インストールとセットアップ

Citrix Receiver for Linuxのインストールは、以下のパッケージを使用して行います。これらのパッケージは、Citrix Webサイトのダウンロード用ページからダウンロードできます。

パッケージ名 内容
Debianパッケージ(Ubuntu、Debian、Linux Mintなど)  
icaclient_13.10.0.20_amd64.deb セルフサービスサポート、64ビットx86_64
icaclient_13.10.0.20_i386.deb セルフサービスサポート、32ビットx86
icaclient_13.10.0.20_armhf.deb セルフサービスサポート、ARM HF
icaclientWeb_13.10.0.20_amd64.deb Web Receiverのみ、64ビットx86_64
icaclientWeb_13.10.0.20_i386.deb Web Receiverのみ、32ビットx86
icaclientWeb_13.10.0.20_armhf.deb Web Receiverのみ、ARM HF
ctxusb_2.7.20_amd64.deb USBパッケージ、64ビットx86_64
ctxusb_2.7.20_i386.deb USBパッケージ、32ビットx86
ctxusb_2.7.20_armhf.deb USBパッケージ、ARM HF
Redhatパッケージ(Redhat、SUSE、Fedoraなど)  
ICAClient-rhel-13.10.0.20-0.x86_64.rpm セルフサービスサポート、RedHat(Linux VDAを含む)ベース、64ビットx86_64
ICAClient-rhel-13.10.0.20-0.i386.rpm セルフサービスサポート、RedHatベース、32ビットx86
ICAClientWeb-rhel-13.10.0.20-0.x86_64.rpm Web Receiverのみ、RedHatベース、64ビットx86_64
ICAClientWeb-rhel-13.10.0.20-0.i386.rpm Web Receiverのみ、RedHatベース、32ビットx86
ICAClient-suse-13.10.0.20-0.x86_64.rpm セルフサービスサポート、SUSEベース、64ビットx86_64
ICAClient-suse-13.10.0.20-0.i386.rpm セルフサービスサポート、SUSEベース、32ビットx86
ICAClient-suse11sp3-13.10.0.20-0.x86_64.rpm セルフサービスサポート、SUSE 11 sp3(Linux VDAを含む)ベース、64ビットx86_64
ICAClient-suse11sp3-13.10.0.20-0.i386.rpm セルフサービスサポート、SUSE 11 sp3ベース、32ビットx86
ICAClientWeb-suse-13.10.0.20-0.x86_64.rpm Web Receiverのみ、SUSEベース、64ビットx86_64
ICAClientWeb-suse-13.10.0.20-0.i386.rpm Web Receiverのみ、SUSEベース、32ビットx86
ctxusb-2.7.20-1.x86_64.rpm USBパッケージ、64ビットx86_64
ctxusb-2.7.20-1.i386.rpm USBパッケージ、32ビットx86
Tarball(任意のディストリビューション用のスクリプトインストール)  
linuxx64-13.10.0.20.tar.gz 64ビットIntel
linuxx86-13.10.0.20.tar.gz 32ビットIntel
linuxarmhf-13.10.0.20.tar.gz ARM HF

Web Receiverをサポートするパッケージとセルフサービスをサポートするパッケージの違いは、後者にはWeb Receiverに必要なコンポーネントに加えてセルフサービスに必要なコンポーネントが含まれている点です。セルフサービスに必要なコンポーネントは、Web Receiverに必要なコンポーネントのスーパーセットですが、インストールされるファイルは同一です。

Web Receiverのサポートのみが必要である場合、または使用するディストリビューションにセルフサービスをサポートするために必要なパッケージが存在しない場合は、Web Receiverのみのパッケージをインストールします。

可能な場合は、DebianパッケージまたはRPMパッケージを使用してCitrix Receiverをインストールしてください。これらのファイルは、必要なすべてのパッケージが自動的にインストールされるため、取り扱いがより簡単です。特定のディレクトリにCitrix Receiverをインストールする場合は、Tarballパッケージを使用します。

同じマシンで両方のインストール方法を使用しないでください。例えば、既にDebianパッケージからCitrix Receiver for Linuxをインストールしたマシン上で、TarballパッケージからCitrix Receiver for Linuxをインストールした場合、エラーメッセージや不要な動作が発生する可能性があります。

DebianパッケージからCitrix Receiver for Linuxをインストールするには

Ubuntu上にReceiverをDebianパッケージでインストールする場合は、Ubuntuソフトウェアセンターでパッケージを開くと便利です。

以下の手順で、 packagename に実際のインストールパッケージの名前を指定します。

このプロシージャではコマンドラインとUbuntu/Debian/Mint用のネイティブパッケージマネージャーを使用します。また、ファイルブラウザーでダウンロードした.debパッケージをダブルクリックしてパッケージをインストールすることもできます。通常、これによりパッケージマネージャーが起動して、必要なソフトウェアが自動的にダウンロードされます。パッケージマネージャーを使用できない場合は、同様の機能を持つコマンドラインツール、 gdebiを使用することをお勧めします。

コマンドラインを使ってパッケージをインストールするには

  1. スーパーユーザー(root)としてログオンします。

  2. ターミナルウィンドウを開きます。

  3. gdebi packagename.deb」と入力して、次の3つのパッケージのインストールを実行します。次に例を示します:

    • gdebi icaclient_13.9.1.6_amd64.deb
    • gdebi icaclientWeb_13.9.1.6_i386.deb
    • gdebi ctxusb_2.7.6_amd64.deb

    :上記の例でdpkgを使用するには、「gdebi」を「dpkg -i」に変更します。

    icaclientパッケージまたはicaclientWebパッケージをインストールする必要があります。必要に応じて、ctxusbパッケージで汎用USBリダイレクトをサポートします。

  4. dpkgを使用する場合、「sudo apt-get -f install」と入力して、必要な従属ソフトウェアをインストールします。

  5. エンドユーザーライセンス契約に同意します。

RPMパッケージからCitrix Receiver for Linuxをインストールするには

Citrix ReceiverをSUSEのRPMパッケージからインストールしている場合は、RPMユーティリティではなく、YaSTまたはZypperユーティリティを使用します。RPMユーティリティは必要な従属ソフトウェアを一切ダウンロードまたはインストールしません。.rpmパッケージのみをインストールします。必要な従属ソフトウェアが見つからない場合、エラーが発生します。

注: RPMパッケージを使ったインストールの例を見るには、Citrix Blogの記事「 Installing Citrix Receiver for Linux 13.2.1 on SUSE Linux Enterprise Desktop」を参照してください。

以下の手順で、 packagename に実際のインストールパッケージの名前を指定します。

:Red Hatベースのディストリビューション(RHEL、CentOS、Fedoraほか)でインストールに「… requires libwebkitgtk-1.0.so.0(libwebkitgtk-1.0.so.0が必要)」であることを示すエラーが表示される場合、見つからないパッケージを提供できるEPELリポジトリ(詳しくは、https://fedoraproject.org/wiki/EPELで参照できます)を追加するか、パッケージのWebバリアントに切り替えます。

Red HatでEPELリポジトリをセットアップするには

  1. 以下から適切なソースRPMパッケージをダウンロードします。

    https://fedoraproject.org/wiki/EPEL#How_can_I_use_these_extra_packages.3F

  2. 例:Red Hat Enterprise 7.xの場合。

    yum localinstall epel-release-latest-7 .noarch.rpm

ヒント:RPM Package Managerでは、必要なソフトウェアが自動的にはダウンロードされません。必要なソフトウェアをダウンロードしてインストールするには、コマンドラインでzypper install <file name>(OpenSUSE)またはyum localinstall <filename>(Fedora/Red Hat)を使用することをお勧めします。

EPELリポジトリをセットアップ後、RPMパッケージからReceiverをインストールします

  1. スーパーユーザー(root)としてログオンします。

  2. 「zypper in packagename.rpm」と入力して、次の3つのパッケージのインストールを実行します。

    注: icaclientパッケージまたはicaclientWebパッケージをインストールする必要があります。必要に応じて、ctxusbパッケージで汎用USBリダイレクトをサポートします。

  3. ターミナルウィンドウを開きます。

    SUSEインストールの場合:

    zypper in ICAClient-suse-13.9.1.6-0.x86_64.rpm

    zypper in ICAClient-suse-13.9.1.6-0.i386.rpm

    zypper in ctxusb-2.7.6-1.x86_64.rpm

    Red Hatインストールの場合:

    yum localinstall ICAClient-rhel-13.9.1.6-0.i386.rpm

    yum localinstall ICAClientWeb-rhel-13.9.1.6-0.i386.rpm

    yum localinstall ctxusb-2.7.6-1.i386.rpm

  4. エンドユーザーライセンス契約に同意します。

TarballパッケージからCitrix Receiver for Linuxをインストールするには

:Tarballパッケージは依存関係のチェックまたは依存関係のインストールを実行しません。すべてのシステムの依存関係は、別個に解決される必要があります。

  1. ターミナルウィンドウを開きます。
  2. .tar.gzファイルを展開して、その内容を一時ディレクトリに保存します。たとえば次のように入力します:tar xvfz packagename.tar.gz
  3. ./setupwfc」と入力してEnterキーを押し、セットアッププログラムを実行します。
  4. デフォルトの1(Receiverのインストール)を選択してEnterを押します。
  5. 必要なインストールディレクトリのパスおよび名前を入力してEnterキーを押します。インストールディレクトリを指定せずにEnterキーを押すと、デフォルトの場所にReceiverがインストールされます。

    スーパーユーザー(root)のデフォルトのインストールディレクトリは、/opt/Citrix/ICAClientです。

    非スーパーユーザーのデフォルトのインストールディレクトリは、$HOME/ICAClient/platformです。platformは、システムにより生成されるオペレーティングシステムIDです。例:$HOME/ICAClient/linuxx86 for the Linux/x86 platform

    :デフォルトのインストール先以外のディレクトリにインストールする場合は、$HOME/.profileまたは$HOME/.bash_profileの$ICAROOTにそのディレクトリを設定します。

  6. インストールを続行するには、「y」を入力し、Enterキーを押します。

  7. Receiverをデスクトップ環境に統合するかどうかを選択できます。これにより、Citrix Receiverを起動するためのメニューオプションがデスクトップ環境に作成されます。「y」と入力すると、デスクトップ統合が有効になります。

  8. GStreamerがインストール済みの場合は、GStreamerをReceiverに統合してHDX Mediastreamマルチメディアアクセラレーションをサポートするかどうかを選択できます。Receiverを統合する場合は、「y」と入力します。

    :一部のプラットフォームにおいては、tar形式の配布からクライアントをインストールすると、KDEおよびGNOMEへの統合を求めるプロンプトが表示された後でシステムがハングすることがあります。この問題は、gstreamer-0.10を初めて初期化する場合に発生します。この問題が発生した場合、(ctrl+cを用いて)インストール処理を中断して、コマンド gst-inspect-0.10 – gst-disable-registry-fork –version を実行します。このコマンドを実行後、システムがハングすることなくtar形式のセットアップを再実行できるようになります。

  9. スーパーユーザー(root)としてログオンしている場合、XenDesktopおよびXenApp公開VDIアプリケーションのUSBサポートのインストールを選択できます。「y」と入力すると、USBサポートがインストールされます。

    :スーパーユーザー(root)としてログオンしていない場合、次の警告が表示されます。「USB support cannot be installed by non-root users. Run the installer as root to access this install option.(root以外のユーザーはUSBサポートをインストールできません。この機能を使用する場合は、スーパーユーザーとしてインストーラーを実行してください。)」

  10. インストールが完了すると、メインのインストールメニューに戻ります。セットアッププログラムを終了するには、「3」を入力してEnterキーを押します。