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ネットワークトラフィックの優先度

Mar 25, 2016

QoS(Quality of Service)機能をサポートするルーターを使って単一セッションに複数の接続を使用する場合、ネットワークトラフィックの優先度を割り当てることができます。 ユーザーデバイスとサーバー間のICAトラフィックでは、4つのTCP/IPストリーム(リアルタイム、インタラクティブ、バックグラウンド、およびバルク)と1つのUDP/RTPストリーム(ボイス)を使用できます。 各仮想チャネルには特定の優先度が割り当てられており、対応する接続を使って転送が行われます。 これらの仮想チャネルには、使用されるTCPポート番号に基づいて個別に優先度を設定できます。

Windows 8およびWindows 7マシンにインストールしたVirtual Delivery Agent(VDA)では、複数チャネルのストリーム接続がサポートされます。 ネットワーク管理者に問い合わせて、[マルチポートポリシー]設定で指定したCGP(Common Gateway Protocol)ポートが、ネットワークルーター上で正しく割り当てられていることを確認してください。

QoS(Quality of Service)は、セッション画面の保持機能のポートまたはCGPポートが複数設定されている環境でのみサポートされます。

注意:この機能を使用する場合は、 IPsec(Internet Protocol Security)またはTLS(Transport Layer Security)を使用することをお勧めします。 TLS接続がサポートされるのは、マルチストリームをサポートするNetScaler Gatewayを通過するトラフィックのみです。 企業内ネットワークでは、TLSを使用したマルチストリーム接続はサポートされません。
マルチストリーム接続のQoSを設定するには、ポリシーに以下のCitrixポリシー設定を追加します(詳しくは、「マルチストリーム接続のポリシー設定」を参照してください)。
  • マルチポートポリシー - 複数接続を介したICAトラフィックで使用されるポートおよびそのネットワーク優先度を指定します。
    • [CGPデフォルトポートの優先度]ボックスの一覧で優先度を選択します。デフォルトでは、プライマリポート(2598)に優先度[高]が設定されます。
    • [CGPポート1][CGPポート2]、および[CGPポート3]ボックスに追加のCGPポートを入力して、それぞれ優先度を選択します。 各ポートには異なる優先度を設定する必要があります。

    VDA側のファイアウォールで、追加したTCPトラフィックを明示的に許可する必要があります。

  • マルチストリームコンピューター設定 - この設定は、デフォルトでは無効になっています。 Citrix CloudBridgeでマルチストリーム機能をサポートする場合は、この設定を使用する必要はありません。 このポリシー設定は、サードパーティ製のルーターや従来のBranch Repeaterを使用する環境でQoS(Quality of Service)優先度を指定するときに使用できます。
  • マルチストリームユーザー設定 — この設定は、デフォルトでは無効になっています。

ポリシーの設定を反映させるには、ユーザーがネットワークに再ログオンする必要があります。