Product Documentation

アラートおよび通知

Jul 27, 2016

アラートの監視

アラートは、Directorのダッシュボードおよびそのほかの概要ビューに、警告および重大アラートシンボルと共に表示されます。 アラートは、1分ごとに自動的に更新されます。オンデマンドで更新することもできます。

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警告アラート(黄色の三角形)は、条件の最小しきい値に達したことを示します。

重大アラート(赤の円)は、条件の最大しきい値を超過したことを示します。

サイドバーからアラートを選択し、サイドバーの下部にある[アラートに移動]リンクをクリックするか、[Director]ページの上部にある[アラート]を選択して、アラートに関するさらに詳細な情報を表示することができます。

[アラート]ビューで、アラートをフィルターおよびエクスポートできます。 たとえば、先月、特定のデリバリーグループで失敗したサーバーOSマシンを特定することができます。

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Citrixアラート。 Citrixアラートは、Citrixコンポーネントで発生し、Directorで監視されるアラートです。 Citrixアラートは、Director内で[アラート]>[Citrixアラートポリシー]の順に選択して構成することができます。 設定した条件のしきい値に達した場合、およびそれを超過した場合のアラートに関して、個人およびグループにメールで送信される通知を構成の中で設定することができます。 Citrixアラートのセットアップについて詳しくは、「アラートポリシーの作成」を参照してください。

SCOMアラート。 SCOMアラートには、Microsoft System Center 2012 Operations Manager(SCOM)からのアラート情報が表示されます。これにより、Director内のデータセンターの稼働状態およびパフォーマンスがより包括的に示されます。 詳しくは、「SCOMアラート」および「SCOM統合の構成」を参照してください。

サイドバーを展開する前にアラートアイコンの隣に表示されているアラートの数は、CitrixアラートとSCOMアラートの合計数です。

アラートポリシーの作成

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特定のセッション数基準のセットを満たした場合にアラートを生成するなどの目的で、新しいアラートポリシーを作成するには、以下の手順に従います。

  1. [アラート]>[Citrixアラートポリシー]の順に選択し、[サーバーOSポリシー]などを選択します。
  2. [Create]をクリックします。
  3. ポリシーの名前と説明を入力し、アラートをトリガーするために満たす必要がある条件を設定します。 たとえば、最大接続済みセッション数、最大切断セッション数、および最大同時セッション数に対して、警告とする数および重大とする数を指定します。 警告値を重大値よりも大きくすることはできません。 詳しくは、「アラートポリシーの条件」を参照してください。
  4. 再アラート間隔を設定します。 アラートの条件が引き続き満たされている場合、アラートはこの間隔で再トリガーされます。アラートポリシーで設定されている場合は、メール通知が生成されます。 クリアされたアラートの場合、再アラート間隔でメール通知が生成されることはありません。
  5. スコープを設定します。 たとえば、特定のデリバリーグループに対して設定します。
  6. お知らせ設定で、アラートがトリガーされたときのメール通知の送信先を指定します。 アラートポリシーでメールお知らせ設定を行うには、[メールサーバーの構成]タブでメールサーバーを指定する必要があります。
  7. [Save]をクリックします。

スコープに20件以上のデリバリーグループが定義されているポリシーを作成すると、構成が完了するまでにおよそ30秒かかる場合があります。 完了するまで、スピナーアイコンが表示されます。

アラートポリシーの条件

アラートポリシーの条件

説明および推奨される操作

最大接続済みセッション数

最大接続済みセッションの数。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Directorセッションの傾向ビューで、最大接続済みセッション数をチェックします。
  • セッションの負荷に対応するのに十分な処理能力があることを確認します。
  • 必要に応じ、マシンを追加します。

最大切断セッション数

最大切断セッションの数。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Directorセッションの傾向ビューで、最大切断セッション数をチェックします。
  • セッションの負荷に対応するのに十分な処理能力があることを確認します。
  • 必要に応じ、マシンを追加します。
  • 必要に応じ、切断されたセッションからログオフします。

最大同時セッション数

最大同時セッションの数。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Directorセッションの傾向ビューで、最大同時セッション数をチェックします。
  • セッションの負荷に対応するのに十分な処理能力があることを確認します。
  • 必要に応じ、マシンを追加します。
  • 必要に応じ、切断されたセッションからログオフします。

Connection Failure Rate

過去1時間の接続エラーの率。 接続の合計試行回数に対する合計エラー数の割合に基づいて計算されます。

  • Director接続エラーの傾向ビューで、構成ログから記録されたイベントをチェックします。
  • アプリケーションまたはデスクトップにアクセスできるかどうかを確認します。

Connection Failure Count

過去1時間の接続エラー数。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Director接続エラーの傾向ビューで、構成ログから記録されたイベントをチェックします。
  • アプリケーションまたはデスクトップにアクセスできるかどうかを確認します。

失敗したマシン(デスクトップOS)

失敗したデスクトップOSマシンの数。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Directorの[ダッシュボード]ビューおよび[フィルター]ビューに表示されるように、失敗はさまざまな理由で発生することがあります。 Citrix Scout診断を実行して、原因を特定します。 詳しくは、「ユーザーの問題のトラブルシューティング」を参照してください。

失敗したマシン(サーバーOS)

失敗したサーバーOSマシンの数。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Directorの[ダッシュボード]ビューおよび[フィルター]ビューに表示されるように、失敗はさまざまな理由で発生することがあります。 Citrix Scout診断を実行して、原因を特定します。

平均ログオン処理時間

過去1時間に行われたログオンの平均ログオン処理時間。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Directorのダッシュボードをチェックし、ログオン処理時間に関する最新の測定基準を取得します。 短時間のうちに多数のユーザーがログインすると、ログオンに時間がかかる場合があります。
  • 原因を絞り込むため、ログオンのベースラインおよび内訳をチェックします。

負荷評価基準インデックス

過去5分間の負荷評価基準インデックスの値。

アラートが表示された場合に推奨される操作は、以下のとおりです。

  • Directorで、ピーク負荷(最大負荷)に達している可能性があるサーバーOSマシンをチェックします。
  • ダッシュボード(失敗)および負荷評価基準インデックス傾向レポートを表示します。

SCOMアラート

DirectorとのSCOM統合により、Microsoft System Center 2012 Operations Manager(SCOM)からのアラート情報を、Directorのダッシュボードおよびそのほかの概要ビューで表示できるようになります。

SCOMアラートは、Citrixアラートと共に画面上に表示されます。 SCOMアラートには、サイドバーの[SCOM]タブからアクセスしてドリルダウンすることができます。

1か月前までの過去のアラートを表示し、情報を並べ替えてフィルターし、フィルターされた情報をCSV、Excel、およびPDFレポート形式にエクスポートすることができます。

SCOM統合の構成

SCOM統合では、リモートPowerShell 3.0以上を使用してSCOM管理サーバーのデータをクエリし、ユーザーのDirectorセッションで永続的な実行空間接続を維持します。  DirectorおよびSCOMサーバーのPowerShellバージョンが同じである必要があります。

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SCOM統合の要件は、以下のとおりです。

  • Windows Server 2012 R2
  • System Center 2012 R2 Operations Manager
  • PowerShell 3.0以上(DirectorおよびSCOMサーバーのPowerShellバージョンは一致する必要があります)
  • クアッドコアCPUと16GBのRAM(推奨)
  • SCOMのプライマリ管理サーバーは、Directorのweb.configファイルで構成する必要があります。 この処理は、DirectorConfigツールを使用して実行できます。
  • Director管理者アカウントをSCOMオペレーターの役割として構成することをお勧めします。これにより、管理者がDirectorで完全なアラート情報を取得できるようになります。 そのように構成できない場合、SCOM管理者アカウントをweb.configファイルでDirectorConfigツールを使用して構成できますが、これは推奨されません。
  • 構成するDirector管理者の数は、1つのSCOM管理サーバーにつき10人以下とすることをお勧めします。 これにより、SCOM管理サーバーに対する負荷を軽減し、パフォーマンスを最適化することができます。

Directorサーバーで、以下を実行します。

1. DirectorサーバーでコマンドEnable-PSRemotingを実行して、PowerShellリモート処理を有効にします。

2. SCOM管理サーバーをTrustedHosts一覧に追加します。 管理者権限のPowerShellコマンドラインから管理者権限でPowerShellプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。

a. 最新のTrustedHosts一覧を取得します。

-command コピー

Get-Item WSMAN:\localhost\Client\TrustedHosts

b. SCOM管理サーバーのFQDNを、TrustedHostsの一覧に追加します。 は、Get-Itemコマンドレットから返された既存エントリのセットを表します。

-command コピー

Set-Item WSMAN:\localhost\Client\TrustedHosts -Value "<FQDN SCOM Management Server>,<Old Values>"

3. DirectorConfigツールを使用して、SCOMを構成します。

-command コピー

C:\inetpub\wwwroot\Director\tools\DirectorConfig.exe /configscom

SCOM管理サーバーで、以下を実行します。

1. SCOM管理者の役割に、Director管理者を割り当てます。

a. SCOM管理コンソールを開き、[管理]>[セキュリティ]>[ユーザーロール]の順に選択します。

b. [ユーザーロール]では、新しいユーザー役割を作成するか、または既存のユーザー役割を変更することができます。 SCOMオペレーターには、4つのカテゴリがあります。 これらの役割に基づいて、SCOMデータへのアクセスの種類が定義されます。 たとえば、読み取り専用SCOMオペレーターには、[管理]ペインが表示されず、このオペレーターは規則、マシン、アカウントを検出または管理することができません。 SCOMオペレーターの役割は、すべての管理権限を実行できる管理者の役割です。

注:

Director管理者がオペレーター以外の役割に割り当てられている場合、Director管理者は以下の処理を実行できません。

i. 複数の管理サーバーが構成されており、プライマリ管理サーバーを利用できない場合、Director管理者はセカンダリ管理サーバーに接続できません。
プライマリ管理サーバーはDirectorのweb.configファイルで構成されるサーバーであり、前述の手順3. でDirectorConfigツールを使用して指定されたサーバーと同じです。 セカンダリ管理サーバーは、プライマリサーバーのピア管理サーバーです。

ii. アラートのフィルター時に、Director管理者はアラートソースを検索できません。 検索するには、オペレーターレベルの権限が必要です。

c. ユーザー役割を変更するには、役割を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

d. [ユーザーロールのプロパティ]ダイアログで、指定したユーザー役割にDirector管理者を追加するか、またはそこからDirector管理者を削除することができます。

2. Director管理者を、SCOM管理サーバーの[Remote Management Users]グループに追加します。 これにより、Director管理者がリモートPowerShell接続を確立できるようになります。

3. コマンドEnable-PSRemotingを実行して、PowerShellリモート処理を有効にします。

4. WS-Managementプロパティ制限を設定します。

a. MaxConcurrentUsersの変更

CLI

-command コピー

winrm set winrm/config/winrs @{MaxConcurrentUsers = "20"}

PS

-command コピー

Set­-Item WSMan:\localhost\Shell\MaxConcurrentUsers 20

b. MaxShellsPerUserの変更

CLI

-command コピー

winrm set winrm/config/winrs @{MaxShellsPerUser="20"}

PS

-command コピー

Set-Item WSMan:\localhost\Shell\MaxShellsPerUser 20

c. MaxMemoryPerShellMBの変更

CLI

-command コピー

winrm set winrm/config/winrs @{MaxMemoryPerShellMB="1024"}

PS

-command コピー

Set­-Item WSMan:\localhost\Shell\MaxMemoryPerShellMB 1024

5. SCOM統合が混在ドメイン環境で機能するよう、以下のレジストリエントリを設定します。

パス:HKEY_LOCAL_MACHINE:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System

値の名前:LocalAccountTokenFilterPolicy

種類:REG_DWord

値のデータ:1

警告

レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。 レジストリエディターの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。 レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。 また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

SCOM統合がセットアップされると、メッセージ「Cannot get the latest SCOM alerts. View the Director server event logs for more information」が表示されることがあります。 サーバーイベントログを使用して問題を特定し、解決することができます。 次の原因が考えられます。

  • DirectorまたはSCOMマシンで、ネットワーク接続が失われた。
  • SCOMサービスが利用できないか、ビジー状態のため応答していない。
  • 構成したユーザーの権限が変更されていたため、認証に失敗した。
  • SCOMデータの処理中に、Directorでエラーが発生した。
  • DirectorとSCOMサーバーのPowerShellバージョンが不一致。