Citrix Virtual Apps and Desktops

アプリケーション

はじめに

デリバリーグループのみを使用する(アプリケーショングループは使用しない)環境の場合は、デリバリーグループにアプリケーションを追加します。アプリケーショングループもある場合は、通常、アプリケーショングループにアプリケーションを追加します。このガイダンスでは、管理を簡単にする方法について説明します。アプリケーションは、常に少なくとも1つのデリバリーグループまたはアプリケーショングループに属する必要があります。

[アプリケーションの追加]ウィザードでは、デリバリーグループを1つまたは複数か、アプリケーショングループを1つまたは複数を選択できますが、両方は選択できません。アプリケーションのグループ関連付け(アプリケーショングループからデリバリーグループにアプリケーションを移動するなど)は後で変更できますが、余計な複雑さを回避するのがベストプラクティスです。アプリケーションは、どちらかの種類のグループのみに含めます。

アプリケーションを複数のグループに関連付ける場合、そのすべてのグループのアプリケーションを見ることができる十分な権限を有していなければ、表示上の問題が発生する可能性があります。そのような問題が発生した場合は、より上位の権限を持つ管理者に相談するか、またはアプリケーションが関連付けられているグループをすべて含むように自分の権限を拡張してください。

(おそらく異なるグループの)同じ名前の2つのアプリケーションを同じユーザーに公開する場合は、Studioの[Application name (for user)]プロパティを変更します。これを行わないと、Citrix Workspaceアプリで同じ名前が2つ表示されます。

アプリケーションのプロパティ(設定)は、追加時、または後で変更できます。アプリケーションの追加時、またはその後で、アプリケーションを配置するアプリケーションフォルダーを変更することもできます。

詳しくは、次のページを参照してください:

アプリケーションの追加

デリバリーグループまたはアプリケーショングループを作成するとき、アプリケーションを追加できます。これらの手順については、「デリバリーグループの作成」および「アプリケーショングループの作成」で詳しく説明しています。次の手順で、グループ作成後にアプリケーションを追加する方法について説明します。

ヒント:

  • リモートPCアクセスのデリバリーグループにアプリケーションを追加することはできません。
  • デリバリーグループまたはアプリケーショングループからアプリケーションを削除するために、[アプリケーションの追加]ウィザードを使用することはできません。これは、別の処理になります。

1つまたは複数のアプリケーションを追加するには、以下の手順に従います。

  1. Studioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択し、次に[操作]ペインで [アプリケーションの追加] を選択します。
  2. [アプリケーショングループの追加]ウィザードが起動され、[はじめに]ページが表示されます。このページは、今後このウィザードが起動されたときに開かないように設定できます。
  3. ウィザードの指示に従って、[グループ]ページ、[アプリケーション]ページ、および [概要] ページの操作を行います。各ページの操作を終えたら、[概要] ページに到達するまで [次へ] をクリックします。

手順1の代わりに、アプリケーションを単一のデリバリーグループまたはアプリケーショングループに追加する場合は、以下の手順に従います:

  • 1つのデリバリーグループのみにアプリケーションを追加するには: 手順1においてStudioのナビゲーションペインで [デリバリーグループ] を選択してから、中央ペインでデリバリーグループを1つ選択し、[操作]ペインで [アプリケーションの追加] を選択します。ウィザードに [グループ] ページは表示されません。
  • 1つのアプリケーショングループのみにアプリケーションを追加するには: 手順1においてStudioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択してから、中央ペインでアプリケーショングループを1つ選択し、[操作]ペインで、選択したアプリケーショングループ名の下にある [アプリケーションの追加] を選択します。ウィザードに [グループ] ページは表示されません。

グループページ

このページには、サイトのすべてのデリバリーグループが一覧表示されます。アプリケーショングループも作成してある場合は、このページにアプリケーショングループとデリバリーグループが一覧表示されます。どちらかのグループを選択できますが、両方のグループは選択できません。言い換えると、アプリケーションを同時にアプリケーショングループとデリバリーグループに追加することはできません。通常は、アプリケーショングループを使用している場合は、デリバリーグループではなくアプリケーショングループにアプリケーションを追加します。

アプリケーションを追加するとき、少なくとも1つはデリバリーグループ(または、使用できる場合はアプリケーショングループ)の横にあるチェックボックスをオンにします。すべてのアプリケーションは、常に少なくとも1つのグループに関連付けられている必要があります。

アプリケーションページ

[追加] をクリックして、アプリケーションのソースを表示します。

  • [スタート]メニューから: 選択したデリバリーグループのマシンで検出されたアプリケーション。このソースを選択すると、新たなページが開き、検出されたアプリケーションが一覧表示されます。追加するアプリケーションのチェックボックスをオンにし、[OK]をクリックします。

    このソースは、(1)デリバリーグループが関連付けられていないアプリケーショングループを選択した、(2)マシンを含まないデリバリーグループが関連付けられているアプリケーショングループを選択した、(3)マシンを含まないデリバリーグループを選択した、のいずれかの場合には選択できません。

  • 手動で定義: サイトまたはネットワーク内の別の場所にあるアプリケーション。このソースを選択すると、新しいページが開きます。この場合、実行可能ファイルのパス、作業ディレクトリ、コマンドライン引数(オプション)、管理者およびユーザー用の表示名を入力します。これらの情報を入力したら、[OK]をクリックします。
  • 既存: 以前サイトに追加したアプリケーション。このソースを選択すると、新たなページが開き、検出されたアプリケーションが一覧表示されます。追加するアプリケーションのチェックボックスをオンにし、[OK]をクリックします。

    このソースは、サイトにアプリケーションが含まれていない場合は選択できません。

  • App-V: App-Vパッケージのアプリケーション。このソースを選択すると、新たなページが開くので、そのページでApp-Vサーバーまたはアプリケーションライブラリを選択します。結果表示で、追加するアプリケーションのチェックボックスをオンにし、[OK]をクリックします。詳しくは、App-Vを参照してください。

    このソースは、サイトでApp-Vを構成していない場合は選択できません。

  • アプリケーショングループ: アプリケーショングループ。このソースを選択すると、新しいページが開き、アプリケーショングループが一覧表示されます。(各グループのアプリケーションの一覧も表示されますが、グループのみを選択できます。個別のアプリケーションは選択できません。)選択したグループの現在または将来のすべてのアプリケーションが追加されます。追加するアプリケーショングループのチェックボックスをオンにし、[OK]をクリックします。

    このソースは、(1)アプリケーショングループがない場合、または(2)選択したデリバリーグループがアプリケーショングループをサポートしない場合(マシンが静的に割り当てられているデリバリーグループなど)は、選択できません。

表で説明したように、[追加]リストの一部のソースは、そのタイプの有効なソースがない場合は選択できません。互換性のないソースはリストに含まれません(たとえば、アプリケーショングループにアプリケーショングループを追加することはできません)。選択したグループに既に追加済みのアプリケーションは選択できません。

アプリケーションのプロパティ(設定)は、このページから、または後で変更できます。

アプリケーションをデリバリーグループに追加すると、デフォルトでApplicationsという名前のフォルダー内に表示されます。アプリケーションは、このページから、または後で変更できます。アプリケーションの追加時に、同じフォルダー内に同じ名前のアプリケーションが存在する場合、追加するアプリケーションの名前を変更するよう指示するメッセージが表示されます。提案された新しい名前を受け入れるか、または拒否してアプリケーションの名前を変更するか別のフォルダーを選択できます。たとえば、Applicationsフォルダーに既に「app」が存在する場合に、このフォルダーに「app」という名前の別のアプリケーションを追加しようとすると、新しい名前「app_1」が提案されます。

概要ページ

追加するアプリケーションが10個以下の場合、[追加するアプリケーション]のリストにそれらの名前が表示されます。追加するアプリケーションが10個より多い場合は、合計数が示されます。

概要の情報を確認し、[完了]をクリックします。

アプリケーションのグループ関連付けの変更

アプリケーションの追加後、アプリケーションを関連付けるデリバリーグループやアプリケーショングループを変更できます。

アプリケーションを追加のグループにドラッグできます。ドラッグアンドドロップする代わりに、[操作]ペインのコマンドを使用することもできます。

アプリケーションを複数のデリバリーグループまたはアプリケーショングループに関連付けた場合、グループの優先度を使用して、アプリケーションを検索するときに複数のグループを確認する順序を指定できます。デフォルトでは、すべてのグループの優先度は0(最高)です。同じ優先度のグループは負荷分散されます。

アプリケーションは、アプリケーションを配信できる共有(プライベートではない)マシンを含むデリバリーグループに関連付けることができます。また、(1)デリバリーグループに共有マシンが含まれていてこのグループがバージョン7.9以前のXenDesktop 7.xで作成されており、かつ(2)[Edit delivery group]権限が付与されている場合は、デスクトップのみを配信可能な共有マシンが含まれるデリバリーグループを選択することもできます。[プロパティ]ダイアログボックスをコミットすると、デリバリーグループの種類が自動的に「desktops and applications」に変換されます。

  1. Studioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択し、中央ペインでアプリケーションを選択します。
  2. [操作]ペインで [プロパティ] を選択します。
  3. [グループ] ページを選択します。
    • グループを追加する場合は、[追加]をクリックし、[アプリケーショングループ]または [デリバリーグループ] を選択します。(アプリケーショングループを作成していない場合は、[デリバリーグループ]のみが表示されます。)次に、1つまたは複数の追加可能なグループを選択します。アプリケーションと互換性のないグループや、既にそのアプリケーションが関連付けられているグループは選択できません。
    • グループを削除する場合は、グループを1つまたは複数選択して [削除] をクリックします。グループの関連付けを削除した結果、アプリケーションがグループのいずれにも関連付けられなくなる場合は、アプリケーションが削除されることが通知されます。
    • グループの優先度を変更する場合は、グループを選択して [優先度の編集] をクリックします。優先度の値を選択し、[OK]をクリックします。
  4. 作業が完了したら、変更を適用してウィンドウを開いたままにする場合は [適用] を、変更を適用してウィンドウを閉じる場合は [OK] をクリックします。

アプリケーションの複製、有効化または無効化、名前変更、および削除

実行できるアクションは次のとおりです:

  • 複製: アプリケーションを複製して、パラメーターまたはプロパティが異なる別のバージョンを作成することができます。アプリケーションを複製すると、一意のサフィックスを使用してアプリケーション名が自動的に変更され、元のアプリケーションの隣に配置されます。アプリケーションを複製して、別のグループに追加することもできます。(複製後、アプリケーションを移動する最も簡単な方法は、アプリケーションをドラッグすることです。)
  • 有効化または無効化: アプリケーションの有効化と無効化は、デリバリーグループやアプリケーショングループの有効化と無効化とは異なる操作です。
  • 名前変更: 同時に名前を変更できるアプリケーションは1つのみです。アプリケーションの名前を変更しようとしたときに、同じフォルダーまたはグループ内に同じ名前のアプリケーションが存在する場合、別の名前を指定するよう指示するメッセージが表示されます。
  • 削除: アプリケーションを削除すると、そのアプリケーションが関連付けられているデリバリーグループおよびアプリケーショングループからは削除されますが、元々アプリケーションを追加するときに使用したソースからは削除されません。アプリケーションの削除は、デリバリーグループまたはアプリケーショングループからアプリケーションを削除する操作とは異なる操作です。

アプリケーションを複製、有効化、無効化、名前変更、または削除するには:

  1. Studioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択します。
  2. 中央ペインで1つまたは複数のアプリケーションを選択し、[操作]ペインで目的のタスクを選択します。
  3. 確認のメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。

デリバリーグループからのアプリケーションの削除

アプリケーションは、少なくとも1つのデリバリーグループまたはアプリケーショングループに関連付けられる(属する)必要があります。アプリケーションをデリバリーグループから削除することでデリバリーグループまたはアプリケーショングループへのアプリケーションの関連付けが削除される場合、続行すればアプリケーションが削除されるという通知が表示されます。この場合、そのアプリケーションを配信する必要がある場合は、有効なソースからもう一度追加する必要があります。

  1. Studioのナビゲーションペインで [デリバリーグループ] を選択します。
  2. デリバリーグループを選択します。下部中央のペインで [アプリケーション] タブを選択し、削除するアプリケーションを選択します。
  3. [操作]ペインの [アプリケーションの削除] を選択します。
  4. 削除を確認します。

アプリケーショングループからのアプリケーションの削除

アプリケーションは、少なくとも1つのデリバリーグループまたはアプリケーショングループに属する必要があります。アプリケーションをアプリケーショングループから削除することでグループへのアプリケーションの関連付けが削除される場合、続行すればアプリケーションが削除されるという通知が表示されます。この場合、そのアプリケーションを配信する必要がある場合は、有効なソースからもう一度追加する必要があります。

  1. Studioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択します。
  2. 中央ペインでアプリケーショングループを選択し、1つまたは複数のアプリケーションを選択します。
  3. [操作]ペインの [アプリケーショングループから削除します] を選択します。
  4. 削除を確認します。

アプリケーションプロパティの変更

同時にプロパティを変更できるアプリケーションは1つのみです。

アプリケーションのプロパティを変更するには、次の手順に従います。

  1. Studioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択します。
  2. アプリケーションを選択し、[操作]ペインで [アプリケーションプロパティの編集] を選択します。
  3. 変更するプロパティを含むページを選択します。
  4. 作業が完了したら、行った変更を適用してウィンドウを開いたままにするには [適用] を、変更を適用してウィンドウを閉じるには [OK] をクリックします。

以下の一覧では、ページはカッコ内に示しています。

プロパティ ページ
Citrix Workspaceアプリでアプリケーションを表示するカテゴリ/フォルダー 配信
コマンドライン引数(「公開アプリケーションにパラメーターを渡す」を参照) 場所
アプリケーションを使用できるデリバリーグループおよびアプリケーショングループ グループ
説明 識別
ファイル拡張子とファイルタイプの関連付け:アプリケーションが自動的に開く拡張子 ファイルタイプの関連付け
アイコン 配信
StoreFront用のキーワード 識別
制限(「アプリケーション制限の構成」を参照) 配信
名前:ユーザーと管理者に表示される名前 識別
実行可能ファイルのパス(「公開アプリケーションにパラメーターを渡す」を参照) 場所
ユーザーのデスクトップにショートカットを表示するかどうか:有効化または無効化 配信
表示できるユーザー:Citrix Workspaceアプリでアプリケーションを表示できるユーザーを制限します。制限しても非表示のアプリケーションを起動できます。非表示にして起動できないようにするには、別のグループに追加します。 表示の制限
作業ディレクトリ 場所

使用中のアプリケーションに変更内容を反映させるには、ユーザーがそのセッションからログオフする必要があります。

アプリケーション制限の設定

アプリケーションの使用を管理するため、アプリケーション制限を設定します。たとえば、アプリケーション制限を使用して、アプリケーションに同時にアクセスするユーザーの数を管理することができます。同様に、アプリケーション制限を使用して、リソースの消費量が大きいアプリケーションの同時インスタンスの数を管理することもできます。この制限により、サーバーパフォーマンスを維持し、サービスの質の低下を防ぐことができます。

この機能により、(Citrix WorkspaceアプリやStoreFrontなどからの)Controllerを介したアプリケーション起動数が制限されます。これ以外の方法で起動される実行中のアプリケーションの数は制限されません。すなわち、アプリケーション制限は、同時使用を管理する管理者をサポートし、あらゆるシナリオに適用されるわけではありません。たとえば、Controllerが停止状態モードである場合は、アプリケーション制限を適用できません。

デフォルトでは、同時に実行できるアプリケーションインスタンスの数に制限はありません。アプリケーション制限の設定はいくつかあります。それらのいずれかまたはすべてを構成できます。

  • デリバリーグループのすべてのユーザーが実行できるアプリケーションの最大同時インスタンス数。
  • デリバリーグループのユーザーごとに1つのアプリケーションインスタンス。
  • マシンごとの最大同時実行アプリケーションインスタンス数(PowerShellのみ)

制限が設定されている場合、設定された制限を超過するアプリケーションインスタンスをユーザーが起動しようとすると、エラーメッセージが生成されます。複数の制限が構成されている場合、最初の制限に達するとエラーが報告されます。

アプリケーション制限の使用例

  • 最大同時インスタンス数を制限する: デリバリーグループで、アプリケーションAlphaの同時インスタンスの最大数を15に設定しました。その後、このデリバリーグループのユーザーたちが、このアプリケーションの15インスタンスを同時に実行しています。このデリバリーグループのユーザーがAlphaを起動しようとすると、エラーメッセージが生成され、Alphaは起動しません。起動すると、先ほど設定した、アプリケーションの同時インスタンス数の制限値(15)を超過することになるためです。
  • ユーザーごとにアプリケーションインスタンスを1つのみに制限する: 別のデリバリーグループで、1ユーザーにつき1インスタンスのオプションをアプリケーションBetaに対して有効にしました。ユーザーTonyが、アプリケーションBetaを正常に起動しました。当日のその後、このアプリケーションはTonyのセッションで引き続き実行中でしたが、TonyはBetaの別のインスタンスを起動しようとしました。しかし、起動すると1ユーザーにつき1インスタンスの制限を超過することになるため、エラーメッセージが生成され、Betaは起動しません。
  • 最大同時インスタンス数を制限し、ユーザーごとにアプリケーションインスタンスを1つのみに制限する: 別のデリバリーグループで、同時インスタンスの最大数を10に設定し、1ユーザーにつき1インスタンスのオプションをアプリケーションDeltaに対して有効にしました。その後、このデリバリーグループの10人のユーザーがそれぞれDeltaのインスタンスを実行している場合、このデリバリーグループの別のユーザーがDeltaを起動しようとすると、エラーメッセージが生成され、Deltaは起動しません。現在の10人のDeltaユーザーの誰かがこのアプリケーションの2つ目のインスタンスを起動しようとしても、エラーメッセージが表示され、2つ目のインスタンスは起動しません。
  • マシンごとの最大同時インスタンス数の制限とタグによる制限を組み合わせる: アプリケーションCharlieには、特定のサーバーで同時に実行可能なインスタンス数に関するライセンスとパフォーマンス上の要件があります。これらの要件は、サイト内のすべてのサーバーで同時に実行できるインスタンスの数も決定します。

    マシンごとのアプリケーションインスタンス数に関する制限は、(指定したデリバリーグループ内のマシンだけでなく)サイト内のすべてのサーバーに影響します。たとえば、サイトに3つのサーバーがあるとします。アプリケーションCharlieの場合、マシンごとのアプリケーションインスタンス数の上限を2に設定します。このようにすると、サイト全体で起動できるアプリケーションCharlieのインスタンスは、6個以下に制限されます(3つのサーバーそれぞれでは、Charlieのインスタンスは2個までに制限されます)。

    アプリケーションの使用をデリバリーグループ内の特定のマシンのみに制限する(また、サイト全体のすべてのマシンのインスタンスを制限する)には:

    • それらのマシンのタグ付け機能を使用します。
    • そのアプリケーションのマシンごとのインスタンス最大数を構成します。

アプリケーションがControllerを介さない方法(Controllerが停止状態モードの場合など)で起動し、構成した制限を超過している場合、アプリケーションを使用中のユーザーがインスタンスを終了して実行中のインスタンス数が制限を超過しなくなるまで、追加のインスタンスを起動することはできません。制限を超えたインスタンスは強制的にはシャットダウンされません。ユーザーが閉じるまで続行できます。

セッションローミングを無効にする場合、1ユーザーにつき1インスタンスのアプリケーション制限も無効にしてください。1ユーザーにつき1インスタンスのアプリケーション制限を有効にする場合、新規デバイスでの新規セッションを許可する2つの値は、どちらも設定しないでください。ローミングについては、「セッション」を参照してください。

デリバリーグループごとの最大インスタンス数制限と、1ユーザーにつき1インスタンス制限を構成するには:

  1. Studioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択し、アプリケーションを選択します。
  2. [操作]ペインで [アプリケーションプロパティの編集] を選択します。
  3. [配信] ページで、次のいずれかのオプションを選択します。

    • アプリケーションの無制限使用を許可します。インスタンスの同時実行数に制限はありません。これがデフォルトの設定です。
    • アプリケーションの制限を設定します。以下の2種類の制限があります。いずれかまたは両方を指定します。
      • マシン1台あたりが同時に実行できるインスタンスの最大数の指定
      • 1ユーザーにつき1アプリケーションインスタンスの制限
  4. 変更を適用してダイアログボックスを閉じる場合は [OK] をクリックし、変更を適用してダイアログボックスを開いたままにするには [適用] をクリックします。

マシンごとの最大インスタンス数制限(PowerShellのみ)を構成するには:

  • PowerShell(Citrix Cloud環境の場合はリモートPowerShell SDK、オンプレミス環境の場合はPowerShell SDK)で、MaxPerMachineInstancesパラメーターを使用して適切なBrokerApplicationコマンドレットを入力します。
  • 詳しくは、Get-Helpコマンドレットを使用してください。例:

    Get-Help Set-BrokerApplication –Parameter MaxPerMachineInstances

公開アプリケーションにパラメーターを渡す

アプリケーションのプロパティの [場所] ページで、コマンドラインを入力し、公開アプリケーションにパラメーターを渡します。

公開アプリケーションをファイルタイプに関連付けると、その公開アプリケーションのコマンドライン(実行可能ファイルのパス)の末尾に“%*”(二重引用符で囲んだパーセント記号とアスタリスク記号)が追加されます。これらの記号は、ユーザーデバイス側に渡されるパラメーターのプレースホルダーとして機能します。

ファイルタイプに関連付けられている公開アプリケーションが起動しない場合は、記号が正しくコマンドラインに含まれていることを確認してください。“%*”記号が追加されている場合、デフォルトでは、ユーザーデバイスから渡されるパラメーターが検証されます。特殊なパラメーターを必要とする公開アプリケーションでは、コマンドラインに“%**”(二重引用符で囲んだパーセント記号と2個のアスタリスク記号)が追加されています。これによりコマンドライン検証が無効になります。コマンドラインにこれらの記号が含まれていない場合は、手作業で追加できます。

実行可能ファイルのパスに、「“C:\Program Files”」のようなスペースを使ったフォルダー名が含まれている場合は、アプリケーションのコマンドラインを二重引用符で囲み、このスペースがコマンドラインに属していることを示します。それには、パスの前後に二重引用符を追加し、%*記号の前後にもう1組の二重引用符を追加します。このとき、パスの末尾の二重引用符と、%*記号の前の二重引用符の間に、必ずスペースを1つ入力してください。

たとえば、公開アプリケーションWindows Media Playerのコマンドラインは次のようになります:

“C:\Program Files\Windows Media Player\mplayer1.exe” “%*”

アプリケーションフォルダーの管理

デリバリーグループに追加した新しいアプリケーションは、デフォルトでApplicationsという名前のフォルダーに配置されます。デリバリーグループの作成時、アプリケーションの追加時、またはその後で、別のフォルダーを指定することもできます。

ヒント:

  • 「アプリケーション」フォルダーの名前を変更したり、「アプリケーション」フォルダーを削除したりすることはできません。ただし、「アプリケーション」フォルダー内のすべてのアプリケーションを、作成済みの別のフォルダーに移動することは可能です。
  • フォルダー名は、1~64文字とすることができます。スペースを使用できます。
  • フォルダーは5レベルまで入れ子にできます。
  • フォルダーにアプリケーションを含める必要はありません。空のフォルダーは許可されます。
  • フォルダーは、移動したり作成時に別の場所を指定したりしない限り、Studioでアルファベット順に表示されます。
  • 親フォルダーが異なる限り、同じ名前の子フォルダーを作成できます。同様に、保存先フォルダーが異なる限り、同じ名前のアプリケーションを作成できます。
  • フォルダー内のアプリケーションを表示するには、[View Applications]権限が必要です。また、アプリケーションを含むフォルダーを移動、名前変更、または削除するには、フォルダーに含まれるすべてのアプリケーションに対する[Edit Application Properties]権限が必要です。
  • 以下の手順の多くでは、Studioの[操作]ペインを使用した操作が求められます。また、右クリックメニューやドラッグも使用できます。たとえば、意図しない場所にフォルダーを作成または移動した場合は、正しい場所にドラッグアンドドロップできます。

アプリケーションのフォルダーを管理するには、Studioのナビゲーションペインで [アプリケーション] を選択します。次の一覧を参考にしてください。

  • すべてのフォルダー(サブフォルダーを除く)を表示するには: フォルダー一覧の上にある [すべて表示] をクリックします。
  • フォルダーを最上位レベルに作成する(サブフォルダーにしない)には: アプリケーションフォルダーを選択します。Applications(アプリケーション)フォルダー以外の既存のフォルダー内にフォルダーを配置するには、その既存のフォルダーを選択します。次に、[操作]ペインで [フォルダーの作成] を選択します。名前を入力してください。
  • フォルダーを移動するには: 目的のフォルダーを選択し、[操作]ペインで [フォルダーの移動] を選択します。サブフォルダーを持つフォルダーを除き、一度に複数のフォルダーを移動することはできません。(フォルダーを移動する最も簡単な方法は、フォルダーをドラッグすることです。)
  • フォルダー名を変更するには: 目的のフォルダーを選択し、[操作]ペインで [フォルダー名の変更] を選択します。名前を入力してください。
  • フォルダーを削除するには: 目的のフォルダーを選択し、[操作]ペインで [フォルダーの削除] を選択します。アプリケーションやサブフォルダーを含んでいるフォルダーを削除すると、それらのアプリケーションやサブフォルダーも削除されます。アプリケーションを削除すると、そのアプリケーションの割り当てがデリバリーグループから削除されます。マシンからは削除されません。
  • アプリケーションをフォルダーに移動するには: アプリケーションを1つまたは複数選択します。次に、[操作]ペインで [アプリケーションの移動] を選択します。移動先のフォルダーを選択します

また、デリバリーグループまたはアプリケーショングループを作成するとき、[アプリケーション]ページで、追加するアプリケーションをフォルダーに配置することもできます。追加したアプリケーションは、デフォルトではApplicationsフォルダー内に配置されます。[変更] をクリックして、フォルダーを選択または作成します。

公開デスクトップ上のアプリケーションのローカル起動を制御する

ユーザーが公開デスクトップで公開アプリケーションを起動する場合、そのデスクトップセッションでアプリケーションを起動するのか、公開アプリケーションとして起動するのかを制御できます。Citrix Workspaceアプリは、VDAのWindowsレジストリでアプリケーションのインストールパスを検索し、存在する場合はアプリケーションのローカルインスタンスを起動します。それ以外の場合は、アプリケーションのホストされたインスタンスを起動します。VDAにインストールされていないアプリケーションを起動すると、ホストされているアプリケーションが起動します。詳しくは、「vPrefer起動」を参照してください。

この操作は、PowerShell(Citrix Cloud環境の場合はリモートPowerShell SDK、オンプレミス環境の場合はPowerShell SDK)で変更できます。

New-BrokerアプリケーションまたはSet-BrokerApplicationコマンドレットで、LocalLaunchDisabledオプションを使用します。例:

Set-BrokerApplication -LocalLaunchDisabled <Boolean>

デフォルトでは、このオプションの値はfalse(-LocalLaunchDisabled $false)です。公開デスクトップ内で公開アプリケーションを起動すると、そのデスクトップセッションでアプリケーションが起動されます。

オプションの値をtrue(-LocalLaunchDisabled $true)に設定すると、公開アプリケーションが起動します。この場合、公開されたデスクトップ(Windows向けCitrix Workspaceアプリを使用)で、公開アプリケーションとの別の追加セッションが作成されます。

要件および制限:

  • アプリケーションのApplicationType値はHostedOnDesktopである必要があります。
  • このオプションは、適切なPowerShell SDKでのみ使用できます。Studioのグラフィカルユーザーインターフェイスでは現在使用できません。
  • このオプションを使用するには、最低でもStoreFront 3.14、Citrix Receiver for Windows 4.11、およびDelivery Controller 7.17が必要です。