Citrix Virtual Apps and Desktops

アップグレードと移行

はじめに

新しいバージョンのマシンやサイトをセットアップしなくても、既存の環境をアップグレードすることでCitrix Virtual Apps and Desktops 7の最新リリース(CR)を使用できます。これをインプレースアップグレードと呼びます。

アップグレード後は、ライセンス対象の最新機能やテクノロジを利用できるようになります。さらに、以前のバージョンからの修正や機能拡張も使用することができます。

アップグレードの概要

  1. アップグレードを開始する前に、「環境のアップグレード」の記事を確認してください。これは、アップグレードの準備と実装方法を学ぶための主要な情報源です。
  2. 準備ガイダンスを完了します。
  3. インストーラを実行して、コアコンポーネントをアップグレードします。
  4. データベースとサイトをアップグレードします。
  5. マスターイメージ上で(またはマシン上で直接)VDAをアップグレードします。
  6. 他のコンポーネントをアップグレードします。

各準備とアップグレードの手順については、「環境のアップグレード」を参照してください。

アップグレードできるバージョン

Citrixアップグレードガイドには、アップグレードできるCitrix Virtual Apps and Desktops(およびXenAppとXenDesktops)のバージョンが表示されています。

よく寄せられる質問

このセクションでは、Citrix Virtual Apps and Desktopsのアップグレードに関するよくある質問に回答します。

  • Virtual Apps and Desktops環境をアップグレードするための正しい順序はありますか

    VDAはいつでも任意の順序でアップグレードできます。サイトをアップグレードする前に、コントローラーの半数をアップグレードしてください。サイトのアップグレード後、残りのコントローラーをアップグレードします。詳しくは、「アップグレードの順序」および「アップグレード手順」を参照してください。

  • サイトには、いくつかのDelivery Controllerが(異なるゾーンに)あります。一部のみをアップグレードするとどうなりますか?同じメンテナンスウィンドウ中にサイト内のすべてのControllerをアップグレードする必要がありますか?

    各Controllerのさまざまなサービスが相互に通信するため、ベストプラクティスは、同じメンテナンスウィンドウ中にすべてのDelivery Controllerをアップグレードすることです。異なるバージョンを保持すると、問題が発生する場合があります。メンテナンスウィンドウ中に、半分のControllerをアップグレードし、サイトをアップグレードしてから、残りのControllerをアップグレードすることをお勧めします。(詳しくは、「アップグレード手順」を参照してください。)

  • 最新バージョンに直接アップグレードできますか。それとも増分アップグレードが必要ですか。

    アップグレードするバージョンのドキュメントの「新機能」に別途明記されていない限り、常に中間リリースを省略して最新バージョンにアップグレードすることができます。「アップグレードガイド」を参照してください。

  • お客様は長期サービスリリース(LTSR)環境から最新リリースにアップグレードできますか

    はい。お客様が長期間にわたって長期サービスリリースを継続して使用する必要はありません。ビジネス上の要件および機能に基づいて、LTSR環境を最新リリースに移行できます。

  • コンポーネントのバージョンを混在させることはできますか

    各サイト内ですべてのコンポーネントを同じバージョンにアップグレードすることをお勧めします。コンポーネントによっては以前のバージョンを使用できますが、最新バージョンの機能を一部使用できない場合があります。詳しくは、混在環境に関する考慮事項を参照してください。

  • どのくらいの頻度で最新リリースをアップグレードする必要がありますか。

    最新リリースは、リリース日の6か月後にメンテナンス終了(EOM)になります。常に最近の最新リリースを採用することをお勧めします。最新リリースは、リリース日の18か月後に製品終了(EOL)になります。詳しくは、最新リリースのライフサイクルを参照してください。

  • LTSRまたはCRのどちらにアップグレードすべきしょうか。

    最新リリース(CR)は、最新の画期的なアプリ、デスクトップ、サーバー仮想化機能を提供します。CRを導入することによって、最新テクノロジを活用し、競合に差をつけることができます。

    長期サービスリリース(LTSR)は、長期間にわたって同じ基本バージョンを維持する必要がある大企業の実稼働環境に最適です。

    詳しくは、「サービスオプション」を参照してください。

  • 使用しているライセンスはアップグレードが必要でしょうか。

    現在のライセンス日が期限切れになっていないこと、およびアップグレード対象のリリースに対して有効であることを確認してください。「CTX111618」を参照してください。更新については、「カスタマーサクセスサービスの更新ライセンス」を参照してください。

  • アップグレードにはどれくらい時間がかかりますか。

    展開のアップグレードに必要な時間は、インフラストラクチャとネットワークによって異なります。そのため、正確な時間は不明です。

  • ベストプラクティスについて教えてください。

    準備ガイドを理解し、記載手順に従ってください。

  • どのオペレーティングシステムがサポートされていますか。

    アップグレードするバージョンに関する「システム要件」の記事に、サポート対象のOSが記載されています。

    現在の展開で、サポートされていないオペレーティングシステムを使用している場合は、「以前のオペレーティングシステム」を参照してください。

  • どのバージョンのVMware vSphere(vCenter + ESXi)がサポートされていますか。

    CTX131239に、サポートされているホストとバージョン、および既知の問題へのリンクが記載されています。

  • 使用中のバージョンのEOLスケジュールを教えてください。

    製品マトリクスで確認してください。

  • 最新のリリースにはどのような既知の問題がありますか。

詳細情報の表示

長期サービスリリース(LTSR)展開の更新には、累積更新プログラム(CU)を使用します。CUはLTSRのベースラインコンポーネントを更新します。各CUには、独自のMetainstallerが含まれます。

また、それぞれに専用のドキュメントがあります。たとえば7.15 LTSRの場合、LTSRの「新機能」ページで最新CUのリンクを確認してください。各CUページには、サポートされているバージョンの情報、手順、CUのダウンロードパッケージへのリンクが含まれています。

移行

クラウドへの移行

Citrix Virtual Apps and Desktopsの自動構成ツールを使用して、オンプレミス展開をクラウドに移行できます。詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsの自動構成を参照してください。

従来からの移行

以前のバージョンの環境から、より新しいバージョンの環境にデータを移行できます。移行処理により、より新しいコンポーネントのインストール、新しいサイトの作成、既存のファームからのデータのエクスポート、および新しいサイトへのデータのインポートが行われます。

XenAppおよびXenDesktopのバージョンの移行、または以前のCitrix Virtual Apps and Desktopsのバージョンの移行用に、サポートされているツールやスクリプトはありません。アップグレードは、「Citrixアップグレードガイド」に記載されているCitrix Virtual Apps and Desktopsバージョンでサポートされており 、この製品ドキュメントで説明しています。

以前のXenApp 6.xの移行コンテンツについては、以下を参照してください。スクリプトや記事は用意しておらず、保持もされていません。

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