イベント検出ポリシーの構成
Session Recordingサービスでイベント検出ポリシーを構成し、録画されたセッションのターゲットイベントをログに記録できます。システム定義のイベント検出ポリシーは「検出しない」です。デフォルトでは非アクティブです。アクティブの場合、イベントのログは記録されません。
注:
イベント検出ポリシーは、特定のサイトのすべてのSession Recordingサーバーに適用されます。サイトごとに個別のイベント検出ポリシーを作成してアクティブ化できます。
検出できるイベント
Session Recordingでは、対象のイベントを検出し、録画内でそのイベントにタグ付けして、後で検索および再生で使うことができます。大量の録画から関心のあるイベントを検索したり、再生時にそのイベントを見つけたりすることができます。
システム定義のイベント
Session Recordingでは、録画されたセッションで発生した次のシステム定義のイベントを検出してログに記録できます:
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USB大容量記憶装置デバイスの挿入
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アプリケーションの起動と終了
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アプリエラー
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アプリのインストールとアンインストール
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ファイルの名前変更、作成、削除、移動のセッション内操作
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セッションホスト(VDA)とクライアントデバイス(マップされたクライアントドライブと汎用リダイレクトを使用した大容量記憶装置デバイスを含む)との間のファイル転送
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Web閲覧アクティビティ
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最前面のウィンドウのイベント
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クリップボードのアクティビティ
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Windowsレジストリの変更
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ユーザーアカウントの変更
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RDP接続
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パフォーマンスデータ(録画されたセッションに関連するデータポイント)
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ポップアップウィンドウイベント
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印刷アクティビティ(Technical Preview機能。Session Recordingバージョン2407以降で利用できます)
さまざまなイベントについて詳しくは、オンプレミスのSession Recordingドキュメントの対応する部分を参照してください。
カスタムイベント検出ポリシーの作成
カスタムイベント検出ポリシーを作成するときに、監視するターゲットイベントを選択するための規則を追加できます。
カスタム録画ポリシーを作成する場合と同様に、1つ以上の規則条件を選択できます。詳しくは、「カスタム録画ポリシーの作成」セクションで手順を参照してください。