Citrix Cloud

システムログイベントのリファレンス

Citrix Cloudアカウントのすべてのシステムログイベントデータを表示するには、次の操作を実行できます:

システムログイベントの取得時にキャプチャされるデータの説明については、「イベントデータの説明」を参照してください。イベントメッセージテキスト、イベントの種類、イベント発生前後にオブジェクトフィールドデータが記録されるかどうかなど、イベント固有の値のイベントを生成するクラウドコンポーネントとクラウドサービスを参照してください。

イベントを生成するクラウドコンポーネントとクラウドサービス

システムログには、次のCitrix Cloudのエンティティ、コンポーネント、およびサービスのイベントが記録されます:

  • Citrix Cloudプラットフォーム:管理者の管理、Workspace利用者のデバイスリセット、Azure ADテナント、ドメインおよびネットワークの場所の管理など、Citrix Cloudプラットフォーム機能に関連するイベント。
  • コネクタ:Citrix Cloud ConnectorおよびConnector Applianceの登録と更新に関連するイベント。
  • ライセンス:オンプレミスのライセンスサーバーの登録、クラウドサービスの割り当て済みライセンスの管理、およびライセンスデータのエクスポートに関連するイベント。
  • Secure Private Accessサービス:Secure Private Accessサービスの構成に関連するイベント。
  • Citrix Workspace:Workspaceの構成設定に関連するイベント。

イベントデータの説明

システムログイベントをダウンロードしたり、SystemLog APIを使用して取得したりすると、次のデータが含まれます:

  • RecordID: イベントの一意の識別子。
  • UtcTimestamp: イベントが発生した日時とUTC時刻。
  • CustomerID: Citrix Cloudアカウントの一意の組織識別子。
  • EventType: 記録されたイベントの種類の識別子。イベントの種類は、OriginatingService/Actor/Actionの形式で記録されます。たとえば、管理者を作成するイベントの種類はplatform/administrator/createです。
  • TargetID: 影響を受けた、または変更されたシステムオブジェクトのID。
  • TargetDisplayName: 影響を受けた、または変更されたシステムオブジェクトの表示名。たとえば、作成された管理者の名前です。
  • TargetEmail: システムオブジェクトのメールアドレス。たとえば、作成された管理者のメールアドレスなどです。
  • TargetUserID: 影響を受けた、または変更されたシステムオブジェクトのユーザーID。たとえば、管理者を作成する場合、ターゲットユーザーIDは作成された管理者のユーザーIDです。
  • TargetType: イベントのターゲットカテゴリ。
  • BeforeChangesAfterChanges: イベント発生前後のオブジェクトフィールドの内容をそれぞれ返します。一部のイベントでは、次のオブジェクトフィールドが含まれます:

    • CustomerID
    • User principal
    • UserID
    • 管理者のアクセスの種類(CustomまたはFullなど)
    • CreatedDate
    • UpdatedDate
    • DisplayName
  • AgentID: イベントカテゴリ。
  • ActorID: イベントを開始したシステムオブジェクトのID。たとえば、管理者を作成する場合、これは別のユーザーをCitrix Cloudアカウントに招待した管理者のオブジェクトIDです。
  • ActorDisplayName: イベントを開始した個人またはエンティティの表示名。たとえば、Citrix Cloudアカウントに別のユーザーを招待した管理者の名前です。
  • ActorType: イベントを生成したサービス。
  • EventMessage: 発生したイベントの簡単な説明。
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