XenApp and XenDesktop

モニター

管理者およびヘルプデスク担当者は、さまざまな機能やツールを使用して、XenAppやXenDesktopのサイトをモニターできます。これらのツールを使って、モニターできるものは以下のとおりです。

  • ユーザーセッションおよびセッションの利用状況
  • ログオン処理のパフォーマンス
  • 接続とマシン(エラーを含む)
  • 負荷評価
  • 履歴傾向
  • インフラストラクチャ

Citrix Director

リアルタイムWebツールであるDirectorを使用して、セッションの監視、トラブルシューティングなど、エンドユーザーに対するサポートタスクを実行できます。

詳しくは、「Director」の記事を参照してください。

Session Recording

Session Recordingを使用すると、接続の種類を問わず、企業ポリシーおよび既定のコンプライアンスを遵守するXenAppを実行する任意のサーバー上の任意のユーザーセッションで行われる、画面上のアクティビティを録画することができます。Session Recordingにより録画、カタログ化、およびアーカイブされるセッションを、後で取得して再生することができます。

Session Recordingでは柔軟性の高いポリシーを使用して、アプリケーションセッションの録画を自動的に起動します。IT部門ではSession Recordingを使用して、財務業務や病院での患者情報のシステムなどでエンドユーザーがアプリケーションをどのように使用するかを調査できます。内部統制をサポートすることによって、法規制の順守を徹底し、セキュリティ監視を成功に導きます。同様に、技術サポート部門でこの機能を使用すれば、問題の特定と解決までの時間を短縮することができます。

詳しくは、「Session Recording」の記事を参照してください。

構成ログ

構成ログ機能では、サイトで管理者が行った変更内容が記録されます。構成を変更した後で問題が発生した場合は、構成ログを確認して問題の内容を診断し、トラブルシューティングを施します。また、変更管理、構成の記録、および管理アクティビティのレポート生成が可能です。

ログに記録した情報に関するレポートは、Studioから表示および生成できます。ログの内容は、Directorの[傾向]ビューで確認もできます。このインターフェイスで、構成変更についての通知を提供することが可能です。これは、Studioへのアクセス権限を持たない管理者には便利な機能です。

[傾向]ビューでは、特定の期間に行われた構成変更の履歴データを表示できます。これにより、どのような変更がいつ、だれによって行われたかを確認して、問題の原因究明に役立てることができます。このビューには、構成情報が以下の3つのカテゴリに分けて表示されます。

  • 接続エラー
  • 障害が発生したデスクトップマシン
  • 障害が発生したサーバーマシン

構成ログ機能の有効化と構成方法について詳細は、「構成ログ機能」の記事を参照してください。「Director」には、このツールを使って、ログ情報を表示する方法を記載した記事があります。

イベントログ

XenAppおよびXenDesktopサービスは、発生するイベントを記録します。イベントログは、操作を監視およびトラブルシューティングするために使用できます。

詳しくは、「イベントログ」を参照してください。個別の機能に関する記事には、イベント情報も含まれることがあります。

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