監視

条件付き認証エラーの失敗を診断する

条件付き認証により、Citrix Cloud管理者は、設定したポリシー条件に基づいてワークスペースログインフロー中にエンドユーザーをさまざまなIDプロバイダー(idP)に誘導できます。 そのため、管理者が設定したリスク要因に基づいて、エンドユーザーごとにさまざまなレベルのアクセス検証が行われます。 条件付き認証について詳しくは、「条件付き認証」を参照してください。

条件付き認証が失敗した場合は、エラーメッセージに記載されているトランザクションIDを使用して、Monitorで失敗の詳細を検索できます。 Monitorは、Monitor UIに条件付き認証失敗の理由と条件付きポリシーを表示することで、失敗イベントのトラブルシューティングに役立ちます。

条件付き認証の失敗の表示

条件付き認証の失敗を表示するには、次の手順を実行します:

  1. 条件付き認証を使用する失敗したセッションのトランザクションIDをコピーします。
  2. Monitorダッシュボードで[検索]をクリックします。
  3. ドロップダウンリストから[トランザクションID]を選択します。
  4. コピーしたトランザクションIDを貼り付けます。 検索結果をクリックすると、トランザクションIDの詳細ページが表示されます。

条件付き認証の失敗

トランザクションIDの詳細

トランザクションIDの詳細ページには、次の詳細が表示されます:

フィールド 説明
状態 条件付き認証のステータスを表示します。 設定可能な値は、成功または失敗です。
ログオン日時 ログインの時間。
ワークスペースURL Citrix WorkspaceアプリのストアURL。
エラーの詳細  
エラーコード

エラーコードが表示されます。 可能なエラーコードは次のとおりです:
100 - このエラーは、ポリシー評価中に一致するものが見つからなかった場合に発生します。
200 - これは内部エラーです。 問題が解決されない場合は、Citrixサポートチームにお問い合わせください。
エラーの説明 エラーの説明が表示されます。
構成されたポリシーを確認する  
ポリシー名 ポリシー名が表示されます。
ポリシーID ポリシーIDが表示されます。
状態 ポリシーのステータスが表示されます。
ポリシー条件の評価  
種類 ポリシー条件タイプが表示されます。
条件の基準 条件の基準が表示されます。
ポリシー条件値が表示されます。
条件結果 ポリシー評価の結果が表示されます。
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