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ブローカーユーザーをキャッシュから削除

管理者がブローカーユーザーをキャッシュから削除できない場合や、Get-BrokerUserを実行すると、ユーザーにADからの誤ったSIDが表示される場合があります。

これは、ユーザーがADから削除され、再作成されたものの、ブローカーキャッシュに以前のユーザーSIDがまだ残っている場合に発生します。

これを解決するには、次の手順を実行します:

  1. Active Directoryからユーザーを削除します。
  2. 削除されたアカウントごとにGet-BrokerUserを実行します。 どこにも参照されていないアカウントは結果を返しません。 参照されているユーザーの場合、Get-BrokerUserを実行した後に値を取得します。 ここで、ユーザーが割り当てられているリソースを確認し、それらのリソースからユーザーを手動で削除する必要があります。

    次に例を示します:

    • ユーザーがアプリケーションに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerApplication
    • ユーザーがアプリケーショングループに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerApplicationGroup
    • ユーザーがアクセスポリシーに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerAccessPolicyRule
    • ユーザーがアプリケーション資格ポリシーに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerAppEntitlementPolicyRule
    • ユーザーがデスクトップの使用権ポリシーに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerEntitlementPolicyRule
    • ユーザーがデスクトップグループのセッションの残留に割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerSessionLinger
    • ユーザーがVDA上でセッションを実行しているかどうかを確認します:Get-BrokerSession
    • ユーザーがマージされたグループ内のリソースに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerMergedResource
    • ユーザーがリソースのグループに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerMergeGroup
    • コマンドがユーザーのキューに登録されているかどうかを確認します:Get-BrokerMachineCommand
    • ユーザーがプライベートデスクトップに割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerMachine
    • ユーザーがゾーン基本設定に割り当てられているかどうかを確認します:Get-BrokerUserZonePreference
  3. リソースからユーザーを手動で削除します。
  4. Get-BrokerUserコマンドを実行して、ユーザーがすべてのリソースから削除されたことを確認します。
  5. ユーザーがすべてのリソースから削除されたら、次のコマンドを実行してユーザーをキャッシュから削除します。

      Update-BrokerNameCache -Users -Purge -UnusedFor 0
    <!--NeedCopy-->
    
ブローカーユーザーをキャッシュから削除

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