インストール
手動インストール
Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリには多くの展開オプションがあります。
- Google App管理コンソールでは、Googleポリシーを使用してCitrix Workspaceを構成できます。Chrome OSの構成について詳しくは、Knowledge CenterのCTX141844を参照してください。
- Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリを再パッケージして、生成済みのCitrix Workspace構成(.cr)ファイルをパッケージ内に含めることができます。.crファイルには、ユーザーのデスクトップおよびアプリケーションを提供するCitrix GatewayおよびCitrix Receiver for Webサイトに関する接続の詳細が含まれています。ユーザーはchrome://extensionsを参照してから、再パッケージしたアプリ(.crx)ファイルをChromeウィンドウにドラッグしてChrome OS向けCitrix Workspaceアプリをインストールします。アプリが事前構成されるため、ユーザーはCitrix Workspaceアプリをインストールした後、追加構成をすることなく使用を開始できます。
次の方法で、管理者がエンドユーザーにカスタムChrome OS向けCitrix Workspaceアプリを配信できます:
- Google管理コンソールを使い、Google Apps for Businessを介してユーザー用に再パッケージしたアプリケーションを公開します。
- メールなどそのほかの方法で、ユーザーに.crxファイルを提供します。
- ユーザーは、ChromeウェブストアからChrome OS向けCitrix Workspaceアプリをインストールできます。ユーザーはCitrix Workspaceを検索し、[Chromeに追加] をクリックできます。
インストールしたら、ユーザーのデスクトップおよびアプリを提供するCitrix GatewayおよびCitrix Receiver for Webサイトに関する接続の詳細を、Chrome向けCitrix Workspaceアプリで構成する必要があります。この機能は、2とおりの方法で実行できます:
- 適切な接続の詳細を含む.crファイルを生成し、このファイルをユーザーに配布します。Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリを構成するには、ユーザーが.crファイルをダブルクリックして、プロンプトが表示されたら[追加]をクリックします。StoreFrontから.crファイルを生成する方法については、「ユーザー用のストアプロビジョニングファイルのエクスポート」を参照してください。
- ユーザーが初めてChrome OS向けCitrix Workspaceアプリを起動するときに、手動で入力するURLを指示します。
再パッケージ
ユーザーに対する展開処理を簡素化するには、新しい.crファイルでChrome OS向けCitrix Workspaceアプリを再パッケージして、Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリで環境に適した接続の詳細を再構成できます。ユーザーはChrome OS向けCitrix Workspaceアプリをインストールすると、追加構成を一切することなくすぐにその使用を開始できます。
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Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリのパッケージ化されていないバージョンを適切な場所にダウンロードします。
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サンプルの構成ファイルをダウンロードして、環境に適合するようにそれをカスタマイズします。
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修正した構成ファイルの名前をdefault.crと変更し、Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリのルートディレクトリにコピーします。
Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリを再パッケージする場合、別の名前または別の場所にある構成ファイルは含まれません。
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デフォルトでは、セッション内でツールバーが有効になっています。セッション内ツールバーを無効にする場合は、次の手順を実行します。
注: configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。
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テキストエディターを使ってChrome向けCitrix Workspaceアプリルートディレクトリにあるconfiguration.jsファイルを開きます。
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ファイル内で次のセクションを検索します。
pre codeblock 'appPrefs':{ 'chromeApp':{ 'ui' : { 'toolbar' : { 'menubar':true, 'clipboard': false <!--NeedCopy-->
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menubar属性の設定をfalseに変更します。
注: 以前の構成を上書きするには、Google管理コンソールを使用してポリシーをプッシュすることをお勧めします。
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Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリは、デフォルトでChromebookのファイルアプリを使用してあらゆる拡張子のファイルを開くことができます。Chromebookでは、Googleドライブでファイルを開くためにVDAのFileAccessコンポーネントを使用できます。
管理者がこのオプションを無効にしてCitrix Workspaceアプリのパッケージ化されてないファイルをダウンロードする場合、manifest.jsonの”file handlers”セクションを次のように編集します:
"file handlers" : { "text" : "extensions" : [ "ica", "cr" ] } } <!--NeedCopy-->
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Chromeでchrome: //extensionsに移動し、ページ右上隅にある [デベロッパーモード] チェックボックスをオンにして [拡張機能のパッケージ化] ボタンをクリックします。
セキュリティ上の理由により、StoreFrontは既知のChrome OS向けCitrix Workspaceアプリインスタンスからの接続のみを受け入れます。再パッケージしたアプリケーションをホワイトリストに登録して、ユーザーがCitrix Receiver for Webサイトに接続できるようにする必要があります。
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StoreFrontサーバーで、テキストエディターを使ってCitrix Receiver for Webサイトのweb.configファイルを開きます。このファイルは、C:\inetpub\wwwroot\Citrix\<ストア名> Webディレクトリにあります。ストア名はストアの作成時に指定した名前です。
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ファイル内で次の要素を検索します。
pre codeblock <html5 ... chromeAppOrigins="chrome-extension://haiffjcadagjlijoggckpgfnoeiflnem" ... /> <!--NeedCopy-->
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chromeAppOrigins属性の値をchrome-extension://packageidに変更します。ここでpackageidは、再パッケージしたアプリケーションに対して生成されたIDです。
アンインストール
Citrix Workspaceアプリをインストールして構成した後、Chromeアプリ一覧でCitrix Workspaceアイコンを選択します。次の画像に示すように、Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリが起動します。デバイスからChrome OS向けCitrix Workspaceアプリを削除するには、Chromeアプリ一覧でCitrix Workspaceアイコンを右クリックし、[アンインストール] を選択します。
アップグレード
新しいCitrix Workspaceアプリにアップグレードするには、次のいずれかの手順を実行します:
- CitrixのダウンロードページからCitrix Workspaceアプリをダウンロードしてインストールし、Citrix ReceiverからCitrix Workspaceアプリにアップグレードします。
- お使いのOSのアプリストアを使用してCitrix Workspaceアプリをアップグレードします。
- WindowsおよびmacOSでは、Citrix Receiverの更新プログラムを使用してCitrix ReceiverからCitrix Workspaceアプリに自動更新します。
Citrix Receiver for Chromeのドキュメントについては、Citrix Receiverを参照してください。