選択して表示します。

    時間フィルターを使用してログを表示する

  4. 受信したログを確認するには、[すべてのログをクリアする]をクリックして現在表示されているログを非表示にし、[更新]をクリックします。

診断ログを構成する

診断ログはデフォルトで有効になっています。 ターゲットのVDAで次のレジストリ値を使用して、機能を無効にしたり再度有効にしたりできます:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Agent\DiagnosticLoggingEnabled

値のデータ: 1 = 無効、0 = 有効

これらのログをSession Recordingデータベースに保持する期間も設定できます。 これを行うには、Session Recordingサーバーのプロパティの [ログ] タブに移動し、[診断ログの保持期間] を構成します。 デフォルト値は30日です。

アラートデータの保有期間

診断ログを表示する