トラブルシューティング

ここでは、管理者によるCitrix Receiver for Linuxのトラブルシューティングに役立つ情報について説明します。

接続の問題

以下の接続関連の問題が確認されています。

公開リソースまたはデスクトップセッションに接続できない

Windowsサーバーへの接続を確立している時に、ダイアログボックスに「サーバーxxxに接続しています」というメッセージが表示されて接続画面が開かない場合は、サーバーのクライアントアクセスライセンス(CAL)の構成を確認する必要があります。ライセンスについて詳しくは、「ライセンス」を参照してください。

セッションに再接続できない場合がある

Receiverからの要求よりも多いウィンドウの色数でセッションを再接続しようとすると、接続に失敗する場合があります。これは、サーバーのメモリ不足が原因です。再接続に失敗した場合、Receiverはセッションで元の色数を使おうとします。再接続した場合は、サーバーは新しいセッションを要求した色数で開始しようとし、元のセッションは切断されたままになります。ただし、サーバーのメモリが依然不足している場合は2つ目のセッションも失敗する可能性があります。

サーバー名を省略せずに指定してもサーバーに接続できない

ネットワークでDNS(ドメインネームシステム)を構成すると、接続するサーバー名を解決できるようになります。構成されたDNSがない場合は、サーバー名をIPアドレスに解決することができません。また、サーバーを名前ではなくIPアドレスで指定することもできます。TLS接続には、IPアドレスではなく、完全修飾ドメイン名が必要です。

接続時に「プロキシを検出できません。」というエラーメッセージが表示される

接続が自動プロキシ検出を使用するように構成されていて、接続時に「プロキシを検出できません。JavaScriptエラーです。」というエラーメッセージが表示される場合は、$ICAROOT/util内にwpad.datファイルをコピーします。次のコマンドを実行します。ここで、hostnameは接続するサーバーのホスト名です。

cat wpad.dat | ./pacexec pac.js FindProxyForURL <http://hostname> hostname 2>&1 | grep “undeclared variable”

コマンドを実行しても出力がない場合は、サーバーのwpad.datファイルに調査が必要な深刻な問題があります。ただし、“assignment to undeclared variable …”のような出力がある場合は問題を解決できます。pac.jsを開き、出力内に表示されている各変数について、ファイルの最初に次の形式の行を追加します。ここで、“…”は変数名です。

var …;

セッションの開始に時間がかかる

マウスを動かすまでセッションが開始されないことがあります。Linuxカーネルでの乱数生成に問題があると、この問題が発生します。この問題を回避するには、run an entropy-generating daemon such as rngd(ハードウェアベース)またはhaveged(Magic Software)などのエントロピー生成デーモンを実行してください。

SSL接続の暗号の組み合わせが弱い

TLS接続を確立すると、Receiver for Linux 13.7ではより最新の、制限された暗号の組み合わせセットがデフォルトで提供されます。 古い暗号の組み合わせを必要とするサーバーに接続する場合、[WFClient]セクションで構成オプションをSSLCiphers=ALLに設定します。

UDTプロトコルを使用すると、次のエラーメッセージが表示される:”…”への接続が失われました

UDTの最大転送単位がデフォルトの1,500バイトより小さいルーター経由の接続が原因で発生することがあります。以下の両方を試してください:

  • $ICAROOT/config/All_Regions.iniおよび$HOME/.ICAClient/All_Regions.iniでudtMSSエントリのコメントアウトを解除します
  • 構成ファイルでudtMSS=1000を設定します

接続エラー

接続エラーでは、さまざまな異なるエラーダイアログが表示されます。以下はその例です。

  • 接続エラー:認証サービスとの通信中にプロトコルエラーが発生しました
  • 認証サービスにアクセスできませんでした
  • このサーバーアドレスでアカウントを追加することはできません

こうしたエラーの原因は、以下のようにさまざまです:

  • ローカルコンピューターとリモートコンピューターが共通のTLSプロトコルをネゴシエートできないとき。詳しくは、「TLSの構成および有効化」を参照してください。
  • リモートコンピューターのTLS接続に古い暗号の組み合わせが必要な場合。この場合、接続の再開前に、構成ファイルの[WFClient]セクションで構成オプションをSSLCiphers=ALLに設定し、killall AuthManagerDaemon ServiceRecord selfservice storebrowseを実行します。
  • リモートコンピューターが不適切にクライアント証明書を要求する場合。IISはCitrix/Authentication/Certificateの証明書のみを「許可」または「要求」する必要があります。
  • そのほかの問題。

表示の問題

スクリーンティアリングが起きるのはなぜですか?

スクリーンティアリングは、横ブロックに画面上で複数の異なるフレームが同時に積み重なって表示される時に発生します。画面上のコンテンツを迅速に大幅に変更するとよく見られる現象です。データはティアリングを避ける方法でVDAでキャプチャされ、ティアリングを起こさない方法でクライアントに渡されますが、X11(Linux/Unixグラフィックスサブシステム)によって、ティアリングを防ぐ方法で画面に描画する一貫した方法が提供されません。

スクリーンティアリングを防ぐには、アプリケーションの描画と画面の描画を同期化する標準的なアプローチをお勧めします。つまり、vsvncによる次のフレームの描画開始を待機します。Linuxを使用する場合、クライアントに搭載されているグラフィックスハードウェアおよび使用するウィンドウマネージャーに応じて、多くの選択肢があります。これらの選択肢は2つのソリューションに分けられます:

  • X11 GPU設定
  • コンポジションマネージャーを使用する

X11 GPU構成

Intel HDグラフィックスについては、以下の内容でxorg.conf.dに 20-intel.confというファイルを作成します:

Section “Device”

Identifier     "Intel Graphics"

Driver         "intel"

Option         "AccelMethod" "sna"

Option         "TearFree" "true"

EndSection

Nvidiaグラフィックスについては、お使いの構成に対応する”MetaModes”オプションを含む、xorg.conf.dフォルダーでファイルを見つけます。コンマ区切りの使用されるMetaModeごとに、以下を追加します:

{ForceFullCompositionPipeline = On}

次に例を示します:

Option “MetaModes” “DFP-0: 1920x1200 +0+0 {ForceFullCompositionPipeline = On}”

注: 異なるLinuxディストリビューションはxorg.conf.dに対して異なるパスを使用します。たとえば、/etc/X11/xorg.conf.d、または、/user/share/X11/xorg.conf.d。

コンポジションマネージャー

以下を使用します:

  • Compiz(Ubuntu Unityに組み込み)。CompizConfig Settings Managerをインストールします。

    CompizConfig Settings Managerを実行します。

    “General->Composition”で”Undirect Fullscreen Windows”をチェック解除します。

注: CompizConfig Settings Managerは注意して使用してください。誤って値を変更するとシステムが起動しなくなる可能性があります。

  • Compton(アドオンユーティリティ)。詳しくは、Comptonのmanページ/ドキュメントを参照してください。たとえば、次のコマンドを実行します:

    compton –vsync opengl –vsync -aggressive

キーボードの使用時に不正なキーストロークが表示される

英語以外のキーボードを使用している場合、画面表示がキーボード入力と一致しないことがあります。この場合、使用しているキーボードの種類とレイアウトを指定する必要があります。キーボードの指定については、「キーボードの構成」を参照してください。

シームレスウィンドウの移動時に過度に再描画される

ウィンドウマネージャーの種類によっては、ウィンドウを移動すると新しいウィンドウ位置が常にサーバーにレポートされるため、再描画が過度に発生することがあります。ウィンドウを移動した時にウィンドウ枠のみを描画するモードに切り替えると、この問題は解決します。

アイコンの互換性

Receiverは、ほとんどのウィンドウマネージャーと連携するウィンドウアイコンを作成しますが、ICCCM(Inter-Client Communication Convention Manual:クライアント間通信規約マニュアル)に準拠していません。

ICCCMに完全に準拠するには

  1. 構成ファイルwfclient.iniを開きます。
  2. [WFClient]セクションで次のように行を編集します:UseIconWindow=True
  3. ファイルを保存して閉じます。

カーソルの表示に問題がある

カーソルの色が背景色と同じまたは似ている場合には、見分けるのが難しくなることがあります。この問題は、カーソルを黒または白にすることで解決できます。

カーソルの色を変更するには

  1. 構成ファイルwfclient.iniを開きます。

  2. 次のいずれかの行を[WFClient]セクションに追加します:

    CursorStipple=ffff,ffff (カーソルを黒で表示)

    CursorStipple=0,0 (カーソルを白で表示)

  3. ファイルを保存して閉じます。

画面上で色がちらつく

接続ウィンドウの内/外にマウスを移動させると、フォーカスのないウィンドウの色がちらつくことがあります。これは、PseudoColor表示でX Windows Systemを使用する場合の制限事項として知られています。可能な場合、問題のある接続ではより色数の多いウィンドウを使用してください。

True Color表示による色の高速変更

サーバーに接続する時、ウィンドウの色数として256色を選択できます。256色を選択する場合は、ビデオカードがパレットをサポートしていて、アプリケーションでパレットの色を変更し、アニメーション表示が可能であることが前提になります。

True Color表示では、パレットを高速変更してアニメーションを生成する機能はエミュレートできません。ソフトウェアでのこの機能のエミュレーションは相対的に時間がかかり、多くのネットワークトラフィックが費やされます。この問題を解決するために、Receiverは高速パレット変更をバッファに格納し、数秒ごとに実際のパレットを更新するように設定されています。

日本語を使用する場合の問題

Receiverでは、日本語文字にEUC-JPまたはUTF-8文字エンコードが使用されます。一方、サーバー側ではShift-JIS文字エンコードが使用されます。Receiverでは、これらの文字セット間でのエンコーディングが実行されません。このため、ファイルに日本語の名前を使用し、クライアントドライブマッピングを使用してローカルコンピューターにそのファイルを保存する場合、ローカルコンピューターではその日本語ファイル名が正しく表示されません。逆に、ローカルで日本語名のファイルを作成し、クライアントドライブマッピングを使用してサーバーに保存した場合、サーバー上でこのファイル名を正しく表示できません。この問題は、拡張パラメーターパス機能で使用されるパラメーターの日本語でも発生します。

セッションを複数のモニターに表示する

全画面モードのセッションは、すべてのモニターの表示領域全体に表示されます。また、コマンドラインオプションとして-spanを使用することもできます。これにより全画面セッションを複数モニターにまたがって表示できます。

デスクトップビューアーツールバーの機能によって、モニターを横断したマルチモニターサポートなど、ウィンドウモードと全画面モードのセッションの切り替えることができます。詳しくは、「操作性の向上」を参照してください。

重要:-spanは、シームレスセッションや標準のウィンドウセッション、またそれらが混在するセッションには適用されません。

-spanオプションは、以下のように指定します: -span [h][o][a|mon1[,mon2[,mon3,mon4]]]

hを指定すると、モニターの一覧がstdoutに出力されます。また、この値のみを指定した場合、モニター一覧の出力後にwficaが終了します。

oを指定すると、セッションウィンドウのリダイレクト属性がoverride-redirectになります。

注意:この値の使用は推奨されません。これは、非協調性のウィンドウマネージャーで使用するための最後の手段です。セッションウィンドウはウィンドウマネージャーで非表示となり、アイコンもなく、再スタックできません。セッションを終了することによってのみウィンドウを削除できます。

aを指定すると、すべてのモニターを使用してセッションが表示されます。

-spanオプションの残りの値は、使用するモニターの番号として処理されます。特定のモニターを使用する場合は単一の値(<mon1>)を指定します。また、表示領域の左上と右下のモニターを指定(<mon1>,<mon2>)したり、上端、下端、左端、および右端のモニターを指定(<mon1>,<mon2>,<mon3>,<mon4>)したりできます。

wficaコマンドでは、(oを指定しない場合)_NET_FULLSCREEN_MONITORSメッセージによりウィンドウマネージャーから適切なウィンドウレイアウトが取得されます(サポートされる場合)。それ以外の場合は、サイズおよび位置に関するヒントを使用して必要なレイアウトを要求します。

ウィンドウマネージャーがこのクライアントメッセージをサポートするかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します: xprop -root | grep _NET_WM_FULLSCREEN_MONITORS

出力がない場合、サポートされません。サポートされないウィンドウマネージャーでは、ウィンドウリダイレクトの上書き(override-redirect)が必要な場合があります。-span oを使って、override-redirectウィンドウをセットアップできます。

コマンドラインからセッションを複数のモニターにまたがって実行するには:

  1. コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します:

    /opt/Citrix/ICAClient/wfica -span h

    ユーザーデバイスに現在接続しているモニターの番号の一覧がstdoutに出力され、wficaが終了します。

  2. これらのモニターの番号をメモしておきます。

  3. コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します:

    /opt/Citrix/ICAClient/wfica -span [w[,x[,y,z]]]

    ここでw、x、y、およびzは、手順1でメモしたモニターの番号です。特定のモニターを使用する場合は単一の値(w)を指定します。また、表示領域の左上と右下のモニターを指定(w,x)したり、上端、下端、左端、および右端のモニターを指定(w,x,y,z)したりできます。

    重要: selfserviceを起動したりWebブラウザーでWeb interfaceに接続したりする前に、WFICA_OPTS変数を定義します。これを行うには、プロファイルファイル(通常は、$HOME/.bash_profileまたは$HOME/.profile)を編集して、WFICA_OPTS変数を定義する行を追加します。次に例を示します:

    export WFICA_OPTS=”-span a”

    この変更は、XenAppおよびXenDesktopセッションの両方に適用されます。

    selfserviceまたはstorebrowseを開始している場合は、新しい環境変数を適用するために開始したプロセスを削除します。次のコマンドで削除します:

    killall AuthManagerDaemon ServiceRecord storebrowse

全画面セッションからローカルアプリケーションまたはほかのセッションに切り替えることができない

この問題は、クライアント側のシステムUIが非表示になっていて、キーボード透過機能が通常のキーボードコマンド(Alt+Tabなど)を無効にし、代わりにサーバーにコマンドを送るために発生します。

この問題を回避するには、フォーカスがセッションウィンドウに移るまでCtrl+F2キーを押してキーボード透過機能を一時的にオフにします。また代替策として、$ICAROOT/config/module.iniでTransparentKeyPassthroughをNoに設定します。これにより、キーボード透過機能が無効になります。ただし、All_regions.iniファイルにこの設定を追加してICAファイルを上書きすることが必要な場合があります。

ブラウザーの問題

Windowsセッション内のリンクをクリックすると、コンテンツがクライアントコンピューターのWebブラウザーで表示される

サーバーからクライアントへのコンテンツリダイレクトは、wfclient.iniで有効になっています。このため、ローカルのアプリケーションが実行されます。サーバーからクライアントへのコンテンツリダイレクト機能を無効にするは、「サーバーからクライアントへのコンテンツリダイレクトのセットアップ」を参照してください。

公開リソースにアクセスする時に、Webブラウザーにファイルの保存ダイアログボックスが表示される

FirefoxやChrome以外のWebブラウザーでは、公開リソースに接続するための設定が必要な場合があります。Web Interfaceを介して接続する場合、リソースの一覧が表示されたWeb Interfaceのページにアクセスできる場合があります。公開されているリソースの一覧からアイコンをクリックしてリソースにアクセスしようとすると、ICAファイルの保存を確認するメッセージが表示されることがあります。

Mozilla、Firefox、Netscape以外のWebブラウザーを構成するには

Webブラウザーにより詳細は異なりますが、WebブラウザーのMIMEタイプをセットアップして、MIMEタイプapplication/x-icaまたはICAファイルが$ICAROOT/wficaにより実行されるように設定します。

インストーラーでサポートされないWebブラウザー

特定のWebブラウザーで問題が生じる場合、setupwfcを実行する前に環境変数BROWSERを設定して必要なWebブラウザーのローカルパスや名前を指定してください。

Firefoxでデスクトップまたはアプリケーションを起動しても何も実行されない

ICAプラグインを有効にしてください。

FirefoxでICAプラグインが有効になっているがデスクトップおよびアプリケーションセッションが開始されない

ICAプラグインを無効にしてください。

そのほかの問題

以下の問題が発生する可能性もあります。

サーバーがReceiverにセッションを閉じる指示をしたかどうかを確認する

wficaプログラムを使って、セッションを中断するコマンドをサーバーからいつ受信したのか、ログを記録できます。

Syslogシステムを介してこの情報を記録するには、値を6に設定したSyslogThresholdを構成ファイルの[WFClient]セクションに追加します。これにより、LOG_INFO以上の優先度のメッセージのログが記録されます。SyslogThresholdのデフォルト値は4(LOG_WARNING)です。

同様に、wficaが情報を標準のエラーに送信するようにするには、値を6に設定したPrintLogThresholdを[WFClient]セクションに追加します。PrintLogThresholdのデフォルト値は0(LOG_EMERG)です。

Syslogシステムの構成手順については、オペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

構成ファイルの設定が適用されない

設定を適用するには、wfclient.iniの各エントリに対応するエントリがAll_Regions.ini内に存在している必要があります。これに加えて、wfclient.iniの[Thinwire3.0]、[ClientDrive]、および[TCP/IP]セクションについて、実行する設定に対してcanonicalization.ini内に対応するエントリが必要です。詳しくは、$ICAROOT/configディレクトリ内のAll_Regions.iniおよびcanonicalization.iniファイルを参照してください。

シリアルポートにアクセスする公開アプリケーションの実行に問題がある

公開アプリケーションがシリアルポートにアクセスする場合、ポートがほかのアプリケーションによりロックされていると元のアプリケーションを実行できないことがあります(エラーメッセージの表示または非表示はアプリケーションにより異なる)。このような環境では、シリアルポートを一時的にロックしたり、シリアルポートをロックしたまま解除せずに終了したりしているアプリケーションがないかをチェックします。

この問題を解決するには、シリアルポートをブロックしているアプリケーションを停止します。UUCPスタイルのロックの場合は、アプリケーションが終了した後にロックファイルが残っている可能性があります。このロックファイルの場所は、使用しているオペレーティングシステムにより異なります。

Receiverを起動できない

Receiverを起動できず、「Application default file could not be found or is out of date」というメッセージが表示される場合は、環境変数ICAROOTが正しく定義されていない可能性があります。デフォルト以外の場所にReceiverをインストールした場合は、環境変数ICAROOTを定義する必要があります。この問題を解決するには、次のいずれかを実行してください。

  • ICAROOTをインストールディレクトリとして定義する。

    ICAROOT環境変数が正しく定義されているかをチェックするには、Receiverをターミナルセッションから起動します。エラーメッセージが表示される場合は、ICAROOT環境変数が正しく定義されていません。

  • Receiverをデフォルトの場所に再インストールする。Receiverのインストールについて詳しくは、「インストールとセットアップ」を参照してください。

    以前デフォルトの場所にReceiverをインストールしていた場合は、再インストールする前に/opt/Citrix/ICAClienまたは$HOME/ICAClient/platformディレクトリを削除する必要があります。

Citrix CryptoKit(旧称SSLSDK)またはOpenSSLのバージョン番号を確認する

実行中のCitrix SSLSDKまたはOpenSSLのバージョン番号を確認するには、次のコマンドを使用できます。 strings libctxssl.so | grep “Citrix SSLSDK”

また、AuthManagerDaemonまたはPrimaryAuthManager上でもこのコマンドを実行できます。

キーボードショートカットが正しく機能しない

ウィンドウマネージャーで同じキーボードショートカットが定義されている場合、セッションでのキーボードショートカットが正しく機能しない場合があります。たとえば、KDEウィンドウマネージャーでデスクトップ13~16に切り替えるためのキーの組み合わせである、Ctrl+Shift+F1~F4キーがこれに該当します。この問題を解決するには、以下の方法を使用します:

  • ローカルのキーの組み合わせをサーバー側のキーの組み合わせにマップするトランスレートモードを使用します。たとえば、デフォルトのトランスレートモードでは、Ctrl+Shift+F1がサーバー側のAlt+F1にマップされています。これを変更してほかのローカルキーの組み合わせを使用するには、$HOME/.ICAClient/wfclient.iniの[WFClient]セクションを編集します。たとえば、次の変更によりローカルのAlt+Ctrl+F1がサーバー側のAlt+F1にマップされます。
    • Hotkey1Shift=Ctrl+ShiftをHotkey1Shift=Alt+Ctrlに変更する。
  • キーの組み合わせをすべてサーバー側に直接送信するダイレクトモードを使用します。この場合、キーの組み合わせはローカルでは処理されません。ダイレクトモードを構成するには、$HOME/.ICAClient/wfclient.iniの[WFClient]セクションで、TransparentKeyPassthroughをRemoteに設定します。
  • ウィンドウマネージャー側のキーボードショートカットを再構成して競合を解消します。

リモートのクロアチア語キーボードを有効にする

クロアチア語キーボードレイアウトでリモートの仮想デスクトップにASCII文字が正しく送信されるようにするには、以下の手順に従います。

  1. 適切な構成ファイルを開き、[WFClient]セクションのUseEUKSforASCIIでTrueを指定します。
  2. UseEUKSで2を指定します。

クライアントで日本語キーボードを使用する

日本語キーボードの使用を構成するには、wfclient.ini構成ファイルで次のエントリを更新します。

KeyboardLayout=Japanese (JIS)

クライアントでABNT2キーボードを使用する

ABNT2キーボードの使用を構成するには、wfclient.ini構成ファイルで次のエントリを更新します。

KeyboardLayout=Brazilian (ABNT2)

ローカルキーボードの一部のキーが正常に機能しない

$ICAROOT/config/module.iniの一覧で最適のサーバーレイアウトを選択します。

Windows Media Playerが特定のフォーマットのファイルを再生できない

要求されたフォーマットを処理するためのGStreamerプラグインがCitrix Receiverにないことがあります。この場合は通常、サーバーに別のフォーマットが要求されます。まれに、適正プラグインの初期チェックにおいて間違って必要なプラグインが存在すると表示されることがあります。通常、この誤りは検出され、ファイルの再生中Windows Media Playerで問題が起こったことを示すエラーダイアログがサーバーに表示されます。Citrix Receiverによってフォーマットが拒否されることが原因であるため、通常はセッション内でファイルを再試行すると機能します。その結果、サーバーは別のフォーマットを要求するか、メディア自体をレンダリングします。

まれに、進行状況インディケーターがWindows Media Playerで正常に動作しているにもかかわらず、適正なプラグインがないという事実が検出されずにファイルが正常に再生されないことがあります。

以降のセッションで、このエラーダイアログや再生の失敗を避けるには:

  1. たとえば、構成オプション”SpeedScreenMMAVerbose=On”を$Home/.ICAClient/wfclient.iniの[WFClient]セクションに一時的に追加します。
  2. ターミナルから開始されたセルフサービスのwficaを再開します。
  3. このエラーを生成するビデオを再生します。
  4. 見つからないプラグイントレースに関連付けられたMIMEの種類、またはサポート対象であるが再生されないMIMEの種類(”video/x-h264..”など)を(トレースアウトプットなどに)メモします。
  5. $ICAROOT/config/MediaStreamingConfig.tblを編集します。メモしたMIMEの種類がある行で、’:’とそのMIMEの種類の間に’?’を挿入します。これによりフォーマットが無効となります。
  6. このエラー状態の原因となるそのほかのメディアフォーマットに対して、(上記の)手順2~5を繰り返します。
  7. GStreamerプラグインのほかのセットがあるそのほかのマシンに、この変更したMediaStreamingConfig.tblを配信します。

注: または、MIMEの種類を識別した後、それをデコードするためにGStreamerプラグインをインストールすることができます。

シリアルポート設定を構成する

単一のシリアルポートを構成するには、$ICAROOT/config/module.ini構成ファイルに次のエントリを追加します。

LastComPortNum=1

ComPort1=device

複数のシリアルポートを構成するには、$ICAROOT/config/module.ini構成ファイルに次のエントリを追加します。

LastComPortNum=2

ComPort1=device1

ComPort2=device2

コネクション構成エラー

このエラーは、接続エントリが適切に構成されていない場合に発生します。

E_MISSING_INI_SECTION - 構成ファイルを検証してください:”…” 構成ファイルでセクション”…“が見つかりません。

構成ファイルが直接編集されたか、壊れています。

E_MISSING_INI_ENTRY - 構成ファイルを検証してください:”…” セクション”…“にはエントリ”…“が含まれている必要があります。

構成ファイルが直接編集されたか、壊れています。

E_INI_VENDOR_RANGE - 構成ファイルを検証してください:”…” 構成ファイルのXサーバーベンダーの範囲”…“が無効です。

構成ファイル内のXサーバーのベンダー情報が壊れています。Citrixに連絡してください。

wfclient.ini構成エラー

これらのエラーは、wfclient.iniの構成が正しくない場合に発生します。

E_CANNOT_WRITE_FILE - ファイルを書き込めません:”…”

接続データベースに保存する時に、空きディスク容量が不足するなどのエラーが発生しました。

E_CANNOT_CREATE_FILE - ファイルを作成できません:”…”

接続データベースの作成時にエラーが発生しました。

E_PNAGENT_FILE_UNREADABLE - Citrix XenAppファイル”…“を読み取れません:そのようなファイルまたはディレクトリはありません。

— または—

Citrix XenAppファイル”…“を読み取れません:アクセスは拒否されました。

デスクトップアイテムまたはメニューからリソースにアクセスしようとしていますが、そのリソースのXenAppファイルを使用できません。[ビュー] メニューの [アプリケーションの更新] を選択して公開リソースの一覧を更新し、もう一度リソースにアクセスしてみてください。問題が解決されない場合は、デスクトップアイコンまたはメニューのプロパティ、およびアイコンまたはメニューが参照しているXenAppファイルのプロパティを確認します。

PACファイルエラー

プロキシ自動検出スクリプトファイル(PACファイル)を使用してプロキシ構成を指定する場合、以下のエラーが発生することがあります。

プロキシ検出に失敗しました。不適切な自動構成URLです。

ブラウザーで指定したアドレスのURLのタイプが無効です。有効なタイプは「http://」および「https://」で、ほかのタイプはサポートされていません。アドレスを有効なURLタイプに変更してもう一度試してください。

プロキシを検出できません。.PACスクリプトHTTPダウンロードに失敗しました。接続できません。

入力した名前またはアドレスが間違っていないかチェックします。間違いがある場合は、それを修正してもう一度入力します。間違いがない場合は、サーバーがダウンしています。しばらくしてから、もう一度試してください。

プロキシ検出に失敗しました。.PACスクリプトのHTTPダウンロードができません。パスが見つかりません。

必要なPACファイルがサーバーにありません。サーバー上でこれを変更するか、ブラウザーを再構成してください。

プロキシ検出に失敗しました。.PACスクリプトをHTTPでダウンロードできません。

PACファイルのダウンロード中に接続が切断しました。再接続してもう一度実行します。

プロキシ検出に失敗しました。自動構成スクリプトが空です。

PACファイルが空です。サーバー上でこれを変更するか、ブラウザーを再構成してください。

プロキシ検出に失敗しました。JavaScriptがサポートされていません。

PAC実行ファイルまたはpac.jsテキストファイルがありません。Receiverを再起動します。

プロキシ検出に失敗しました。JavaScriptエラーです。

PACファイルに含まれているJavaScriptが無効です。サーバーでPACファイルを修正してください。「接続の問題」も参照してください。

プロキシ検出に失敗しました。プロキシ自動構成スクリプトから不適切な結果が戻されました。

サーバーから不正な形式の応答を受信しました。サーバー上でこれを修正するか、ブラウザーを再構成してください。

そのほかのエラー

ここでは、Receiverの使用中に発生する可能性がある一般的なエラーを示します。

エラーが発生しました。エラーコードは11(E_MISSING_INI_SECTION)です。ドキュメントを参照してください。終了しています。

Receiverをコマンドラインから実行する時にこのメッセージが表示される場合は、通常コマンドラインに指定した名前がappsrv.iniにないことを意味します。

E_BAD_OPTION - オプション”…“は無効です。

オプション”…“の引数が指定されていません。

E_BAD_ARG - オプション”…“に無効な引数があります:”…“。

オプション”…“に無効な引数が指定されています。

E_INI_KEY_SYNTAX - 構成ファイル”…“のキー”…“が無効です。

構成ファイル内のXサーバーのベンダー情報が壊れています。構成ファイルを作成してください。

E_INI_VALUE_SYNTAX - 構成ファイル”…“の値”…“が無効です。

構成ファイル内のXサーバーのベンダー情報が壊れています。構成ファイルを作成してください。

E_SERVER_NAMELOOKUP_FAILURE - サーバー”…“に接続できません。

サーバー名を解決できません。

1つまたは複数のファイルに書き込めません:”…“。ディスクの空き容量の問題または権限の問題を解決して、もう一度実行してください。

ディスクの空き容量または権限をチェックします。問題が見つかった場合は、これを修正し、エラーのあった操作をもう一度試してください。

サーバー接続がなくなりました。再接続してもう一度実行します。これらのファイルにはデータがない可能性があります:”…“。

再接続し、エラーのあった操作をもう一度試してください。

Citrixテクニカルサポートへの診断情報の送付

Receiverの実行時に問題が発生した場合、Citrixテクニカルサポートに診断情報の提出を求められる場合があります。この情報は、Citrixテクニカルサポートで問題を調査して修正する目的で使用されます。

Receiverに関する診断情報を取得するには

  1. インストール先のディレクトリで、util/lurdumpを実行します。セッションが開かれていて、可能なら問題が発生している間にこれを事項することをお勧めします。

    Receiverのバージョン、構成ファイルの内容、およびさまざまなシステム変数値などの詳細な診断情報を含むファイルが作成されます。

  2. テクニカルサポートにこのファイルを送信する前に、ファイルに機密情報が含まれていないことを確認してください。