Product Documentation

インストールの準備

Apr 15, 2016

一般的なインストールのガイダンス

  • Technical overview」を参照して、製品およびコンポーネントについて理解を深めてください。 現在XenApp 6.x以前をお使いの場合、XenAppおよびXenDesktopの7.xバージョンでの違いについては「概念およびコンポーネント」を参照してください。
  • 導入を計画する場合は、セキュリティの記事を参照してください。
  • 既知の問題」を参照して、インストールに関する既知の問題について確認してください。
  • アプリケーションおよびデスクトップへの仮想マシンの構築に、サポートされているハイパーバイザーまたはクラウドサービスを使用している場合、コンポーネントをインストールした後のサイト作成時に、そのホストに対して最初の接続を設定します。 ただし、仮想化環境はそれより前にいつでも設定できます。 ここに記載されている情報ソースを参照してください。
  • アプリケーションおよびデスクトップへのアクセスの管理にMicrosoft System Center Configuration Managerを使用している場合は、この記事を参照してください。
  • コンポーネントに.NETの前提条件がある場合、必要な.NETのバージョンが存在しない場合はインストーラーによってインストールされます。 .NETがインストールされると、マシンの再起動が必要となる可能性があります。
  • データベース」の記事を参照して、システムデータベースおよびこれらの設定方法について理解を深めてください。 Controllerのインストール中に、同じサーバー上にMicrosoft SQL Server 2012 Expressをインストールするかどうかを選択できます。 コアコンポーネントをインストールした後のサイト作成時に、データベース情報のほとんどを設定します。
  • Citrixライセンスサーバーをインストールする管理者は、そのライセンスサーバーのすべての管理タスクの実行権限を持つ管理者として設定されます。 詳しくは、「委任管理」を参照してください。
  • インストールの前、最中、および後に作成するオブジェクト(ネットワーク、マシンカタログ、デリバリーグループ、リソースなど)には、重複しない名前を指定してください。
  • 正しくインストールできないコンポーネントがあった場合は、処理が停止してエラーメッセージが表示されます。 この時点でインストール済みのコンポーネントは、インストールし直す必要はありません。
  • Citrix Studioは、インストールの完了時に自動的に起動します。 グラフィックインターフェイスを使用するときは、ウィザードの最終ページでこのアクションを無効にすることができます。
  • 製品ISOに含まれているインストーラーを使用して、コアコンポーネントおよびVirtual Delivery Agent(VDA)をインストールできます。これは「全製品インストーラー」と呼ばれます。VDAのインストールには、この全製品インストーラー、または製品ダウンロードサイトで提供されているスタンドアロンVDAインストーラーを使用できます。 どちらのインストーラーでも、グラフィックおよびコマンドラインインターフェイスが提供されます。
  • この製品のインストールメディアには、Active Directory環境のマシンのグループでVDAをインストール、アップグレード、または削除するサンプルスクリプトが収録されています。 また、このスクリプトを個々のマシンに適用して、それらを使ってMachine Creation ServicesおよびProvisioning Servicesのマスターイメージを管理することもできます。 詳しくは、「スクリプトを使用したVDAのインストール」の記事を参照してください。
  • 全製品インストーラーを使用して、お使いの印刷サーバーにUniversal Print Serverのサーバーコンポーネント(UpsServer)を、グラフィックまたはコマンドラインインターフェイスのどちらを使用してもインストールできます。 製品ダウンロードページで、UpsServerダウンロードパッケージも提供されている可能性があります。
  • 製品ISOには、Citrix Receiver for MacとCitrix Receiver for Linuxのバージョンは含まれなくなりました。 管理者(またはユーザー)が、Citrix ReceiverをCitrix Webサイトからダウンロードできます。 また、Citrix ReceiverをStoreFrontサーバーから入手できるようにすることもできます(StoreFront 3.0.xドキュメントの「Citrix Receiverインストールファイルをサーバーから入手できるようにする」セクションか、または使用しているStoreFrontバージョンでの対応するコンテンツを参照)。

権限

コンポーネントをインストールするマシンのドメインユーザーおよびローカル管理者である必要があります。

スタンドアロンVDAインストーラーを使用するには、管理者権限でインストールを開始するか、[管理者として実行]を使用する必要があります。

インストールを開始する前に、Active Directoryドメインを設定してください。

  • システム要件」の記事には、サポートされるActive Directoryの機能レベルが一覧にされています。 「Active Directory」の記事には、そのほかのサポート情報も記載されています。
  • Active Directoryドメインサービスを実行するドメインコントローラーが少なくとも1つ必要です。
  • ドメインコントローラーとして動作するコンピューター上にはいずれのコンポーネントもインストールしないでください。
  • Studioで組織単位名を指定するときは、スラッシュ(/)を使用しないでください。
  • Active Directoryの構成手順については、Microsoft社のドキュメントを参照してください。

コンポーネントのインストール先

各コンポーネントをどこにインストールするか決定し、次にマシンおよびオペレーティングシステムを準備します。

  • Controller、Studio、Director、仮想化リソース、Virtual Delivery Agentでサポートされるオペレーティングシステムおよびそのバージョンについては、「システム要件」を参照してください。 コンポーネントの必須条件は自動的にインストールされます。例外については、「システム要件」を確認してください。 サポートされるプラットフォームについては、Citrix StoreFrontおよび Citrixライセンスサーバーのドキュメントを参照してください。
  • コアコンポーネントは、同じサーバー上にインストールしたり別のサーバー上にインストールしたりできます。 たとえば、小規模な展開をリモートで管理する場合、Controllerをインストールしたサーバーとは異なるマシン上にStudioをインストールできます。 将来的にサイトを拡張する計画がある場合は、各コンポーネントを個別のサーバー上にインストールします。たとえば、ライセンスサーバーとDirectorを別のサーバー上にインストールします。
  • Delivery ControllerとVirtual Delivery Agent for Windows Server OSを同一サーバー上にインストールできます。 インストーラーを起動してDelivery Controller(およびインストールするそのほかのコアコンポーネント)をインストールし、インストーラーを再度起動してVirtual Delivery Agent for Windows Server OSをインストールします。
  • ドメインコントローラには一切コンポーネントをインストールしないでください。
  • SQL Serverクラスター化インストール、SQL Serverミラー化インストール、またはHyper-Vを実行しているサーバーにおけるノード上へのControllerのインストールはサポートされていません。
  • XenApp 6.5 Feature Pack 2 for Windows Server 2008 R2またはそれ以前のバージョンのXenAppが動作するサーバーにはStudioをインストールしないでください。
  • 各オペレーティングシステムを最新の状態にアップデートしておく必要があります。
  • すべてのマシンのシステムクロックを同期しておく必要があります。 これは、Kerberosでマシン間の通信を保護するために必要です。

コアコンポーネントのインストール時に指定する事項

以下のセクションでは、インストール中に確認および指定する事項について説明します。 この説明は、グラフィックインターフェイスウィザードの順序に従っています。また、対応するコマンドラインオプションも提供されています。 インストールの記事には、ウィザードの開始方法およびオプションのあるコマンドの実行方法に関する詳細が記載されています。

コアコンポーネントで使用される機能

Microsoft SQL Server Expressをインストールするかどうかを選択または指定します。 「データベース」の記事を参照し、データベースについての理解を深めてください。 (インストールを阻止するためのコマンドラインオプション:/nosql)

Directorをインストールすると、Windowsリモートアシスタンスも自動的にインストールされます。 Directorユーザーのシャドウで使用するためにWindowsリモートアシスタンスのシャドウ機能を有効にするかどうか、およびTCPポート3389を開放するかどうかを選択できます。 デフォルトで、この機能は有効になっています。  (コマンドラインオプション:/no_remote_assistance)

コアコンポーネントに対するファイアウォールのポート

Windowsファイアウォールサービスが実行されている場合、ファイアウォールが無効になっていてもデフォルトでこれらのポートが開放されます。 サードパーティ製のファイアウォールを使用している場合やファイアウォールを使用していない場合、またはインストール完了後に手作業でポートを開放する場合は、このデフォルトの動作を無効にすることができます。 このCitrix製品またはその他のCitrix製品に関するポート情報について詳しくは、CTX101810を参照してください。  (コマンドラインオプション:/configure_firewall)

  • Controller:TCP 80、443
  • Director:TCP 80、443
  • ライセンスサーバー:TCP 7279、8082、8083、27000
  • StoreFront:TCP 80、443

VDAインストールガイダンス

  • VDAインストーラーでは、グラフィックおよびコマンドラインインターフェイスが提供されます。
  • サポートされるオペレーティングシステムおよびVDAのバージョンについては、「システム要件」を参照してください。 コンポーネントの必須条件は自動的にインストールされます。例外については、「システム要件」を確認してください。  VDA for Windows Server OSをインストールすると、リモートデスクトップサービスの役割サービスが自動的にインストールされて有効になります。
  • Windows 7またはWindows Server 2008 R2のマシンにVDAをインストールしている場合は、VDAのインストールを開始する前に、.NET 3.5.1がインストールされていることを確認してください。 後述の「再起動」セクションには、その他のインストールの前提条件および注意事項が記載されています。
  • サポートされるWindowsサーバーでは、印刷スプーラーサービスがデフォルトで有効になります。 このサービスを無効にすると、WindowsサーバーOSに対してVDAを正常にインストールすることができないため、このサービスが有効であることを確認してからVDAをインストールしてください。
  • Profile managementがVDAのインストール時に自動的にインストールされます。 コマンドラインインターフェイスを使用している場合はProfile managementを除外できますが、除外するとDirectorを使ったVDAの監視やトラブルシューティングに影響があります。
  • VDAをインストールすると、Direct Access Usersと呼ばれる新しいローカルユーザーグループが自動的に作成されます。 このユーザーグループは、VDA for Windows Desktop OSではRDP接続でのみ使用され、VDA for Windows Server OSではICA接続およびRDP接続で使用されます。
  • リモートPCアクセス構成の場合は、ユーザーがリモートでアクセスする社内の物理PC上にVDA for Windows Desktop OSをインストールします。 最適化機能を有効にしないでください。
  • サポートされるLinuxオペレーティングシステム上にVDAをインストールしている場合、基本情報について「Red Hat Linux VDAs」または「SUSE Linux VDAs」を参照してください。
  • VDAには、通信を行うControllerの有効なアドレスが保持されている必要があります。保持されていない場合は、セッションを確立することができません。 Controllerのアドレスは、VDAのインストール時に指定することも、後で指定することもできますが、必ず指定しなければならないことを覚えておいてください。 詳しくは、下記の「Delivery Controllerのアドレス」セクションを参照してください。
  • Windows Server 2012 R2システムにVDA for Server OSをインストールしたら、Kerberos Enable Tool(XASsonKerb.exe)を使用してCitrix Kerberos認証が正しく行われるようにしてください。 このツールは、インストールメディアのSupport > Tools > XASsonKerbフォルダーに収録されています。このツールを使用するには、ローカルの管理者権限が必要です。 サーバー上のコマンドプロンプトでxassonkerb.exe -installを実行します。 その後のアップデートなどでレジストリHKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\LSA\OSConfigが変更された場合は、このコマンドを再度実行してください。 このコマンドで使用できるオプションについての情報を表示するには、-helpパラメーターを指定してコマンドを実行します。

使用できるVDAインストーラー:全製品およびスタンドアロン

全製品インストーラーまたはスタンドアロンインストールパッケージを使用して、VDAをインストールできます。 どちらを使用しても、グラフィックおよびコマンドラインインターフェイスが提供されます。

インストール時にオペレーティングシステムが自動的に認識されるため、適切なVDA(VDA for Windows Server OSまたはVDA for Windows Desktop OS)がインストールされます。

スタンドアロンVDAインストールパッケージ

スタントアロンパッケージはサイズが小さいため、電子ソフトウェア配信(ESD)ツールを使用してVDAをローカルにステージングまたはコピーしたり、物理マシンやリモートオフィスに展開したりする場合に便利です。 スタンドアロンパッケージは主にコマンドラインでのサイレント(無人)インストールで使用し、全製品インストーラーと同じコマンドラインパラメーターを指定できます。 このパッケージには、全製品インストーラーに相当するグラフィックインターフェイスも用意されています。

スタンドアロンVDAインストーラーに対するグラフィックインストーラーの使用方法

スタンドアロンVDAインストーラーに対するコマンドラインインターフェイスの使用方法

VDAの自己展開型スタントアロンパッケージには、サーバーOSマシン用とワークステーション(デスクトップ)OSマシン用の2つがあります。

デフォルトでは、パッケージ内のファイルはTempフォルダーに抽出されます。 Tempフォルダーのドライブには、製品ISOのVDAインストーラーを使用する場合よりも多くの空き領域が必要です。 Tempフォルダーに抽出されたファイルは自動的には削除されません。インストールが完了したら、これらのファイルをC:\Windows\Temp\Ctx-*(ここで「*」はランダムのグローバル一意識別子)から手作業で削除することができます。 もしくは、絶対パスと/extractコマンドを使用できます。

Microsoft System Center Configuration Managerを使用する環境では、VDAのインストールに成功しても終了コード3により失敗したというメッセージが表示されることがあります。 この不正なメッセージが表示されなくなるようにするには、インストールコマンドをCMDスクリプト内に記述するか、Configuration Managerパッケージの成功コードを変更してください。 詳しくは、http://discussions.citrix.com/topic/350000-sccm-install-of-vda-71-fails-with-exit-code-3/にあるフォーラムディスカッションを参照してください。  

再起動

VDAのインストールプロセスの最後にマシンを再起動する必要があります。

インストールシーケンスで再起動する回数を最小化するには、

  • VDAのインストールが開始される前に.NET Frameworkバージョンがインストールされていることを確認してください。
  • WindowsサーバーOSマシンでは、RDSの役割サービスをインストールして有効にしてからVDAをインストールしてください。

通常、ほかの必須条件のインストールでは再起動が不要なため、インストーラーでこれらのソフトウェアを自動的にインストールできます。

VDAをインストールする前に必須条件をインストールせず、コマンドラインで/norebootオプションを指定してインストールする場合は、必要に応じてマシンを再起動してください。 たとえば、必須条件を自動的にインストールする場合は、RDSのインストール後にインストーラーがいったん停止して再起動を確認するメッセージが表示されます。VDAのインストールを続行するには、マシンを再起動した後でインストールコマンドを再実行してください。

サポートされていないWindowsシステム上のVDA

最新のVDAはWindows XPまたはWindows Vistaシステムではサポートされていません。また、新しい機能の一部もこれらのオペレーティングシステムではサポートされません。 これらのシステムを、現在サポートされているWindowsデスクトップOSバージョンで置き換えてから、このリリースからVDAをインストールすることをお勧めします。 Windows XPまたはWindows Vistaを実行しているマシンを引き続き使用する必要がある場合は、古いバージョンのVirtual Desktop Agent(5.6 FP1およびいくつかのHotfix)をインストールできます。 詳しくは、CTX140941を参照してください。 次の点に注意してください。

  • Windows XPまたはWindows Vistaシステムには、コアコンポーネント(Controller、Studio、Director、StoreFront、ライセンスサーバー)をインストールできません。
  • Windows XPまたはWindows Vistaを使用してこれらのマシンを含むマシンカタログを作成する場合、[マスターイメージ]ページの[インストールされているVDAのバージョンを選択…]ボックスで「5.6 FP1」を選択してください。
  • リモートPCアクセスは、Windows Vistaをサポートしません。
  • CitrixでのWindows XPのサポートは、Microsoft社によるサポートが終了した2014年4月8日に終了しました。
  • 古いバージョンのVDAを継続使用すると、新しい機能やControllerへのVDA登録で問題が発生することがあります。詳しくは、「混在環境の考慮事項」を参照してください。

VDAのインストール時に指定する事項

以下のセクションでは、インストール中に指定する事項について説明します。 この説明は、グラフィックインターフェイスウィザードの順序に従っています。また、対応するコマンドラインオプションも提供されています。 インストールの記事には、ウィザードの開始方法およびオプションのあるコマンドの実行方法に関する詳細が記載されています。 

VDAのインストール後に必要な作業については、「VDAインストールガイダンス」を参照してください。 

環境

VDA環境によって、VDAの使用方法が指定されます。

  • デフォルトの[マスターイメージ]オプションは、Machine Creation Services(MCS)またはProvisioning Servicesを使用して、ハイパーバイザーまたはクラウドサービスで作成されたマスターイメージに基づいた仮想マシンを作成することを示しています。 マスターイメージ上にVDAをインストールします。 (コマンドラインオプション:/masterimage)
  • [リモートPCアクセス]オプションは、物理マシン、またはVDAを使用せずにプロビジョニングされた仮想マシン上にVDAをインストールすることを示しています。

HDX 3D Pro(VDA for Windows Desktop OSのバージョン)

VDA for Windows Desktop OSをインストールするときに、VDAの標準またはHDX 3D Proバージョンのどちらをインストールするかを選択できます。

  • Microsoft RemoteFXで有効にされたデスクトップを含む、ほとんどのデスクトップで、標準VDAの使用をお勧めします。 これは、デフォルトでインストールされるバージョンです。
  • VDA for HDX 3D Proによって、グラフィックを多用するプログラムおよびメディアを駆使したアプリケーションのパフォーマンスが最適化されます。 これは、3Dレンダリングを行うためにマシンがグラフィップロセッサにアクセスする場合にお勧めします。 (コマンドラインオプション:/enable_hdx_3d_pro)

コアコンポーネント(インストール先およびCitrix Receiverのインストール)

デフォルトでは、C:\Program Files\Citrixに各コンポーネントがインストールされます。 インストール時に別の場所を指定することもできますが、Network Serviceアカウントでの実行権限が必要です。 (デフォルトではないディレクトリを指定するためのコマンドラインオプション:/installdir)

デフォルトで、Citrix Receiver for WindowsはVDAとともにインストールされます。 このデフォルトの動作は無効にできます。 (コマンドラインオプション:Citrix Receiverのインストールを阻止するには「/components vda」を使用)

Delivery Controller

VDAのインストール時(推奨)または後から、インストールされたControllerのアドレス(FQDN)を指定できます。 VDAをインストールするときにControllerアドレスを指定する必要はありませんが、この情報なしでVDAをControllerとともに登録することはできない点に注意してください。 VDAを登録できないと、マシン上でこれらのVDAを含むユーザーが、VDAのアプリケーションおよびデスクトップにアクセスできなくなります。 (コマンドラインオプション:/controllers)

  • VDAをインストールするときにController FQDNを指定すると、インストーラーによって、指定されたアドレスへの接続が試行されます。 接続が失敗すると、情報メッセージが表示されます。
  • Controllerアドレスの指定を後で指定するようにすると、指定するようリマインドされます。 Controllerアドレスを指定せずにVDAをインストールする場合は、インストーラーを後で再実行するか、またはCitrixグループポリシーを使用することができます。

VDAのインストールおよびグループポリシーの両方でControllerアドレスを指定すると、インストール中に行われた設定がポリシーの設定によって上書きされます。

VDA登録を行うには、Controllerを使用した通信に使用されるファイアウォールポートが開いている必要もあることに注意してください。

(VDAのインストール時またはその後に)Controllerのロケーションを指定すると、追加でControllerがインストールされた場合に、自動更新機能によってVDAが更新されます。

VDAによるControllerの検出方法、およびVDAをControllerとともに登録する方法について詳しくは、「Delivery Controller」の記事を参照してください。 

機能

VDAで使用される以下の機能を有効または無効にすることができます。

  • パフォーマンスの最適化:(デフォルト=有効)この機能を有効にすると、ハイパーバイザー上の仮想マシンで実行されるVDAが最適化されます。 仮想マシンの最適化には、オフラインファイルの無効化、バックグラウンド最適化(デフラグ処理)の無効化、およびイベントログサイズの縮小などの操作が含まれます。 詳しくは、CTX125874を参照してください。 リモートPCアクセスを使用する場合は、このオプションを有効にしないでください。 (コマンドラインオプション:/optimize)
  • Microsoft Remote Assistanceの使用:(デフォルト=有効)この機能を有効にすると、Directorのユーザーシャドウ機能でMicrosoft Remote Assistanceが使用されます。また、ファイアウォールのTCPポート3389が自動的に開放されます(ファイアウォールポートを手動で開放することを選択した場合も開放されます)。 (コマンドラインオプション:/enable_remote_assistance)
  • リアルタイムオーディオ転送:(デフォルト=有効)この機能を有効にすると、オーディオパケットにUDPが使用され、オーディオパフォーマンスが向上します。 (コマンドラインオプション:/enable_real_time_transport)
  • Framehawk:(デフォルト=有効)この機能を有効にすると、双方向のUDPポート3224~3324が開放されます (ポート範囲は、Citrixポリシー設定の[Framehawkディスプレイチャネルポートの範囲]を使用して後で変更できます。変更した場合、ローカルファイアウォールポートを開放する必要があります)。UDPネットワークパスは、内部のファイアウォール(VDAからCitrix Receiver、またはVDAからNetScaler Gateway)および外部のファイアウォール(NetScaler GatewayからCitrix Receiver)で解放されている必要があります。 NetScaler Gatewayが展開されると、FramehawkのデータグラムはDTLS(デフォルトのUDPポート443)を使用して暗号化されます。 詳しくは、「Framehawk」を参照してください (コマンドラインオプション:/enable_framehawk_port)。
  • Citrix App-V公開コンポーネントのインストール:(デフォルト=有効)Microsoft App-Vパッケージのアプリケーションを使用する場合は、この機能を有効にします。 詳しくは、「App-V」を参照してください。 (コマンドラインオプション:/install_appv)
  • Personal vDisk:(デフォルトは無効。仮想マシンにVDA for Desktop OSをインストールする場合にのみ選択可能)。この機能を有効にすると、マスターイメージでPersonal vDiskが使用されます。 詳しくは、「Personal vDisk」の記事を参照してください。 (コマンドラインオプション:/baseimage)

ファイアウォール

Windowsファイアウォールサービスが実行されている場合、ファイアウォールが無効になっていてもデフォルトでこれらのポートが開放されます。 サードパーティ製のファイアウォールを使用している場合やファイアウォールを使用していない場合、またはインストール完了後に手作業でポートを開放する場合は、このデフォルトの動作を無効にすることができます。 Citrix製品で使用されるポートについて詳しくは、CTX102112を参照してください。 (コマンドラインオプション:/enable_hdx_ports)

  • Controllerの通信:TCP 80、1494、2598、8008。 ユーザーデバイスと仮想デスクトップ間の通信については、ポート1494と2598上の受信TCPトラフィックをポート例外として構成します。 セキュリティ上の理由から、これらの登録ポートをICAプロトコルとCommon Gateway Protocol以外の用途で使用しないことをお勧めします。 Controllerと仮想デスクトップ間の通信については、ポート80上の受信トラフィックをポート例外として構成します。
  • リモートアシスタンス:TCP 3389。 前のページでMicrosoft Remote Assistance機能を有効にすると、このポートはWindowsにより自動的に開放されます(ポートを手動で開放することを選択した場合も開放されます)。
  • リアルタイムオーディオ:UDP 16500~16509
  • Framehawk:UDP 3224~3324

概要

表示された内容を確認して[インストール]をクリックすると、インストールの進行状況が表示されます。 インストールの完了後、VDAを使用するにはマシンを再起動する必要があります。