このリリースについて

1904の新機能

.NET Frameworkのバージョンのアップグレード

このリリースでは、.NET Framework Version 4.6.2以降が必要です。Citrix Workspaceアプリ1904以降にアップグレードまたはダウンロードする場合、必要なバージョンの.NET FrameworkがWindowsシステム上にインストールされていないと、Citrix Workspaceアプリのインストーラーによって必要なバージョンの.NET Frameworkがダウンロードおよびインストールされます。

注:

非管理者権限でCitrix Workspaceアプリをインストールまたはアップグレードする場合、.NET Framework 4.6.2以降がシステム上にインストールされていないと、インストールは失敗します。

Citrix Workspaceアプリのインストーラーパッケージの変更点

以前のリリースでは、Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージのバイナリはCitrix Workspaceアプリのインストーラーにより個別にパッケージ化されていました。この場合バイナリは、Citrix Workspaceアプリのインストール中に、Citrix Workspaceアプリのインストールフォルダー内にローカルにコピーされました。

このリリースでは、Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージ14.16.27012.6以降が必要です。バージョン1904以降、Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージのバイナリはCitrix Workspaceアプリのインストーラーにより個別にパッケージ化されません。代わりに、Citrix WorkspaceアプリのインストーラーにMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージ14.16.27012.6のインストーラーが含まれています。Citrix Workspaceアプリのインストール時、Citrix WorkspaceアプリのインストーラーがMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージがシステム上に存在するかどうかを確認し、必要に応じてインストールします。

注:

非管理者権限でCitrix Workspaceアプリをインストールする場合、Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージがシステム上にインストールされていないと、インストールは失敗します。

Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージをインストールできるのは、管理者のみです。

.NET FrameworkまたはMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージのインストールに関する問題のトラブルシューティングについては、Citrix Knowledge Centerの記事CTX250044を参照してください。

暗号化の更新

この機能は、安全な通信プロトコルにとって重要な変更です。接頭辞がTLS_RSA_の暗号の組み合わせは、Forward Secrecyを提供せず、強度が低いと見なされています。これらの暗号の組み合わせは、Citrix Receiverバージョン13.10では廃止されています。以前のバージョンでの使用はオプションです。

このリリースでは、TLS_RSA_暗号の組み合わせが完全に削除されました。代わりに、より高度なTLS_ECDHE_RSA_暗号の組み合わせがサポートされています。環境がTLS_ECDHE_RSA_暗号の組み合わせで構成されていない場合、暗号化の強度が低いため、クライアントの起動はサポートされません。

次の高度な暗号の組み合わせがサポートされます:

  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384(0xc030)
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384(0xc028)
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA(0xc013)

DTLS v1.0では、次の暗号の組み合わせがサポートされています:

  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA
  • TLS_EMPTY_RENEGOTIATION_INFO_SCSV

DTLS v1.2では、次の暗号の組み合わせがサポートされています:

  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA
  • TLS_EMPTY_RENEGOTIATION_INFO_SCSV

1903の新機能

フレームワークの更新

Citrix Secure Browserエンジンを更新し、最新のセキュリティアップデートが追加されました。これによって、セキュアなSaaSアプリにアクセスするときのセキュリティとパフォーマンスが向上されます。

1902の新機能

注:

Windows向けCitrix Workspaceアプリのこのリリースは、Citrix Virtual Apps and Desktopバージョン7 1903リリースに対応しています。

相対マウスの構成の強化

相対マウス機能は、ウィンドウまたは画面内の最後のフレームからマウスが移動した距離を判断します。 相対マウスは、マウス移動の距離にピクセルデルタを使用します。たとえば、マウスコントロールを使用してカメラの方向を変更する場合、この機能が役立ちます。またアプリでは、3Dオブジェクトやシーンの操作時に画面座標に対するマウスカーソルの位置は関係ないため、カーソルが隠されることがよくあります。

現在、ユーザーはDesktop Viewerからこの機能を有効または無効にでき、セッションごとに使用できます。このリリース以降、ユーザー単位とセッション単位の両方で相対マウス機能を構成できます。これにより、より細かく機能を制御できます。

詳しくは、相対マウスを参照してください。

新しいSDKの導入

このリリースでは、Certificate Identity Declaration(CID)SDKが導入されています。CID SDKを使用すると、Citrix Workspaceアプリがクライアントマシンにインストールされている証明書を使用してStoreFrontサーバーに認証できるユーティリティを開発者が作成できます。

詳しくは、Certificate Identity Declaration SDK for Citrix Workspace app for Windowsのドキュメントを参照してください。

セッションとクライアント間のコピーと貼り付けのサポート

Citrix Virtual Apps and Desktops 1903およびWindows向けCitrix Workspaceアプリの最新バージョンを使用して、ファイル、ディレクトリまたはファイルグループやディレクトリをセッションとローカルクライアント間でコピーしたり貼り付けたりすることができるようになりました。コピーと貼り付け機能は、右クリックメニューまたはキーボードショートカットを使用します。

制限事項:

  • 切り取りは サポートされていません。ファイルの切り取り要求はコピーとして扱われます。
  • ドラッグアンドドロップはサポートされていません。
  • 最初に一方向(クライアントからVDAに、またはVDAからクライアントに)でコピーが開始され、次に逆方向へのコピーが試行された場合、同じファイルでの操作か異なるファイルでの操作かにかかわらず、第二の操作が開始されると最初の操作はメッセージが表示されることなく終了します。

Windows Server 2016とWindows Server 2019のDPIのマッチング

Windows向けCitrix Workspaceアプリを使用している場合、DPIマッチングにより、Windows Server 2016またはWindowsServer 2019のデスクトップセッションとエンドポイントのDPIが一致します。

注:

デフォルトでは、この設定はオフです。DPIマッチングは、DPIスケール設定が有効な場合は常に[無効]に設定されています。シームレスアプリを使用する場合、DPIはデフォルトで100%に設定されています。

高速スマートカードのサポート

高速スマートカードは、既存のHDX PC/SCベースのスマートカードリダイレクトの改良版です。遅延が大きいWAN環境でスマートカードを使用する場合のパフォーマンスが向上しています。

高速スマートカードは、以下のバージョンのCitrix WorkspaceアプリによってLinux VDAでのみサポートされています:

  • Citrix Receiver for Windows 4.12
  • Windows向けCitrix Workspaceアプリ1808以降

Citrix Workspaceアプリで高速スマートカードログオンを有効にするには:

高速スマートカードログオンはVDAでデフォルトで有効になっていますが、Citrix Workspaceアプリではデフォルトで無効になっています。高速スマートカードログオンを有効にするには、関連するStoreFrontサイトのdefault.icaファイルに次のパラメーターを追加します:

copy[WFClient]
SmartCardCryptographicRedirection=On

Citrix Workspaceアプリで高速スマートカードログオンを無効にするには:

Citrix Workspaceアプリで高速スマートカードログオンを無効にするには、関連するStoreFrontサイトのdefault.icaファイルからSmartCardCryptographicRedirectionパラメーターを削除します。

詳しくは、スマートカードを参照してください。

1812の新機能

フレームワークの更新

Citrix Secure Browserに組み込まれたChromium埋め込みフレームワークがバージョン70に更新されました。これによって、セキュアなSaaSアプリにアクセスするときに、より快適なユーザーエクスペリエンスを実現できます。

1811の新機能

注:

Citrix Workspaceアプリのバージョン1811は、Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1811とともにパッケージ化されています。個別にダウンロードすることはできません。バージョン1811のすべての機能は、バージョン1812にも含まれています。

仮想ディスプレイレイアウト

この機能では、リモートデスクトップに適用する仮想モニターレイアウトを定義し、1つのクライアントモニターをリモートデスクトップ上の最大8つのモニターに仮想分割できます。仮想モニターは、Desktop Viewerの [モニターレイアウト] タブで設定できます。ここでは、垂直または水平の線で画面を仮想モニターに分けることができます。画面は、クライアントのモニター解像度で指定されたパーセンテージに従って分割されます。

DPIスケーリングまたはDPIマッチングに使用される仮想モニター用DPIを設定できます。仮想モニターレイアウトを適用した後、セッションのサイズを変更するか、再接続します。

この構成は、全画面、単一モニターのデスクトップセッションにのみ適用され、 公開アプリケーションには影響しません。この構成は、以降のこのクライアントからのすべての接続に適用されます。

グラフィックスモードインジケーターの表示

「無損失インジケーターの表示」ポリシーが「グラフィックスモードインジケーターの表示」ポリシーに置き換わりました。

この設定では、グラフィックスモードインジケーターがユーザーセッションで実行されるように構成されます。使用中のグラフィックモードの詳細を確認できます。グラフィックプロバイダー、エンコーダー、ハードウェアエンコーディング、イメージ品質、進行表示状態、および無損失テキストなどです。

デフォルトでは、グラフィックスモードインジケーターの表示ポリシーは無効です。これは、デフォルトで有効になっていた以前のリリースの無損失インジケーターの表示ポリシーに代わるものです。

Windows 10でのDPIマッチング

Windows向けCitrix Workspaceアプリを使用している場合、DPIマッチングにより、Windows 10デスクトップセッションがエンドポイントのDPIと一致します。

注:

このチェックボックスは、デフォルトでオフになっています。DPIマッチングは、DPIスケール設定が「無効」に設定されている場合に常に有効になります。VM Hosted Appを使用している場合、DPIはデフォルトで100%に設定されます。

HDXアダプティブスループット

HDXアダプティブスループットは、出力バッファを調整することで、ICAセッションのピークスループットをインテリジェントに微調整します。出力バッファの数は、最初は大きい値に設定されます。値を大きくすることで、特に高遅延のネットワークで、データをより迅速かつ効率的にクライアントに送信できます。

高い双方向性、高速なファイル転送、スムーズなビデオ再生、および高いフレームレートと解像度により、優れたユーザーエクスペリエンスを実現します。

セッションの双方向性を常に測定して、ICAセッション内のデータストリームが双方向性に悪影響を及ぼしているかどうかを判別します。悪影響を及ぼしている場合、スループットを低下させて、大規模データストリームがセッションに与える影響を減らし、双方向性を回復できるようにします。

この機能は、Windows向けCitrix Workspaceアプリ1811以降でのみサポートされています。

重要:

HDXアダプティブスループットでは、このメカニズムをクライアントからVDAに移行することにより、出力バッファの設定方法を変更しています。そのため、CTX125027に記載されているとおり、クライアント上の出力バッファ数を調整しても効果はありません。

クライアントドライブマッピングのパフォーマンスの向上

クライアントドライブマッピングで、データをホストとクライアントの間でストリームとして転送できるようになりました。この機能拡張により、ファイル転送がネットワークスループットの状態の変化に適応できます。また、使用可能な追加の帯域幅を使用して、データ転送速度のスケールアップを行います。

この機能は、デフォルトで有効になります。これらの機能拡張には、Windows 1811以降向けCitrix Workspaceアプリが必要です。

この機能を無効にするには、次のレジストリキーを設定し、サーバーを再起動します:

パス:HKEY_LOCAL_MACHINE\System\Currentcontrolset\services\picadm\Parameters 名前:DisableFullStreamWrite 種類: REG_DWORD 値: 0x01 - 無効、 0または削除 - 有効

1810の新機能

Citrix Filesのダウンロード場所を選択するオプション

Citrix Workspaceアプリで、Citrix Filesのダウンロード場所を選択できるようになりました。以前は、Citrix Filesのデフォルトのダウンロード場所は、Downloads フォルダーでした。現在は、ダウンロード場所を構成することができます。

ダウンロード場所は、[高度な設定] ダイアログボックスまたはレジストリエディターのどちらかで設定できます。

レジストリエディターを使用してCitrix Filesのダウンロード場所を構成する方法については、「レジストリエディターを使用してCitrix Filesのダウンロード場所を構成する」を参照してください。

[高度な設定]ダイアログボックスを使用してCitrix Filesのダウンロード場所を構成する方法については、Windows向けCitrix Workspaceアプリのヘルプドキュメントで[高度な設定]を使用したダウンロード先の構成に関するセクションを参照してください。

さらに、このリリースでは、Citrix Cloudのインストール、起動、およびCitrix Workspaceアプリに関するいくつかの問題が修正されています。

1809の新機能

Citrix CastingのCitrix Readyワークスペースハブのサポート

Citrix Readyワークスペースハブは、デジタル環境と物理環境を組み合わせて、セキュアなスマートスペース内にアプリやデータを配信します。このシステム全体が、モバイルアプリやセンサーなどのデバイス(またはモノ)を接続して、インテリジェントで応答性の高い環境を作ります。

Citrix ReadyワークスペースハブはRaspberry Pi 3プラットフォーム上に構築されます。Citrix Workspaceアプリを実行しているデバイスはCitrix Readyワークスペースハブに接続し、デスクトップまたはアプリをより大きなディスプレイにキャストします。Citrix Castingは、Microsoft Windows 10バージョン1607以降、または Windows Server 2016でのみサポートされます。

[高度な設定] ダイアログボックスを使用して、Citrix Workspaceアプリの起動時にCitrix Readyワークスペースハブを起動するかどうかを構成できます。

注:

  • Citrix Casting for Windowsは、バージョン2.40.3839以降をサポートしています。以前のバージョンのワークスペースハブが検出されないか、キャストエラーが発生することがあります。
  • Citrix Readyワークスペースハブ機能は、Windows(ストア)向けCitrix Workspaceアプリではサポートされていません。

Windows向けCitrix WorkspaceアプリのCitrix Readyワークスペースハブについて詳しくは、「 Citrix Readyワークスペースハブの構成」を参照してください。

詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「Citrix Readyワークスペースハブ」のセクションを参照してください。

1808の新機能

埋め込まれたCitrix Secure BrowserでのセキュアなSaaSアプリ

SaaSアプリへのセキュリティ保護されたアクセス機能によって、統合されたユーザーエクスペリエンスで公開SaaSアプリをユーザーに提供できます。SaaSアプリはシングルサインオンで利用できます。管理者は、特定のWebサイトやWebサイトカテゴリへのアクセスをフィルター処理することで、マルウェアやデータ漏えいから組織のネットワークやエンドユーザーデバイスを 保護できるようになりました。

Windows向けCitrix Workspaceアプリは、アクセス制御サービスを使用したSaaSアプリの使用をサポートします。このサービスにより、管理者は一貫したエクスペリエンスを提供し、シングルサインオンを統合し、コンテンツ検査を利用することができます。

SaaSアプリをクラウドで提供する利点は次のとおりです:

  • シンプルな構成 - 操作、更新、使用が簡単です。
  • シングルサインオン - シングルサインオンで簡単にログオンできます。
  • さまざまなアプリの標準テンプレート - 一般的なアプリをテンプレートを使用して構成できます。

アクセス制御サービスを使用してSaaSアプリを構成する方法については、アクセス制御に関するドキュメントを参照してください。

Citrix WorkspaceアプリでのSaaSアプリの使用について詳しくは、「ワークスペース構成」を参照してください。

Citrix Gatewayでのシングルサインオンのサポート

シングルサインオンを使用すると、ドメインに対して認証することで、そのドメインで提供されているCitrix Virtual Apps and Desktopsを再認証する必要なく使用できます。Storebrowseユーティリティでストアを追加すると、スタートメニューの設定を含め、列挙されたアプリケーションやデスクトップとともに資格情報がCitrix Gatewayサーバーにパススルーされます。シングルサインオンの構成後、資格情報を何度も入力しなくても、ストアを追加したり、アプリやデスクトップを列挙したり、必要なリソースを起動することができます。

Citrix Gatewayでシングルサインオンを構成する方法については、「Citrix Gatewayでのシングルサインオンの構成」を参照してください。

ビーコンテスト

このリリースでは、Citrix Workspaceアプリを使用して、構成チェッカーユーティリティの一部であるビーコンチェッカーでビーコンテストを実行できます。ビーコンテストは、ビーコン(ping.citrix.com)が到達可能かどうかを確認します。この診断テストは、リソースの列挙が遅くなる理由として考えられる原因から、ビーコンが使用できないとう可能性を排除するのに役立ちます。

テストを実行するには、システムトレイのCitrix Workspaceアプリを右クリックし、[高度な設定]>[構成 チェッカー] を選択します。テスト一覧からビーコンチェッカーを選択して [実行] をクリックします。

テスト結果は、次のいずれかになります:

  • Reachable - Citrix Workspaceアプリが正常にビーコンに通信できます。
  • Not reachable - Citrix Workspaceアプリはビーコンに通信できません。
  • Partially reachable - Citrix Workspaceアプリは、断続的にビーコンに通信できます。

注:

  • テスト結果は、Web向けWorkspaceでは適用されません。
  • テスト結果はレポートとして保存できます。デフォルトのレポート形式は.txtです。

Citrix WorkspaceアプリのStorebrowseユーティリティ

Storebrowseは、クライアントとサーバー間の相互通信に使用される軽量のコマンドラインユーティリティです。StoreFront内およびCitrix Gateway内のすべての操作を認証するために使用されます。

Storebrowseユーティリティを使用すると、管理者は以下のような日常的な操作を自動化できます。

  • ストアを追加します。
  • 構成済みのストアから公開デスクトップおよびアプリケーションを列挙します。
  • 公開デスクトップまたはアプリケーションを選択して、ICAファイルを手動で生成します。
  • Storebrowseコマンドラインを使用してICAファイルを生成します。
  • 公開アプリケーションを起動します。

Storebrowseユーティリティは、Authmanagerコンポーネントの一部です。Citrix Workspaceのインストール後、StorebrowseユーティリティはAuthManagerインストールフォルダーに格納されます。詳しくは、「Storebrowse」セクションを参照してください。

PDF印刷のサポート

Windows向けCitrix Workspaceアプリのこのリリースでは、セッションでのPDF印刷をサポートしています。Citrix PDFユニバーサルプリンタードライバーを使用すると、Citrix Virtual Apps and Desktopsで実行されているホストアプリケーションやデスクトップを使用して起動したドキュメントを印刷できます。

[印刷] ダイアログボックスで [Citrix PDFプリンター] オプションを選択すると、ドライバーがファイルをPDFに変換して、これをローカルデバイスに転送します。その後、デフォルトのPDFビューアでPDFを表示したり、ローカルに接続されたプリンターで印刷したりできます。

PDFの表示には、Google ChromeブラウザーまたはAdobe Acrobat Readerをお勧めします。

Delivery ControllerでCitrix Studioを使用して、Citrix PDF印刷を有効にできます。

PDF印刷を構成する方法については、「PDF印刷」を参照してください。

ブラウザーコンテンツリダイレクトに関するChromeの機能拡張

ブラウザーコンテンツリダイレクトは、Internet Explorerブラウザーに加えて、Google Chromeブラウザーでも使用できるようになりました。Webブラウザーのコンテンツをクライアントデバイスにリダイレクトし、Citrix Workspaceアプリに埋め込まれた対応するWebブラウザーを作成します。この機能は、ネットワーク使用量、ページ処理、およびグラフィックレンダリングをエンドポイントにオフロードします。そうすることで、要求の多いWebページ、特にHTML5またはWebRTCビデオを組み込んだWebページを閲覧する際のユーザーエクスペリエンスが向上します。

詳しくは、Webブラウザーコンテンツのリダイレクトを参照してください。

高遅延接続でのネットワークスループットの向上

データの送受信に使用されるICA出力バッファのデフォルトの数を、44(64KB)から100(~145KB)に引き上げました。この変更により、高遅延接続でもスループット性能が向上します。この拡張機能は、Citrix Workspaceアプリ1808 for Windows以降にのみ適用されます。

詳しくは、CTX125027を参照してください。

大容量ファイル転送のためのクライアントドライブマッピングのサポート

クライアントドライブマッピングが、4GBを超えるファイルの転送をサポートするようになりました。必要なWindows向けCitrix Workspaceアプリの最小バージョンは1808です。

Citrix Analyticsのサポート

Citrix Workspaceアプリには、Citrix Analyticsにログをセキュアに送信するための機能があります。この機能が有効になっていると、ログは分析され、Citrix Analyticsサーバーに保存されます。Citrix Analyticsについて詳しくは、「Citrix Analytics」を参照してください。

解決された問題

1904で解決された問題

  • Plantronics Blackwire 320 USBヘッドセットは、USB 2.0ポートに接続すると、Citrix Workspaceの基本設定のデバイス一覧に表示されなくなることがあります。この問題は、最適化モードと一般モードの切り替えを繰り返すと発生します。この問題は、Windows 7およびWindows 10システムでは発生していません。 [LD0113]
  • Surface Proデバイス上のDesktop Viewerでスクリーンキーボードを選択すると、キーボードが表示されないことがあります。 [LD0580]
  • Nullポインターによって、wfica32.exeプロセスが予期せず終了することがあります。 [LD0897]
  • Windows向けCitrix Workspaceアプリが休止状態モードから再開後に再接続しようとすると、wfica32.exeプロセスが予期せず終了することがあります。 [LD1023]
  • Desktop Viewerを有効にしてセッションを実行している場合、BGInfoを使用して壁紙を変更することはできません。この問題は、壁紙ファイルがcdviewer.exeによりロックされると発生します。次のエラーメッセージが表示されます:

    Error creating the output bitmap file c:\users\...file.bmp. The process cannot access the file because it is being locked by another process.

    [LD1034]

  • この修正により、すべてのWebブラウザーでシングルサインオン機能を有効にするプロセスが合理化されます。以前のリリースでは、Google Chrome、Microsoft Edge、またはMozilla FireFoxを使用中、管理者が機能を有効にしていなくても、ユーザーがシングルサインオンセッションを開始することができました。

    今後、すべてのWebブラウザーで、グループポリシーオブジェクト管理用テンプレートを使用してシングルサインオンを構成する必要があります。これを行うには、[コンピューターの構成] ノードで [Citrixコンポーネント]>[Citrix Workspace]>[ユーザー認証] に移動し、[ローカルユーザー名とパスワード] ポリシーを選択して [有効] に設定します。

    [RFWIN-10955]

1903で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1902で解決された問題

インストール、アンインストール、アップグレード

  • Citrix Receiver for Windowsをバージョン4.9 CU4にアップグレードすると、カスタム仮想チャネルに必要な特定のレジストリキーが保持されないことがあります。 [LD0633]

キーボード

  • 右のCtrlキーおよび右のShiftキーを含むキーの組み合わせを使用してローカルIMEまたはローカルキーボードレイアウト同期機能を有効にすると、Shiftキーが押されたままになることがあります。 [LD0585]

セッション/接続

  • 異なる状態のストアが2つあると、認証の問題が発生することがあります。1つは [オン] の状態でもう1つは [オフ] の状態になっている場合です。 [LC9511]
  • ホストされる共有デスクトップで複数アプリケーションを起動します。クライアント間で切り替えた場合、または切断か再接続操作を実行した場合、次のエラーメッセージが表示されることがあります:

    Citrix HDX Engine has stopped working Exception caused the program to stop working correctly. Please close the program. [LC9772]

  • 公開デスクトップアプリケーションにアクセスしようとすると、セッションが切断されることがあります。セッションが切断されると、wfica32.exeプロセスが予期せず終了します。 [LC9966]
  • ダブルホップシナリオでは、wfica.32.exeプロセスのCPU使用率が高くなる可能性があります。 [LD0386]
  • Bloomberg端末の公開アプリケーション内でWeb URLを呼び出す関数を実行すると、URLがユーザーデバイスにリダイレクトされないことがあります。 [LD0484]
  • 残留アプリが構成されている場合、セッションの切断後に公開アプリケーションが既存のファイルを再度開くことができないことがあります。 [LD0742]
  • 公開デスクトップの表示名にASCII以外の文字が含まれている場合、前面カメラから背面カメラへの切り替えが失敗することがあります。 [LD0732]

システムの例外

  • コンテンツの双方向リダイレクトポリシーを有効にした場合、ローカルのWebbブラウザーでWebページを開こうとすると、Redirector.exeプロセスが予期せず終了することがあります。その結果、コンテンツの双方向リダイレクトが機能せず、このエラーメッセージ表示されます:

    Citrix FTA, URL Redirector stopped working. [LD0420]

  • wfica32.exeプロセスが、予期せずに終了する場合があります。プロキシ設定が構成されている場合に、Citrix Receiver for Webで新しいセッションを開始しようとすると問題が発生します。 [LD0548]

ユーザーインターフェイス

  • Receiverのリセットオプションを選択すると、Citrix Receiver for WindowsによってMicrosoft Windows 10に.Net Framework 3.5をインストールするよう要求される場合があります。 [LD0690]

1812で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1811で解決された問題

キーボード:

  • リモートセッションでマウスのクリックが機能しないことがあります。この問題は、Desktop Viewerツールバーで[Preferences]ウィンドウを開いて、MouseTimer設定をデフォルト値以外の値に構成する場合に発生することがあります。 [LD0260]

セッション/接続:

  • アプリケーションを起動できず、次のエラーメッセージが表示されます:

    アプリケーションを起動できません。ヘルプデスクに連絡して、次の情報を提供してください:Citrix Receiverを開くことができません。

    この問題を解決するには、管理者が次のレジストリキーを設定する必要があります:

    • レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\ICA Client\Engine
    • 名前:EngineTimeout
    • 種類:DWORD
    • 値:20秒以上

    この問題を解決するには、ユーザーが次のレジストリキーを設定する必要があります:

    • レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\ICA Client\Engine
    • 名前:EngineTimeout
    • 種類:DWORD
    • 値:20秒以上。例:EngineTimeout=20

[LC9771]

  • Citrix Receiver for Windowsを使用して起動したアプリケーションは、セカンダリモニターにミラーリングされることがあります。 [LC9893]
  • バーコードリーダーを使用すると、大量のデータと送信するときに一部が失われることがあります。 [LD0243]

1810で解決された問題

セッション/接続:

  • Citrix Receiver for Windowsをバージョン4.9.1000にアップグレードすると、ログオフ時にCDViewerが灰色の画面を表示することがあります。 [LC9290]
  • GDIオブジェクトリリースの問題により、wfica32.exeプロセスでのCPU使用率が高くなることがあります。 [LC9356]
  • StoreFrontで内部ビーコンポイントを変更した後、Citrix Receiver for Windowsを再起動するまで、Receiver for Windowsからアプリケーションを起動できないことがあります。 [LC9442]
  • 異なる状態のストアが2つあると、認証の問題が発生することがあります。1つは[オン]の状態でもう1つは[オフ]の状態になっている場合です。 [LC9511]
  • Azure Mobile Device Management(MDM)Intuneからプッシュされたreceiver.admxファイルで、構文エラーが発生することがあります。 [LC9992]
  • .docxでファイルの種類の関連付けを初めて構成するときに既定のプログラムを選択しない場合、次のエラーメッセージが表示されることがあります:

Windowsが指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。これらの項目にアクセスするための適切なアクセス許可がない可能性があります。 [LD0026]

  • この修正により、シームレスアプリケーションの最小化されたウィンドウがタスクバーではなくデスクトップに配置されても、ウィンドウが正しく表示されることがあります。 [LD0034]
  • EnableTracing=falseオプションでコマンドラインを使用してCitrix Receiver for Windows 4.12をインストールした後 [Receiver]>[開く] を右クリックしても、構成ウィザードが開始されません。 [LD0156]
  • NVIDIAグラフィックカードを使用すると、特定のサードパーティ製アプリケーションの公開インスタンスが透過アプリケーションとして開くことがあります。 [LD0175]
  • コントロールパネルのアイコンから作成されたローカルアプリケーションのショートカットは、Citrix Studioで構成されたKEYWORDS:Preferからは起動できません。 [LD0288]
  • ユーザーがインストールしたWindows向けCitrix Workspaceアプリで、公開SaaSアプリの起動に失敗することがあります。 [RFWIN-9329]

    この問題を回避するには、次の手順を実行します:

    1. レジストリエディターを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥WOW6432Node¥Citrixディレクトリに移動します。
    2. ブラウザーという名前のフォルダーと、InstallDirという名前の展開可能な文字列値レジストリキーを作成します。
    3. キーの値に「%localAppData%\Citrix\ICAClient」を指定します。

    この問題について詳しくは、Knowledge CenterのCTX237199を参照してください。

システムの例外:

  • Citrix Receiver for Windowsが予期せず終了し、次のエラーメッセージが表示されることがあります:Citrix HDX Engineが動作を停止しました

    この問題は、グラフィックモジュールにトラップがある場合に発生します。 [LC9466]

  • システムからログオフすると、wfica32.exeプロセスが予期せず終了する場合があります。 [LC9892]
  • 汎用クライアントIMEとローカルIMEを切り替えるコマンドを使用すると、wfica32.exeプロセスが予期せず終了する場合があります。 [LD0038]

1809で解決された問題

ログオン/認証:

  • Citrix Receiver for Windowsを使用してアカウントを追加する場合、ストアURLを入力すると、次のエラーメッセージが表示されることがあります:認証サービスにアクセスできない可能性があります。この問題は、StoreFront URLが文字列「citrix.com」で始まる場合に発生します。 [LC9631]

セッション/接続:

  • Citrix Receiver for Windows 4.10.1を使用すると、特定の公開アプリケーションを終了できないことがあります。この問題は、アプリケーションを終了しようとしているときに、確認メッセージが表示されない場合に発生します。 [LC9353]
  • セキュリティで保護された接続経由でアプリケーションを起動しようとすると、失敗することがあります。この問題は、件名とログ発行名が長いことによって証明書が長くなった場合に発生します。 [LC9853]
  • Citrix Receiver for Windows 4.11が断続的に終了し、このエラーメッセージが表示されることがあります:このアプリケーションがクラッシュしました。この問題は、wfica32.exeのアプリケーション障害が原因で発生します。 [LC9890]

ユーザーインターフェイス:

  • 非シームレスなウィンドウが正しくサイズ変更されず、スクロールバーが表示されることがあります。 [LC9545]

1808で解決された問題

インストール、アンインストール、アップグレード:

  • サイレントインストールコマンドを使用してCitrix Receiver for Windows 4.9.2000をインストールしようとすると、インストールプロセスが完了しないことがあります。 [LC9587]

ログオン/認証:

  • AuthManSvr.exeプロセスの再起動後、Windows向けCitrix Workspaceアプリからのログオフに失敗します。 [LC7981]

セッション/接続:

  • Citrix Receiver for Windows 4.7がスキャナーのリダイレクトに失敗することがあります。この問題は、Twain 2.0デバイスのサポートにより、VDAで動作している非Twain 2.0デバイスで回帰が発生した場合に発生します。 [LC8215]
  • Citrix Receiver for WindowsをPSExecコマンドを使用してバージョン13.xからバージョン14.4にアップグレードすると、ストアへのログオンに失敗することがあります。さらに、PSExecコマンドを使用すると、Receiver for Windowsがインストールまたはアップグレード中に応答しなくなることがあります。参照番号LC9024をインストールすると、AuthManagerコンポーネントは他のコンポーネントとともに、ICAクライアントフォルダー内にインストールされます。 [LC9024]
  • ローカルアプリアクセスを有効にすると、ホストされたデスクトップの起動に失敗することがあります。デスクトップは起動したように見えますが、灰色の画面が残ったままになります。 [LC9452]
  • LPTポートリダイレクトポリシーを有効にしてJavaアプリケーション(Javaw.exe)を起動すると、ユーザーセッションが切断されることがあります。 [LC9610]
  • シングルサインオン構成を検証する構成チェッカーは、検証プロセスを完了できず、シングルサインオンプロセスの検証が停止することがあります。 [LC9625]
  • Win+TabキーまたはAlt+Tabキーを使用して複数の公開アプリケーションを切り替えると、クライアント上でGDIオブジェクトが増加し、アプリケーションが応答しなくなり黒いピクセルが表示されることがあります。 [LC9655]

ユーザーエクスペリエンス:

  • IME(Input Method Editor)を使用し、シームレスモードのアプリケーションでテキストを入力すると、テキストが表示されないことがあります。この問題は、テキストのフォントサイズが小さい場合に発生します。[LC9882] この修正を有効にするには、以下のレジストリキーを設定します:
    • レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ICA Client
    • 名前:DisableD3DRenderWidthHeightCheck
    • 種類:REG_DWORD
    • 値:1

既知の問題

1904での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1903での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1902での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1812での既知の問題

  • 最新のNVIDIA GPUを搭載したVDA上で実行されているセッションでは、イメージの破損が発生することがあります。現在、この問題の解決に向けた取り組みが進められています。

1810での既知の問題

  • Citrix WorkspaceアプリがインストールされたコンピューターでWindows 10をアップグレードすると、パススルー認証に失敗します。詳しくは、Knowledge CenterのCTX234973を参照してください。 [TPV-1916]

1809での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1808での既知の問題

  • スプラッシュスクリーンが表示されたときにWindows向けCitrix Workspaceアプリのインストールを終了すると、競合が発生する可能性があります。 [RFWIN-9298]
  • Citrix Receiver for Windowsバージョン4.11をWindows 10オペレーティングシステム(ビルド番号10240)にインストールすると、VDAへの接続によりソケットエラー10038が発生することがあります。

    この問題を解決するには、Windows 10オペレーティングシステムビルド番号10240をWindows 10オペレーティングシステムビルド番号1803にアップグレードします。

    詳しくは、Knowledge CenterのCTX237203を参照してください。

サードパーティ製品についての通知

Citrix Workspaceアプリには、次のドキュメントで定義された条件の下でライセンスが有効になったサードパーティのソフトウェアが含まれている可能性があります。

Windows向けCitrix Workspaceアプリのサードパーティ製品についての通知