新機能

このリリースについて

このCitrix Virtual Apps and Desktopsリリースには、新しいバージョンのWindows Virtual Delivery Agent(VDA)といくつかのコアコンポーネントの新しいバージョンが含まれています。次の操作を実行できます。

  • サイトをインストールまたはアップグレードする

    このリリースのISOを使用して、コアコンポーネントとVDAをインストールまたはアップグレードします。最新のバージョンをインストールまたはアップグレードすることで、最新の機能を使用できます。

  • 既存のサイトでVDAをインストールまたはアップグレードする

    環境でコアコンポーネントをアップグレードする準備が整っていない場合でも、新しいVDAをインストール(またはアップグレード)することで、最新のHDX機能を使用できます。VDAのみをアップグレードすると、通常、強化された機能を実稼働環境以外の環境でテストするのに役立ちます。

    VDAをバージョン7.9以降からこのバージョンにアップグレードした後は、マシンカタログの機能レベルを更新する必要はありません。7.9(またはそれ以降) の値はデフォルトの機能レベルのままであり、このリリースでも有効です。詳しくは、VDAバージョンと機能レベルを参照してください。

手順については、以下を参照してください。

Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1906

注:

Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808で、新しい製品名とバージョン番号が導入されました。その情報はこの記事に参照用に記載されています。詳しくは、この記事の最後にある「新しい製品名」を参照してください。

ユニバーサルプリントサーバーコンポーネント

過去のリリースでは、WindowsプリントサーバーにUPSサーバーコンポーネントをインストールしたときに、Windowsファイアウォール上でポート7229と8080が自動的に開かれていました。最新のリリースでは、デフォルトでグラフィカルユーザールインターフェイスを使ってデフォルトポートを変更できるようになりました。このデフォルト設定は変更が可能です。このデフォルト設定は変更が可能です。詳しくは、「コアコンポーネントのインストール」を参照してください。

コマンドラインインターフェイスを使用してそれらのポートを開くには、/enable_upsserver_portオプションを指定する必要があります。詳しくは、「コマンドラインを使ったインストール」を参照してください。

また、Microsoft Visual C++ 2017のランタイムがインストールされます。Visual C++ 2013および2015のランタイムはインストールされなくなりました。

Smart Toolsエージェントの削除

Delivery ControllerまたはVDAをインストールするときに、Smart Toolsエージェントはインストールされなくなりました。

  • グラフィカルユーザーインターフェイスでは、[Smart Tools]のページは [診断] というタイトルに変更されています。
  • コマンドラインインターフェイスでは、Delivery ControllerまたはVDAをインストールするときに/exclude "Smart Tools Agent"のオプションは使用できなくなりました。VDAをインストールするときに/includeadditional "Smart Tools Agent"のオプションは使用できなくなりました。

Citrix Scout:ヘルスチェックとバージョンチェック

Delivery ControllerとVDAでCitrix Scoutを使用したヘルスチェックが実行できるようになりました。

またScoutの [収集] または [トレースおよび再現] 機能を使用すると、Delivery ControllerとVDAが最新バージョンのCitrix Telemetry Serviceを実行しているかどうかの確認が行われます。以前のバージョンが検出された場合は警告が表示されるため、最新バージョンをインストールするようにできます。

詳しくは、「Citrix Scout」を参照してください。

Citrix Director

セッションの自動再接続

[傾向]タブの[セッション]ページに、自動再接続数に関する情報が追加されました。自動再接続は、[セッション画面の保持]ポリシーまたは[クライアントの自動再接続]ポリシーが有効な場合に実行されます。自動再接続の情報は中断が発生したネットワーク接続の確認やトラブルシューティングに役立つだけでなく、シームレスなネットワークの分析にも活用できます。

ドリルダウンではセッション画面の保持やクライアントの自動再接続、タイムスタンプ、エンドポイントのIP、Workspaceアプリがインストールされているマシンのエンドポイント名などの詳しい情報を確認できます。この機能は、Windows向けCitrix Workspaceアプリ、Mac向けCitrix Workspaceアプリ、Windows向けCitrix Receiver、およびMac向けCitrix Receiverで使用できます。使用するにはDelivery Controllerバージョン7 1906以降およびVDAのバージョン1906以降が必要です。詳しくは、次のトピックを参照してください:

セッションの開始時間

Directorはセッションの開始時間をWorkspaceアプリのセッションとVDAのセッションの開始時間に分けて表示するようになりました。このデータはセッションの開始時間が長い場合に問題を把握し、トラブルシューティングを行うのに役立ちます。また、セッションの開始プロセスを構成する各フェーズの実行時間の情報は、それぞれのフェーズに関連する問題のトラブルシューティングに有効です。たとえば、ドライブマッピング時間が長い場合は、有効なすべてのドライブがGPOやスクリプトで正しくマップされているかどうかを確認できます。この機能は、Delivery Controllerバージョン7 1906以降およびVDA 1903以降で使用できます。詳しくは、セッション開始時の問題を診断するを参照してください。

デスクトッププロービング

この機能により、サイトに公開されている仮想デスクトップのヘルスチェックが自動化されて、ユーザーエクスペリエンスが向上します。デスクトッププロービングを開始するには、Citrix Probe Agentを1つまたは複数のエンドポイントマシンにインストールして構成します。デスクトッププロービングは、Premiumライセンスを持つユーザーが使用できます。使用するにはDelivery Controllerバージョン7 1906以降およびCitrix Probe Agentのバージョン1903以降が必要です。詳しくは、デスクトッププロービングを参照してください。

注:

Citrix Probe Agentでは、TLS 1.2がサポートされるようになりました。

Virtual Delivery Agent(VDA)1906

VDA for Windows Server OSおよびVDA for Windows Desktop OSのバージョン1906には、(上記のVDAのインストールおよびアップグレードの項目に加えて)次の拡張機能が含まれています:

従来のTWAINの機能強化

従来のTWAIN機能の安定性と信頼性を向上させるためにコード全体の品質を大幅に改善しました。

タイムゾーン制御の新しいポリシー設定

[セッションの切断時またはログオフ時にデスクトップOSのタイムゾーンを復元する]ポリシー設定は、ユーザーが単一セッションを切断またはログオフしたときのタイムゾーンの動作を指定します。詳しくは、セッションの切断時またはログオフ時にデスクトップOSのタイムゾーンを復元するを参照してください。

Microsoft Teamsの最適化

注:

この機能はMicrosoft Teamsの今後のリリースによって変わる可能性があります。バージョンとリリース日に関する情報の公開に合わせてこの説明は更新されます。

シトリックスではCitrix Virtual Apps and DesktopsおよびCitrix Workspaceアプリを通じてデスクトップベースのMicrosoft Teamsの最適化を提供します。Microsoft Teamsの最適化は、Microsoft Skype for BusinessのHDX RealTimeの最適化に似ています。両者の違いは、Microsoft Teamsの最適化で必要となるすべてのコンポーネントはVDAとWindows向けのWorkspaceアプリケーションに付属しているという点にあります。詳しくは、「Microsoft Teamsの最適化」および「ポリシー」を参照してください。

Local Security Authority(LSA)の保護に対応

単一セッションデスクトップOSでLocal Security Authority(LSA)保護の使用がサポートされるようになりました。Windowsの場合、LSAプロセスで追加の保護を構成し、資格情報の保存および管理におけるセキュリティを向上できます。

グローバリゼーション

Windows VDAはオランダ語にローカライズされています。グローバリゼーションの情報について詳しくは、CTX119253を参照してください。

Citrix Licensing 11.15

Citrixライセンスサーバー 11.15には、新機能解決された問題、および既知の問題があります。

Citrixフェデレーション認証サービスのPowerShellコマンドレット

今回のリリースではフェデレーション認証サービスのPowerShellコマンドレットが複数追加されています。これらのコマンドを使用することで、FASや任意の認証機関、FASが使用するハードウェアセキュリティモジュール(HSM)で診断を実行できます。

新しいコマンドレットは次のとおりです:

  • Test-FasCertificateSigningRequest
  • Test-FasCrypto
  • Test-FasKeyPairCreation
  • Test-FasUserCertificateCrypto
  • Get-FasPrivateKeyPoolInfo

詳しくは、フェデレーション認証サービスのコマンドレットリファレンスを参照してください。

新しい製品名

一定期間シトリックスのお客様かパートナーだった経験がある方は、製品やこの製品ドキュメントに新しい名前が使用されていることにお気付きになるかもしれません。このシトリックス製品を初めてお使いになる場合、製品またはコンポーネントで異なる名前が表示されることがあります。

新しい製品名とコンポーネント名は、シトリックスの製品ラインとクラウド戦略の拡大によるものです。この製品ドキュメントでは、以下の名前を使用します。

  • Citrix Virtual Apps and Desktops: Citrix Virtual Apps and Desktopsは、クラウドサービスおよびオンプレミス製品として提供される仮想アプリとデスクトップソリューションを提供し、従業員があらゆるデバイス上のどこからでも作業できる自由を確保しつつITコストを削減できます。また、Windows、Linux、Web、およびSaaSの各アプリケーション、および完全な仮想デスクトップを任意のクラウドから配信できます。クラウドの種類は、パブリック、プライベート、ハイブリッドを問いません。Virtual Apps and Desktopsは、以前はXenAppおよびXenDesktopでした。
  • Citrix Workspaceアプリ: Citrix Workspaceアプリには、既存のCitrix Receiverテクノロジやその他のCitrix Workspaceクライアントテクノロジが組み込まれています。エンドユーザーに最高の作業を実行するために必要なすべての作業アプリ、ファイル、およびデバイスと対話できる統合されたコンテキスト上のエクスペリエンスをエンドユーザーに提供するための追加機能を提供するように拡張されました。詳しくは、このブログ記事を参照してください。
  • Citrix SD-WAN: クラウドテクノロジを使用してブランチネットワークとWANを変革するお客様やパートナーにとって重要なテクノロジであるNetScaler SD-WANは、Citrix SD-WANになりました。
  • Citrix Secure Web Gateway: Citrix Networkingのポートフォリオが拡大してきたため、これまでNetScaler Secure Web Gatewayとして知られていた堅牢なCitrix Secure Web Gatewayサービスを自信をもってご提供します。
  • Citrix Gateway: アプリやデータへのセキュアなコンテキストアクセスを可能にする堅牢なNetScaler Unified Gatewayが、Citrix Gatewayになりました。
  • Citrix Content CollaborationCitrix Files for Windows: ShareFileの高度なアクセス、コラボレーション、ワークフロー、権限管理、および統合機能を、セキュアなコンテキスト型統合Citrix Workspaceに設定されたCitrix Content Collaborationコンポーネントで利用できるようになりました。Citrix Files for Windowsを使用すると、マップされたドライブを介してContent Collaborationファイルに直接アクセスし、ネイティブのWindowsエクスプローラエクスペリエンスを提供できます。
  • Citrix Hypervisor:XenProjectハイパーバイザーをベースとした仮想化インフラストラクチャ用のXenServerのテクノロジが、Citrix Hypervisorになりました。

ここで簡単に要約します:

Citrix Virtual Apps and Desktops XenAppおよびXenDesktop
Citrix Workspaceアプリ Citrix Receiverと拡張機能を統合
Citrix SD-WAN NetScaler SD-WAN
Citrix Secure Web Gateway NetScaler Secure Web Gateway
Citrix Gateway NetScaler Unified Gateway
Citrix Content Collaboration ShareFile
Citrix Files for Windows ShareFile Desktop App、ShareFile Sync、ShareFile Drive Mapper
Citrix Hypervisor XenServer
Citrix Provisioning Citrix Provisioning Services

現在、製品と製品ドキュメントで移行作業が行われています。

  • 製品内のコンテンツには、以前の名前が含まれている場合があります。たとえば、コンソールのテキスト、メッセージ、ディレクトリ名またはファイル名に以前の名前が含まれている場合があります。
  • 既存のお客様のスクリプトの破損を防ぐために、コマンドやMSIなどの一部のアイテムでは、以前の名前を引き続き保持できます。
  • 関連する製品ドキュメントや、この製品のドキュメントからリンクされているその他のリソース(ビデオやブログの投稿など)には、以前の名前が含まれている場合があります。
  • Citrix Hypervisorの場合:新しい名前は、2018年9月からシトリックスのWebサイトおよび情報提供用の製品資料で使用されます。Citrix Virtual Apps and Desktopsなど、一部のCitrix製品の管理者コンソールにも新しい名前が表示されます。XenServer製品のリリースおよび技術資料では、2019年の初めまでXenServer 7.xを引き続き使用します。

この移行の間はご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦願います。新しい名前の詳細については、https://www.citrix.com/about/citrix-product-guide/を参照してください。

新しい製品およびコンポーネントのバージョン番号

このリリースでは、製品およびコンポーネントのバージョン番号は、次の形式で表示されます:7 YYMM.c.m.b

  • YYMM =製品またはコンポーネントのリリース予定の年と月。たとえば、2019年第1四半期に予定されているリリースは1903と表示されます。実際のリリース日は異なる場合があります。
  • c =その月のCitrix Cloudリリース番号。
  • m =メンテナンスバージョン(該当する場合)。
  • b = ビルド番号。このフィールドは、製品の[バージョン情報]ページと、プログラムの削除または変更のためのOS機能にのみ表示されます。

たとえば、Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1809.1.0は、2018年9月にリリースされた製品が、その月のCitrix Cloudリリース1に関連付けられており、メンテナンスバージョンではないことを示しています。一部の表記では、バージョンの年と月のみが表示されます(例:Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1809)。

この製品の以前のリリース(XenAppおよびXenDesktop 7.18以前)では、バージョン番号は次の形式で表示されました:7.バージョン。ここでバージョンの値はリリースごとに1ずつ増加しました。たとえば、7.17に続くリリースは7.18でした。こうした以前のリリースが新しい番号形式に更新されることはありません。