Citrix Cloud Connector

Citrix Cloud Connectorは、Citrix Cloudとリソースの場所との間の通信チャネルとして機能するCitrixコンポーネントで、複雑なネットワークやインフラストラクチャ構成を必要とせずにクラウドを管理できます。これによって、配信インフラストラクチャを管理する手間が省けます。リソースを管理しながら、ユーザーに価値を提供するリソースに集中することができます。

Cloud Connectorのデータフロー図

Cloud Connectorが必要なサービス

Virtual Apps and DesktopsサービスにはCloud Connectorが必要です。Citrix Endpoint Managementでは、Endpoint Managementサービスへのエンタープライズ接続にCloud Connectorが必要です。

Cloud Connectorの入手場所

Citrix Cloud内からCloud Connectorソフトウェアをダウンロードできます。

  1. Citrix Cloudにサインインします。
  2. 画面左上のメニューで、[リソースの場所] を選択します。
  3. 既存のリソースの場所がない場合、[リソースの場所]ページで [ダウンロード] をクリックします。プロンプトが表示されたら、cwcconnector.exeファイルを保存します。
  4. リソースの場所がありCloud Connectorがインストールされていない場合は、Cloud Connectorバーをクリックし、[ダウンロード] を選択します。プロンプトが表示されたら、cwcconnector.exeファイルを保存します。

Cloud Connectorのインストール場所

Windows Server 2012 R2またはWindows Server 2016を実行しているマシンにCloud Connectorをインストールします。このマシンをドメインに参加させ、Citrix Cloudから管理するリソースと通信できるようにする必要があります。

各リソースの場所には、必要な負荷をサポートするために必要な数のCloud Connectorと、高可用性を確保するために少なくとももう1つのCloud Connectorが必要です。各リソースの場所に少なくとも2つのCloud Connectorを使用することをお勧めします。

Cloud Connectorのインストールを自動化する方法

グループポリシーまたはその他の展開システムを使用したConnectorのサイレントインストールまたはプッシュ展開がサポートされています。必要なサイレントインストールパラメーターについては、「Citrix Cloud Connectorの技術的な詳細」を参照してください。

Cloud Connectorの通信

Cloud Connectorは、Citrix Cloudとリソースの場所の間ですべての通信を認証および暗号化します。Cloud ConnectorとCitrix Cloud間の通信はすべて送信です。すべての接続が、標準HTTPSポート(443)とTCPプロトコルを使用してCloud Connectorからクラウドに対して確立されます。受信接続は受け入れられません。

Cloud Connectorの機能

  • Active Directory(AD): ADの管理を有効にし、リソースの場所内でADのフォレストとドメインを使用できるようにします。これによって、さらにAD信頼関係を追加する必要はなくなります。
  • Virtual Apps and Desktopsの公開:リソースの場所にあるリソースから公開できるようにします。
  • Endpoint Management:モバイルデバイス管理(MDM)およびモバイルアプリケーション管理(MAM)環境を使用して、デバイスポリシーとアプリポリシーを管理し、ユーザーにアプリケーションを配信できるようにします。
  • デリバリーグループのプロビジョニング: マシンをリソースの場所に直接プロビジョニングできます。

注: Citrix Cloudへ接続できない期間には、操作は可能ですが機能が制限される可能性があります。Citrix CloudコンソールからCloud Connectorの正常性を監視できます。

Cloud Connectorの可用性

継続的な可用性を確保するために、各リソースの場所に複数のCloud Connectorをインストールします。各リソースの場所に少なくとも2つのCloud Connectorを使用することをお勧めします。あるCloud Connectorを一定期間使用できない場合、他のCloud Connectorがその接続を維持できます。

1つのCloud Connectorが利用可能である限り、Citrix Cloudとの通信は失われません。エンドユーザーからリソースの場所にあるリソースへの接続は、可能な限りCitrix Cloudへの接続に依存しません。これにより、Citrix Cloudに接続できるかに関係なく、リソースの場所でリソースにアクセスできるようになります。

負荷管理

各リソースの場所に複数のCloud Connectorをインストールして、負荷を管理します。各Cloud Connectorはステートレスであるため、使用可能なすべてのCloud Connectorに負荷を分散できます。この負荷分散機能を構成する必要はありません。完全に自動化されています。

Cloud Connectorのサポート

各リソースの場所でCloud Connectorの可用性を継続的に確保している間は、Connectorがインストールされているマシンを一度に1つずつ管理して、停止期間を回避できます。Cloud Connectorの正常性はCitrix Cloudから監視できます。