iOS一括購入

AppleのiOS一括購入を使用すると、iOSアプリのライセンスを管理することができます。一括購入ソリューションを利用すると、組織のアプリケーションやそのほかの大量なデータの検索、購入、配布の処理が簡単になります。

一括購入では、Endpoint Managementを使用してパブリックアプリストアのアプリを配布することができます。一括購入は、Citrix業務用モバイルアプリ、またはMDX Toolkitを使用してラップしたアプリではサポートされていません。一括購入では、パブリックストアから入手したEndpoint Managementアプリを配布することはできますが、展開は最適化されません。こうした制約を解決するには、Endpoint ManagementサーバーとSecure Hubストアをさらに強化する必要があります。一括購入経由のEndpoint Managementパブリックストアアプリの展開に関する既知の問題の一覧は、Citrix knowledge Centerのトピックを参照してください。

一括購入によって、適用可能なアプリをデバイスに直接配布できます。また、引き換え可能なコードを使用してユーザーにコンテンツを割り当てることができます。Endpoint Managementで、iOS一括購入に固有の設定を構成できます。

Endpoint Managementは、一括購入ライセンスをAppleから定期的に再インポートしてライセンスにすべての変更を反映させています。このような変更には、インポートしたアプリを一括購入から手動で削除する場合も含まれます。デフォルトで、Endpoint Managementは一括購入ライセンスの基準を最低720分ごとに更新します。この基準間隔をサーバープロパティの一括購入基準間隔(VP.baseline)で変更することができます。詳しくは、「サーバープロパティ」を参照してください。

このトピックは、管理されたライセンスで一括購入を使用して、Endpoint Managementでアプリを配布できるようにする方法について説明します。現在引き換えコードを使用中で、管理された配布に変更する場合は、Apple社のサポートドキュメントの一括購入で引き換えコードから管理配布に移行するを参照してください。

iOS一括購入について詳しくは、https://volume.itunes.apple.com/us/storeを参照してください。一括購入に登録するには、https://deploy.apple.com/qforms/open/register/index/avsに移動します。iTunesで一括購入ストアにアクセスするには、https://volume.itunes.apple.com/?l=enに移動します。

Endpoint ManagementでiOS一括購入設定を保存すると、購入したアプリケーションがEndpoint Managementコンソールの [構成]>[アプリ] ページに表示されます。

  1. Endpoint Managementコンソールで、右上の歯車アイコンをクリックします。[設定] ページが開きます。

  2. [一括購入] をクリックします。[一括購入] 構成ページが開きます。

    一括購入の構成画面

  3. 次の設定を構成します。

    • Secure Hubのユーザーパスワードを保存する: Endpoint Management認証用のユーザー名とパスワードをSecure Hubに保存するかどうかを選択します。デフォルトでは、この安全な方法で情報を保存します。
    • 一括購入国ユーザープロパティマッピング: ユーザーが国固有のアプリケーションストアからアプリケーションをダウンロードできるようにするコードを入力します。

    このマッピングは一括購入のプロパティプールの選択に使用されます。たとえば、ユーザープロパティが米国で、アプリの一括購入コードが日本用の場合、そのユーザーはそのアプリをダウンロードすることはできません。国マッピングコードについて詳しくは、一括購入プラン管理者に問い合わせてください。

  4. 追加する一括購入アカウントごとに、[追加] をクリックします。[一括購入アカウントの追加] ダイアログボックスが開きます。

    iOS設定の構成画面

  5. 追加するアカウントごとに、次の設定を構成します。

    注:

    Apple Configurator 1を使用している場合、次の手順でライセンスファイルをアップロードします。[構成]>[アプリ]、プラットフォームページの順に移動し、[一括購入] を展開します。

    • 名前: 一括購入アカウント名を入力します。
    • サフィックス: 一括購入アカウントを介して取得したアプリに表示されるサフィックスを入力します。たとえば、VPを入力すると、Secure Mailアプリはアプリ一覧に Secure Mail - VP として表示されます。
    • 会社トークン: Appleから取得した一括購入サービストークンを入力するか、コピーして貼り付けます。トークンを取得するには、Apple一括購入ポータルの [Account Summary] ページで [Download] をクリックし、一括購入ファイルを生成してダウンロードします。このファイルには、サービストークンのほかに、国コードや有効期限などの他の情報も含まれます。ファイルを安全な場所に保存します。
    • ユーザーログイン: 任意で、カスタムB2Bアプリのインポートに使用する、認証済み一括購入アカウントの管理者名を入力します。
    • ユーザーパスワード: 一括購入アカウントの管理者パスワードを入力します。
    • アプリの自動更新: [オン] にすると、Appleストアに更新プログラムがある場合、一括購入アプリは自動更新されます。デフォルトは [オフ] です。
  6. [保存] をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

  7. [保存] をクリックして、一括購入構成を保存します。

    アプリを [構成]>[アプリ] ページの一覧に追加するメッセージが表示されます。このページで、一括購入アカウントのアプリ名に前述の構成で指定したサフィックスが含まれていることを確認してください。

一括購入アプリ設定を構成し、一括購入アプリのデリバリーグループおよびデリバリーポリシー設定を調整できるようになりました。この構成を完了すると、ユーザーはデバイスを登録できるようになります。以下は、この手順で検討する事項です。

  • 一括購入アプリ設定([構成]>[アプリ])を構成すると、[デバイスへの強制ライセンス割り当て] が有効になります。監視対象デバイスでApple一括購入およびApple Deployment Programを使用する利点は、Endpoint Managementがアプリをデバイスレベル(ユーザーレベルではなく)で割り当てることができるようになることです。このため、Apple IDデバイスを使用する必要がありません。また、一括購入プログラム参加の招待状がユーザーに送信されることもありません。ユーザーは各自のiTunesアカウントにサインインせずにアプリをダウンロードできます。

    アプリ構成画面

    アプリの一括購入情報を表示するには、[一括購入] を展開します。[一括購入ライセンスキー] の表で、ライセンスがデバイスに関連付けられていることにご注意ください。ユーザーがトークンを削除して再度インポートすると、シリアル番号ではなく「非表示」と表示されます。これはApple社のプライバシー制限によるものです。

    アプリ構成画面

    ライセンスの関連付けを解除するには、該当ライセンスの行を選択して [割り当て解除] をクリックします。

    アプリ構成画面

    一括購入ライセンスをユーザーに関連付けると、Endpoint Managementはユーザーを一括購入アカウントに統合し、ユーザーのiTunes IDを一括購入アカウントに関連付けます。ユーザーのiTunes IDがユーザーの会社やEndpoint Managementサーバーに表示されることはありません。Apple社はユーザーのプライバシーを確保するために、透過的に関連付けを作成します。ユーザーアカウントからすべてのライセンスの関連付けを解除することで、一括購入プログラムからユーザーを削除できます。ユーザーを削除するには、[管理]>[デバイス] にアクセスします。

    デバイス構成画面

    Endpoint Managementは、一括購入ライセンスをAppleから定期的に再インポートしてライセンスにすべての変更を反映させています。一括購入アカウントとの同期を強制するには、[設定]>[iOS設定] に移動し、[同期を強制する] をクリックします。

    クリックして同期の強制を確定すると、Endpoint Managementが一括購入情報をインポートします。一括購入ライセンスの数によっては、インポートに数分かかることがあります。同期が完了すると、Endpoint Managementは [iOS設定] ページを更新し、新規追加された [最後の同期日付] 列の同期日時を更新します。

    iOS設定の構成画面

  • アプリをデリバリーグループに割り当てると、Endpoint Managementはデフォルトでアプリを任意アプリとして認識します。Endpoint Managementで確実にアプリがデバイスに展開されるようにするには、[構成]>[デリバリーグループ] に移動します。[アプリ] ページでアプリを [必須アプリ] 一覧に移動します。
  • パブリックアプリストアのアプリの更新が使用可能な場合:アプリが一括購入経由でプッシュされる場合、このアプリは自動的にデバイスで更新されます。Secure Hub(ユーザーではなくデバイスに割り当てられている場合)の更新をプッシュするには、次の手順を実行します。プラットフォームページの [構成]>[アプリ] で、[更新プログラムのチェック] をクリックして更新を適用します。

    アプリ構成画面

    Endpoint Managementで、Apple一括購入の有効期限が切れている場合に [ライセンスの有効期限の警告] が表示されます。

    ライセンス有効期限警告画面

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