Citrix Endpoint Management

アプリインベントリデバイスポリシー

アプリインベントリポリシーでは、管理対象デバイス上のアプリのインベントリを収集できます。これにより、Citrix Endpoint Managementはインベントリを、そのデバイスに展開済みのアプリアクセスポリシーと比較できます。この方法で、アプリの許可リストまたは禁止リストにあるアプリを検出し、それに応じて対応できます。アプリのアクセスポリシーを使用して、許可リストまたは禁止リストを定義します。

このポリシーを追加または構成するには、[構成]>[デバイスポリシー] の順に選択します。詳しくは、「デバイスポリシー」を参照してください。

iOS、macOS、Android(従来のデバイス管理者)、Android Enterprise、Windowsデスクトップ/タブレット

デバイスポリシー構成画面

  • 選択したプラットフォームごとに、デフォルト設定のままにしておくか、設定を [オフ] に変更します。デフォルトは [オン] です。

Win32アプリのインベントリと削除

ユーザーデバイス上のWin32アプリがアプリアクセスデバイスポリシーに準拠しているかどうかを判別できます。管理対象のWindows 10およびWindows 11デスクトップデバイスおよびタブレットデバイスのWin32アプリのインベントリを表示するには:

  1. [構成]>[デバイスポリシー]に移動し、Windowsデスクトップ/タブレットプラットフォームの[アプリインベトリ]ポリシーを追加します。ポリシーを展開します。

  2. [管理]>[デバイス] に移動して、表示するWindows 10およびWindows 11デバイスを選択し、[編集] をクリックして [アプリ] タブをクリックします。

    インベントリの結果が表示されます。

    注:

    Windows 11デバイスを構成している場合、Microsoftの設計どおりに正確なインベントリ結果を得るには最大24時間待つ必要があります。

    デバイス構成画面

  3. 実際のアプリのインベントリを[アプリインベトリ]デバイスポリシーと比較します。デバイスに禁止リスト登録済みのアプリがインストールされている場合、デバイスから削除できます。

誤った製品コードに起因するアプリのインストールとアンインストールの問題

Win32アプリが誤った製品コードで構成されている場合、アプリは初めはインストールされますが、MicrosoftからCitrix Endpoint Managementにこのアプリの状態が返されません。次のような結果になります:

  • [アプリのアンインストール]デバイスポリシーでアプリがアンインストールされません。
  • Citrix Endpoint Managementはアプリのインストールを確認していないため、引き続きアプリを展開します。アプリは既にインストールされているため、展開のたびにデバイスはエラーコードを生成します。[管理]>[デバイス]>[デリバリーグループ詳細] に表示されるエラーは次のとおりです:Msi Application received: Reporting:AppPush id:7z1701-x64.msi: Command execution failed -2147023293

製品コードを修正するには、以下の操作を行います:

  1. アプリを手動でデバイスから削除します。
  2. Citrix Endpoint Managementコンソールで、[構成]>[アプリ] に移動して、Win32アプリの製品コードを修正します。
  3. Win32アプリを展開します。
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