累積更新プログラム3(CU3)

リリース日:2018年10月29日

このリリースについて

XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR累積更新プログラム3(CU3)では、7.15 LTSR CU2リリース以降に報告された200を超える問題が修正されています。

7.15 LTSR(一般情報)

XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU2以降の解決された問題

このリリースの既知の問題について

廃止と削除

Citrix Product Subscription Advantageの有効期限

ダウンロード

7.15 LTSR CU3をダウンロード

この累積更新プログラムの新機能

ブラウザーコンテンツリダイレクトは、XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSRと互換性のある新しいコンポーネントで、個別にダウンロードできます。この累積更新プログラムのWebブラウザーコンテンツリダイレクト機能について詳しくは、「XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU3の互換性のあるコンポーネント」で「ブラウザーコンテンツリダイレクト」を参照してください。

新しい展開環境

新しくCU3を展開するには

CU3メタインストーラーを使用して、CU3に基づく真新しいXenAppおよびXenDesktop環境を設定できます。この設定を実行する前に、製品に慣れ親しんでおくことをお勧めします。

XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR(初期リリース)」セクションを熟読し、「製品の技術概要」、「インストールと構成」、および「セキュリティ」セクションの内容に注意して、展開の計画を開始してください。セットアップがすべてのコンポーネントのシステム要件を満たしていることを確認してください。

既存の展開環境

更新対象について

CU3では、7.15 LTSRのベースラインコンポーネントの更新プログラムを提供します。注意:展開環境のすべてのLTSRコンポーネントをCU3に更新することをお勧めします。例:Provisioning ServicesがLTSR展開環境に含まれる場合、Provisioning ServicesコンポーネントをCU3に更新します。Provisioning Servicesが展開環境に含まれない場合は、インストールや更新を行う必要はありません。

XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU3のベースラインコンポーネント

7.15 LTSRのベースラインコンポーネント バージョン
VDA for Desktop OS 7.15.3000  
VDA for Server OS 7.15.3000  
Delivery Controller 7.15.3000  
Citrix Studio 7.15.3000  
Citrix Director 7.15.3000  
グループポリシー管理のエクスペリエンス 3.1.3000  
StoreFront 3.12.3000  
Provisioning Services 7.15.9  
ユニバーサルプリントサーバー 7.15.3000  
Session Recording 7.15.3000 Platinum Editionのみ
Linux VDA 7.15.3000 サポートされるプラットフォームは、Linux VDAに関するドキュメントを参照してください。
Profile Management 7.15.3000  
フェデレーション認証サービス 7.15.3000  

XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU3の互換性のあるコンポーネント

以下のコンポーネントは、記載されたバージョンでLTSR環境と互換性があります。これらは、LTSRの特典(ライフサイクルの延長と修正のみの累積更新プログラム)の対象にはなりません。7.15 LTSR環境に含まれるこれらのコンポーネントを、より新しいバージョンにアップグレードするようお願いする場合があります。

7.15 LTSR CU3互換性のあるコンポーネントおよびプラットフォーム バージョン
App Layering 4.15.0
*ブラウザーコンテンツのリダイレクト 15.15
ライセンスサーバー用Citrix SCOM Management Pack 1.2
Provisioning Services用Citrix SCOM Management Pack 1.19
StoreFront用Citrix SCOM Management Pack 1.13
XenAppおよびXenDesktop用Citrix SCOM Management Pack 3.14
HDX RealTime Optimization Pack 2.4.2000
ライセンスサーバー 11.15.0.0 Build 25000
セルフサービスパスワードリセット 1.1.10.0
Workspace Environment Management 4.7

*ブラウザーコンテンツのリダイレクト

Webブラウザーのコンテンツをクライアントデバイスにリダイレクトし、Citrix Workspaceアプリに埋め込まれた対応するWebブラウザーを作成します。この機能は、ネットワーク使用量、ページ処理、およびグラフィックレンダリングをエンドポイントにオフロードします。そうすることで、要求の多いWebページ、特にHTML5またはWebRTCを組み込んだWebページを閲覧する際のユーザーエクスペリエンスが向上します。ビューポート(ユーザーのWebページの表示領域)のみがエンドポイントにリダイレクトされます。 ブラウザーコンテンツリダイレクトは、VDAのブラウザーのユーザーインターフェイス(アドレスバー、ツールバーなど)はリダイレクトしません。詳しくは、「Webブラウザーコンテンツのリダイレクト」を参照してください。

システム要件:

これらの要件は、XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU3のBCR.msiに特化したものです。XenApp、XenDesktopのその他のバージョン、Citrix Virtual Apps and Desktopsで使用されているブラウザーコンテンツリダイレクトのシステム要件は含まれません。

  • Delivery ControllerおよびVDAの両方にバージョン7.15 LTSR CU3。
  • Windows向けCitrix Workspaceアプリ1809以降。
  • Citrix Receiver for Linux 13.9.1以降。
  • BCR.msi - シトリックスのダウンロードページからダウンロードできます。
  • Chrome(Webブラウザーコンテンツのリダイレクト拡張機能をChromeウェブストアからインストール)またはInternet Explorer 11(Browser Helper Object(BHO)のCitrix HDXJsInjectorを有効化)。

インストール:

  1. コマンドライン「/FEATURE_DISABLE_HTML5」オプションを使用してVDAにバージョン7.15 LTSR CU3をインストールまたはアップグレードします。

    コマンドラインインストールのVDA

    このオプションはHTML5ビデオリダイレクション機能を削除するため、BCR.msiの実行前に完了する必要があります。BCR.msiは、インストール中にこの機能を再度追加し、ブラウザーコンテンツリダイレクトサービスも追加します。この手順が完了したら、services.mscコンソールを開き、Citrix HDX HTML5 Video Redirection Serviceが表示されていないことを確認します。

  2. BCR.msiでブラウザーコンテンツリダイレクトサービスのインストールを開始します。システムに応じて、BCR.msiのファイルは次の場所にインストールされます:

    C:\Program Files\Citrix\ICAService

    または

    C:\Program Files(86)\Citrix\ICAService

    インストールが高速であるため、ダイアログボックスがすぐに閉じることがあります。この場合、services.mscに戻ってサービスが追加されたことを確認します。

    サービスが追加されたことを確認する

ポリシー:

VDAでHKEY_LOCAL_MACHINEレジストリを使用して、またはグループポリシー管理コンソールでCitrix管理テンプレートのHDX Browser Content Redirectionを使用してポリシーを制御できます。

テンプレートは、Citrix Virtual Apps and Desktops(XenAppおよびXenDesktop)> XenApp 7.15 LTSR/XenDesktop 7.15 LTSR > コンポーネントの順に移動し、citrix.comダウンロードページからダウンロードできます。Citrix Studioにはこれらのポリシーは含まれません。

ブラウザーコンテンツリダイレクトグループポリシーテンプレート

ポリシーの詳細については、「Webブラウザーコンテンツのリダイレクトのポリシー設定」を参照してください。トラブルシューティングについて詳しくは、Knowledge CenterのCTX230052を参照してください。

Citrix WorkspaceアプリおよびCitrix Receiverの互換バージョン

メンテナンスの容易化とパフォーマンスの最適化のために、Citrix Workspaceアプリは、最新バージョンが利用可能になり次第そのバージョンにアップグレードすることをお勧めします。最新のバージョンは、https://www.citrix.com/downloads/workspace-app/からダウンロードできます。

Citrix Receiverの新バージョンが利用可能になったときに通知を受けることができるように、Citrix ReceiverのRSSフィードに登録することをお勧めします。

Citrix Receiver for Windowsについては、専用のLTSRプログラムが公開されました。このプログラムについて詳しくは、「Citrix Receiverのライフサイクルマイルストーン」ページ(英語)を参照してください。

具体的には、Citrix Workspaceアプリの以下のバージョンおよびそれ以降のすべてのバージョンは、7.15 LTSR CU3と互換性があります:

Citrix Workspaceアプリの7.15 LTSR互換バージョン バージョン
Android向けCitrix Workspaceアプリ 1810以降
Chrome向けCitrix Workspaceアプリ 1809.1以降
HTML5向けCitrix Workspaceアプリ 1809.1以降
iOS向けCitrix Workspaceアプリ 1810以降
Mac向けCitrix Workspaceアプリ 1809以降
Linux向けCitrix Workspaceアプリ 1809以降
Windows(ストア)向けCitrix Workspaceアプリ 1809以降
Windows向けCitrix Workspaceアプリ 1809以降
Citrix Receiver for Windows 4.9.4000(LTSR)

XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSRの注意すべき除外対象

以下の機能、コンポーネント、プラットフォームは、7.15 LTSRのライフサイクルマイルストーンと特典の対象外です。すなわち、累積更新プログラムとライフサイクル延長の特典は適用されません。除外対象の機能とコンポーネントの更新は、通常の最新リリースで入手可能です。

除外対象の機能
Framehawk
StoreFront Citrix Onlineの統合
除外対象のコンポーネント
Personal vDisk:Windows 10マシンでは除外されます。Windows 7マシンの場合、2020年1月14日までLTSRは限定的にサポートされます(CUの要件が適用されます)
AppDisk
除外対象のWindowsプラットフォーム*
Windows 2008 32ビット(ユニバーサルプリントサーバー用)

* Citrixは、サードパーティベンダーのライフサイクルマイルストーンに基づいてプラットフォームサポートを更新する権利を有します。

インストールとアップグレード分析

全製品インストーラーを使用してXenAppまたはXenDesktopコンポーネントを展開またはアップグレードする場合、インストールプロセスに関する匿名の情報が、コンポーネントをインストール/アップグレードするマシンで収集および保存されます。このデータは、インストールに関するカスタマーエクスペリエンス向上のために使用されます。詳しくは、「https://more.citrix.com/XD-INSTALLER」を参照してください。

XenApp 6.5からの移行

XenApp 6.5の移行プロセスでは、XenApp 6.5ファームをXenApp 7.15 LTSR CU3のサイトにすばやく効率的に移行できます。この移行方法では、多数のアプリケーションとCitrixグループポリシーを含む環境で、アプリケーションとCitrixグループポリシーを手動で移行する場合のエラーの発生リスクを軽減させることができます。

XenApp 7.15 LTSR CU3のコアコンポーネントをインストールしてサイトを作成したら、次の手順で移行プロセスを実行します:

  • 各XenApp 6.5ワーカー上でXenApp 7.15 CU3インストーラーを実行します。これにより、Virtual Delivery Agent for Server OSにアップグレードされます。
  • いずれかのXenApp 6.5コントローラー上でPowerShellエクスポートコマンドレットを実行して、アプリケーション設定とCitrixポリシー設定をXMLファイルにエクスポートします。
  • 必要に応じてXMLファイルを編集して、新しいサイトにインポートしないデータや設定を削除します。XMLファイルをカスタマイズすることにより、ポリシー設定とアプリケーション設定を段階的にXenApp 7.15 LTSR CU3サイトにインポートできます:一部を先にインポートしてから残りを後でインポートするなど。
  • 新しいXenApp 7.15 CU3 Controller上でPowerShellインポートコマンドレットを実行して、XMLファイルから新しいXenAppサイトに設定をインポートします。

新しいサイトを必要に応じて再構成してテストします。

詳しくは、「XenApp 6.xからの移行」を参照してください。