最適化

ユーザーの自動再接続

ネットワークの状態が不安定であったり、待ち時間が非常に変わりやすかったりする場合、また、無線デバイスの伝送距離に制限がある場合に、セッションが切断されてしまうことがあります。クライアントの自動再接続機能では、ネットワークの問題などによって切断されたセッションをCitrix Receiver for Macが検出して、そのセッションに自動的に再接続します。

この機能がサーバーで有効になっていると、ユーザーは作業を続けるために手動で再接続する必要がありません。再接続は、接続に成功するかユーザーがキャンセルするまで繰り返し試行されます。サーバー側でユーザー認証を要求する設定になっている場合、再接続時にユーザーの資格情報を入力するためのダイアログボックスが開きます。ユーザーがセッションからログオフしないでアプリケーションを終了してセッションを切断した場合、自動再接続は行われません。

管理者は、サーバーのポリシーを使用してクライアント自動再接続機能を構成します。詳しくは、XenAppおよびXenDesktopのドキュメントを参照してください。

デスクトップの再起動

仮想デスクトップで起動しない、接続に時間がかかる、または破損したなどの問題が生じた場合、ユーザーはそのデスクトップを再起動できます。管理者は、XenDesktopでこの機能を構成する必要があります。

ユーザーがサブスクライブしたデスクトップやユーザーの[アプリ]ページには、状況依存型のメニュー項目[再起動]が表示されます。デスクトップの再起動が無効に設定されている場合、このメニュー項目は使用できません。ユーザーが[再起動]を選択すると、Citrix Receiver for Macがそのデスクトップをシャットダウンしてから起動します。

重要

デスクトップの再起動により、未保存のデータが失われる場合があることをユーザーに説明してください。

セッション画面の保持機能の提供

セッション画面の保持機能を有効にすると、公開アプリケーションへの接続が中断しても、ユーザーのセッション画面には作業中の画面が保持され、表示されたままになります。たとえば、ワイヤレス接続でのセッション中にトンネルや障害物などの影響で接続に障害が生じた場合、ユーザーデバイス上の画面表示が停止します。トンネルから出るなどして再接続されると、ユーザーはそのまま作業を続行できます。セッション画面の保持を有効にしておくと、このような接続の中断時にセッション画面が表示されたままになり、接続が回復するまで維持されるようになります。

セッションに接続できないときに、ユーザーに警告ダイアログボックスが表示されるように構成できます。

管理者は、サーバーのポリシーを使用してセッション画面の保持機能を設定します。セッション画面の保持機能とReceiverの操作について詳しくは、高い品質のサービスおよび保持機能を確保する方法に関するドキュメントを参照してください。

また、ポリシーに関して詳しくは、「クライアントの自動再接続のポリシー設定」および「セッション画面の保持のポリシー設定」を参照してください。

ヒント

Citrix Receiver for Macのユーザーは、サーバー側のセッション画面の保持設定を変更できません。

重要

セッション画面の保持を有効にすると、セッションの通信に使用されるデフォルトのポートは、1494から2598に変更されます。

ローミングユーザーのセッションの維持

ワークスペースコントロール機能を有効にすると、ユーザーがセッションの途中でデバイスを切り替えても、新しいデバイス上でそのデスクトップやアプリケーションでの作業を継続できます。これにより、たとえば病院で臨床医がほかのワークステーションに移動しても、移動先のデバイスでデスクトップやアプリケーションを起動し直す必要がなくなります。

ポリシーおよびクライアント側ドライブのマッピングの構成は、ユーザーがほかのデバイスに移動したときに、そのデバイスに適したものに自動的に切り替わります。ポリシーおよびマッピングの構成は、ユーザーがログオンするデバイスに応じて動的に適用されます。たとえば、医療従事者が緊急治療室のユーザーデバイスからログオフして、レントゲン室で別のワークステーションにログオンした場合、そのワークステーションでのセッション用に設定されたポリシー、プリンターマッピング、およびクライアント側ドライブマッピングが自動的に適用されます。

ワークスペースコントロール設定を構成するには

  1. Citrix Receiver for Macウィンドウで下向き矢印のアイコンをクリックして、[環境設定] を選択します。
  2. [一般設定] タブをクリックします。
  3. 次のいずれかのオプションを選択します:
    • Receiverへのログオン時にアプリに再接続する:ユーザーがReceiverを起動してログオンしたときに、切断セッションに再接続されます。
    • アプリの起動時または更新時に再接続する:ユーザーがReceiverを起動したとき、およびCitrix Receiverのメニューで[アプリケーション一覧の更新]を選択したときに、切断セッションに再接続されます。

クライアント側デバイスのマッピング

Citrix Receiver for Macでは、ローカルのドライブやデバイスがセッション内で自動的にマップされます。これにより、セッション内でクライアント側のドライブやデバイスにアクセスできるようになります。クライアント側デバイスのマッピング機能をサーバー側で有効にすると、サーバー上で動作するリモートのアプリケーションやデスクトップで、ユーザーデバイスに接続されているローカルのデバイスを使用できるようになります。以下のことができます:

  • ローカルのドライブ、COMポート、およびプリンターにアクセスする。
  • セッション内で、サーバー上のシステムサウンドやオーディオファイルを再生する。

クライアント側オーディオのマッピングおよびクライアント側プリンターのマッピングでは、ユーザーデバイス側での設定が不要です。

クライアント側ドライブのマッピング

クライアント側ドライブのマッピング機能を有効にすると、セッション内でユーザーデバイス上のローカルドライブ(CD-ROMドライブ、DVDドライブ、USBメモリスティックなど)にアクセスできるようになります。サーバーでクライアント側ドライブのマッピングが許可されている場合、ユーザーはセッション内で各自のローカルファイルを読み込んで、再びローカルドライブに保存したり、サーバーのドライブに保存したりできます。

Citrix Receiver for Macは、CD-ROMドライブ、DVDドライブ、USBメモリスティックなどのハードウェアデバイスがマウントされるユーザーデバイス上のディレクトリを監視して、セッション内で追加された新しいディレクトリを、サーバーで使用可能な最初のドライブ文字に自動的にマップします。

ユーザーは、Citrix Receiver for Macの[環境設定]を使用して、マップされたドライブに対する読み取りと書き込みアクセスを制御できます。

マップされたドライブの読み取りと書き込みアクセスを制御するには

  1. Citrix Receiver for Macのホームページで下向き矢印のアイコンをクリックし、[環境設定] を選択します。
  2. [デバイス]をクリックします。
  3. 以下のいずれかのアクセスレベルを選択します:
    • 読み出し/書き込み
    • 読み取り専用
    • アクセスなし
    • 毎回確認する
  4. 変更内容を適用するには、既存のセッションからログオフして、再接続します。