Citrix Endpoint Management

Siriとディクテーションのポリシー

管理されたiOSデバイス上でユーザーがSiriに何かを求めるか、テキストを口述する場合、AppleはSiriの改善のために音声データを収集します。音声データはAppleのクラウドベースのサービスを通過し、したがって、セキュアなCitrix Endpoint Managementコンテナの外側に存在します。ただし、ディクテーションの結果として生じたテキストは、コンテナ内に残ります。

Citrix Endpoint Managementでは、セキュリティのニーズの要件に応じて、Siriおよびディクテーションサービスをブロックできます。

MAM展開では、各アプリのディクテーションを禁止ポリシーはデフォルトで [オン] であり、デバイスのマイクは無効になります。ディクテーションを許可する場合、[オフ] に設定します。Citrix Endpoint Managementコンソールの [構成]>[アプリ] で、ポリシーを検出できます。アプリを選択し、[編集] をクリックしてから [iOS] をクリックします。

アプリ構成画面

MDM展開では、[構成]>[デバイスポリシー] で、SiriポリシーとともにSiriを無効にすることもできます。Siriの使用は、デフォルトで許可されています。

デバイスポリシー構成画面

Siriおよびディクテーションを許可するかどうか決定するときの留意事項:

  • Appleが公開した情報によると、AppleはSiriおよびディクテーション音声クリップデータを最大で2年間保持します。データにはユーザーを表す乱数が割り当てられ、音声ファイルはこの乱数に関連付けられます。
  • iOSデバイスで [設定]>[一般]>[キーボード] と移動して、[音声入力] の下のリンクをタップすると、Appleのプライバシーポリシーを確認できます。
Siriとディクテーションのポリシー

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