Director

Directorは、Citrix Virtual AppsおよびDesktopsサービスの監視およびトラブルシューティングのためのコンソールです。すべての管理権限を実行できる管理者としてDirectorを起動すると、サイトのリアルタイムおよび過去のヘルス状態や使用状況を監視するためのダッシュボードが表示されます。Director機能には、Citrix Virtual AppsおよびDesktopsサービスコンソールの [監視] タブからアクセスできます。

Citrix Cloud Directorのダッシュボードの画像

Directorの使い方について詳しくは、「Director」を参照してください。

委任管理者役割

監視では、管理者に組み込みの役割を割り当てることができる委任管理者役割がサポートされるようになりました。この役割は、使用可能な権限、つまり管理者がどのように監視を使用するかを決定します。この役割は、現在、フルスコープでのみ使用可能です。 使用可能な組み込み役割とそれらに関連する権限は、次のとおりです:

管理者の役割 監視における権限
すべての管理権限を実行できる管理者 すべてのビューに制限なくアクセスして、ユーザーセッションのシャドウ、メンテナンスモードの有効化、傾向データのエクスポートなどすべてのコマンドを実行できます。
デリバリーグループ管理者 すべてのビューに制限なくアクセスして、ユーザーセッションのシャドウ、メンテナンスモードの有効化、傾向データのエクスポートなどすべてのコマンドを実行できます。
読み取り専用管理者 すべてのビューにアクセスして、すべてのオブジェクトを表示できます。[傾向]ビューのエクスポートオプションを使って傾向データをエクスポートできます。そのほかのコマンドは実行できず、ビューで設定を変更することはできません。
ヘルプデスク管理者 [ヘルプデスク]および[ユーザーの詳細]ビューにのみアクセスでき、委任されたオブジェクトのみを表示できます。ユーザーセッションをシャドウしたり、そのユーザーに対してコマンドを実行したりできます。メンテナンスモードを有効にしたり解除したりできます。デスクトップOSマシンの電源制御オプションを使用できます。[ダッシュボード]ビュー、[傾向]ビュー、[アラート]ビュー、および[フィルター]ビューにはアクセスできません。サーバーOSマシンの電源制御オプションは使用できません。
マシンカタログ管理者 [マシン詳細]ページ(マシンベースの検索)にアクセスできます。
ホスト管理者 アクセスできません。この管理者は、監視データを表示できません。

[カスタムアクセス] および組み込みの役割を1つ選択します。

Cloud Director委任管理者

トラブルシューティングのためのデータのフィルター処理

ダッシュボードの数値をクリックするか[フィルター]メニューで事前定義済みのフィルターを選択すると、[フィルター]ビューが開き、選択したマシンまたはエラーの種類に関するデータが表示されます。

事前定義のフィルターはそのままでは編集できませんが、それをカスタムフィルターとして保存してから編集することができます。さらに、すべてのデリバリーグループでのマシン、接続、セッション、アプリケーションインスタンスのカスタムフィルタービューを作成できます。

  1. 以下のビューを選択します。
    • マシン[デスクトップOSマシン]タブまたは[サーバーOSマシン]タブを選択します。これらのタブには構成されたマシンの数が表示されます。また、[サーバーOSマシン]タブには負荷評価基準インデックスも表示されます。インデックス上にマウスポインターを置くと、各パフォーマンスカウンターの測定値やセッション数がツールチップとして表示されます。
    • セッション[セッション]ビューでセッション数を表示することもできます。アイドル時間の測定値から、しきい値時間を超えてアイドル状態にあるセッションを特定できます。
    • 接続直近の60分、24時間、または7日間の接続が表示されます。
    • アプリケーションインスタンスこのビューは、サーバーおよびデスクトップOSのVDA上のすべてのアプリケーションインスタンスのプロパティを表示します。バージョン7.13以降のServer OSのVDA上にあるアプリケーションインスタンスについては、セッションのアイドル時間の測定値が表示されます。
  2. [フィルター基準] で、フィルター条件を選択します。
  3. 必要に応じて、各ビューで追加のタブを使用してフィルターを実行します。
  4. 必要に応じて追加の列を選択して、より詳細な情報を表示します。
  5. フィルターに名前を付けて保存します。
    後でフィルターを開くには、[フィルター]メニューでフィルターの種類(マシン、セッション、接続、またはアプリケーションインスタンス)を選択し、保存済みのフィルターを選択します。
  6. フィルタリングした表で必要な列を選択し、[エクスポート] をクリックしてデータをCSV形式でエクスポートします。最大100,000件のレコードをエクスポートできます。
  7. [マシン] ビューまたは [接続] ビューでは、必要に応じ一覧でマシンを選択して電源制御操作を実行できます。[セッション] ビューでは、セッション制御を実行したりメッセージを送信したりできます。
  8. [マシン] ビューおよび [接続] ビューで障害が発生したマシンまたは接続の [エラーの理由] をクリックすると、障害の詳細な説明と、障害をトラブルシューティングするために推奨される操作が表示されます。マシンおよび接続でエラーが発生した場合のエラーの理由と推奨される解決手順は、『Citrix Director 7.12 Failure Reasons Troubleshooting Guide』に記載されています。
  9. [アプリケーションインスタンス] ビューでは、しきい値時間を超えた [アイドル時間] に基づいてソートまたはフィルターできます。終了させるアイドル状態のアプリケーションインスタンスを選択します。ログオフまたはアプリケーションインスタンスを切断すると同一セッション内のすべてのアクティブなアプリケーションインスタンスが終了します。
  10. [マシン] ビューでマシン名のリンクをダブルクリックすると、対応する [マシンの詳細] ページが開きます。このページにはマシンの詳細が表示され、電源制御を行うことができます。
    • [マシン稼働] パネルには、CPU、メモリ、ディスク監視、およびGPU監視の各グラフが表示されます。ディスクおよびGPUを監視するには、バージョン7.14以降のVDAが必要です。
    • [履歴使用率の表示] をクリックすると、マシンのリソースの使用傾向を確認できます。ディスク監視グラフ、リアルタイム平均IOPS、ディスク遅延から、選択したVDAでのディスク関連の問題を解決できます。NVIDIA GPUの監視用グラフには、NVIDIA GPU、GPUメモリ、Server OSおよびDesktop OSのVDAのエンコーダーおよびデコーダーの使用率(%)が表示されます。VDAが複数のGPUにアクセスしている場合は、個々のGPUから収集したGPU測定値の平均が表示されます。NVIDIA Tesla M60 GPUを搭載し、Display Driverバージョン369.17以降が実行されている64ビットWindowsのVDA上にあるGPUが監視対象となります。

詳しくは、「マシンのトラブルシューティング」を参照してください。

アラートおよび通知

アラートは、Directorのダッシュボードおよびそのほかの概要ビューに、警告および重大アラートシンボルと共に表示されます。アラートは、1分ごとに自動的に更新されます。オンデマンドで更新することもできます。 Citrix Cloud Directorのアラートサイドバーの画像

警告アラート(黄色の三角形)は、条件の警告しきい値以上になっていることを示します。

重大アラート(赤の円)は、条件の重大しきい値以上になっていることを示します。

サイドバーでアラートを選択して下部にある [アラートに移動] リンクをクリックするか、[Director]ページの上部にある [アラート] を選択すると、アラートに関するさらに詳細な情報を表示できます。

[アラート]ビューで、アラートをフィルターおよびエクスポートできます。たとえば、先月特定のデリバリーグループで失敗したサーバーOSマシンや、特定のユーザーに対するすべてのアラートを特定することができます。詳しくは、「レポートのエクスポート」を参照してください。

Citrixアラート:Citrixアラートは、Citrixコンポーネントで発生し、Directorで監視されるアラートです。Citrixアラートは、Director内で[アラート]>[Citrixアラートポリシー]の順に選択して構成できます。この構成では、設定したしきい値を超過した場合のアラートに関して、ユーザーおよびグループにメール送信する通知を設定できます。

アラートポリシーの作成

特定のセッション数基準のセットを満たした場合にアラートを生成するなどの目的で、新しいアラートポリシーを作成するには、以下の手順に従います。

  1. [アラート]>[Citrixアラートポリシー]の順に選択し、[サーバーOSポリシー]などを選択します。
  2. [作成] をクリックします。
  3. ポリシーの名前と説明を入力し、アラートをトリガーするために満たす必要がある条件を設定します。たとえば、最大接続済みセッション数、最大切断セッション数、および最大同時セッション数に対して、警告とする数および重大とする数を指定します。警告値を重大値よりも大きくすることはできません。詳しくは、「アラートポリシーの条件」を参照してください。
  4. 再アラート間隔を設定します。アラートの条件が引き続き満たされている場合、アラートはこの間隔で再トリガーされます。アラートポリシーで設定されている場合は、メール通知が生成されます。クリアされたアラートの場合、再アラート間隔でメール通知が生成されることはありません。
  5. スコープを設定します。たとえば、特定のデリバリーグループに対して設定します。
  6. お知らせ設定で、アラートがトリガーされたときのメール通知の送信先を指定します。アラートポリシーでメール通知設定を行うには、[メールサーバーの構成]タブでメールサーバーを指定する必要があります。
  7. [保存] をクリックします。

スコープに20件以上のデリバリーグループが定義されているポリシーを作成すると、構成が完了するまでにおよそ30秒かかる場合があります。完了するまで、スピナーアイコンが表示されます。

最大20の一意のデリバリーグループに対して、50以上のポリシー(合計で1000デリバリーグループターゲット)を作成すると、応答時間が遅くなることがあります(5秒以上)。

Citrix Directorのアラートポリシーの画像

アラートポリシーの条件

アラートポリシーの条件 説明および推奨される操作
最大接続セッション数 最大接続済みセッションの数。Directorセッションの傾向ビューで、最大接続済みセッション数をチェックします。セッションの負荷に対応するのに十分な処理能力があることを確認します。必要に応じ、マシンを追加します。
最大切断セッション数 最大切断セッションの数。Directorセッションの傾向ビューで、最大切断セッション数をチェックします。セッションの負荷に対応するのに十分な処理能力があることを確認します。必要に応じ、マシンを追加します。必要に応じ、切断されたセッションからログオフします。
最大同時セッション数 最大同時セッションの数。Directorセッションの傾向ビューで、最大同時セッション数をチェックします。セッションの負荷に対応するのに十分な処理能力があることを確認します。必要に応じ、マシンを追加します。必要に応じ、切断されたセッションからログオフします。
CPU CPUの使用率(%)。CPUを消費しているプロセスやリソースを特定します。必要に応じてプロセスを終了します。プロセスを終了すると、保存されていないデータは失われます。すべてが想定どおりに機能している場合は、将来的にCPUリソースを追加します。注: デフォルトでは、ポリシー設定 [リソースの監視を有効にします] は有効であり、VDAがインストールされているマシンのCPUとメモリパフォーマンスカウンターを監視できます。このポリシー設定が無効にされると、CPUとメモリの状況に関するアラートがトリガーされます。詳しくは、「監視のポリシー設定」を参照してください。
メモリ メモリの使用率(%)。メモリを消費しているプロセスやリソースを特定します。必要に応じてプロセスを終了します。プロセスを終了すると、保存されていないデータは失われます。すべてが想定どおりに機能している場合は、将来的にメモリを追加します。注: デフォルトでは、ポリシー設定 [リソースの監視を有効にします] は有効であり、VDAがインストールされているマシンのCPUとメモリパフォーマンスカウンターを監視できます。このポリシー設定が無効にされると、CPUとメモリの状況に関するアラートがトリガーされます。詳しくは、「監視のポリシー設定」を参照してください。
接続エラー率 過去1時間の接続エラーの率。接続の合計試行回数に対する合計エラー数の割合に基づいて計算されます。Director接続エラーの傾向ビューで、構成ログから記録されたイベントをチェックします。アプリケーションまたはデスクトップにアクセスできるかどうかを確認します。
接続エラー数 過去1時間の接続エラー数。Director接続エラーの傾向ビューで、構成ログから記録されたイベントをチェックします。アプリケーションまたはデスクトップにアクセスできるかどうかを確認します。
ICA RTT(平均) 平均ICA往復時間NetScaler MAS内のHDX Insightレポートで、ICA RTTのブレークダウンをチェックして、原因を特定します。NetScalerが利用可能でない場合は、[Directorのユーザー詳細]ビューでICA RTTと遅延をチェックし、これがネットワークの問題か、またはVirtual AppsおよびDesktopsの問題かを特定します。詳しくは、NetScaler MASのドキュメントを参照してください。
ICA往復時間(セッション数) ICA往復時間を超過しているセッションの数。NetScaler MAS内のHDX Insighレポートで、ICA RTTが高いセッションの数をチェックします。詳しくは、NetScaler MASのドキュメントを参照してください。NetScalerが利用可能でない場合は、ネットワークチームと協力し根本原因を特定してください。
ICA RTT(セッションの%) 平均ICA往復時間を釣果しているセッションの割合(%)。NetScaler MAS内のHDX Insighレポートで、ICA RTTが高いセッションの数をチェックします。詳しくは、NetScaler MASのドキュメントを参照してください。NetScalerが利用可能でない場合は、ネットワークチームと協力し根本原因を特定してください。
ICA RTT(ユーザー) 特定のユーザーが開始したセッションに適用されるICA往復時間。1つ以上のセッションでICA RTTがしきい値よりも高い場合は、アラートがトリガーされます。
失敗したマシン(デスクトップOS) 失敗したデスクトップOSマシンの数。Directorの[ダッシュボード]ビューおよび[フィルター]ビューに表示されるように、エラーはさまざまな理由で発生します。Citrix Scout診断を実行して、原因を特定します。詳しくは、「ユーザーの問題のトラブルシューティング」を参照してください。
失敗したマシン(サーバーOS) 失敗したサーバーOSマシンの数。Directorの[ダッシュボード]ビューおよび[フィルター]ビューに表示されるように、エラーはさまざまな理由で発生します。Citrix Scout診断を実行して、原因を特定します。
平均ログオン処理時間 過去1時間に行われたログオンの平均ログオン処理時間。Directorのダッシュボードをチェックし、ログオン処理時間に関する最新の測定基準を取得します。短時間のうちに多数のユーザーがログインすると、ログオンに時間がかかる場合があります。原因を絞り込むため、ログオンのベースラインおよび内訳をチェックします。詳しくは、「ユーザーログオンの問題の診断」を参照してください。
ログオン処理時間(ユーザー) 過去1時間に行われた指定されたユーザーのログオンに関するログオン処理時間。
負荷評価基準インデックス 過去5分間の負荷評価基準インデックスの値。Directorで、ピーク負荷(最大負荷)に達している可能性があるサーバーOSマシンをチェックします。ダッシュボード(エラー)および負荷評価基準インデックス傾向レポートを確認します。

過去の傾向を監視する

[傾向]ビューでは、各サイトのセッション、接続エラー、マシン障害、ログオンパフォーマンス、負荷評価、容量管理、マシン使用量、およびリソース使用についての履歴傾向情報が表示されます。この情報を表示するには、[傾向]メニューをクリックします。

ズームインドリルダウン機能により、(グラフ内のデータポイントをクリックして)ある期間について着目し、その傾向に関連する詳細情報を表示して、傾向チャートを参照できます。これにより、表示中の傾向により誰が、または何が影響を受けているかについてより詳細に把握できます。

各グラフのデフォルトの表示範囲を変更するには、[期間]フィルターを変更して適用します。

  • Citrix Virtual AppsおよびDesktopsサービスで保存される履歴データは、90日間分のみです。このため、Directorの1年間の傾向とレポートには過去90日分のデータが表示されます。
  • 期間を[先月]以下に設定すると、セッション、エラー、ログオンパフォーマンスの傾向情報をグラフや表として表示できます。期間を[去年]に設定すると、傾向情報はグラフとして表示できますが、テーブルとしては表示できません。
対処法 説明
セッションの傾向の表示 [セッション]タブから、同時接続セッション数に関するより詳細な情報を表示するデリバリーグループと期間を選択します。
接続エラーの傾向の表示 [エラー]タブで接続、マシンの種類、エラーの種類、デリバリーグループ、期間を選択して、サイトのユーザー接続エラーの詳細に関するグラフを表示します。
マシン障害の傾向の表示 [エラー]>[デスクトップOSマシンのエラー]タブまたは[サーバーOSマシンのエラー]タブで、エラーの種類、デリバリーグループ、期間を選択して、サイトのマシンのエラーに関する詳細を含むグラフを表示します。
ログオンパフォーマンスの傾向の表示 [ログオンパフォーマンス]タブで、デリバリーグループと期間を選択して、サイトのログオン処理時間に関するグラフを表示し、ログオンパフォーマンスに対するログオン数の影響を確認します。このビューには、仲介処理時間や仮想マシンの起動時間など、ログオンフェーズにおける平均時間も表示されます。このデータはユーザーのログオンに関するものであり、切断セッションへの再接続は含まれません。グラフの下のテーブルに、ユーザーセッションごとのログオン時間が表示されます。管理者は、表示する列を選択し、いずれかの列を基準にレポートを並べ替えることができます。詳しくは、「ユーザーログオンの問題の診断」を参照してください。
負荷評価の傾向の表示 [負荷評価基準インデックス]タブで、サーバーOSマシン間で分散された負荷に関する情報を表示します。このグラフでは、対象のデリバリーグループ、サーバーOSマシン、および期間を指定できます。
ホストされたアプリケーションの使用量の表示 この機能は、組織のライセンスによっては使用できない場合があります。[容量管理]タブの[ホストされたアプリケーションの使用量]タブで、デリバリーグループと期間を選択し、最大同時使用量を示すグラフと、アプリケーションごとの使用量を示す表を確認します。[アプリケーションごとの使用量]の表では、特定のアプリケーションについての詳細や、そのアプリケーションを使用しているユーザー、および使用していたユーザーの情報を表示できます。[予測]チェックボックスをオンにすると、予測グラフが表示されます。詳しくは、「アプリケーションインスタンス予測」セクションを参照してください。
デスクトップOSおよびサーバーOSの使用状況の表示 [傾向]ビューでは、サイト別およびデリバリーグループ別のデスクトップOSの使用状況が表示されます。サイトを選択すると、デリバリーグループごとの使用状況が表示されます。デリバリーグループを選択すると、ユーザーごとの使用状況が表示されます。また、[傾向]ビューには、サイト別、デリバリーグループ別、およびマシン別のサーバーOSの使用状況も表示されます。サイトを選択すると、デリバリーグループごとの使用状況が表示されます。デリバリーグループを選択すると、マシンごとおよびユーザーごとの使用状況が表示されます。マシンを選択すると、ユーザーごとの使用状況が表示されます。
仮想マシン使用量の確認 [マシンの使用量]タブで[デスクトップOSマシン]または[サーバーOSマシン]を選択して、仮想マシンの使用状況をリアルタイムで表示させ、サイトの容量に関するニーズに素早く対処することができます。デスクトップOSの可用性 - デスクトップOSマシン(VDI)の現在の状態をサイト全体または特定のデリバリーグループについて可用性に基づいて表示します。サーバーOSの可用性 - サーバーOSマシンの現在の状態をサイト全体または特定のデリバリーグループについて可用性に基づいて表示します。
リソース使用の表示 [リソース使用]タブで[デスクトップOSマシン]または[サーバーOSマシン]を選択して、各VDIマシンのCPUとメモリ使用量、およびIOPSとディスク遅延に関する履歴傾向を取得し、容量の計画に役立てることができます。CPUおよびメモリの使用率の傾向を確認するには、VDA バージョン7.11 以降が必要です。IOPSとディスクの遅延の傾向を確認するには、VDA バージョン7.14 以降が必要です。平均CPU、平均メモリ、平均IOPS、ディスク遅延、および最大同時セッション数を表示するグラフです。マシンにドリルダウンして、CPUを消費している上位10のプロセスに関するデータとチャートを表示できます。デリバリーグループ別および期間別でフィルターできます。過去2時間、24時間、7日間、月、年のCPU、メモリ使用量、最大同時セッション数のグラフを入手できます。平均IOPSとディスク遅延は、過去24時間、月、年のグラフが入手可能です。注: データを収集して[マシン使用率の履歴]ページの[上位10位のプロセス]表に表示するには、監視ポリシーの[プロセスの監視を有効にします]設定を[許可]に設定する必要があります。このポリシーはデフォルトでは禁止されています。デフォルトではすべてのリソース使用データが収集されます。これは、ポリシーの[リソース監視の有効化]設定で無効にできます。グラフの下のテーブルは、マシンごとのリソース使用状況データを示しています。注: 平均IOPSは、1日の平均値を示します。最大IOPSは、選択した期間のIOPSの平均において最も高いIOPSが算出されます。(IOPSの平均は、選択した期間にVDAで収集されたIOPSの1時間当たりの平均です)。
アプリケーション障害の表示 [アプリケーション障害]タブには、公開アプリケーションに関連した過去の障害が表示されます。:この機能を使用するには、VDAのバージョン7.15以降が必要です。Windows Vista以降が動作するデスクトップOSのVDA、およびWindows Server 2008以降が動作するサーバーOSのVDAがサポートされます。詳しくは、「アプリケーションのトラブルシューティング」の「アプリケーション障害履歴の監視」を参照してください。デフォルトでは、サーバーOSのVDAからのアプリケーション障害のみが表示されます。監視ポリシーを使って、アプリケーション障害の監視の設定ができます。詳しくは、「監視のポリシー設定」を参照してください。
カスタマイズされたレポートの作成 [カスタムレポート]タブには、監視データベースのリアルタイムデータおよび履歴データを含むカスタムレポートを表形式で生成するためのユーザーインターフェイスがあります。以前に保存されたカスタムレポートクエリのリストから実行して、CSV形式でのレポートのエクスポート、対応するODataクエリのコピーや共有、またはクエリの編集ができます。マシン、接続、セッション、またはアプリケーションインスタンスに基づいて、新しいカスタムレポートクエリを作成できます。フィールド(たとえばマシン、デリバリーグループ、または期間)に基づいてフィルター条件を指定します。カスタムレポートに必要な追加の列を指定します。プレビューには、レポートデータのサンプルが表示されます。カスタムレポートクエリを保存すると、保存済みクエリのリストに追加されます。コピーしたODataクエリに基づいて、新しいカスタムレポートクエリを作成できます。それには、OData Queryオプションを選択し、コピーしたODataクエリを貼り付けます。結果として得られたクエリを、後で実行するために保存できます。注: ODataクエリを使用して生成したレポートのプレビューとエクスポートでは、列名はローカライズされず、英語で表示されます。

また、重要なイベントやアクションの発生は、フラグアイコンで示されます。フラグをクリックすると、発生したイベントまたはアクションが表示されます。

メモ:

  • バージョン7より前のVDAに対しては、HDX接続のログオンデータは収集されません。以前のバージョンのVDAについては、チャートデータが0として表示されます。
  • 削除済みのデリバリーグループは、関連データがクリーンアップされるまでDirectorの[傾向]フィルターで選択できます。削除されたデリバリーグループを選択すると、保存まで使用可能なデータのグラフが表示されます。ただし、テーブルにはデータは表示されません。
  • デリバリーグループ間でアクティブなセッションがあるマシンを移動すると、移動後のデリバリーグループの [リソース使用率]および[負荷評価基準インデックス] テーブルで両方のデリバリーグループの統合された測定値が表示されます。

レポートのエクスポート

エクスポート機能を使用すると、傾向情報をエクスポートして、標準使用率レポートおよび容量管理レポートを生成できます。エクスポートでは、PDF、Excel、およびCSVレポート形式がサポートされます。PDFとExcel形式のレポートには、傾向がグラフとテーブルとして表示されます。CSV形式のレポートには、処理してビューを生成したり、アーカイブしたりできる表形式のデータが含まれます。

同時に実行できるエクスポート処理の数とエクスポートできるデータの量は、デフォルトの上限に設定されており、この限界を超えると表のデータは切り捨てられます。

アプリケーションインスタンス予測

予測分析により、将来のリソース使用量を予測することができます。この機能は、必要なリソースを各リソースのライセンスを整理する場合に特に便利です。

初めて導入された予測分析機能であるアプリケーションインスタンス予測では、サイトまたはデリバリーグループごとに、ある期間に起動される可能性のあるホストされているアプリケーションインスタンスの数を予測できます。

アプリケーションインスタンス予測は、[傾向]>[容量管理]タブから使用でき、選択した期間のホストされるアプリケーションの使用率を確認できます。履歴グラフには、選択した期間におけるアプリケーションインスタンスの最大同時実行数が表示されます。

Directorのアプリ予測の画像

予測グラフを表示するには、[予測]チェックボックスをオンにします。履歴グラフの拡張機能として、点線の予測グラフが表示されます。アプリケーションインスタンスの予測同時実行数が、選択した期間まで時間軸を延長してプロットされます。

今後7日間、1か月、または1年間のアプリケーションインスタンス数を予測できます。予測の終了日をカスタマイズすることはできません。

予測は、既存の履歴データで作成されたデータモデルに基づく機械学習アルゴリズムにより行われます。このため、予測の精度は既存のデータの質に左右されます。

予測の精度は許容レベルで表され、予測グラフ上にツールチップとして表示されます。このレベルは、予測値と実際の値間の考えられるずれの量を示します。

許容レベルは、利用可能なデータが次に該当する場合大きくなります。

  • 規則的なパターンに従わない
  • 一部の期間のデータがない
  • データが不十分

1年間の予測では、1年の全体的な傾向と合わせて、月ごとおよび四半期ごとのパターンが表示されます。同様に、1か月間の予測では、週ごとの傾向(週末のアクティビティの減少量など)と合わせて、日ごとおよび週ごとのパターンが表示されます。

予測を行うには、以下のように十分な履歴データが必要になります:

  • 7日間の予測では14日分のデータ
  • 1か月間の予測では35日分のデータ
  • 1年間の予測では84日分のデータ

注: 履歴グラフはエクスポートできますが、予測グラフはエクスポートできません。

Directorのアプリ予測の画像

アプリケーションインスタンス予測機能については、アプリケーションインスタンス予測ビデオで短いデモを参照してください

アプリケーションの分析

[アプリケーション] タブには、アプリケーションのパフォーマンスを効率的に分析および管理するのに役立つアプリケーションごとの分析結果が、単一の統合ビューで表示されます。サイトに公開されているすべてのアプリケーションの正常性および使用状況に関する情報について貴重な識見を得ることができます。 この機能を使用するには、VDAのバージョン7.15以降が必要です。

Citrix Cloud Directorのアプリ分析の画像

[インスタンス] 列には、アプリケーションの使用状況が表示されます。現在実行中のアプリケーションインスタンス(接続インスタンスと切断インスタンスの両方)の数を示します。詳細なトラブルシューティングを行うには、[インスタンス]フィールドをクリックして、対応する [アプリケーションインスタンス] フィルターページを表示します。ここでは、ログオフまたは切断するアプリケーションインスタンスを選択できます。

[アプリケーション障害] 列と [アプリケーションエラー] 列を使用して、サイト内の公開アプリケーションの正常性をモニターします。これらの列には、過去1時間以内に対応するアプリケーションを起動している間に発生した障害とエラーの合計数が表示されます。[アプリケーション障害] または [アプリケーションエラー] フィールドをクリックすると、選択したアプリケーションに対応する [傾向]>[アプリケーション障害] ページに障害の詳細が表示されます。

アプリケーション障害ポリシーの設定では、障害やエラーの可用性と表示を管理します。ポリシーとその変更方法について詳しくは、「監視のポリシー設定」の「アプリケーション障害の監視ポリシー」を参照してください。