このリリースについて
Mac向けCitrix Workspaceアプリの新機能、機能強化、解決された問題、既知の問題について説明します。
Technical Previewの機能一覧は「Technical Previewの機能」セクションに記載されており、それらを1か所で確認することができます。Preview機能をご使用後、添付のPodioフォームリンクを使用してフィードバックを共有してください。
注:
自動更新サービスはバージョン2304以降でサポートされています。Mac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2301以前を使用している場合は、自動更新サービスで最新バージョンに更新することはできません。代わりに、「Downloads」ページで入手可能な.dmgファイルをダウンロードして、Mac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2304以降を手動でインストールする必要があります。詳細については、「手動インストール」を参照してください。
Appleシリコン(M1およびM2シリーズ)ユニバーサルアーキテクチャ搭載Macのネイティブサポート
macOS向けCitrix Workspaceアプリは、Appleシリコン(M1およびM2シリーズ)を搭載したMacをユニバーサルアーキテクチャによりネイティブサポートするようになりました。ユニバーサルアーキテクチャを使用すると、Citrix Workspaceアプリは、Rosettaエミュレーションなしに、AppleシリコンとIntelベースMacコンピューターの両方でネイティブに実行されます。このビルドは、Appleシリコン(M1およびM2シリーズ)を搭載したMacでネイティブに実行されます。そのため、このビルドをM1およびM2シリーズを使用したMacにインストールし、テストしておく必要があります。
注:
Citrixは引き続き、Rosetta 2ダイナミックバイナリトランスレーターを使用するIntelベースのMacをサポートします。ただし、Citrixは、Rosettaエミュレーションを使用するMac向けCitrix Workspaceアプリを間もなく廃止します。「廃止」セクション記載のお知らせに注意してください。
ユニバーサルアーキテクチャビルドまたはIntelビルドを、「Downloads」ページのCitrix Workspace App for macOS(Apple silicon)セクションからダウンロードできるようになりました。Appleシリコン(M1およびM2シリーズ)を実行しているMacでCitrix Workspaceアプリを使用している場合は、HDX RealTime Optimization Pack(RTOP)をアップグレードする必要があります。これにより、Microsoft Skype for Businessのオーディオ/ビデオ会議やボイスオーバーIPの企業向け電話が最適化されます。Mac用HDX RealTime Media Engine 2.9.500は、Citrix Webサイトの「Downloads」からインストールできます。
所属組織でサードパーティのプラグインまたは仮想チャネルを使用している場合は、これらのプラグインがAppleシリコンを実行するMacと互換性があることを確認する必要があります。プラグインが社内で開発されたものである場合は、ユニバーサルアーキテクチャビルドをインストールする前に、これらのプラグインを再構築(リビルド)する必要があります。
ユニバーサルアーキテクチャビルドのアンインストールやカスタム仮想チャネルSDK(VCSDK)の使用などについて詳しくは、「Appleシリコンのネイティブサポート」セクションを参照してください。
2309の新機能
macOS 14 Sonomaのサポート
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、macOS 14 Sonomaでサポートされています。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン115ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン115.1.1.103が含まれています。詳しくは、Citrix Enterprise Browserのドキュメントを参照してください。
Citrixは、Citrix Enterprise Browserについて個別のアップグレードをリリースすることになりました。Mac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2309より、自動更新機能でCitrix Enterprise Browserを互換性のあるバージョンに個別にアップグレードすることも、 「Downloads」でアップグレードが利用可能になったときに手動でインストールすることもできます。Citrix Enterprise Browserの独立したアップグレードは、特定の時点で最新バージョンのMac向けCitrix Workspaceアプリでのみサポートされます。
解決された問題
- 最適化されたMicrosoft Teamsでは、着信音が鳴る前に通話に応答すると、着信音がランダムに鳴ることがあります。[HDX-55799]
- [環境設定] ウィンドウの [デバイス] タブで利用できるデバイスを自動的に接続するための [USB] 設定は、Mac向けCitrix Workspaceアプリ2308では予想どおりに機能しない可能性があります。[RFMAC-14658]
- macOS Sonomaデバイスでは、画像(.jpeg/.pngフォーマット)をMacから仮想セッションにコピーすると、仮想セッションにコピーされた画像が破損する可能性があります。[HDX-55307]
既知の問題
- このリリースで確認されている新しい問題はありません。
以前のリリース
このセクションでは、以前のリリースの機能と、解決された既知の問題を示します。リリースは、リリース日の18か月後に製品終了(EOL)になります。サポートされているバージョンのライフサイクル日程について詳しくは、「Citrix WorkspaceアプリおよびCitrix Receiverのライフサイクルマイルストーン」を参照してください。
2308
新機能
Mac向けCitrix WorkspaceアプリをmacOS Sonoma Betaで使用
Mac向けCitrix Workspaceアプリ2308は、macOS SonomaパブリックBeta 7バージョン23A5337aでテストされています。このセットアップをテスト環境で使用し、フィードバックを提供してください。
グラフィックパフォーマンスの向上
バージョン2308以降では、シームレスアプリセッションのグラフィックのパフォーマンスが大幅に向上しています。この機能により、CPU使用率への負荷も最適化されます。
ネットワークの輻輳制御の向上
バージョン2308以降では、Enlightened Data Transport(EDT)と呼ばれるCitrix独自のトランスポートプロトコルの機能が強化され、ネットワークの輻輳を効率的に制御できるようになりました。この機能により、データのスループットが向上し遅延が短縮されます。
サポートされる仮想チャネル数の増加
以前は、Mac向けCitrix Workspaceアプリは最大32の仮想チャネルをサポートしていました。バージョン2308以降では、セッションで最大64個の仮想チャネルを使用できます。
App Protection
ポリシー改ざん検出のサポート
ポリシー改ざん検出機能は、App Protectionの画面キャプチャ対策ポリシーとキーロガー対策ポリシーが改ざんされている場合に、ユーザーが仮想アプリまたはデスクトップセッションにアクセスできないようにします。ポリシーの改ざんが検出された場合、仮想アプリまたはデスクトップセッションは終了します。ポリシーの改ざんの検出機能について詳しくは、「ポリシーの改ざんの検出」を参照してください。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン115ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン115.1.1.103が含まれています。詳しくは、Citrix Enterprise Browserのドキュメントを参照してください。
Technical Preview
- 強化された高DPIオプション
- ファイルアクセスのストアごとの設定
- クラウドストアでのアクティビティマネージャーのサポート
- App Protectionが有効な場合の画面共有のサポート
- オンプレミスストアへの接続でFIDO2を使用した認証のサポート
Technical Preview機能の完全な一覧については、「Technical Previewの機能」ページを参照してください。
解決された問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリを使用して仮想デスクトップにアクセスすると、仮想デスクトップ内のマウスポインターのサイズが不規則に変動することがあります。[CVADHELP‑23158]
- アクティビティマネージャーにアクティブなアプリのアイコンが表示されない場合があります。[WSUI‑8011]
- Citrix Workspaceアプリを数分間使用することで、大量のアプリケーションメモリを消費することがあります。[CVADHELP‑23528]
既知の問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリをバージョン2308にアップグレードした後、環境設定ウィンドウがユーザーの操作に対して応答しなくなる場合があります。この問題を回避するには、Citrix Workspaceアプリを強制終了して再起動します。Macでアプリを強制的に閉じる方法について詳しくは、Appleサポート記事の「Appを強制的に終了する」 を参照してください。[RFMAC‑14596]
2307
新機能
M2チップを搭載したMacのネイティブ サポート
バージョン2307以降、macOS向けCitrix Workspaceアプリは、AppleシリコンのM2シリーズ(これまでサポートされてきたM1シリーズと共に)をネイティブにサポートします。詳しくは、「Appleシリコンのネイティブサポート」を参照してください。
Mac向けCitrix WorkspaceアプリをmacOS Sonoma Betaで使用
Mac向けCitrix Workspaceアプリ2307は、macOS SonomaパブリックBeta 1バージョン23A5286iでテストされています。このセットアップをテスト環境で使用し、フィードバックを提供してください。
注意:
実稼働環境でmacOS Sonoma Beta版のMac向けCitrix Workspaceアプリを使用しないでください。
macOSバージョンCatalinaのサポートの廃止
バージョン2304で発表されたように、macOSバージョンCatalina(10.15)のサポートはリリース2307を持って廃止となり、今後のリリースでは打ち切られる予定です。詳しくは、「廃止」を参照してください。
クラウドストアへの接続でFIDO2を使用した認証のサポート
バージョン2307から、ユーザーはクラウドストアに接続するときに、FIDO2を使用したパスワードなしの認証を利用できるようになりました。FIDO2セキュリティキーは、企業の従業員がユーザー名やパスワードを入力せずにFIDO2をサポートするアプリやデスクトップに認証するためのシームレスな方法を提供します。この機能は現在、PINコードとtouchIDを使用するローミング認証(USBのみ)をサポートしています。この機能は、macOS 12以降のバージョンでサポートされています。詳しくは、「クラウドストアへの接続時におけるFIDO2を使用した認証」を参照してください。
HDXセッションにおけるFIDO2を使用した認証のサポート
バージョン2307から、ユーザーはHDXセッション内でFIDO2を使用したパスワードなしの認証を利用できるようになりました。FIDO2セキュリティキーは、企業の従業員がユーザー名やパスワードを入力せずにFIDO2をサポートするアプリやWebサイトに認証するためのシームレスな方法を提供します。この機能は現在、PINコードとtouchIDを使用するローミング認証(USBのみ)をサポートしています。この機能は、macOS 12以降のバージョンでサポートされています。詳しくは、「HDXセッションにおけるFIDO2を使用した認証」を参照してください。
注:
このリリースでは、FIDO2対応デバイスで1つのパスキーのみがサポートされます。FIDO2対応デバイスに複数のパスキーがある場合、最初のパスキーがHDXセッションの認証に使用されます。
バージョン自動更新の制御
管理者は、組織内デバイスのCitrix Workspaceアプリのバージョン自動更新を管理できるようになりました。 管理者は、Global App Configuration ServiceのmaximumAllowedVersionプロパティ、およびminimumAllowedVersionプロパティで範囲を設定することにより、バージョンを制御できます。
Global App Global App Configuration ServiceのJSONファイルの例:
{
"serviceURL": {
"url": "https://serviceURL:443"
},
"settings": {
"name": "Version Control for Citrix Workspace",
"description": "Provides admin ability to Version Control for Citrix Workspace",
"useForAppConfig": true,
"appSettings": {
"macos": [
{
"category": "AutoUpdate",
"userOverride": false,
"assignedTo": [
"AllUsersNoAuthentication"
],
"settings": [
{
"name": "Auto update plugins settings",
"value": [
{
"pluginName": "Citrix Workspace",
"pluginId": "D99C3E77-FBF5-4B97-8EDA-4E381A1E0826",
"pluginSettings": {
"deploymentMode": "Update",
"upgradeToLatest": false,
"minimumAllowedVersion": "23.07.0.63",
"maximumAllowedVersion": "23.07.0.63",
"delayGroup": "Medium",
"detectRule": ""
}
}
]
}
]
}
]
}
}
}
<!--NeedCopy-->
範囲が設定されていると、ユーザーのデバイスのCitrix Workspaceアプリは、その指定された範囲内で利用可能な最新バージョンに自動更新されます。
Citrix Workspaceアプリを特定のバージョンに自動更新する場合は、Global App Configuration ServiceのmaximumAllowedVersionプロパティ、およびminimumAllowedVersionプロパティに同じバージョンを入力します。詳しくは、「バージョン自動更新の制御」を参照してください。
注:
- バージョン自動更新を制御するには、Global App Configuration ServiceのupgradeToLatest設定をfalseに設定する必要があります。これがtrueの場合、maximumAllowedVersionとminimumAllowedVersionは無視されます。
- pluginIdはCitrix Workspaceアプリにマッピングされているため、変更しないでください。
- 管理者がGlobal App Configuration Serviceでバージョンを構成していない場合、デフォルトでCitrix Workspaceアプリは利用可能な最新バージョンに更新されます。
- Citrix Workspaceアプリを更新するために設定されているバージョン範囲のみを使用できますが、ダウングレードはサポートされていません。
- この機能は、リリース2307以降でサポートされています。
StoreFrontのクイックアクセスメニュー
バージョン2307以降、オンプレミスストアのクイックアクセス機能を使用して、お気に入りのアプリやデスクトップにすばやく簡単に移動できるようになりました。クイックアクセスを有効にするには、ツールバーで [Citrix Workspace] を右クリックし、[環境設定] > [一般] に移動し、次いで [StoreFront環境へのクイックアクセスを表示する] を選択します。この機能を使用すると、Macのメニューバーからお気に入りのデータを直接表示できます。
このクイックアクセス機能を有効にするには、[環境設定] を使用します。
クイックアクセス機能を有効または無効にするには、管理者がモバイルデバイス管理(MDM:Mobile Device Management)またはGlobal App Configuration Service(GACS)のメソッドを使用します。詳しくは、「 Quick access menu for StoreFront」を参照してください。
MDMを使用してクイックアクセスを有効または無効にする
MDMを使用してクイックアクセスを有効にするには、管理者は次の設定を使用する必要があります。
<key>ShowQuickAccessForStoreFront</key>
<false/>
GACSを使用してクイックアクセスを有効または無効にする
GACSを使用してクイックアクセスを有効にするには、管理者は次の設定を使用する必要があります。
enableQuickAccessForStoreFront
マイクとWebカメラのアクセスに関するストアごとの設定
バージョン2307以降、Client Selective Trust機能の一部として、ストアごとのマイクとWebカメラへのアクセスが含まれます。この機能強化により、ストアごとにマイクとWebカメラへのアクセスを提供できるようになります。
ストアのマイクとWebカメラへのアクセスを有効にするには、[設定] > [マイクとWebカメラ] を選択する必要があります。[マイクとWebカメラ] タブで、ストアとそのストアに必要なアクセスの種類を選択します。
Citrix Workspaceアプリに関するフィードバックを送信する
[フィードバックの送信]オプションを使用すると、Citrix Workspaceアプリの使用中に問題が発生した場合にCitrixに通知できます。Citrix Workspaceアプリのエクスペリエンスを改善するためのご提案を送信いただくこともできます。
[ヘルプ]>[フィードバックの送信] を選択して、問題の詳細を[フィードバックの送信]フォームに記入し、確認します。フォームに記載されている例のような詳細を追加できます。
画面
既存のログファイルを添付することも、新しいログファイルを生成することもできます。ログファイルを生成するには、[Record my issue]>[Start Recording] をクリックし、問題を再現します。問題が再現されたら、[記録の停止]をクリックします。ログファイルは自動的に保存され、既存のログが、問題が再現されたログに置き換えられます。
注:
CitrixがログからPII(個人を特定できる情報)を収集することはありません。
問題を説明したスクリーンショットまたは画面録画を添付していただけると、Citrixが発生している問題を確認するうえで役立ちます。[ファイルの選択]をクリックし、スクリーンショットや画面録画などの添付ファイルを追加します。最大4つのファイルを添付できます。
必要な情報を入力後、[送信]をクリックすると、追加した情報を含む新しいメールがメールアプリで自動的に作成されます。次いで、[送信]ボタンをクリックすれば、フィードバックがCitrixに送信されます。詳しくは、「Citrix Workspaceアプリに関するフィードバックを送信する」を参照してください。
注
デフォルトのメールアプリを使用していない場合は、フィードバックをご使用のメールクライアントからcwa-mac-feedback@cloud.comに送信してください。問題の詳細、ログ ファイル、スクリーンショット、または画面録画をメールに手動で追加します。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン113ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン113.1.1.34が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
分割ビューのサポート
macOS版のCitrix Enterprise Browserは、マルチタスクを容易にする分割ビューをサポートしています。分割ビューを使用すると、Citrix Enterprise Browserと別のウィンドウを、どちらも手動で移動したりサイズ変更したりしなくても、隣接して使用できます。詳しくは、Appleのサポート記事を参照してください。
Citrix Enterprise Browserのショートカット
Mac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2307以降、管理者は起動パッド上でのCitrix Enterprise Browserのショートカットのプレゼンスを構成および制御できるようになりました。
注:
この機能はデフォルトでは構成されていません。
構成
IT管理者は、次のいずれかの方法でCitrix Enterprise Browserのショートカットのプレゼンスを構成できます。
- モバイルデバイス管理(MDM)
- Global Admin Configuration Service(GACS)
- web.configファイル
注:
- どの方法で構成しても、優先順位に変わりはありません。つまり、これらのいずれかを構成すれば、ショートカットが有効になります。
- ショートカットを構成していない場合でも、1つ以上のワークスペースストアがあるときは、ショートカットが自動的に有効になります。
- エンドユーザーの場合、Citrix Enterprise Browserをお気に入りのアプリにすると、そのショートカットが構成に関係なく表示されます。
Workspaceストアに対してこの機能を無効にするには、管理者が次の設定のいずれかを適用する必要があります。
- MDMまたはweb.configファイルで[CEBShortcutEnabled]属性を[false]に設定する。
- GACSで[Citrix Enterprise Browserのショートカットを有効にする]プロパティを無効にする。
モバイルデバイス管理(MDM)
管理者は、値を [true] にした設定 [CEBShortcutEnabled] をユーザーのデバイスにプッシュできます。
MDMの使用方法について詳しくは、「モバイルデバイス管理(MDM)」を参照してください。
注:
この構成方法は、WorkspaceとStoreFrontに適用できます。
Global Admin Configuration Service(GACS)
[ワークスペースの構成]> [アプリ構成]> [Citrix Enterprise Browser] に移動し、[Citrix Enterprise Browserのショートカットを有効にする] を有効にします。
GACSのUIの使用方法について詳しくは、Citrix Enterprise Browserドキュメントに記載されている「ユーザーインターフェイス」の記事を参照してください。
注:
この構成方法は、WorkspaceとStoreFrontに適用できます。
web.configファイル
[プロパティ]にある属性 [CEBShortcutEnabled]を有効にします。
<properties>
<property name="CEBShortcutEnabled" value="True" />
</properties>
<!--NeedCopy-->
注:
この構成方法はStoreFrontに適用できます。
web.configファイルの使用
Citrix Enterprise Browserのショートカットを有効にするには、次の手順を実行します。
-
テキストエディターを使ってweb.configファイルを開きます。このファイルは通常、
C:\inetpub\wwwroot\Citrix\Roaming directory
にあります。 -
このファイルで、ユーザーアカウント要素の場所を見つけます(「Store」は使用環境のアカウント名です)。
たとえば、次のようになります:
<account id=... name="Store">
-
- </account> タグの前にあるユーザーアカウントのプロパティに移動し、次の内容を追加します。
<properties> <property name="CEBShortcutEnabled" value="True" /> </properties> <!--NeedCopy-->
次に示すのは、web.configファイルの例です。
<account>
<clear />
<account id="d1197d2c-ac82-4f13-9346-2ee14d4b0202" name="F84Store"
description="" published="true" updaterType="Citrix" remoteAccessType="None">
<annotatedServices>
<clear />
<annotatedServiceRecord serviceRef="1__Citrix_F84Store">
<metadata>
<plugins>
<clear />
</plugins>
<trustSettings>
<clear />
</trustSettings>
<properties>
<property name="CEBShortcutEnabled" value="True" />
</properties>
</metadata>
</annotatedServiceRecord>
</annotatedServices>
<metadata>
<plugins>
<clear />
</plugins>
<trustSettings>
<clear />
</trustSettings>
<properties>
<clear />
</properties>
</metadata>
</account>
<!--NeedCopy-->
web.configを使用した構成方法
-
テキストエディターを使ってweb.configファイルを開きます。このファイルは通常、C:\inetpub\wwwroot\Citrix\Roamingディレクトリにあります。
-
このファイルで、ユーザーアカウント要素の場所を見つけます(「Store」は使用環境のアカウント名です)。
たとえば、次のようになります:
<account id=... name="Store">
-
- </account> タグの前にあるユーザーアカウントのプロパティに移動し、次の内容を追加します。
<properties> <property name="CEBShortcutEnabled" value="True" /> </properties> <!--NeedCopy-->
Technical Preview
- Virtual Desktop上のツールバーに関するキーボードアクセシビリティのサポート [Technical Preview]
Technical Preview機能の完全な一覧については、「Technical Previewの機能」ページを参照してください。
解決された問題
-
公開されたアプリをブラウザーで起動すると、アプリは直接起動せず、ICAファイルをダウンロードします。アプリを起動するには、ダウンロードしたICAファイルを手動で開く必要があります。[CVADHELP-20835]
-
StoreFrontのキーワードが「KEYWORDS:LogoffOnClose=true PromptMessage=”Do you want to Log off?”」に設定されている場合、セッションを開始しようとすると失敗する可能性があります。[CVADHELP-23170]
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリを使用する場合、提供されるオプションのリストから 必要なゲートウェイを選択できない場合があります。[CVADHELP-22777]
既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2306
新機能
ログのトレーサビリティとユーザーアクティビティ
バージョン2306以降、ユーザーが問題を報告すると、管理者はログファイルを調べて、macOSのバージョン、Citrix Workspaceアプリのバージョン、以前のアップグレードの詳細、追加されたストアの数などの基本情報を確認できるようになりました。管理者は、Mac向けCitrix Workspaceアプリで次のアクティビティを表示できるようになりました:
- 起動されたアプリとmacOSバージョン、ストア数、その他のメタデータ。
- ストアの追加および削除操作、およびアカウントの追加に必要なメタデータ。
- セッションの開始時刻と起動状態。
- 自動更新のアクティブ化と状態。
- アプリのバックグラウンドへの移動、スリープモード、終了などのシステムイベント。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン112ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン112.1.1.23が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
解決された問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリをバージョン2305にアップグレードした後、ユーザー名とパスワードの入力が必要なポップアップダイアログを表示する特定のサードパーティ製仮想アプリが、応答しなくなる場合があります。[CVADHELP-23032]
既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2305
新機能
横スクロールのサポート
以前は、Mac向けCitrix Workspaceアプリは、トラックパッドでの垂直スクロールのみをサポートしていました。バージョン2305以降は、横スクロールもサポートされています。詳しくは、「横スクロールのサポート」を参照してください。
オーディオエコーキャンセルのサポートの向上
Citrix Workspaceアプリは、アダプティブオーディオおよび従来のオーディオコーデックでエコーキャンセル機能をサポートするようになりました。この機能は、リアルタイムのオーディオユースケース向けに設計されており、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。アダプティブオーディオを使用することをお勧めします。詳しくは、「オーディオエコーキャンセルのサポートの向上」を参照してください。
グラフィックパフォーマンスの向上 [Technical Preview]
バージョン2305以降、シームレスセッションのグラフィックのパフォーマンスが大幅に向上しました。この機能により、CPU使用率への負荷も軽減されます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
証明書ベースの認証のサポート
バージョン2305以降、Workspace管理者は、Citrix Workspaceアプリへの認証を行うユーザーに対してAzure Active Directoryの条件付きアクセスポリシーを構成および適用できます。
条件付きアクセスを使用して認証を有効にするには、次の方法を使用できます:
- モバイルデバイス管理(MDM)
- Global Admin Configuration Service(GACS)
Citrix Workspaceアプリによって読み取られるフラグ値は、次の順序で優先されます:
- モバイルデバイス管理(MDM)
- Global Admin Configuration Service(GACS)
詳しくは、「証明書ベースの認証のサポート」を参照してください。
Global App Configuration Serviceチャネルのサポート
Citrix Workspace向けのGlobal App Configuration Serviceを使用すると、Citrix管理者は、一元管理されたサービスによってWorkspaceサービスのURLとWorkspaceアプリの設定を配信できます。Global App Configuration Serviceでは、管理者が設定をすべてのユーザーにロールアウトする前にテストできるようになりました。この機能を使用すると、Global App Configurationをユーザーベース全体に適用する前に問題を解決できます。詳しくは、「Global App Configuration Serviceチャネルのサポート」を参照してください。
自動更新エクスペリエンスの向上
自動更新機能は、ユーザーの操作を必要とせずに、自動的にCitrix Workspaceアプリを最新バージョンに更新します。
Citrix Workspaceアプリは、アプリの利用可能な最新バージョンを定期的にチェックしてダウンロードします。Citrix Workspaceアプリは、ユーザーのアクティビティに基づいてインストールの最適なタイミングを決定し、中断を引き起こさないようにします。
詳しくは、「自動更新エクスペリエンスの向上」を参照してください。
開いているアプリをネイティブアプリのアイコンでドックに表示
以前は、Citrix Workspaceアプリで仮想アプリをクリックすると、これらのアプリを使用できるようになるCitrix Viewerがトリガーされました。多くのアプリを開くと、アプリまたはそのインスタンスがCitrix Viewerで開きます。Citrix Viewerアイコンを右クリックすると、開いているアプリを表示できます。
バージョン2305以降、仮想アプリを開くと、ドック(画面の右下隅)に簡単に見分けることができるそれぞれのアイコンで表示されるようになります。これによって、ドックから仮想アプリにアクセスできます。アプリの複数のインスタンスを開くと、これらのインスタンスはドックに複製されず、ドック内でグループ化されて1つのインスタンスとして表示されます。
詳しくは、「開いているアプリをネイティブアプリのアイコンでドックに表示」を参照してください。
Mission ControlおよびアプリケーションExposeエクスペリエンスの向上
以前は、仮想アプリセッションでMission ControlまたはアプリケーションExpose機能を使用すると、開かれた多くのウィンドウが重なって表示されていました。
バージョン2305以降、仮想アプリセッションでMission ControlまたはアプリケーションExpose機能を使用して多くのウィンドウを開くと、ウィンドウが重複せず簡単に選択できます。
詳しくは、「Mission ControlおよびアプリケーションExposeエクスペリエンスの向上」を参照してください
最適化されたMicrosoft Teams通話のスリープモードの機能強化
以前は、最適化されたMicrosoft Teams会議に参加しているときに、マウスまたはキーボードの操作がない場合、Citrix Workspaceアプリまたは最適化されたMicrosoft Teams画面がスリープモードになることがありました。
バージョン2305以降、最適化されたMicrosoft Teams会議中にマウスやキーボードの操作がない場合でも、Citrix Workspaceアプリまたは最適化されたMicrosoft Teamsの画面はスリープモードになりません。
詳しくは、「最適化されたMicrosoft Teams通話のスリープモードの機能強化」を参照してください
連係カメラのサポート
連係カメラを使用すると、iPhoneをWebカメラとして使用できるようになります。シームレスな接続を実現するには、iPhoneのカメラがMacデバイスで利用できるようにiPhoneをマウントします。外部カメラとしてMacデバイスで自動的に表示されるには、iPhoneで [Webカメラ]>[自動カメラ選択] を選択する必要があります。他のカメラには手動で切り替えることができます。たとえば [Webカメラ]>[FaceTime HDカメラ] のように選択します。連係カメラは有線またはワイヤレスで動作し、高品質の画像を提供します。詳しくは、「連係カメラのサポート」を参照してください。
サポートされる仮想チャネル数の増加 [Technical Preview]
以前のバージョンのクライアントでは、セッションは最大32個の仮想チャネルをサポートしていました。バージョン2305以降では、セッションで最大64個の仮想チャネルを使用できます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
マイクとWebカメラのアクセスレベルに関するストアごとの設定 [Technical Preview]
バージョン2305以降、Client Selective Trust機能の一部として、ストアごとのマイクとWebカメラへのアクセスが含まれます。この機能強化により、ストアごとに設定を変更できるようになります。ストアをクリックして、必要なマイクまたはカメラへのアクセスを有効にすることができます。選択したマイクアクセス設定またはカメラアクセス設定は、ストアごとに適用されます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
クラウドストアへの接続でFIDO2を使用した認証のサポート [Technical Preview]
バージョン2305以降、ユーザーはMac向けCitrix Workspaceアプリに接続する場合、FIDO2セキュリティキーを使用したパスワードレス認証を利用できるようになりました。ユーザーは、FIDO2セキュリティキーを使用してクラウドストアにサインインできます。このセキュリティキーは、セキュリティPIN、生体認証、カード読み取り、スマートカード、公開キー証明書など、さまざまな形式のセキュリティ入力をサポートします。この機能は、macOS 12以降のバージョンでサポートされています。FIDO2について詳しくは、「FIDO2認証」を参照してください。
Citrix Workspaceアプリは、FIDO2認証(Webauthn)にユーザーのデフォルトのブラウザーを使用します。管理者は、Citrix Workspaceアプリに認証するブラウザーの種類を構成できます。構成された設定は、モバイルデバイス管理(MDM)、Global App Configuration Service(GACS)、またはコマンド ラインインターフェイスを使用してプッシュできます。FIDO2機能は現在、オンプレミスストアではサポートされていません。ブラウザーの設定について詳しくは、Global App Configuration Serviceのドキュメントを参照してください。
次の設定により、Citrix Workspaceアプリへのエンドユーザーの認証に使用するブラウザーの種類を選択できます。
Embedded:Citrix Workspaceアプリ内で認証できるようにします。強化されたシングルサインオン機能が有効になっている場合、Citrix Workspaceアプリはシングルサインオン(SaaSアプリなど)のセッションデータまたはCookieを保存します。この認証方法は、FIDO2などのパスワードレス認証をサポートしていません。
EmbeddedWithPrivateSession:この設定は、Embedded設定と似ています。Citrix WorkspaceアプリにはセッションデータまたはCookieが存在しないため、シングルサインオンはサポートされていません。
System:認証にユーザーのデフォルトのブラウザー(SafariやChromeなど)を使用できるようにします。認証はCitrix Workspaceアプリの外部で行われます。パスワードレス認証をサポートするには、この設定を使用します。この設定は、ユーザーのブラウザーから既存のユーザーセッションを使用しようとします。
SystemWithPrivateSession:この設定はSystem設定と似ています。Citrix Workspaceアプリは、認証にブラウザーのプライベートセッションを使用します。ブラウザーは認証Cookieやデータを保存しません。このオプションでは、シングルサインオンはサポートされていません。
MDMを使用した認証の有効化
MDMで認証を有効にするには、管理者は次の設定を使用する必要があります。
<key>WebBrowserForAuthentication</key>
<string>System</string>
GACSを使用した認証の有効化
GACSで認証を有効にするには、管理者は次の設定を使用する必要があります。
{
"serviceURL": {
"url": "https://serviceURL:443"
},
"settings": {
"name": "Productivity Apps",
"description": "Provides access to MS Office and other basic apps",
"useForAppConfig": true,
"appSettings": {
"macos": [
{
"assignedTo": [
"AllUsersNoAuthentication"
],
"category": "authentication",
"settings": [
{
"name": "web browser for authentication",
"value": "SystemWithPrivateSession"
}
],
"userOverride": false
}
]
}
}
}
<!--NeedCopy-->
コマンドラインインターフェイスを使用した認証の有効化
コマンドラインインターフェイスを使用した認証を有効にするには、管理者は次のコマンドを実行する必要があります:
defaults write com.citrix.receiver.nomas WebBrowserForAuthentication System
これは、リクエストベースで提供されるプレビュー機能です。ご使用の環境でこの機能を有効にするには、Podioフォームに記入してください。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
キーボード入力モードの機能強化
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、キーボード入力モードを構成するためのUIを提供します。
GUIを使用してキーボード入力モードを構成するには、次の手順を実行します:
-
メニューバーのCitrix Workspaceアプリアイコンで、右上隅にあるアカウントアイコンをクリックして、[環境設定]>[キーボード] に移動します。
キーボード入力モード設定が表示されます
-
次のいずれかのオプションを選択します:
- [スキャンコード] – クライアント側のキーボードからVDAにキー位置を送信し、VDAが対応する文字を生成します。サーバー側のキーボードレイアウトを適用します。
- [Unicode] - クライアント側のキーボードからVDAにキーを送信し、VDAは同じ文字を生成します。クライアント側のキーボードレイアウトを適用します。
この拡張機能は、デフォルトで有効になっています。
たとえば、USインターナショナルキーボードレイアウトを使用しているときに、VDAがロシア語のキーボードレイアウトを使用しているシナリオを想定してみます。[スキャンコード] を選択してCaps Lockの隣のキーを入力すると、スキャンコード「1E」がVDAに送信されます。次に、VDAは「1E」を使用して文字「ф」を表示します。[Unicode] を選択してCaps Lockの隣のキーを入力すると、文字「a」がVDAに送信されます。そのため、VDAがロシア語のキーボードレイアウトを使用している場合でも、文字「a」が画面に表示されます。
さまざまなキーボードレイアウト同期オプションについて、Citrixでは、次のキーボード入力モードをお勧めします。
-
[同期しない] オプションの場合、スキャンコードモード。
-
[動的な同期を許可する] および [セッション起動時に1回だけ同期する] の場合、Unicodeモード
注:
アプリケーションに再接続すると、キーボード構成の変更が有効になります。
Citrix WorkspaceアプリのUIでキーボード入力モードの構成を変更できます。ただし、最高のパフォーマンスを得るには、さまざまなシナリオ、物理キーボード、およびクライアントデバイスにCitrixの推奨モードを使用してください。
構成の詳細および制限事項について詳しくは、「キーボード入力モードの機能強化」を参照してください。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン112ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン112.1.1.23が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
内部WebアプリおよびSaaSアプリでのSPAポリシー実装の変更
この機能により、WebおよびSaaSアプリでのセキュリティポリシーの実装が強化されます。WebページのポリシーとWebページ内のIフレームのポリシーが異なる場合は、より厳密なポリシー実装を行うようになり、すべてのポリシーを結合してIフレームを含むWebページ全体で適用されることになります。ただし、ウォーターマークはWebページにのみ適用されます。
ブラウザー拡張機能のサポート
管理者から提供された拡張機能を、セキュアにCitrix Enterprise Browserに追加できます。管理者は拡張機能を展開、管理、および制御できます。エンドユーザーは、必要に応じてcitrixbrowser://extensionsにある拡張機能を表示して使用できます。設定について詳しくは、「Global App Configuration Service」を参照してください。
構成方法について詳しくは、ブラウザー拡張機能のサポートに関するドキュメントを参照してください。
GACSを使用したCitrix Enterprise Browserの管理
管理者は、Citrix Workspace用のGlobal App Configuration Serivce(GACS)を使用して、一元管理されたサービスによってCitrix Enterprise Browserの設定を配信できます。
GACSは、管理者が簡単にCitrix Workspaceを構成し、Citrix Workspaceアプリの設定を管理できるように設計されています。この機能により、管理者はGACSを使用して、特定のストアのCitrix Enterprise Browserにさまざまな設定またはシステムポリシーを適用できます。管理者は、GACS管理者UIを使用して、次のCitrix Enterprise Browser設定を構成および管理できるようになりました:
- 「Enable CEB for all apps」- Citrix WorkspaceアプリからWebアプリおよびSaaSアプリを開くデフォルトのブラウザーとして、Citrix Enterprise Browserを使用します。
- 「Enable save passwords」- エンドユーザーがパスワードを保存する機能を許可または拒否します。
- 「Enable incognito mode」- シークレットモードを有効または無効にします。
- 「Managed Bookmarks」- 管理者がブックマークをCitrix Enterprise Browserにプッシュできるようにします。
- 「Enable developer tools」- Enterprise Browserで開発者ツールを有効または無効にします。
- 「Delete browsing data on exit」- 管理者がCitrix Enterprise Browserの終了時に削除されるデータを構成できるようにします。
- 「Extension Install Force list」- 管理者がCitrix Enterprise Browserで拡張機能をインストールできるようにします。
- 「Extension Install Allow list」- ユーザーがCitrix Enterprise Browserに追加できる拡張機能の許可リストを管理者が構成できるようにします。この一覧はChrome Webストアを活用しています。
詳しくは、「Global App Configuration Serviceを使用したCitrix Enterprise Browserの管理」を参照してください。
注:
- 名前と値のペアでは大文字と小文字が区別されます。
- Global App Configuration Serviceのすべてのブラウザー設定は、次のカテゴリにあります。
{
"category": "browser",
"userOverride": false,
"assignedTo": [
"AllUsersNoAuthentication"
]
}
<!--NeedCopy-->
- 管理者は、管理されていないデバイスにも設定を適用できます。詳しくは、Global App Configuration Serviceのドキュメントを参照してください。
ユーザーインターフェイス
GACS管理UIでCitrix Enterprise Browserを構成するには、次の手順を実行します:
-
資格情報を使用してcitrix.cloud.comにサインインします。
注:
- Citrix Cloudアカウントを作成するための手順については、「Citrix Cloudへのサインアップ」の記事を参照してください。
-
認証後、左上隅のメニューボタンをクリックし、[ワークスペース構成]を選択します。
[ワークスペース構成] 画面が開きます。
-
[アプリ構成]>[Citrix Enterprise Browser]の順にクリックします。
Citrix Enterprise Browserの機能設定を構成、変更、公開できるようになりました。
詳しくは、「Global App Configuration Serviceを使用したCitrix Enterprise Browserの管理」を参照してください。
Technical Preview
- クライアントアプリ管理
Technical Preview機能の完全な一覧については、「Technical Previewの機能」ページを参照してください。
解決された問題
-
この機能強化により、位置情報データを収集してMicrosoft Teamsに送信し、動的緊急通報機能をサポートできるようになりました。[CVADHELP-21117]
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリから開かれたユーザーセッションでタッチパッドを使用してMacBookでスクロールすると、スクロール操作がスムーズにならない場合があります。[CVADHELP-21427]
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリを使用している場合、外部ユーザーがセッションから断続的に切断されることがあります。[CVADHELP-22191]
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリでクエリパラメーターを含むストアURLを追加しようとすると、次のエラーメッセージが表示されて失敗する場合があります:
このストアは存在しません。再試行するか、サポートに連絡してください。
[CVADHELP-22445]
-
オンプレミスストアで、メニューバーからCitrix Workspaceアプリを開こうとすると、いつまでも待機状態のままになることがあります。[CVADHELP-22688]
2304
新機能
強化された自動起動エクスペリエンス
以前は、Mac向けCitrix Workspaceアプリは、コンピューターの電源を入れるたびに自動的に起動していました。バージョン2304以降、システムの起動時に [環境設定]>[一般]>[Start Workspace] に移動して、Mac向けCitrix Workspaceアプリの自動起動機能を無効または有効にできます。自動起動設定はデフォルトで有効になっています。
詳しくは、「強化された自動起動エクスペリエンス」を参照してください。
最適化されたMicrosoft Teamsビデオ会議通話のエクスペリエンスの向上
バージョン2304以降、最適化されたMicrosoft Teamsビデオ会議通話に対して、デフォルトでサイマルキャストサポートが有効になっています。このサポートにより、すべての発信者に最適な通話エクスペリエンスを提供できる適切な解像度に適応するため、さまざまなエンドポイントでのビデオ会議通話の品質とエクスペリエンスが向上します。
この向上したエクスペリエンスにより、各ユーザーは、エンドポイントの機能、ネットワークの状態などのいくつかの要因に応じて、複数のビデオ ストリームを異なる解像度(720p、360pなど)で配信できます。受信側のエンドポイントは、最高品質の解像度を要求します。これにより、すべてのユーザーに最適なビデオ体験を提供できます。
注:
この機能は、Microsoft Teamsからの更新のロールアウト後にのみ使用できます。ETAについては、https://www.microsoft.com/にアクセスし、Microsoft 365ロードマップを検索してください。Microsoftによって更新プログラムがロールアウトされたら、ドキュメントのアップデートおよび発表内容について、CTX253754を確認することができます。
詳しくは、「 最適化されたMicrosoft Teamsビデオ会議通話のエクスペリエンスの向上」を参照してください。
証明書ベースの認証のサポート [Technical Preview]
バージョン2304以降、Workspace管理者は、Citrix Workspaceアプリへの認証を行うユーザーに対してAzure Active Directoryの条件付きアクセスポリシーを構成および適用できます。
条件付きアクセスを使用して認証を有効にするには、次の方法を使用できます:
- モバイルデバイス管理(MDM)
- Global Admin Configuration Service(GACS)
Citrix Workspaceアプリによって読み取られるフラグ値は、次の順序で優先されます:
- モバイルデバイス管理(MDM)
- Global Admin Configuration Service(GACS)
詳しくは、「証明書ベースの認証のサポート」を参照してください。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
フェデレーションIDプロバイダーのログインプロンプトの強制
Citrix Workspaceアプリで、フェデレーションIDプロバイダーセッションを設定できるようになりました。詳しくは、Citrix Knowledge CenterのCTX253779を参照してください。
ログインプロンプト強制のためにストア認証トークンポリシーを使用する必要がなくなりました。詳しくは、「フェデレーションIDプロバイダーのログインプロンプトの強制」を参照してください。
英語以外のIME(Input Method Editor)キーボードレイアウトのサポート
英語以外の言語のIMEキーボードレイアウトのサポートは、Carbon APIがCocoa APIで廃止された後も引き続き中断されることなく機能します。詳しくは、「英語以外のIME(Input Method Editor)キーボードレイアウトのサポート」を参照してください。
ログ収集
ログ収集では、Citrix Workspaceアプリのログを収集するプロセスが簡素化されました。ログは、Citrixでのトラブルシューティングに役立ち、問題が複雑な場合はサポートを容易にします。ユーザーは、[ヘルプ] メニューで提供される新しいオプションを使用してログをすばやく収集できるようになりました。[ヘルプ] に移動し、[ログ…] または [ログ ファイルをメールで送信] オプションを選択します。この機能により、ログ収集プロセス中のユーザーエクスペリエンスが向上します。
- ログ… - このオプションをクリックすると、[環境設定]>[詳細]>[ログ] に移動します。
- ログファイルをメールで送信 - このオプションをクリックすると、最新のログを収集できます。
詳しくは、「ログ収集」を参照してください。
さまざまなキーボードレイアウトの同期をサポート
バージョン2304以降、Mac向けCitrix Workspaceアプリは、次のレイアウトまたはIME(Input Method Editor)のキーボードレイアウトの同期をサポートします。
- 英語(ABC)
- 英語(ABC)- インド
- 中国語(繁体字、Zhuyin )- 繁体字
- 中国語(繁体字、Sucheng)- 繁体字
- 日本語(Google IME)
- 中国語(Sogou IME)
詳しくは、「さまざまなキーボードレイアウトの同期をサポート」を参照してください。
Microsoft Teamsの機能強化
優先ネットワークインターフェイスの構成
メディアトラフィックの優先ネットワークインターフェイスを構成できるようになりました。ターミナルで次のコマンドを実行します。
defaults write com.citrix.HdxRtcEngine NetworkPreference -int <value>
必要に応じて、次のいずれかの値を選択します:
- 1:イーサネット
- 2:Wi-Fi
- 3:携帯ネットワーク
- 4:VPN
- 5:ループバック
- 6:任意
デフォルトかつ値が設定されていない場合、WebRTCメディアエンジンは利用可能な最適なルートを選択します。
詳しくは、「優先ネットワークインターフェイスの構成」を参照してください。
ビデオ解像度の制限
パフォーマンスの低いクライアントエンドポイントを使用しているユーザーがいる場合、管理者が受信または送信のビデオ解像度を制限して、これらのエンドポイントでのビデオのエンコードおよびデコードへの負担を軽減することができます。Mac向けCitrix Workspaceアプリ2304以降では、クライアント構成オプションを使用してこれらの解像度を制限できます。
詳しくは、「ビデオ解像度の制限」を参照してください。
横スクロールのサポート [Technical Preview]
以前は、Mac向けCitrix Workspaceアプリは、トラックパッドでの垂直スクロールのみをサポートしていました。バージョン2304以降では、横スクロールもサポートされています。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
キーボード入力モードの機能強化
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、キーボード入力モードを構成するためのUIを提供します。
GUIを使用してキーボード入力モードを構成するには、次の手順を実行します:
-
メニューバーのCitrix Workspaceアプリアイコンで、右上隅にあるアカウントアイコンをクリックして、[環境設定]>[キーボード] に移動します。
キーボード入力モード設定が表示されます
-
次のいずれかのオプションを選択します:
- [スキャンコード] – クライアント側のキーボードからVDAにキー位置を送信し、VDAが対応する文字を生成します。サーバー側のキーボードレイアウトを適用します。
- [Unicode] - クライアント側のキーボードからVDAにキーを送信し、VDAは同じ文字を生成します。クライアント側のキーボードレイアウトを適用します。
この拡張機能は、デフォルトで有効になっています。
たとえば、USインターナショナルキーボードレイアウトを使用しているときに、VDAがロシア語のキーボードレイアウトを使用しているシナリオを想定してみます。[スキャンコード] を選択してCaps Lockの隣のキーを入力すると、スキャンコード「1E」がVDAに送信されます。次に、VDAは「1E」を使用して文字「ф」を表示します。[Unicode] を選択してCaps Lockの隣のキーを入力すると、文字「a」がVDAに送信されます。そのため、VDAがロシア語のキーボードレイアウトを使用している場合でも、文字「a」が画面に表示されます。
さまざまなキーボードレイアウト同期オプションについて、Citrixでは、次のキーボード入力モードをお勧めします。
-
[同期しない] オプションの場合、スキャンコードモード。
-
[動的な同期を許可する] および [セッション起動時に1回だけ同期する] の場合、Unicodeモード
注:
アプリケーションに再接続すると、キーボード構成の変更が有効になります。
Citrix WorkspaceアプリのUIでキーボード入力モードの構成を変更できます。ただし、最高のパフォーマンスを得るには、さまざまなシナリオ、物理キーボード、およびクライアントデバイスにCitrixの推奨モードを使用してください。
構成の詳細および制限事項について詳しくは、「キーボード入力モードの機能強化」を参照してください。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン109ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン109.1.1.31が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
Technical Preview
- 高速スキャン
- 仮想アプリとデスクトップの起動エクスペリエンスの向上
- 複数のオーディオデバイスのサポート
Technical Preview機能の完全な一覧については、「Technical Previewの機能」ページを参照してください。
解決された問題
-
Macのローカルクライアントで2つのXMLファイルを作成すると、VDAが間違ったXMLファイルを開くことがあります。たとえば、VDAはSnapshotPopup.xmlファイルを開く代わりに、Snapshot.xmlファイルを開きます。[HDX-45326]
-
エンドポイントのサウンド設定でアクティブなオーディオデバイスを変更すると、Microsoft Teamsが変更に関する通知を受信しない場合があります。その結果、Microsoft Teamsは変更を選択できません。[HDX-47080]
-
VDAセッションを終了すると、Citrix Viewerが終了することがあります。[HDX-45668, HDX-47138]
-
Citrix ADCを使用して構成されたレスポンダーポリシーが、Mac向けCitrix Workspaceアプリで機能しない場合があります。この問題は、構成されたポリシーが、送信されたユーザーエージェントに一致しない部分文字列としてCWAWEBVIEW、Citrix Receiver、またはCitrix Workspaceがあるかどうかをチェックするときに発生します。その結果、ユーザーは別のCitrix Gateway URLにリダイレクトされる可能性があります。[CVADHELP-20519]
-
Citrix Gateway Storeに接続してMac向けCitrix Workspaceアプリにサインインしようとすると、サインインが停止したり、読み込み中アイコンが表示され時間がかかることがあります。[CVADHELP-21323]
-
Citrix Studioの [アプリケーション設定] で、アプリにファイルタイプの関連付けが設定されている場合、Mac向けCitrix Workspaceアプリはセッションの開始に失敗することがあります。[CVADHELP-21371]
-
システムの電源を入れるか再起動すると、Mac向けCitrix Workspaceアプリでサインインウィンドウが自動的に表示されることがあります。[CVADHELP-21484]
-
VDI内のユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリがFIDO2認証を使用して認証を試みると、Mac向けCitrix Workspaceアプリが予期せず終了することがあります。[CVADHELP-21576]
-
Webリソースを開こうとすると、次のエラーメッセージが表示されて失敗する場合があります:
必要な権限を持つ別のストアに切り替えます。問題が解決しない場合は、エラーの詳細を管理者に連絡してください。
[CVADHELP-21787]
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、部分文字列としてCitrix Workspaceではなく、間違ったユーザーエージェントCitrix Receiverを使用することがあります。その結果、承認ポリシーは適用されません。[CVADHELP-21969]
-
ノッチスクリーン機能を使用すると、テキストの一部が切れる場合があります。[CVADHELP-22134]
-
新しいタブではなくドックからCitrix Enterprise Browserを開くと、ページが読み込み中と表示されます。この問題を回避するには、アドレスバーにURLを入力するか、別のタブを開いて閲覧を続けてください。[CTXBR-4706]
-
Citrix Secure Private Accessが有効なストアを使用している場合、公開されたコンテンツの起動時に読み込み中アイコンがいつまでも表示されたままのことがあります。この問題は、Citrix Enterprise Browserがユーザー デバイスで実行されていない場合に発生します。その結果、公開されたコンテンツを表示できません。[CTXBR-4813]
2301.1
新機能
このリリースでは問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
解決された問題
-
ストアを追加または認証するとき、またはネイティブのCitrix Workspaceアプリを使用してリソース(アプリまたはデスクトップ)を起動するときに、問題が発生することがあります。[CVADHELP-22372]
-
Microsoft Teamsの最適化されたビデオ通話中は、着信ビデオと画面共有が機能しない場合があります。[HDX-50059]
2301.1の既知の問題
- 自動更新サービスを使用してMac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2301.1に更新することができません。回避策として、「Downloads」ページで入手可能な.dmgファイルをダウンロードして、Mac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2301.1を手動でインストールする必要があります。
2301
新機能
Citrix Optimized Microsoft Teamsでの背景のぼかしと置き換え
Mac向けCitrix WorkspaceアプリのCitrix Optimized Microsoft Teamsで、背景のぼかしと背景の置き換えがサポートされるようになりました。この機能を使用するには、会議中またはP2P呼び出し中に [詳細]>[背景効果を適用する] を選択します。
バージョン自動更新の制御 [Technical Preview]
管理者は、組織内デバイスのCitrix Workspaceアプリのバージョン自動更新を管理できるようになりました。 管理者は、Global App Configuration ServiceのmaximumAllowedVersionプロパティ、およびminimumAllowedVersionプロパティで範囲を設定することにより、バージョンを制御できます。
Global App Global App Configuration ServiceのJSONファイルの例:
{
"serviceURL": {
"url": "https://serviceURL:443"
},
"settings": {
"name": "Version Control for Citrix Workspace",
"description": "Provides admin ability to Version Control for Citrix Workspace",
"useForAppConfig": true,
"appSettings": {
"macos": [
{
"category": "AutoUpdate",
"userOverride": false,
"assignedTo": [
"AllUsersNoAuthentication"
],
"settings": [
{
"name": "Auto update plugins settings",
"value": [
{
"pluginName": "Citrix Workspace",
"pluginId": "D99C3E77-FBF5-4B97-8EDA-4E381A1E0826",
"pluginSettings": {
"deploymentMode": "Update",
"upgradeToLatest": false,
"minimumAllowedVersion": "23.04.0.36",
"maximumAllowedVersion": "23.04.0.36",
"delayGroup": "Medium",
"detectRule": ""
}
}
]
}
]
}
]
}
}
}
<!--NeedCopy-->
範囲が設定されていると、ユーザーのデバイスのCitrix Workspaceアプリは、その指定された範囲内で利用可能な最新バージョンに自動更新されます。
Citrix Workspaceアプリを特定のバージョンに自動更新する場合は、Global App Configuration ServiceのmaximumAllowedVersionプロパティ、およびminimumAllowedVersionプロパティに同じバージョンを入力します。
注:
- バージョン自動更新を制御するには、Global App Configuration ServiceのupgradeToLatest設定をfalseに設定する必要があります。これがtrueの場合、maximumAllowedVersionとminimumAllowedVersionは無視されます。
- pluginIdはCitrix Workspaceアプリにマッピングされているため、変更しないでください。
- 管理者がGlobal App Configuration Serviceでバージョンを構成していない場合、デフォルトでCitrix Workspaceアプリは利用可能な最新バージョンに更新されます。
- Citrix Workspaceアプリを更新するために設定されているバージョン範囲のみを使用できますが、ダウングレードはサポートされていません。
- この機能は、リリース2301以降でサポートされています。
このTechnical Previewのフィードバックは、 Podioフォームからお送りいただけます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
自動更新エクスペリエンスの向上 [Technical Preview]
自動更新機能は、ユーザーの操作なしに、自動的にCitrix Workspaceアプリを最新バージョンに更新します。Citrix Workspaceアプリは定期的に最新のアップデートを確認し、利用可能な最新バージョンのアプリをダウンロードします。管理者が明示的に無効にしない限り、自動更新はデフォルトで有効になっています。
インストールは、Citrix Workspaceアプリまたはそのセッションがアイドル状態のときに開始されます。
注:
インストール中はCitrix Workspaceアプリにアクセスできません。
Citrix Workspaceアプリを起動すると、インストールの状態を示す通知が表示されます。
[環境設定]>[詳細]>[最新情報] に移動して、[Worksapceアプリを自動的に最新の状態に保つ] オプションをオフにすることで、自動更新機能を無効化できます。
このTechnical Previewのフィードバックは、 Podioフォームからお送りいただけます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
強化されたノッチスクリーンのサポート
バージョン2301以降のMac向けCitrix WorkspaceアプリはノッチディスプレイのMacをサポートしています。Macは、Retinaおよびマルチモニターディスプレイの全画面モードでノッチスクリーンをサポートしています。ノッチスクリーンのセッションの領域が大幅に拡大され、より広い画面スペースが提供されています。この機能強化では、高DPIスケールもサポートしています。マウスの位置も、接続されているすべての外付けモニターで正確に表示されます。
注:
Citrix Viewerで [Scale to fit below built-in camera] オプションをオンにしないでください。このオプションはデフォルトでは選択されておらず、ノッチディスプレイのMacでのみ使用できます。
App Protectionの機能強化
バージョン2301以降、Citrix Workspaceアプリを保護するためにApp Protection機能が強化されています。この機能強化により、認証画面と、Workspaceアプリへのサインイン後に表示される画面が保護されます。詳しくは、「App Protection」を参照してください。
Global App Configuration Serviceチャネルのサポート [Technical Preview]
Citrix Workspace向けのGlobal App Configuration Serviceを使用すると、Citrix管理者は、一元管理されたサービスによってWorkspaceサービスのURLとWorkspaceアプリの設定を配信できます。詳しくは、Global App Configuration Serviceのドキュメントを参照してください。
管理者は、Global App Configuration Serviceを使用して、特定のユーザーグループに適用可能な設定を定義できるようになりました。これにより、特定のユーザーのみが必要に応じて一部の機能を使用できるようにし、他のユーザーは使用できないように設定できます。
このTechnical Previewのフィードバックは、 Podioフォームからお送りいただけます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
強化されたメニューバーのサポート
バージョン2301以降、CWAではMacOSの [Automatically hide and show the menu bar in full screen] オプションを完全にサポートしています。macOS 13より前のバージョンでは、[システム環境設定]>[Dockとメニューバー] に移動し、[Automatically hide and show the menu bar in full screen] オプションをオフにする必要があります。macOS 13以降のバージョンでは、[システム環境設定]>[デスクトップとDock] に移動し、[Automatically hide and show the menu bar in full screen] オプションをオフにする必要があります。このオプションはオンまたはオフにできます。この機能強化では、高DPIスケールもサポートしています。マウスの位置も、接続されているすべての外付けモニターで正確に表示されます。
下の図は、メニューバーが非表示になっているウィンドウを示しています。
下の図は、メニューバーが表示されるウィンドウを示しています。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン107ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン107.1.1.13が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
Citrix Enterprise Browserを仕事用ブラウザーにする
Citrix Enterprise Browserを仕事用ブラウザーとして構成し、すべての仕事用リンクを開けるようになりました。代替ブラウザーを選択して、仕事用以外のリンクを開くことができます。
仕事用リンクは、管理者がエンドユーザー用に構成したWebアプリまたはSaaSアプリに関連付けられたリンクです。ユーザーがネイティブアプリケーション内のリンクをクリックすると、それが仕事用リンクであれば、Enterprise Browserで開きます。仕事用リンクでない場合は、エンドユーザーが選択した別のブラウザーで開きます。
詳しくは、「Citrix Enterprise Browserを仕事用ブラウザーにする」を参照してください。
解決された問題
-
High-Efficiency Advanced Audio Coding(AAC-HE)ストリームを使用したHTTP Live Streaming(HLS)プロトコルが、Citrix Enterprise Browserでオーディオを再生できない。[CTXBR-3899]
-
カスタムポータルでハイパーリンクをクリックすると、リンク先を開く前にエラーメッセージが表示される。その後、Citrix Enterprise BrowserではなくGoogle Chromeなどのシステムブラウザーでリンク先が開く。[CTXBR-4051]
-
Mac向けCitrix WorkspaceアプリでカスタムWebストアURLを使用すると、OSとCitrix Workspaceアプリのバージョンがユーザーエージェント文字列に表示されないことがある。[CVADHELP-21377]
-
今回の修正で、EpicやKronosなどの特定のサードパーティ製アプリを起動してもフリーズしないことがある。[HDX-46140]
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリ2301ベータ版ビルドのICAファイルを使用して初めてセッションを開始するとき、セッションが予期せず終了することがある。[HDX-47361]
-
カスタムポータルサイトをMac向けCitrix Workspaceアプリに追加すると、空白のページが表示されることがある。[RFMAC-12857]
2211.1
新機能
このリリースでは問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
解決された問題
-
ストアを追加または認証するとき、またはネイティブのCitrix Workspaceアプリを使用してリソース(アプリまたはデスクトップ)を起動するときに、問題が発生することがあります。[CVADHELP-22372]
-
Microsoft Teamsの最適化されたビデオ通話中は、着信ビデオと画面共有が機能しない場合があります。[HDX-50059]
2211
新機能
Workspaceアプリを開くとドックにネイティブアプリのアイコンで表示される [Technical Preview]
バージョン2211以降、この機能はデフォルトで無効になっています。
これは、リクエストベースで提供されるプレビュー機能です。ご使用の環境でこの機能を有効にするには、Podioフォームに記入してください。
Mission ControlおよびアプリケーションExposeエクスペリエンスの向上 [Technical Preview]
バージョン2211以降、この機能はデフォルトで無効になっています。
これは、リクエストベースで提供されるプレビュー機能です。ご使用の環境でこの機能を有効にするには、Podioフォームに記入してください。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン105ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン105.2.1.40が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
解決された問題
このリリースでは複数の問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
2210
新機能
macOS 13 Venturaのサポート
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、macOS 13 Ventura(13.0)でサポートされています。
Appleシリコン(M1シリーズ)を搭載したMacでの自動更新エクスペリエンスの向上
このバージョンより、ユニバーサルアーキテクチャビルドをダウンロードするときにAppleシリコンビルドとIntelビルドの間で選択して、AppleシリコンベースとIntelベースのMacマシンの両方をサポートするオプションをご利用いただけます。
Appleシリコンマシンでは、Appleシリコンビルドをダウンロードした後でも、Intelビルドを自動的に更新するオプションがあります。このオプションは [環境設定] タブに表示されます。
自動更新の詳細設定
Appleシリコン(M1シリーズ)搭載のMacでCitrix Workspaceの自動更新を構成するには、次の方法を使用します:
- グラフィカルユーザーインターフェイス
- Global Admin Configuration Service(GACS)
- モバイルデバイス管理(MDM)
- StoreFront
詳しくは、「自動更新の詳細設定」を参照してください。
Workspaceアプリを開くとドックにネイティブアプリのアイコンで表示される [Technical Preview]
以前は、Citrix Workspaceアプリで仮想アプリをクリックすると、これらのアプリを使用できるようになるCitrix Viewerがトリガーされました。多くのアプリを開くと、アプリまたはそのインスタンスがCitrix Viewerで開きます。Citrix Viewerアイコンを右クリックすると、開いているアプリを表示できます。
このバージョン以降、仮想アプリを開くとドックにそれぞれのアイコンで表示され、簡単に見分けることができるようになります。これによって、ドックから仮想アプリにアクセスできます。アプリの複数のインスタンスを開くと、これらのインスタンスはドックに複製されず、ドック内でグループ化されて1つのインスタンスとして表示されます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
Mission ControlおよびアプリケーションExposeエクスペリエンスの向上 [Technical Preview]
以前は、仮想アプリセッションでMission ControlまたはアプリケーションExpose機能を使用すると、開かれた多くのウィンドウが重なって表示されていました。
このバージョン以降、仮想アプリセッションでMission ControlまたはアプリケーションExpose機能を使用して多くのウィンドウを開くと、ウィンドウが重複せず簡単に選択できます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
グラフィックパフォーマンスの向上 [Technical Preview]
このバージョンでは、デスクトップセッションのグラフィックのパフォーマンスが大幅に向上しました。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
高DPIのサポート
セッションツールバーを起動し、[環境設定]>[一般]>[高DPI] に移動して、クライアントのDPIスケール設定を有効にして一致させることができるようになりました。高DPIオプションはデフォルトで無効になっています。
MDMツールを使用してユーザーデバイスの管理者構成をサポート
管理者は、Citrix Endpoint ManagementなどのMDM展開ツールを使用して、Citrix Workspaceアプリの展開時に次の設定を構成できるようになりました:
-
StoreURLs – ユーザーがCitrix Workspaceアプリを開いたときに自動的に追加されるようにストアの詳細を構成し、サインオン操作をシンプルにします。 ストアを追加するには、StoreURLs設定の詳細を指定します。例:
<string>https://myorg.com/Org/storename</string>
-
BlockStoreAddition – ユーザーがストアを追加できないようにします。
ユーザーによるストアの追加を禁止するには、BlockStoreAddition設定の値をTrueに設定します。
証明書ベースの認証のサポート [Technical Preview]
クライアント証明書を使用して、Citrix Workspaceアプリ(クラウドストア)に認証できるようになりました。
以前は、証明書ベースの認証はオンプレミスセットアップでサポートされており、クラウドセットアップのお客様はCitrix Workspaceアプリにサインインできませんでした。この機能はデフォルトで無効になっているため、管理者はCitrixヘルプデスクに連絡し、リクエストフォームに入力してこの機能を有効にする必要があります。
組織がAzure Active Directoryを使用して条件付きアクセスを構成している場合、サインイン時に認証用のクライアント証明書を選択するよう求められます。証明書ベースの認証により、デバイスが準拠していることを確認できる別のセキュリティが追加されます。
ストアを追加してそのストアの有効な資格情報を入力すると、Citrix Workspaceアプリはクライアント認証のキーチェーンで使用できる有効な証明書の一覧を表示します。キーチェーンに有効な証明書が1つだけある場合は、それがデフォルトで選択されます。
証明書を選択すると、IDプロバイダーがそれを検証し、検証が成功するとWorkspaceアプリストアが表示されます。
注:
- キーチェーンに有効な証明書がない場合、Citrix Workspaceアプリはサーバーからの証明書認証要求に対してデフォルトの処理を実行します。 これにより、ユーザーがログインできなくなる可能性があります。
- 組織がAzure Active Directoryで条件付きアクセスを構成していて、有効な証明書がキーチェーンに見つからない場合、Citrix Workspaceアプリにログインできません。
以前に選択した証明書が無効になった場合は、有効な証明書を選択するか、または管理者に連絡するかを求めるエラーメッセージが表示されます。
これは、リクエストベースで提供されるプレビュー機能です。ご使用の環境でこの機能を有効にするには、Podioフォームに記入してください。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
Citrix Workspace Browserのリブランディング
Citrix Workspace Browserは、Citrix Enterprise Browserに名称変更されました。カスタムスキームがcitrixworkspace://からcitrixbrowser://に変更されました。
現在、製品と製品ドキュメントで移行作業が行われています。この移行の間はご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦願います。
- 製品のUI、製品内のコンテンツ、および製品ドキュメント内の画像と手順は、数週間以内に更新されます。
- 既存の顧客のスクリプトの破損を防ぐために、コマンドやMSIなどの一部のアイテムでは、以前の名前を引き続き保持できます。
- 関連製品ドキュメント
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン105ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン105.1.1.19が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、Citrix Enterprise Browserのドキュメントを参照してください。この製品ドキュメントからリンクされているその他のリソース(ビデオやブログの投稿など)には、以前の名前が記載されている場合があります。
Citrix Enterprise Browserを仕事用ブラウザーにする [Technical Preview]
管理者がCitrix Workspaceアプリで構成したすべての仕事用リンクまたはエンタープライズリンクやアプリを開くようにCitrix Enterprise Browserを構成できるようになりました。この機能により、Citrix Enterprise Browserで仕事用リンクやWebおよびSaaSアプリのみを開く方法が提供されます。 代替ブラウザーを選択して、他の仕事用以外のリンクやアプリを開くことができます。
すべてのWebアプリおよびSaaSアプリをCitrix Enterprise Browserで開く
このバージョン以降、Citrix Workspaceアプリで使用できるすべての内部Webアプリと外部SaaSアプリはCitrix Enterprise Browserで開きます。
ブラウザー拡張機能のサポート [Technical Preview]
管理者から提供された拡張機能を、セキュアにCitrix Enterprise Browserに追加できます。管理者は拡張機能を展開、管理、および制御できます。エンドユーザーは、必要に応じてcitrixbrowser://extensionsにある拡張機能を表示して使用できます。設定について詳しくは、「Global App Configuration Service」を参照してください。
注:
これは、リクエストベースで提供されるプレビュー機能です。ご使用の環境でこの機能を有効にするには、Podioフォームに記入してください。
構成方法について詳しくは、Citrix Enterprise Browserのドキュメントを参照してください。
Global App Configuration Serivceを使用したCitrix Enterprise Browserの管理 [Technical Preview]
管理者は、Citrix Workspace用のGlobal App Configuration Serivceを使用して、一元管理されたサービスによってCitrix Enterprise Browserの設定を配信できます。
Global App Configuration Serivceは、管理者が簡単にCitrix Workspaceを構成し、Citrix Workspaceアプリの設定を管理できるように設計されています。この機能により、管理者はGlobal App Configuration Serviceを使用して、特定のストアのCitrix Enterprise Browserにさまざまな設定またはシステムポリシーを適用できます。管理者は、Global App Configurationサービスを使用して、次のCitrix Enterprise Browser設定を構成および管理できるようになりました:
- 「Enable CEB for all apps」- Citrix WorkspaceアプリからWebアプリおよびSaaSアプリを開くデフォルトのブラウザーとして、Citrix Enterprise Browserを使用します。
- 「Enable save passwords」- エンドユーザーがパスワードを保存する機能を許可または拒否します。
- 「Enable incognito mode」- シークレットモードを有効または無効にします。
- 「Managed Bookmarks」- 管理者がブックマークをCitrix Enterprise Browserにプッシュできるようにします。
- 「Enable developer tools」- Enterprise Browserで開発者ツールを有効または無効にします。
- 「Delete browsing data on exit」- 管理者がCitrix Enterprise Browserの終了時に削除されるデータを構成できるようにします。
- 「Extension Install Force list」- 管理者がCitrix Enterprise Browserで拡張機能をインストールできるようにします。
- 「Extension Install Allow list」- ユーザーがCitrix Enterprise Browserに追加できる拡張機能の許可リストを管理者が構成できるようにします。この一覧はChrome Webストアを活用しています。
注:
- これは、リクエストベースで提供されるプレビュー機能です。ご使用の環境でこの機能を有効にするには、Podioフォームに記入してください。
- Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックをご提供いただく機会を作るためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
- 名前と値のペアでは大文字と小文字が区別されます。
- Global App Configuration Serviceのすべてのブラウザー設定は、次のカテゴリにあります。
{
"category": "browser",
"userOverride": false,
"assignedTo": [
"AllUsersNoAuthentication"
]
}
<!--NeedCopy-->
- 管理者は、管理されていないデバイスにも設定を適用できます。詳しくは、Global App Configuration Serviceのドキュメントを参照してください。
Technical Preview
- 最適化されたMicrosoft Teams向けのWebRTCのアップグレードバージョン
Technical Preview機能の完全な一覧については、「Technical Previewの機能」ページを参照してください。
解決された問題
- Citrix WorkspaceアプリがMacデバイスの再起動またはシャットダウン時の電源操作を中断することがあります。[RFMAC-12530]
- Mac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2206では、Shiftキーが正常に機能しないことがあります。[CVADHELP-20674]
2209
新機能
Citrix Workspaceアプリを閉じるときにカスタムWebストアからサインアウトする
signoutCustomWebstoreOnExit設定がTrueに設定されている場合、Citrix Workspaceアプリウィンドウを閉じると、カスタムWebストアからサインアウトします。Citrix Workspaceアプリを再度開くと、WebストアのURLが再度読み込まれます。Global App Configuration ServiceでsignoutCustomWebstoreOnExit設定を構成できます。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン103ベースのCitrix Enterprise Browser(旧称Citrix Workspace Browser)バージョン103.2.1.10が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
解決された問題
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリを再起動するか、Citrix Workspaceアプリをインストールすると、Mac向けCitrix Workspaceアプリが自動的に起動することがあります。[RFMAC-12392]
-
特定のサードパーティ製アプリ向けに最適化されたMicrosoft Teamsの画面共有機能が、Mac向けCitrix Workspaceアプリで失敗することがあります。この問題は、Thinwireコーデックポリシーが [画面全体に使用] に設定されている場合に発生します。その結果、アプリ共有機能が無効になり、共有パネルでオプションが使用できなくなります。[CVADHELP-20853]
2208.1
新機能
メニューバーからクイックアクセスメニューでアプリ、デスクトップ、およびCitrix Enterprise Browserを表示
最近使用したアプリやお気に入りのアプリやデスクトップを表示したり、メニューバーのCitrix WorkspaceアイコンをクリックしてCitrix Enterprise Browserウィンドウを開いたりできるようになりました。この機能により、Citrix Workspaceアプリを開かなくても、一部のリソースに簡単にアクセスできます。
注:
この機能は、オンプレミスのセットアップでは使用できません。
アカウントを構成していない場合は、サインインプロンプトが表示されます。
最近使用したまたはお気に入りの、アプリまたはデスクトップ最大5つが、[最近] タブと [お気に入り] タブのオプションにそれぞれ表示されます。Citrix Workspaceアプリで他のアプリを表示するには、[すべてのアプリケーションを表示] をクリックします。Citrix Workspaceアプリで他のデスクトップを表示するには、[すべてのデスクトップを表示] をクリックします。
Citrix Workspaceアプリのアイコンをクリックして、Citrix Workspace UIを開くことができます。
Citrix Enterprise Browserのアイコンをクリックすると、WebまたはSaaSアプリを開かずにCitrix Enterprise Browserを開くことができます。
注:
構成されたストアにWebまたはSaaSアプリがない場合、Citrix Enterprise Browserは使用できません。使用できるのは、管理者がCitrix Secure Private Accessを構成している場合のみです、
右上隅の [アカウント] アイコンをクリックすると、次のオプションが表示されます:
- 基本設定
- 更新の確認
- バージョン情報
- 終了
FIDO2を使用した認証のサポート [Technical Preview]
このバージョンでは、ユーザーはパスワードなしのFIDO2セキュリティキーを使用してHDXセッション内で認証できます。FIDO2セキュリティキーは、企業の従業員がユーザー名やパスワードを入力せずにFIDO2をサポートするアプリやデスクトップに認証するためのシームレスな方法を提供します。FIDO2について詳しくは、「FIDO2認証」を参照してください。 この機能は現在、PINコードとタッチ機能を使用するローミング認証(USBのみ)をサポートしています。FIDO2セキュリティキーベースの認証を構成できます。前提条件とこの機能の使用については、「FIDO2を使用したローカル認証と仮想認証」を参照してください。 FIDO2をサポートするアプリまたはWebサイトにアクセスすると、プロンプトが表示され、セキュリティキーへのアクセスが要求されます。以前にセキュリティキーをPIN(最小4文字、最大64文字)で登録したことがある場合は、サインイン時にPINを入力する必要があります。 以前にPINなしでセキュリティキーを登録したことがある場合は、セキュリティキーをタッチするだけでサインインできます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
バッテリー状態インジケーター
デバイスのバッテリー状態が、Citrix Desktopセッションのシステムトレイに表示されるようになりました。デスクトップセッション内のバッテリー状態を表示するには、タスクバーの [隠れているインジケーターを表示します] の矢印をクリックします。
注:
サーバーVDAの場合、バッテリー状態のインジケーターは表示されません。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン103ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン103.1.1.14が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
Citrix Enterprise Browserプロファイル
プロファイルによって、履歴、ブックマーク、パスワードなどの個人情報、およびその他の設定をCitrix Workspaceアカウントごとに個別に保持できます。Workspaceストアに基づいてプロファイルが作成され、独自のパーソナライズされたブラウジング環境を利用できます。
注:
バージョン103.1.1.14にアップグレードして初めてデバイスにサインインすると、以前保存したパスワードのみが削除されます。初めて別のストアを使用してデバイスにサインインすると、以前保存したデータはすべて失われます。
すべてのWebアプリとSaaSアプリをCitrix Enterprise Browserから開く [Technical Preview]
このバージョン以降、Citrix Workspaceアプリで使用できるすべての内部Webアプリと外部SaaSアプリはCitrix Enterprise Browserで開きます。このPodioフォームを使用して、このTechnical Previewに登録できます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックをご提供いただく機会を作るためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
解決された問題
-
Citrix Workspaceのログインプロンプトが表示されたときに、[キャンセル] ボタンをクリックしてもポップアップが閉じず、繰り返し表示されます。[CVADHELP-19919]
-
直接ワークロード接続を使用してCitrix CloudでVDAに直接接続している場合、黒い画面が表示され、VDAから切断されます。この問題は、ネットワークの場所サービス(NLS)が有効になっている場合に発生します。[HDX-40588]
-
マルチタッチジェスチャを使用して全画面表示のアプリ間をスワイプすると、Citrix Workspaceのデスクトップセッションのウィンドウが一瞬黒くなります。この問題は、ノッチディスプレイを搭載したMacで発生します。[HDX-42314]
2206.1
新機能
Citrix Workspaceアプリのアイコンをごみ箱にドラッグしてアプリをアンインストール
Citrix Workspaceアプリのアイコンをごみ箱にドラッグまたは移動するだけで、アプリを完全にアンインストールできるようになりました。
これまでは、Workspaceアプリのアイコンをごみ箱にドラッグしても、アプリは削除されますが、いくつかのシステムファイルはMacに残ったままでした。このバージョンでは、アイコンをごみ箱にドラッグすると、Citrix Workspaceアプリとそれに関連するすべてのファイルがお使いのデバイスから削除されます。
Citrix Workspaceアプリをごみ箱にドラッグしてアンインストールするには、次の手順を実行します:
- Citrix Workspaceアプリが実行中の場合は閉じます。
- Citrix Workspaceアプリをごみ箱にドラッグします。 または、Citrix Workspaceアプリを右クリックして、[オプション]>[ごみ箱に移動] を選択します。
- プロンプトが表示されたら、お使いのシステムの資格情報を入力します。
- 実行中のすべてのアプリ(Citrix Workspace)を閉じ、[続行]をクリックして確認します。 Citrix Workspaceアプリとそのすべてのシステムファイルがお使いのデバイスから削除されます。
Safariブラウザーでのサービス継続性のサポート
Citrix Workspaceサービスの継続性機能がSafariブラウザーでサポートされるようになりました。ユーザーは、Mac向けCitrix WorkspaceアプリとCitrix Workspace Web拡張機能をインストールする必要があります。サービス継続性により、接続プロセスに関与するコンポーネントの可用性に依存することがなくなります(あるいは最小限に抑えられます)。クラウドサービスの稼働状況に関係なく、仮想アプリやデスクトップに接続できます。サービス継続性機能について詳しくは、「サービス継続性」のセクションを参照してください。
オーディオエコーキャンセルのサポートの改善[Technical Preview]
Citrix Workspaceアプリは、アダプティブオーディオおよび従来のオーディオコーデックでエコーキャンセル機能をサポートするようになりました。この機能は、リアルタイムのオーディオユースケース向けに設計されており、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。 アダプティブオーディオを使用することをお勧めします。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
最適化されたMicrosoft Teamsの機能強化
最適化されたMicrosoft Teamsで、複数の仮想デスクトップまたはアプリセッションが使用されているときにビデオ機能を使用できるようになりました。
バッテリー状態インジケーター[Technical Preview]
デバイスのバッテリー状態が、Citrix Desktopセッションのシステムトレイに表示されるようになりました。
注:
サーバーVDAの場合、バッテリー状態のインジケーターは表示されません。
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックを共有する機会を提供するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。Betaビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン101ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン101.1.1.14が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
解決された問題
-
ノッチディスプレイを搭載したMacでは、マウスポインターの位置がずれます。[CVADHELP-19337]
-
非アクティブタイムアウト値が経過しても、Workspaceアプリからサインアウトしない。この問題は断続的に発生します。[CVADHELP-19812]
-
Citrix Workspaceアプリをアンインストールしようとするとエラーが発生する場合がある。[CVADHELP-19121]
-
最適化されたMicrosoft Teamsでは、別の仮想デスクトップまたはアプリのセッションを開始した場合、ビデオ機能が機能しない場合があります。[HDX-40451]
-
Microsoft Teamsの通話中に画面またはアプリを共有しているとき、他の参加者に視覚的なアーティファクトが表示される場合があります。この問題は、不適切なビデオ再生(フリーズまたは一時的な黒い枠)などの不安定なフレームレートが原因で発生します。このリリースには、視覚的なアーティファクトを減らすのに役立つ改善されたフレームレートまたはサンプリングレートが含まれています。[HDX-38032]
2204
新機能
allowedWebStoreURLs
のGlobal App Configuration Serviceの設定
管理者は、Global App Configuration Serviceを使用して、カスタムWebストアの設定を構成できるようになりました。管理者は、allowedWebStoreURLs
プロパティを使用してカスタムWebストアを構成できます。Global App Configuration Serviceについて詳しくは、「はじめに」を参照してください。
最大化モードでCitrix Workspaceアプリを開くためのサポート
管理者は、Global App Configuration Serviceのmaximise workspace window
プロパティを構成して、Citrix Workspaceアプリをデフォルトで最大化モードで開くようにできます。Global App Configuration Serviceについて詳しくは、「はじめに」を参照してください。
高DPIモニターのサポート[Technical Preview]
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、4Kを超える解像度の高DPIモニターと互換性があります。デスクトップセッションでは、アプリ、テキスト、画像、およびその他のグラフィック要素が、これらの高解像度モニターで快適に表示できるサイズで表示されます。
この機能を有効にするには、macOS端末で次のコマンドを実行します。
defaults write com.citrix.receiver.nomas EnableHighDPI -bool YES
管理者は、ディスプレイの解像度に合わせて、デスクトップセッションの最大ビデオバッファサイズをキロバイト単位で指定する表示メモリの制限ポリシーを編集できます。表示メモリ制限ポリシーのデフォルト値は65536KBで、最大2x4Kモニター(2x32400KB)ではこれで十分です。管理者はこの機能を使用するために、[Citrix Studio] > [ポリシー] > [表示メモリの制限] に移動してこのデフォルト値を編集し、393216KBの値を使用する必要があります。
表示メモリ制限ポリシーについて詳しくは、「表示メモリの制限」を参照してください。
注:
この機能は、最大2台の接続されているモニターで機能します。
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある稼働環境でテストし、フィードバックをご提供いただく機会を作るためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
リモートデスクトップセッションの永久クライアントアクセスライセンス(CAL)の強化
このバージョンでは、リモートデスクトップにアクセスするために環境でCALを実行している場合、クライアントIDが15文字を超えると、恒久ライセンスを使用してリモートデスクトップセッションを起動できます。
この機能を有効にするには、管理者が以下を実行してdefault.ica
ファイルを構成する必要があります:
- StoreFrontサーバーで、C:\inetpub\wwwroot\Citrix<StoreName>\App_Dataに移動し、任意のエディターで
default.ica
ファイルを開きます。 - [WFClient]セクションに、次の行を追加します。
isRDSLicensingEnabled=On
デフォルトのキーボード設定の復元
Citrix Workspaceアプリでキーボード設定を変更していた場合、デフォルトのキーボード設定を復元できるようになりました。キーボード設定をデフォルト値に戻すには、Citrix Workspaceアプリを開いて [設定] > [キーボード] に移動し、[デフォルトに戻す] をクリックします。[はい]をクリックして確定します。
Microsoft TeamsのHDX最適化とApp Protectionとの互換性
このバージョンでは、デリバリーグループに対してApp Protectionが有効になっている場合、モニターやデスクトップの全面共有は無効になります。Microsoft Teamsで [コンテンツを共有] をクリックすると、画面選択メニューから [デスクトップ] オプションが削除されます。VDAが2109以降である場合、開いているアプリを共有するために選択できるオプションは [ウィンドウ] だけです。2019より古いVDAに接続している場合、コンテンツは選択できません。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン99ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン99.1.1.8が含まれています。Citrix Enterprise Browserについて詳しくは、「Citrix Enterprise Browser」のドキュメントを参照してください。
Citrix Enterprise Browserをデフォルトのブラウザーにする
Citrix Enterprise Browserをデフォルトのブラウザーに設定できるようになりました。Citrix Enterprise Browserをデフォルトのブラウザーにすると、すべてのリンクとWebおよびSaaSアプリがデフォルトでCitrix Enterprise Browserで開きます。 macOSでCitrix Enterprise Browserをデフォルトのブラウザーにするには、以下を実行します:
-
Citrix Enterprise Browserを開き、省略記号アイコンをクリックして [設定] メニューを開きます。
-
左側のペインで、[デフォルトのブラウザー] オプションをクリックします。
-
[デフォルトのブラウザー]ページで、[デフォルトにする] をクリックします。プロンプトが表示されたら、[Citrix Enterprise Browserを使用する] をクリックして選択内容を確認し、変更を適用します。
解決された問題
-
ノッチディスプレイを搭載したMacでは、マウスポインターの位置がずれます。[CVADHELP-19337]
-
非アクティブタイムアウト値が経過しても、Workspaceアプリからサインアウトしない。この問題は断続的に発生します。[CVADHELP-19812]
-
Citrix Workspaceアプリをアンインストールしようとするとエラーが発生する場合がある。[CVADHELP-19121]
-
最適化されたMicrosoft Teamsでは、別の仮想デスクトップまたはアプリのセッションを開始した場合、ビデオ機能が機能しない場合があります。[HDX-40451]
-
Microsoft Teamsの通話中に画面またはアプリを共有しているとき、他の参加者に視覚的なアーティファクトが表示される場合があります。この問題は、不適切なビデオ再生(フリーズまたは一時的な黒い枠)などの不安定なフレームレートが原因で発生します。このリリースには、視覚的なアーティファクトを減らすのに役立つ改善されたフレームレートまたはサンプリングレートが含まれています。[HDX-38032]
2203.1
新機能
このリリースには、初めてのユーザー向けのシンプルかつ直感的なオンボーディング操作環境が導入されています。
Citrix Workspaceアプリの非アクティブタイムアウト
非アクティブタイムアウト機能では、管理者が設定した値に基づいてユーザーはCitrix Workspaceアプリからサインアウトされます。管理者は、ユーザーがCitrix Workspaceアプリから自動的にサインアウトされるまでのアイドル時間を指定できます。Citrix Workspaceアプリウィンドウ内で、指定された時間内にマウス、キーボード、またはタッチによるアクティビティが発生しなくなると、自動的にサインアウトされます。無操作状態によるタイムアウトは、既に実行中のCitrix Virtual Apps and DesktopsおよびCitrix DaaS(旧称Citrix Virtual Apps and Desktopsサービス)セッションまたはCitrix StoreFrontストアには影響しません。
詳しくは、「Citrix Workspaceアプリの非アクティブタイムアウト」を参照してください。
PDFユニバーサル印刷
Macから印刷するときにPDFユニバーサル印刷機能を使用できるようになりました。Citrixユニバーサルプリンタードライバー(UPD)を使用してMacでクライアントプリンターを自動作成する場合、HP Color LaserJet 2800シリーズPSドライバーをインストールする必要がなくなりました。
この機能を使用する方法について詳しくは、「印刷」を参照してください。
Microsoft Teamsの「コンテンツの共有」機能を使用してアプリを共有
Microsoft Teamsの画面共有機能を使用して、個別のアプリケーション、ウィンドウ、または全画面を共有できます。Citrix Virtual Delivery Agent 2109は、この機能の前提条件です。 特定のアプリケーションを表示するには、会議コントロールの [コンテンツの共有] をクリックして、目的のアプリケーションを選択します。選択したアプリの周囲に赤い境界線が表示された後、通話中のピアはアプリを見ることができます。アプリを最小化すると、Microsoft Teamsは共有アプリの最後の画像を表示します。共有を再開するには、ウィンドウを最大化します。
Microsoft Teamsのマルチウィンドウチャットと会議
Citrix Virtual Apps and DesktopsおよびCitrix DaaSでHDXによる最適化が行われると、Microsoft Teams(1.5.00.5967以降)でチャットと会議に複数のウィンドウを使用できるようになりました。ユーザーは、会話や会議をさまざまな方法でポップアウトできます。ポップアウトウィンドウ機能について詳しくは、Microsoft Office 365サイトの「チャットおよび会議用のMicrosoft Teamsポップアウトウィンドウ」を参照してください。
古いバージョンのCitrix WorkspaceアプリまたはVDAを使用している場合、Microsoftは将来シングルウィンドウコードを廃止する予定ですので注意してください。ただし、複数のウィンドウをサポートするVDA/CWAのバージョン(2203以降)にアップグレードするまで、少なくとも9か月の猶予があります。
注:
この機能は、Microsoft Teamsから以降の更新がロールアウトされた後にのみ使用できます。詳細については、Microsoft 365のロードマップを参照してください。
Microsoft Teamsの制御を渡すまたは取り戻す
[制御を渡す] ボタンを使用すると、会議に参加しているほかのユーザーに共有画面の制御アクセス権を渡すことができます。ほかの参加者は、キーボード、マウス、クリップボードの入力を使用して、共有画面を選択および変更できます。自分もほかのユーザーも共有画面を制御できるようになり、いつでも制御を取り戻すことができます。
画面共有セッション中に制御を獲得する場合、参加者は誰でも [制御を要求する] ボタンを使用して制御アクセス権を要求できます。画面共有している人は、その要求を承認または拒否できます。制御権を持つと、共有画面でキーボードやマウスの入力を制御したり、制御を手放して共有制御を停止したりできます。
注:
この機能は、Microsoft Teamsから以降の更新がロールアウトされた後にのみ使用できます。
StoreFrontからWorkspaceへの移行
組織がオンプレミスのStoreFrontからWorkspaceに移行するとき、ユーザーは新しいWorkspace URLをCitrix Workspaceアプリに手動で追加する必要があります。この機能により、管理者は最小限のユーザー操作でユーザーをStoreFrontストアからWorkspaceストアにシームレスに移行できます。
この機能について詳しくは、「 StoreFrontからWorkspaceへのURLの移行」を参照してください。
Global App Configuration Service
Citrix Workspace向けの新しいCitrix Global App Configuration Serviceを使用すると、Citrix管理者は集中管理されたサービスによってWorkspaceサービスのURLとCitrix Workspaceアプリの設定を配信できます。 詳しくは、Global App Configuration Serviceのドキュメントを参照してください。
フルスクリーンモードを複数のモニターで使用する
2台以上のモニターで同時にフルスクリーンモードにすることができるようになりました。この機能を使用するには、次の手順を実行します:
-
Citrix Viewerを開きます。
-
接続されている他のモニターでフルスクリーンモードを使用するには、ウィンドウをプライマリモニターからドラッグして、接続されているモニターに移動します。メニューバーから、[表示]>[フルスクリーンにする] を選択します。これらのモニターで、ウィンドウはフルスクリーンモードになります。
注:
以前に [すべてのディスプレイをフルスクリーンで使用する] オプションを選択した場合は、これによって、接続されているすべてのモニターでフルスクリーンモードが選択されているため、必ず選択を解除してください。
Citrixでは、プライマリモニターを含めて最大3台のモニターにすることをお勧めします。
Citrix Enterprise Browser
このリリースには、Chromiumバージョン98ベースのCitrix Enterprise Browserバージョン98.1.2.17が含まれています。Citrix Enterprise Browserの機能またはバグ修正については、Citrix Enterprise Browserドキュメントの「新機能」を参照してください。
Technical Preview
- WebアプリおよびSaaSアプリ向けに強化されたシングルサインオン(SSO)エクスペリエンスのサポート
- Linux VDAにおけるTLS(Transport Layer Security)プロトコルバージョン1.3のサポート
Technical Preview機能の完全な一覧については、「Technical Previewの機能」ページを参照してください。
解決された問題
-
アクティブなセッション中、Citrix Workspaceアプリのウォーターマークが透明になり、ウィンドウのコンテンツがバックグラウンドで表示されます。この問題は、シームレスモードでのみ発生します。[CVADHELP-19153]
-
VDA(2112以降)からCitrix ADC経由でセッションを起動すると、セッション画面の保持が開始されているが再接続されていない状態で、セッションが中断される場合があります。[CVADHELP-19687]
-
Mimecastプラグインからの[Large File Receive]ポップアップダイアログがOutlookに表示されません。[HDX-37137]
-
Path MTU Discovery(PMTUD)の値が1500(デフォルト)ではない場合、ユーザーはAzureクラウド環境でTCPにフォールバックできません。[HDX-37215]
-
最適化されたMicrosoft Teamsビデオ通話でWebカメラがオンになっていると、エンドポイントでCPU使用率が高くなる場合があります。[HDX-37168]
-
Citrix Workspaceアプリでは、Microsoft Teamsで通話を送受信するときに、断続的に障害が発生する場合があります。次のエラーメッセージが表示されます: 「通話を確立できませんでした。」[HDX-38819]
-
Citrix AppFlowがCitrix ADCで構成されている場合、Citrix Workspaceアプリセッションが起動しないことがあります。[HDX-39496]
-
自動更新が無効になっている場合に [環境設定] > [詳細] に移動すると、Citrix Workspaceアプリがクラッシュします。[RFMAC-10978]
2201
新機能
StoreFrontからWorkspaceへの移行 [Technical Preview]
組織がオンプレミスのStoreFrontからWorkspaceに移行するとき、ユーザーは新しいWorkspace URLをCitrix Workspaceアプリに手動で追加する必要があります。この機能により、管理者は最小限のユーザー操作でユーザーをStoreFrontストアからWorkspaceストアにシームレスに移行できます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある実稼働環境でテストし、フィードバックを共有するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
Citrix Workspaceアプリのベータプログラム
このバージョン以降、Citrix Workspaceアプリの既存のインストールを最新のベータ版のビルドに自動的に更新して、それらをテストすることができます。ベータ版のビルドは、完全にサポートされている安定版リリースアップデートが一般提供される前にリリースされる、早期アクセスバージョンです。Citrix Workspaceアプリが自動更新用に構成されている場合は、更新通知を受け取ります。
ベータビルドにアクセスするには、Citrix Workspaceアプリを開き、ツールバーでCitrix Workspaceを右クリックして [環境設定] > [詳細] をクリックします。ベータビルドに更新するには、ドロップダウンリストから [Beta]チャネル を選択します。
- Beta - 一般提供前に簡単にテストして問題を報告できる早期アクセスリリース。
-
Release - 完全にサポートされている安定版リリースの更新プログラム。
この機能の使用について詳しくは、「アップデート」を参照してください。
フルスクリーンモードを複数のモニターで使用 [Technical Preview]
2台以上のモニターで同時にフルスクリーンモードにすることができるようになりました。この機能を使用するには、次の手順を実行します:
-
Citrix Viewerを開きます。
-
接続されている他のモニターでフルスクリーンモードを使用するには、ウィンドウをプライマリモニターからドラッグして、接続されているモニターに移動します。メニューバーから、[表示]>[フルスクリーンにする] を選択します。これらのモニターで、ウィンドウはフルスクリーンモードになります。
注:
以前に [すべてのディスプレイをフルスクリーンで使用する] オプションを選択した場合は、これによって、接続されているすべてのモニターでフルスクリーンモードが選択されているため、必ず選択を解除してください。
Citrixでは、プライマリモニターを含めて最大3台のモニターにすることをお勧めします。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある実稼働環境でテストし、フィードバックを共有するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
解決された問題
-
キーボードの左矢印または右矢印を使用して入力システム作成ウィンドウから候補テキストを選択しても、入力カーソルがそれに応じて移動しません。この問題は、Citrix Workspaceアプリの [設定] の [キーボード] ウィンドウで [リモートサーバーのキーボードレイアウトではなくローカルのレイアウトを使用する] チェックボックスがオンになっているデスクトップを起動した場合に発生します。この問題は、日本語と中国語でのみ発生します。[HDX-34956]
-
Workspaceアプリのセッションでマウスポインターが断続的に消え、何もクリックできなくなります。[HDX-36820]
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Excelシートのピボットテーブルのセルをドラッグすると、デスクトップセッションが予期せず終了します。[HDX-37178]
-
バージョン2112にアップグレードした後、無損失および全画面H.264コーデックのポリシーが適用されている場合、デスクトップセッションでグラフィックの問題が発生することがあります。[HDX-37272]
-
Citrix Workspaceアプリ2010からバージョン2112にアップグレードすると、デスクトップまたはアプリに接続できなくなります。[RFMAC-10811]
2112
新機能
カスタムWebストアのサポート
Mac向けCitrix Workspaceアプリから組織のカスタムWebストアにアクセスできるようになりました。以前は、ブラウザーからのみ、カスタマイズされたすべてのストアにアクセスできました。
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、ブラウザーのようなエクスペリエンスのカスタムWebストアを読み込み、App Protection機能をカスタムWebストアに拡張します。ネイティブのCitrix Workspaceアプリからカスタムポータルにアクセスできるようにすることで、この機能を完全に利用でき、同じユーザーエクスペリエンスが提供されます。Global App Configuration Serviceについて詳しくは、「はじめに」を参照してください。
カスタムWebストアの構成について詳しくは、「カスタムWebストア」を参照してください。
Microsoft Teamsでの制御の要求
このバージョンでは、参加者が画面を共有している場合、Microsoft Teamsの通話中に制御を要求できます。制御できるようになると、共有画面に対して選択、編集、またはその他の変更を実行できます。
画面が共有されているときに制御を取得するには、Microsoft Teams画面の上部にある [制御を要求] をクリックします。画面を共有している会議参加者は、要求を許可または拒否できます。入力が完了したら、[制御を停止] をクリックします。
制限事項:
[制御を要求] オプションは、最適化ユーザーと、エンドポイントで実行されているネイティブのMicrosoft Teamsデスクトップクライアントのユーザーとの間のピアツーピア通話では使用できません。この問題を回避するために、ユーザーは会議に参加して [制御を要求] オプションを使用することができます。
動的緊急通報(Dynamic e911)
このバージョンのCitrix Workspaceアプリは、動的緊急通報をサポートしています。Microsoft通話プラン、Operator Connect、ダイレクトルーティングで使用すると、以下を実行できます:
-
緊急電話の構成とルーティング
-
セキュリティ担当者への通知
通知は、VDAで実行されているMicrosoft Teamsクライアントではなく、エンドポイントで実行されているCitrix Workspaceアプリの現在の場所に基づいて送信されます。Ray Baum法では、911通報者の発信可能な位置を適切な緊急通報受付センター(PSAP)に送信することが義務付けられています。Windows向けCitrix Workspaceアプリ2112.1以降、HDXを使用したMicrosoft Teamsの最適化はRay Baum法に準拠しています。この機能について詳しくは、「Microsoft電話システム」セクションの「ダイナミックe911のサポート」を参照してください。
PDFユニバーサル印刷(Technical Preview)
PDFユニバーサル印刷機能は、Citrix Virtual Apps and Desktops 2112リリースで使用できます。この機能はデフォルトでは無効になっています。この機能を使用するには、こちらのWebフォームを使用してサインアップする必要があります。この機能は、Citrix側がお客様の情報を受け取ると、有効になります。お客様も、機能の使用方法と、有効にする必要がある印刷ポリシーについての説明を受け取ります。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある実稼働環境でテストし、フィードバックを共有するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
サービス継続性
サービス継続性により、接続プロセスに関与するコンポーネントの可用性に依存することがなくなるか、最小限に抑えられます。ユーザーは、クラウドサービスのヘルス状態に関係なく、仮想アプリと仮想デスクトップを起動できます。Citrix Workspace Web拡張機能は、Webブラウザーでアプリやデスクトップにアクセスするユーザーにサービス継続性を提供します。
Citrix WorkspaceアプリとWorkspace Web拡張機能は、Workspace接続リースを使用して、停止中にWebブラウザーユーザーがアプリとデスクトップにアクセスできるようにします。詳しくは、「サービス継続性」を参照してください。
Citrix Enterprise Browser
このリリースのCitrix Enterprise Browserは、Chromiumバージョン95がベースになっています。Citrix Enterprise Browserの機能またはバグ修正については、Citrix Enterprise Browserドキュメントの「新機能」を参照してください。
解決された問題
-
トランスポートプロトコルがEnlightened Data Transport(EDT)からTCPに切り替わると、「サーバーに接続できません」エラーが表示されます。[CVADHELP-18310]
-
保護されているProgressive Web Apps(PWA)がmacOSで開かれている場合、App Protectionポリシーが適用されていません。[RFMAC-10128]
2111
新機能
-
このバージョンでは、ユーザーはMac向けCitrix Workspaceアプリをシステムにインストールされているバージョンよりも前のバージョンに手動でロールバックすることはできません。たとえば、MacデバイスにCitrix Workspaceアプリのバージョン2109がインストールされている場合、アプリをバージョン2108以前に手動でロールバックすることはできません。
-
クライアントアクセスライセンス(CAL)を実行してリモートデスクトップにアクセスしている場合は、恒久ライセンスを使用してリモートデスクトップセッションを起動します。クライアントIDが15文字を超える場合は、リモートデスクトップセッションを起動できます。
-
Citrix Workspaceアプリ2111を実行しているMacにCitrix仮想チャネルSDKを読み込むには、カスタム仮想チャネルを再コンパイルする必要があります。詳しくは、Mac向けCitrix Workspaceアプリでのカスタム仮想チャネルの更新を参照してください。
カスタムWebストアのサポート [Technical Preview]
このバージョンでは、macOS向けCitrix Workspaceアプリから組織のカスタムWebストアにアクセスできます。管理者は、この機能を使用するために、Global App Configuration Serviceで許可されているURLの一覧にカスタムWebストアを追加する必要があります。URLを追加したら、Citrix Workspaceアプリの[アカウントの追加]画面でカスタムWebストアのURLを指定できます。カスタムWebストアはネイティブのmacOS向けCitrix Workspaceアプリウィンドウで開きます。
注:
Technical Previewは、お客様が非実稼働環境または制限のある実稼働環境でテストし、フィードバックを共有するためのものです。機能プレビューのサポートは行っていませんが、改善に関するフィードバックをお待ちしております。重要度と重大度により、フィードバックに対応する場合としない場合があります。ベータ版のビルドは実稼働環境に展開しないことをお勧めします。
Citrix Enterprise Browser - Citrix Enterprise Browserの新機能またはバグ修正については、Citrix Enterprise Browserドキュメントの「新機能」を参照してください。
解決された問題
-
macOSを実行しているデバイスでは、Advanced Audio Coding(AAC)はサポートされていません。[CTXBR-1844]
-
.cr
ファイルを使用してCitrix Workspaceアプリを構成し、資格情報を使用してサインインした場合、ホームページはしばらくしてから表示されます。[RFMAC-9990] -
保護されたSaaSアプリを開き、新しいタブを開きます。新しいタブをタブバーからドラッグして新しいウィンドウに分離します。次に、2つのウィンドウを並べて配置し、2番目のウィンドウで新しいタブを開いてスクリーンショットを撮ります。そうすると、保護されたSaaSアプリのスクリーンショットもキャプチャできます。[RFMAC-10060]
-
あるストアから別のストアに切り替えると、最初のストアからサインアウトされる場合があります。[RFMAC-10137]
-
Citrix Workspaceアプリへのサインイン中に誤った資格情報を入力すると、「資格情報が正しくありません」というエラーメッセージは表示されず、認証プロンプトがもう一度表示されます。ドメイン\ユーザーがユーザー名の代わりに認証プロンプトに表示されることがあります。[RFMAC-10210]
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリ2109からWindows向けCitrix Workspaceアプリ2109に最適化されたMicrosoft TeamsのP2P呼び出しが行われると、呼び出しエラーが発生します。[HDX-35223]
2109.1
新機能
macOS Montereyのサポート
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、macOS Monterey(12.0.1)でサポートされています。
解決された問題
-
保護されたアプリ、保護されていないSaaSアプリ、および保護されたデスクトップセッションを開いた場合、ブラウザーが予期せず終了します。この問題は、保護されたデスクトップセッションウィンドウから、保護されていないSaaSアプリに切り替えるときに発生します。[CTXBR-2087]
-
管理者がGoogle Chromeに外部拡張機能をインストールしている場合、Citrix Enterprise Browserを開くとクラッシュします。[CTXBR-2135]
2109
新機能
注:
サービス継続性が有効になっていて、バージョン2109にアップグレードすると、接続リースファイルが更新されます。機能拡張の一環として、既存のすべてのリースが削除され、新しいリースがフェッチされます。
macOS Monterey Beta版のMac向けCitrix Workspaceアプリ
Mac向けCitrix Workspaceアプリ2109は、macOS Monterey Beta 7でテストされています。このセットアップをテスト環境で使用し、フィードバックを提供してください。
注意:
実稼働環境でmacOS Monterey Beta版のMac向けCitrix Workspaceアプリを使用しないでください。
ストアのメールベースの自動検出
Mac向けCitrix Workspaceアプリでメールアドレスを指定することで、メールアドレスに関連付けられているストアを自動的に検出できるようになりました。ドメインに複数のストアが関連付けられている場合、デフォルトでは、Global App Configuration Serviceによって返される最初のストアが、最適なストアとして追加されます。ユーザーは必要に応じていつでも別のストアに切り替えることができます。
Citrix Enterprise Browser
Citrix Enterprise Browserは、クライアントマシンで実行されるネイティブブラウザーです。これにより、ユーザーはCitrix Workspaceアプリから安全な方法でWebアプリまたはSaaSアプリを開くことができます。ブラウザーでは、さまざまなWebアプリまたはSaaSアプリへのアクセス時に、一貫性のあるユーザーインターフェイスが提供され、生産性の向上と、アプリのレンダリングでの優れたパフォーマンスが実現します。
新しいCitrix Enterprise Browserは、ユーザーエクスペリエンスの向上に引き続き重点を置いており、次の機能を備えた、強化された、よりネイティブブラウザーのようなエクスペリエンスを提供します:
- 内部WebページへのVPNレスアクセス
- マイクとWebカメラのサポート
- タブブラウジングエクスペリエンス
- マルチウィンドウビュー
- 編集可能なオムニボックス
- ブックマーク
- 新しいタブページのショートカット
- カスタマイズ可能な設定
- 分析
管理者は、URLごとにさまざまな組み合わせで、キーロガー対策、スクリーンキャプチャ対策、ダウンロード、印刷、クリップボード制限、透かしなどの、Secure Private AccessやApp Protectionポリシーを有効にできます。
詳しくは、Citrix Enterprise Browserのドキュメントを参照してください。
エンドポイント解析(EPA)の機能強化
このバージョン以降、macOS向けCitrix Workspaceアプリはエンドポイント解析(EPA)をサポートします。高度なエンドポイント分析(EPA)がデバイスをスキャンして、Citrix Gatewayで設定されているエンドポイントのセキュリティ要件を確認します。スキャンが正常に完了すると、ユーザーにアクセス権が付与されます。
注:
この機能は、環境でnFactor認証を構成した場合にのみ有効になります。
EPAスキャンについて詳しくは、「Advanced Endpoint Analysisスキャン」を参照してください。
アダプティブオーディオ
アダプティブオーディオを使用すれば、VDAで音質ポリシーを構成する必要はありません。アダプティブオーディオは環境の設定を最適化し、従来のオーディオ圧縮形式を置き換え、優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。詳しくは、「アダプティブオーディオ」を参照してください。
Microsoft TeamsによるH.264 Advanced Video Coding(MPEG-4 AVC)のサポート
このリリースには、ハードウェアアクセラレーションによるH.264ビデオエンコーディング/デコーディングのサポートが含まれています。これにより、CPU使用率の負荷が軽減され、ビデオ会議のエクスペリエンスが向上します。Citrix HDX最適化されたMicrosoft Teamsのマルチメディアエンジン(HdxRtcEngine.exe)は、エンコーディングとデコーディングにAppleのVideo Toolboxフレームワークを使用するようになりました。このフレームワークは、ビデオをより高速かつリアルタイムで圧縮および解凍します。また、GPUへのエンコーディングとデコーディングのオフロードが最適化されます。デバイスがサポートしている場合は、ハードウェアアクセラレーションによるビデオのエンコーディングとデコーディングはデフォルトで有効になっています。この機能拡張により、Microsoft TeamsがHDXで最適化されている場合、マルチメディアの使用中のCPUの負荷が軽減されます。
解決された問題
-
Mac向けCitrix Workspaceアプリにサインインすると、数時間後に認証を求めるプロンプトが表示されます。[RFMAC-10032]
-
Citrix Workspaceアプリにストアを追加し、サーバーコンソールで認証ドメインを変更し、アプリを数分間アイドル状態にしてからアプリまたはデスクトップセッションを開くと、Citrix Workspaceアプリがクラッシュする可能性があります。[RFMAC-10133]
-
仮想アプリまたはデスクトップが既に実行されていて、別の仮想アプリまたはデスクトップを起動すると、Citrix Viewerは表示されますが、仮想アプリは開きません。この問題は、macOS 11.6を実行しているデバイスで発生します。[RFMAC-10134]
2108.1
新機能
このリリースではさまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
解決された問題
仮想アプリまたはデスクトップが既に実行されていて、別の仮想アプリまたはデスクトップを起動すると、Citrix Viewerは表示されますが、仮想アプリは開きません。この問題は、macOS 11.6を実行しているデバイスで発生します。[RFMAC-10134]
2108
新機能
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、Enlightened Data Transport(EDT)で最大転送単位(MTU)検出をサポートするようになりました。その結果、EDTプロトコルの信頼性と互換性が向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
注:
EDTのMTU検出は、macOS Big Sur以降でサポートされています。
解決された問題
-
Microsoft Teamsでの会議通話中に、ビデオに遅延が生じます。[HDX-32603]
-
macOS Big Surを実行しているMacクライアントで、HTTP 404またはHTTP/1.1内部サーバーエラーが発生する場合があります。この問題は、セッションへの再接続時に発生します。[RFMAC-9448]
2107
新機能
このリリースではさまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
解決された問題
このリリースでは複数の問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
2106
新機能
301リダイレクトを使用したカスタマイズしたURLのサポート
HTTP 301リダイレクトを使用してStoreFrontまたはCitrix GatewayからCitrix WorkspaceにリダイレクトするURLを追加できます。
StoreFrontからCitrix Workspaceに移行する場合は、HTTP 301リダイレクトを使用してStoreFront URLをCitrix Workspace URLにリダイレクトできます。その結果、古いStoreFront URLを追加すると、Citrix Workspaceに自動的にリダイレクトされます。
リダイレクトの例:
StoreFront URLのhttps://< Citrix Storefront url>/Citrix/Roaming/Accounts
は、Citrix Workspace URLのhttps://<Citrix Workspace url>/Citrix/Roaming/Accounts
にリダイレクトできます。
注:
- Microsoftでの変更内容が保留状態のため、Mac向けCitrix Workspaceアプリは、Microsoft Teamsでのデュアルトーンマルチ周波数(DTMF)をサポートしていません。
- このリリース以降、Citrix Viewerのバージョン番号とCitrix Workspaceアプリのバージョン番号が一致しない場合があります。お客様がこの変更の影響を受けることはありません。
サービス継続性
サービス継続性により、接続プロセスに関与するコンポーネントの可用性に依存することがなくなるか、最小限に抑えられます。ユーザーは、クラウドサービスのヘルス状態に関係なく、仮想アプリと仮想デスクトップを起動できます。
詳しくは、Citrix Workspaceドキュメントの「サービス継続性」セクションを参照してください。
Microsoft Teamsの機能強化
Desktop Viewerがフルスクリーンモードの場合、ユーザーはDesktop Viewerがカバーするすべての画面から1つを選択して共有できます。ウィンドウモードでは、ユーザーは [Desktop Viewer] ウィンドウを共有できます。シームレスモードでは、ユーザーはエンドポイントデバイスに接続されている複数の画面から1つの画面を選択できます。 Desktop Viewerがウィンドウモードを変更(最大化、復元、または最小化)すると、画面共有が停止します。
ユーザーが画面を共有したい場合は、使用可能なすべての画面のプレビューが画面共有パネルに表示されるため、プレビューから適切な画面を直感的に選択できます。
解決された問題
このリリースでは複数の問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
2104
新機能
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、組織がシングルサインオンを有効にしていない限り、ユーザーによるネットワーク共有への手動サインオンをサポートします。共有ネットワークの場所にアクセスするには、Citrix Workspaceアプリを開き、[ファイル] > [ネットワーク共有] に移動し、資格情報を提供します。ネットワーク共有のセットアップについて詳しくは、「ストレージゾーンコネクタの作成と管理」を参照してください。
解決された問題
このリリースでは複数の問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
2102
新機能
このリリースではさまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
解決された問題
このリリースでは複数の問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
2101
新機能
Appleシリコン(M1チップ)のサポート
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、macOS Big Sur(11.0以降)でRosetta 2を使用するApple Siliconデバイス(M1チップ搭載)をサポートするようになりました。その結果、すべてのサードパーティの仮想チャネルはRosetta 2を使用する必要があります。それ以外の場合、macOS Big Sur(11.0以降)で動作するMac向けCitrix Workspaceアプリで仮想チャネルが機能しない可能性があります。Rosettaについて詳しくは、 Appleのサポート記事を参照してください。
シームレスなアプリセッションのためのMicrosoft Teams最適化のサポート
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、シームレスなアプリセッションのためのMicrosoft Teams最適化をサポートするようになりました。その結果、Citrix Workspaceアプリ内からアプリケーションとしてMicrosoft Teamsを起動できます。詳しくは、次の記事を参照してください:
Microsoft Teamsでのデュアルトーンマルチ周波数(DTMF)のサポート
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、テレフォニーシステム(PSTNなど)およびMicrosoft Teamsの電話会議でのデュアルトーンマルチ周波数(DTMF)シグナリングの使用をサポートするようになりました。この機能はデフォルトで有効になっています。
解決された問題
- OWA(Outlook Web App)を使用してMicrosoft Teamsのミーティングを開こうとすると失敗し、関連するすべてのウィンドウが予期せず終了する場合があります。[CTXBR-1175]
- ビデオ通話を開始するときにMicrosoft Teamsが応答しなくなり、「
Citrix HDX not connected
」エラーが表示されることがあります。[RFMAC-6727] - macOS Big Sur(11.0.1)では、USBデバイスを接続しようとすると失敗し、セッションが予期せず終了する場合があります。[RFMAC-7079]
- 公開デスクトップでは、ローカルMacデバイスに保存されたファイルの作成日が、現在の日付ではなく、1979年11月30日として表示される場合があります。[CVADHELP-16309]
- 公開アプリのログオン画面が正しく表示されないことがあり、その結果、ウィンドウのサイズが小さくなり、背景色が赤になります。[CVADHELP-16027]
- オーディオデバイスを切断して接続すると、この操作を行った側で音声通話が切断される場合があります。[RFMAC-7371]
- クリップボード制限ポリシーが有効になっていても、Office 365アプリ内からテキストをコピーできる場合があります。[CTXBR-1166]
-
HDX RealTime Connectorエンジンの問題が原因で、Microsoft Teamsを起動しようとすると失敗する場合があり、次のエラーメッセージが表示されます:
Sorry, we couldn't connect you
[CVADHELP-16432]
2012
新機能
Appleシリコン(M1チップ)のサポート(プレビュー)
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、プレビューベースでAppleシリコンデバイス(M1チップ搭載)をサポートするようになりました。
Microsoft Teamsでの画面共有の最適化
Mac向けCitrix Workspaceアプリは、Microsoft Teamsでの画面共有の最適化をサポートするようになりました。詳しくは、以下を参照してください:
パフォーマンスの向上
このリリースではさまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
解決された問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリ2008以降のを使用している場合、公開アプリケーションの複数のインスタンスを起動しようとすると失敗することがあります。[CVADHELP-16019]
- USBドッキングステーションを使用している場合、汎用USBリダイレクトを開始しようとすると失敗することがあります。[RFMAC-6687]
- 公開デスクトップでCTRL+Oを使用してウィンドウを開こうとすると、2つのウィンドウが開くことがあります。[CVADHELP-15747]
- Mac向けCitrix Workspaceアプリ内からCitrix Filesを起動しようとすると、シングルサインオンの問題で失敗する場合があります。[RFMAC-4477]
- macOS Big Sur BetaでMac向けCitrix Workspaceアプリを使用すると、音声通話が切断される場合があります。この問題は、音声通話中にオーディオデバイスを切断して別のオーディオデバイスを接続すると発生します。[RFMAC-6112]
- Microsoft Teamsでカメラをオンまたはオフにすると、HDX RealTime Connectorエンジンが予期せず終了する場合があります。[RFMAC-6293]
既知の問題
2308の既知の問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリをバージョン2308にアップグレードした後、環境設定ウィンドウがユーザーの操作に対して応答しなくなる場合があります。この問題を回避するには、Citrix Workspaceアプリを強制終了して再起動します。Macでアプリを強制的に閉じる方法について詳しくは、Appleサポート記事の「Appを強制的に終了する」 を参照してください。[RFMAC-14596]
2307の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2306の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2305の既知の問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリをバージョン2305にアップグレードした後、ユーザー名とパスワードの入力が必要なポップアップダイアログを表示する特定のサードパーティ製仮想アプリが、応答しなくなる場合があります。[CVADHELP-23032]
2304の既知の問題
- 複数のアカウントを持つユーザーに、Citrix Workspaceアプリの読み込み画面が長時間表示されることがあります。この問題を回避するには、Citrix Workspaceアプリを終了して再起動する必要があります。[RFMAC-13432]
2301.1の既知の問題
- 自動更新サービスを使用してMac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2301.1に更新することができません。回避策として、「Downloads」ページで入手可能な.dmgファイルをダウンロードして、Mac向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2301.1を手動でインストールする必要があります。
2301の既知の問題
-
macOS Venturaデバイスで、プログレッシブWebアプリ(PWA)を起動できない。次のエラーメッセージが表示されます:
App Name is damaged and can’t be opened. You should move it to the Bin.(アプリ名が破損しており起動できません。Binに移動する必要があります)
回避策として、そのアプリを右クリックして[開く]を選択します。キーボードを使用している場合は、Ctrlキーを押しながらアプリをクリックします。[開く]を選択します。[CTXBR-3885]
-
ユーザーがGlobal App Configuration Serviceに関連付けられたCitrix Workspaceにサインインするとき、読み込み中アイコンがいつまでも表示されたままになることがある。StoreFrontおよびカスタムWebストアは、この問題の影響を受けません。[RFMAC-13086]
2211.1の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2211の既知の問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリ2209以降のバージョンを使用している場合、カスタムWebポータルの使用中にユーザーサインインページが表示されないことがあります。この問題を回避するには、メニューバーのCitrix Workspaceアイコンの [終了] オプションを使用して、Citrix Workspaceアプリを終了します。[CVADHELP-21377]
2210の既知の問題
-
macOS 13 Venturaでは、Stage Manager機能のStage Manager設定で [All at Once default] オプションを [One at a Time] オプションに変更すると、シームレスなアプリの相互作用で問題が発生することがあります。[HDX-44567]
-
デスクトップセッションをオフラインモードで開始しようとすると、失敗することがあります。この問題を解決するには、セッションウィンドウのサイズを変更します。[HDX-45081]
-
MacBookでセッションをフルスクリーンモードにサイズ変更すると、カーソルのフォーカルポイントが実際のカーソル位置のわずかに上に表示されることがあります。この問題を回避するには、[システム環境設定]>[Dockとメニューバー] に移動し、フルスクリーンで [メニューバーを自動的に表示/非表示] オプションを有効にします。[HDX-45585]
-
バージョン2210では、アプリセッションでMission Control機能またはアプリ公開機能を使用すると、Citrix Workspaceアプリが予期せず終了することがあります。[HDX-46130]
-
EpicやKronosなどの特定のサードパーティアプリを起動すると、アプリのサインインウィンドウが別のウィンドウでカバーされることがあります。その結果、セッション全体がフリーズします。この問題を回避するには、次のいずれかの操作を実行します:
- サインインウィンドウをブロックしているウィンドウを、サインインウィンドウの外へドラッグします。
- Mission Control機能を使用してサインインウィンドウを見つけます。
- キーボードショートカットのCommand+~を使用してウィンドウを切り替えます。
[HDX-46140]
2209の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2208.1の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2206.1の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2204の既知の問題
- トラフィックがNGSを介してトンネリングされると、Citrix Workspaceアプリによる64MBを超えるファイルのアップロードまたはダウンロードが失敗する場合がある。[CTXBR-3354]
2203.1の既知の問題
-
ブラウザーウィンドウが最大化されていない限り、Jiraアプリの [Create] ボタンをクリックすることはできません。[CTXBR-1976]
-
Webソケット接続は、Citrix Secure Private Access経由でトンネリングされません。[CTXBR-2439]
-
Citrix Workspaceアプリをバージョン2203にアップグレードすると、Citrix Enterprise Browserアイコンに疑問符アイコンが表示されます。この問題は、アップグレード前にCitrix Enterprise Browserがドックに固定されていた場合に発生します。[CTXBR-2864]
-
Citrix Enterprise Browserの [Advanced] セクションで [Reset settings] オプションをクリックしても、ログ設定はデフォルトにリセットされません。この問題を回避するには、[Logs] ページで [Reset to default log settings] オプションをクリックします。[CTXBR-2929]
-
Citrix Enterprise Browserバージョン2201からバージョン2203にアップグレードすると、以前に保存したパスワードが失われ、新しいパスワードを保存できなくなります。[CTXBR-3063]
-
フルスクリーンモードは、ノッチのあるMacでは使用できません。[CVADHELP-19337]
-
ブラウザーを使用してデスクトップまたはアプリのセッションを起動すると、セッションウィンドウがブラウザーウィンドウの背後のバックグラウンドで起動します。[RFMAC-11362]
2201の既知の問題
- オフライン(イントラネット)モードでCitrix Workspaceアプリを使用している場合、Citrix Broker ServiceおよびCitrix Directorではクライアント名がランダムな文字で表示されます。[RFMAC-10842]
2112の既知の問題
- Citrix Workspaceアプリでは、Microsoft Teamsで通話を送受信するときに、断続的に障害が発生する場合があります。次のエラーメッセージが表示されます: 「通話を確立できませんでした。」[HDX-38819]
2111の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2109.1の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2109の既知の問題
-
.cr
ファイルを使用してCitrix Workspaceアプリを構成し、資格情報を使用してサインインした場合、ホームページはしばらくしてから表示されます。[RFMAC-9990] -
保護されているProgressive Web Apps(PWA)がmacOSで開かれている場合、App Protectionポリシーが適用されていません。[RFMAC-10128]
-
Citrix Workspaceアプリでストアを追加した後、[Workspaceアプリの再認証期間] で [現在の再認証期間] を変更し、数分後にオンプレミスからクラウドストアに切り替えると、クラウドストアからサインアウトされ、認証プロンプトが表示されます。Citrix Workspaceアプリにサインインすると、スピナーがいつまでも表示され、サインインできなくなります。[RFMAC-10140]
2108.1の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2108の既知の問題
-
サーバーコンソールで認証ドメインを変更した後にサブスクライブ済みのSaaSアプリを起動すると、セッションが開始されず、次のエラーメッセージが表示されます:
「認証ドメインが変更されました。しばらくしてから再度サインインしてください。」
[RFMAC-9616]
2107の既知の問題
-
サーバーコンソールで認証ドメインを変更し、資格情報を使用してサインインした場合、次のエラーメッセージが表示されます:
サーバーに接続できません
[OK]をクリックすると、ストアにアクセスできます。
[RFMAC-9494]
2106の既知の問題
- 画面を共有すると、黒い画面が表示されます。[HDX-30083]
2104の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2102の既知の問題
このリリースで確認されている新しい問題はありません。
2101の既知の問題
- Mac向けCitrix Workspaceアプリ内から[ネットワーク共有]のファイルにアクセスしようとすると、オプションが有効になっていても失敗する場合があります。[RFMAC-7272]
-
macOS Big Surでは、Mac向けCitrix Workspaceアプリでシングルサインオンで利用できるSAML Webアプリを起動しようとすると失敗し、次のエラーメッセージが表示される場合があります。
Page could not load. Please try again later or contact your administrator for assistance. Incident ID:-202
[RFMAC-7282]
2012の既知の問題
- ビデオ通話を開始するときにMicrosoft Teamsが応答しなくなり、「
Citrix HDX not connected
」エラーが表示されることがあります。この問題を回避するには、Microsoft TeamsまたはVDAを再起動します。[RFMAC-6727] - Microsoft Skype for Businessのビデオ通話は、macOS Big Sur(11.0.1)ではサポートされていません。
- macOS Big Sur(11.0.1)では、USBデバイスを接続しようとすると失敗し、セッションが予期せず終了する場合があります。この問題を回避するには、USBデバイスを再接続します。[RFMAC-7079]
サードパーティ製品についての通知
Citrix Workspaceアプリには、次のドキュメントで定義された条件の下でライセンスが有効になったサードパーティのソフトウェアが含まれている可能性があります。