Product Documentation

マルチメディアのポリシー設定

Mar 03, 2016

マルチメディアセクションには、ユーザーセッションでのオーディオとビデオのストリーム配信の管理に関するポリシー設定があります。

ビデオ品質の制限

この設定では、HDX接続で許可される最大ビデオ品質レベルを指定します。 最大ビデオ品質を指定すると、マルチメディアコンテンツに対する一定レベルのQoS(Quality of Service)を保証できます。

デフォルトでは、この設定は構成されていません。

許可される最大ビデオ品質レベルを指定するには、次のいずれかのオプションを選択します。
  • 1080p/8.5mbps
  • 720p/4.0mbps
  • 480p/720kbps
  • 380p/400kbps
  • 240p/200kbps
注:単一サーバー上で複数のビデオを同時に再生すると多くのリソースが消費され、サーバーのスケーラビリティが低下することがあります。

マルチメディア会議

この設定では、ビデオ会議アプリケーションの使用を許可または禁止します。

デフォルトでは、許可されます。

この設定をポリシーに追加するときは、[Windowsメディアリダイレクト]設定で[許可]が選択されていることを確認してください。

マルチメディア会議を使用する場合、次の条件を満たしていることを確認してください。
  • マルチメディア会議に使用するWebカメラの製造元が提供するドライバーがインストール済みである。
  • ビデオ会議セッションを始める前に、Webカメラがユーザーデバイスに接続済みである。 複数のWebカメラを同時に使用することはできません。 ユーザーデバイス上に複数のWebカメラが装着されている場合、最初に検出されたものから接続が試行されます。

WAN接続でのWindows Mediaマルチメディアリダイレクトの最適化

この設定を許可するとリアルタイムマルチメディアトランスコードが有効になり、オーディオやビデオのメディアコンテンツをモバイルデバイスにストリーム配信したり、WAN上でのWindows Mediaコンテンツの配信を最適化してユーザーエクスペリエンスを向上させたりします。

デフォルトでは、WANを介したWindows Mediaコンテンツの配信が最適化されます。

この設定をポリシーに追加するときは、[Windowsメディアリダイレクト]設定で[許可]が選択されていることを確認してください。

この設定を有効にすると、メディアのストリーム配信を有効にするリアルタイムマルチメディアトランスコードが必要に応じて自動的に適用され、ネットワーク条件が悪い場合でもシームレスなユーザーエクスペリエンスが提供されます。

WAN接続でのWindows MediaマルチメディアリダイレクトでのGPUの使用

この設定項目では、リアルタイムマルチメディアトランスコードの処理をVirtual Delivery Agent(VDA)側のGPU(Graphics Processing Unit)で行い、サーバーのスケーラビリティを向上させる機能を許可または禁止します。 GPUでのトランスコード処理は、VDA側にハードウェアアクセラレーションをサポートするGPUが搭載されている場合にのみ可能になります。 適切なGPUがない場合は、CPUがトランスコード処理を行います。

注:GPUでのトランスコード処理は、NVIDIA社のGPUでのみサポートされます。

デフォルトでは、WANを介したWindows Mediaコンテンツ配信をVDA側のGPUを使用して最適化する機能は禁止されています。

この設定をポリシーに追加するときは、[Windows Mediaリダイレクト]設定および[WAN接続でのWindows Mediaマルチメディアリダイレクトの最適化]設定で[許可]が選択されていることを確認してください。

ビデオフォールバック防止

管理者はビデオフォールバック防止ポリシー設定を使って、ストリーム配信されたコンテンツをユーザーに配信する方法を指定できます。

デフォルトでは、この設定は構成されていません。 これにより、サーバー側でのフォールバックへのRAVEに対するクライアント側での取得を可能にします。

この設定を構成するには、次のいずれかのオプションを選択します。

  • Server Fetched - Server Rendered。 サーバー側でのフォールバックへのRAVEに対するクライアント側での取得を可能にします。
  • Server Fetched - Client Rendered。 RAVEフォールバックに対するクライアント側での取得を可能にしますが、サーバー側でのレンダリングフォールバックへのRAVEをブロックします。
  • Client Fetched - Client Rendered。 サーバー側でのレンダリングフォールバックへのRAVEに対するクライアント側での取得をブロックします。

コンテンツを再生しない場合、プレーヤーのウィンドウにエラーメッセージ「Company has blocked video because of lack of resources」が表示されます。

Windows Mediaのクライアント側でのコンテンツ取得

この設定では、インターネットやイントラネット上のマルチメディアコンテンツなどをホストサーバーを介さず直接ユーザーデバイス上にストリーム配信する機能を許可または禁止します。

デフォルトでは、許可されます。

この設定を許可すると、マルチメディアファイルがホストサーバーではなくユーザーデバイス側で処理されるため、ネットワーク消費が効率化され、サーバースケーラビリティが向上します。 また、ユーザーデバイス上にMicrosoft DirectShowやMedia Foundationなどの高度なマルチメディアフレームワークをインストールする必要もなくなり、マルチメディアをURLから再生する機能だけが使用されます。

この設定をポリシーに追加するときは、[Windowsメディアリダイレクト]設定で[許可]が選択されていることを確認してください。 [Windows Mediaリダイレクト]設定で[禁止]を選択すると、Windows Mediaのクライアント側でのコンテンツ取得機能も無効になります。

Windowsメディアリダイレクト

この設定では、サーバーでのストリーミングオーディオとビデオの配信方法を制御および最適化します。

デフォルトでは、ストリーミングオーディオとビデオのユーザーデバイスへのストリーム配信が許可されます。

この設定を許可すると、セッション内で再生されるオーディオおよびビデオの品質が向上して、ユーザーデバイス上のファイルを再生しているときの品質に近くなります。 マルチメディアデータはサーバーからユーザーデバイスに、元の圧縮されたままの形で配信され、ユーザーデバイス側でメディアの展開およびレンダリングが行われます。

Windows Mediaダイレクトでは、Microsoft社のDirectShow、DirectX Media Objects(DMO)、およびMedia Foundation規格に準拠するコーデックでエンコードされたマルチメディアファイルが最適化されます。 ユーザーデバイス側でメディアファイルの展開およびレンダリングを行うため、そのファイルのエンコーディング形式をサポートするコーデックがユーザーデバイス上にインストールされている必要があります。

デフォルトでは、Citrix Receiverでオーディオサポートは無効になっています。 ユーザーがICAセッション内でマルチメディアアプリケーションを実行できるようにするには、管理者がオーディオのサポートを有効にして、ユーザーがCitrix Receiverのオーディオ機能を有効にする必要があります。

Windows Mediaリダイレクトによるメディアの再生品質が、基本的なICA圧縮および通常のオーディオ機能での品質よりも悪い場合は、[禁止]を選択します。 キーフレームの周波数が著しく低いメディアデータを狭帯域幅接続で再生する場合などで、この機能による問題がまれに生じることがあります。

Windows Mediaリダイレクトのバッファーサイズ

この設定では、マルチメディアアクセラレーションのバッファーサイズを1~10秒の間で指定します。

デフォルトのバッファーサイズは5秒です。

Windows Mediaリダイレクトのバッファーサイズ使用

この設定では、[Windowsメディアリダイレクトバッファーサイズ]設定で指定したバッファーサイズを有効または無効にします。

デフォルトでは、指定されているデフォルトバッファーサイズが使用されません。

この設定が無効の場合、またはWindowsメディアリダイレクトバッファーサイズ設定が構成されていない場合、サーバーはデフォルトのバッファーサイズ値(5秒)を使用します。