新機能

このリリースについて

このCitrix Virtual Apps and Desktopsリリースには、新しいバージョンのWindows Virtual Delivery Agent(VDA)といくつかのコアコンポーネントの新しいバージョンが含まれています。次の操作を実行できます。

  • サイトのインストールまたはアップグレード

    このリリースのISOを使用して、コアコンポーネントとVDAをインストールまたはアップグレードします。最新のバージョンをインストールまたはアップグレードすることで、最新の機能を使用できます。

  • 既存のサイトでVDAをインストールまたはアップグレードする

    環境でコアコンポーネントをアップグレードする準備が整っていない場合でも、新しいVDAをインストール(またはアップグレード)することで、最新のHDX機能を使用できます。VDAのみをアップグレードすると、通常、強化された機能を実稼働環境以外の環境でテストするのに役立ちます。

    VDAをバージョン7.9以降からこのバージョンにアップグレードした後は、マシンカタログの機能レベルを更新する必要はありません。7.9(またはそれ以降) の値はデフォルトの機能レベルのままであり、このリリースでも有効です。詳しくは、VDAバージョンと機能レベルを参照してください。

手順については、以下を参照してください。

Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1903

この製品リリースでの新機能、変更された機能、および強化された機能は以下のとおりです。

注:

Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808で、新しい製品名とバージョン番号が導入されました。その情報はこの記事に参照用に記載されています。詳しくは、この記事の最後にある「新しい製品名」を参照してください。

インストールとアップグレード:VDAへのCitrix Files for Outlookコンポーネントの追加

Citrix Files for Outlookによって、添付ファイルやメールをCitrix Files経由で、ファイルサイズの制限を回避しながらセキュリティを強化して送信できます。同僚、顧客、パートナーに対して、ファイルアップロードリクエストを安全に、メールで直接送信できます。

誰かがファイルにアクセスしたりファイルを送信したりするたびに通知を受信するため、常に状況を把握でき、必要に応じて対処できます。また、ファイルごとにセキュリティレベルとアクセスレベルを設定することで、より細やかに管理できます。

詳しくは、Citrix Files for Outlookを参照してください。インストールについて詳しくは、「VDAのインストール」および「コマンドラインを使ったインストール」を参照してください。

インストールとアップグレード:VDAインストーラーからのFramehawk機能の削除

VDAのインストールでFramehawkを有効にすることができなくなります。Framehawkは現在サポートされていません。その代わりにThinwireアダプティブトランスポートを有効にします。

このリリースでは、FramehawkのCitrixポリシー設定は有効ではありません。以前のリリースでFramehawkを有効にしている場合は、Framehawkだけが使用するUDPポートがファイアウォールで閉じていることを確認してください。

Citrix Scout

  • 新しいエラーメッセージ:Windows Management Instrumentation(WMI)のリモートアクセスが有効になっていない場合、選択したマシンで実行される検証テストは失敗します。
  • ScoutはCitrixポリシー情報を収集し、CSV形式で保存するようになりました(以前のリリースでは、XML形式で保存されていました)。
  • Scoutはインストールログとアップグレードログを収集するようになりました。

詳しくは、「Citrix Scout」を参照してください。

Call Home

Citrix Call Homeは、インストールログとアップグレードログを収集するようになりました。詳しくは、「Citrix Insight Services」を参照してください。

Machine Creation Services(MCS)ストレージ最適化

このリリースでは、Citrix Provisioningのストレージ方法が更新され、Machine Creation Services(MCS)ストレージ最適化を使用しています。詳しくは、マシンカタログの作成を参照してください。

Citrix Director

Citrix Profile Managementのプロファイルのロード時間

Directorでは、ログオン期間グラフの[プロファイルのロード]バーにプロファイル処理時間が含まれるようになりました。これは、Citrix Profile Managementがユーザープロファイルの処理に要する時間です。プロファイルのロードに時間がかかる場合に、管理者が正確にトラブルシューティングのための情報を把握するのに役立ちます。詳しくは、プロファイルのロードを参照してください。

ユーザーインターフェイスのマイナーな変更

[傾向] ページのユーザーインターフェイスでは、詳細一覧の吹き出しで表示されるテキストがより見やすいコントラストになっているなど、外観に若干の変更が加えられています。同様のユーザーエクスペリエンスとレンダリング速度を向上させるような変更は、以降のリリースでも導入されます。

新機能ガイド

Directorには、最新バージョンでリリースされた新機能に関する情報を提供する製品内ガイドが導入されました。このガイドは、簡単な概要と適切な製品内メッセージを組み合わせているため、製品の新機能を理解するのに役立ちます。詳しくは、新機能ガイドを参照してください。

Citrix Probe AgentのTLS 1.2への準拠

Citrix Probe Agentでは、TLS(Transport Layer Security)1.2がサポートされるようになりました。

Virtual Delivery Agent(VDA)1903

VDA for Windows Server OSおよびVDA for Windows Desktop OSのバージョン1903には、(上記のVDAのインストールおよびアップグレードの項目に加えて)次の拡張機能が含まれています:

リモートPCアクセスでのドッキングとドッキング解除

デバイスのリモートPCアクセスでドッキングとドッキング解除をサポートしています。詳しくは、技術的な要件および考慮事項を参照してください。

Microsoft Surface ProおよびSurface BookでWindows Inkを使用するアプリケーションをサポート

Windows 10バージョン1809以降およびWindows向けCitrix Workspaceアプリバージョン1902以降を使用するクライアントデバイスで標準のペン機能をサポートします。サポートされるペン機能には、ポインティング、消去、筆圧、Bluetooth信号、オペレーティングシステムのファームウェアやペンモデルによって異なるその他の機能が含まれます。

詳しくは、Microsoft Surface ProおよびSurface Bookのペンを参照してください。

ユニバーサルプリントサーバーへのTransport Layer Security(TLS)の追加

ユニバーサルプリントサーバーがTransport Layer Security(TLS)に対応しました。詳しくは、ユニバーサルプリントサーバーのTransport Layer Security(TLS)を参照してください。

ユニバーサルプリントサーバー用の新しいTLSポリシーが追加されました。詳しくは、Universal Print Serverのポリシー設定を参照してください。

Windows Server 2016とWindows Server 2019のDPIのマッチング

Windows向けCitrix Workspaceアプリを使用している場合、DPIマッチングにより、Windows Server 2016またはWindowsServer 2019のデスクトップセッションとエンドポイントのDPIが一致します。

注:

デフォルトでは、この設定はオフです。DPIマッチングは、DPIスケール設定が有効な場合は常に[無効]に設定されています。シームレスアプリを使用する場合、DPIはデフォルトで100%に設定されています。

セッションとクライアント間のコピーと貼り付けのサポート

Citrix Virtual Apps and Desktops 1903およびWindows向けCitrix Workspaceアプリの最新バージョンを使用して、ファイル、ディレクトリまたはファイルグループやディレクトリをセッションとローカルクライアント間でコピーしたり貼り付けたりすることができるようになりました。コピーと貼り付け機能は、右クリックメニューまたはキーボードショートカットを使用します。

コピーと貼り付けの設定について詳しくは、「セッションとクライアント間のコピーと貼り付け」を参照してください。

制限事項

  • 切り取りはサポートされていません。ファイルの切り取り要求はコピーとして扱われます。
  • ドラッグアンドドロップはサポートされていません。
  • 最初に一方向(クライアントからVDAに、またはVDAからクライアントに)でコピーが開始され、次に逆方向へのコピーが試行された場合、同じファイルでの操作か異なるファイルでの操作かにかかわらず、第二の操作が開始されると最初の操作はメッセージが表示されることなく終了します。

Postscriptシミュレーションと完全なフォントの埋め込み

ユーザーは、レジストリキーを使用して、画像の圧縮とフォントの埋め込みを制御できるようになりました。この新しいオプションは、Citrix PDFユニバーサルプリントドライバーのUIに表示されます。

[Postscriptシミュレーションを有効にする] を有効または無効にするには、以下のレジストリキーを設定します:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CITRIX\UniversalPrintDrivers\PDF

名前:EnablePostscriptSimulation

種類:REG_DWORD

値:

0 - 無効

1 - 有効

[完全なフォントの埋め込み(より大きなファイルサイズ] を有効または無効にするには、以下のレジストリキーを設定します:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CITRIX\UniversalPrintDrivers\PDF

名前:EnableFullFontEmbedding

重要:

HDXアダプティブスループットでは、このメカニズムをクライアントからVDAに移行することにより、出力バッファの設定方法を変更しています。手動での構成は必要ありません。この新しい機能には、VDAバージョン1811以降およびWindows向けCitrix Workspaceアプリ1811以降の両方が必要です。以前のバージョンのVDAまたはクライアントでの展開では利用できません。古いバージョンの展開については、「高遅延接続でHDX帯域幅を最適化する」で手動による出力バッファの構成について参照してください。 種類:REG_DWORD

値:

0 - 無効

1 - 有効

注:

ユーザーがカスタム設定を適用した場合は、その設定が保持されます。ユーザーがこれらの設定を変更した場合は、そのレジストリ値は適用されません。

注:

[完全なフォント埋め込み]チェックボックスをオンにすると、標準フォントとライセンスフォントが有効になります。これらの設定は、PDF最適化のデフォルトポリシーによっても制御できます。競合がある場合は、レジストリ設定が保持されます。

Citrix Licensing 11.15

Citrixライセンスサーバー 11.15には、新機能解決された問題、および既知の問題があります。

フェデレーション認証サービスのアサーションSDK

フェデレーション認証サービス(FAS)のアサーションSDKでは、既存のメソッドのパラメータが多数更新されています。詳細については、フェデレーション認証サービスアサーションSDKのダウンロードファイル(zip形式)に同梱されているReadme.txtファイルを参照してください。SDKはシトリックスのダウンロードページから入手できます。

新しい製品名

一定期間シトリックスのお客様かパートナーだった経験がある方は、製品やこの製品ドキュメントに新しい名前が使用されていることにお気付きになるかもしれません。このシトリックス製品を初めてお使いになる場合、製品またはコンポーネントで異なる名前が表示されることがあります。

新しい製品名とコンポーネント名は、シトリックスの製品ラインとクラウド戦略の拡大によるものです。この製品ドキュメントでは、以下の名前を使用します。

  • Citrix Virtual Apps and Desktops: Citrix Virtual Apps and Desktopsは、クラウドサービスおよびオンプレミス製品として提供される仮想アプリとデスクトップソリューションを提供し、従業員があらゆるデバイス上のどこからでも作業できる自由を確保しつつITコストを削減できます。また、Windows、Linux、Web、およびSaaSの各アプリケーション、および完全な仮想デスクトップを任意のクラウドから配信できます。クラウドの種類は、パブリック、プライベート、ハイブリッドを問いません。Virtual Apps and Desktopsは、以前はXenAppおよびXenDesktopでした。
  • Citrix Workspaceアプリ: Citrix Workspaceアプリには、既存のCitrix Receiverテクノロジやその他のCitrix Workspaceクライアントテクノロジが組み込まれています。エンドユーザーに最高の作業を実行するために必要なすべての作業アプリ、ファイル、およびデバイスと対話できる統合されたコンテキスト上のエクスペリエンスをエンドユーザーに提供するための追加機能を提供するように拡張されました。詳しくは、このブログ記事を参照してください。
  • Citrix SD-WAN: クラウドテクノロジを使用してブランチネットワークとWANを変革するお客様やパートナーにとって重要なテクノロジであるNetScaler SD-WANは、Citrix SD-WANになりました。
  • Citrix Secure Web Gateway: Citrix Networkingのポートフォリオが拡大してきたため、これまでNetScaler Secure Web Gatewayとして知られていた堅牢なCitrix Secure Web Gatewayサービスを自信をもってご提供します。
  • Citrix Gateway: アプリやデータへのセキュアなコンテキストアクセスを可能にする堅牢なNetScaler Unified Gatewayが、Citrix Gatewayになりました。
  • Citrix Content CollaborationCitrix Files for Windows: ShareFileの高度なアクセス、コラボレーション、ワークフロー、権限管理、および統合機能を、セキュアなコンテキスト型統合Citrix Workspaceに設定されたCitrix Content Collaborationコンポーネントで利用できるようになりました。Citrix Files for Windowsを使用すると、マップされたドライブを介してContent Collaborationファイルに直接アクセスし、ネイティブのWindowsエクスプローラエクスペリエンスを提供できます。
  • Citrix Hypervisor:XenProjectハイパーバイザーをベースとした仮想化インフラストラクチャ用のXenServerのテクノロジが、Citrix Hypervisorになりました。

ここで簡単に要約します:

Citrix Virtual Apps and Desktops XenAppおよびXenDesktop
Citrix Workspaceアプリ Citrix Receiverと拡張機能を統合
Citrix SD-WAN NetScaler SD-WAN
Citrix Secure Web Gateway NetScaler Secure Web Gateway
Citrix Gateway NetScaler Unified Gateway
Citrix Content Collaboration ShareFile
Citrix Files for Windows ShareFile Desktop App、ShareFile Sync、ShareFile Drive Mapper
Citrix Hypervisor XenServer
Citrix Provisioning Citrix Provisioning Services

現在、製品と製品ドキュメントで移行作業が行われています。

  • 製品内のコンテンツには、以前の名前が含まれている場合があります。たとえば、コンソールのテキスト、メッセージ、ディレクトリ名またはファイル名に以前の名前が含まれている場合があります。
  • 既存のお客様のスクリプトの破損を防ぐために、コマンドやMSIなどの一部のアイテムでは、以前の名前を引き続き保持できます。
  • 関連する製品ドキュメントや、この製品のドキュメントからリンクされているその他のリソース(ビデオやブログの投稿など)には、以前の名前が含まれている場合があります。
  • Citrix Hypervisorの場合:新しい名前は、2018年9月からCitrixのWebサイトおよび情報提供用の製品資料で使用されます。Citrix Virtual Apps and Desktopsなど、一部のCitrix製品の管理者コンソールにも新しい名前が表示されます。XenServer製品のリリースおよび技術資料では、2019年の初めまでXenServer 7.xを引き続き使用します。

この移行の間はご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦願います。新しい名前の詳細については、https://www.citrix.com/about/citrix-product-guide/を参照してください。

新しい製品およびコンポーネントのバージョン番号

このリリースでは、製品およびコンポーネントのバージョン番号は、次の形式で表示されます:7 YYMM.c.m.b

  • YYMM =製品またはコンポーネントのリリース予定の年と月。たとえば、2019年第1四半期に予定されているリリースは1903と表示されます。実際のリリース日は異なる場合があります。
  • c =その月のCitrix Cloudリリース番号。
  • m =メンテナンスバージョン(該当する場合)。
  • b = ビルド番号。このフィールドは、製品の[バージョン情報]ページと、プログラムの削除または変更のためのOS機能にのみ表示されます。

たとえば、Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1809.1.0は、2018年9月にリリースされた製品が、その月のCitrix Cloudリリース1に関連付けられており、メンテナンスバージョンではないことを示しています。一部の表記では、バージョンの年と月のみが表示されます(例:Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1809)。

この製品の以前のリリース(XenAppおよびXenDesktop 7.18以前)では、バージョン番号は次の形式で表示されました:7.バージョン。ここでバージョンの値はリリースごとに1ずつ増加しました。たとえば、7.17に続くリリースは7.18でした。こうした以前のリリースが新しい番号形式に更新されることはありません。